『鬼滅の刃』の「柱から見た柱」では、9人×他8人への印象と打ち解け度から、柱同士の意外な関係性まで見えてくるよ!
柱といえば鬼殺隊の最高位に立つ剣士たちだけど、戦闘力と同じくらい面白いのが「柱がお互いをどんな人物だと思っていたのか」なんだよね。
この記事では、煉獄杏寿郎・冨岡義勇・胡蝶しのぶ・宇髄天元・時透無一郎・甘露寺蜜璃・伊黒小芭内・不死川実弥・悲鳴嶼行冥の9人について、それぞれから見た他8人の印象を網羅し、打ち解け度や本編での関係まで整理していくよ。
なお、人物評については内容が伝わりやすいように要点を整理している。原文そのものではなく、人物同士の関係が分かる形にまとめたものとして読んでほしい。
※原作および人物設定に関するネタバレを含みます。
※記事内にはアフィリエイトリンクを含みます。
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鬼滅の刃「柱から見た柱」とは?9人の評価と打ち解け度を先に確認
「柱から見た柱」とは、柱それぞれが他の柱をどんな人物として見ているのかが分かる人物相関情報だよ。
2021年2月4日に発売された『鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐』では、柱それぞれの印象やさまざまな番付が掲載されている。
そのため、本編だけでは読み取りにくかった「実は誰と気が合うのか」「誰を尊敬しているのか」「どんな部分を苦手に感じているのか」まで見えてくるんだ。
まず9人それぞれの傾向を大きく整理すると、こんな感じ。
柱 他の柱を見るときの特徴 打ち解け度
煉獄杏寿郎 相手ごとの実力や長所を積極的に評価 95%
悲鳴嶼行冥 人柄だけでなく感情や関係性まで観察 90%
甘露寺蜜璃 相手ごとの魅力や可愛らしさを発見 90%
宇髄天元 派手・地味で表現しつつ実力も分析 88%
胡蝶しのぶ 会話や治療を通して細かく観察 85%
伊黒小芭内 信頼できる人物かどうかを重視 60%
不死川実弥 好意・苦手意識・尊敬が明確 60%
時透無一郎 動物や物にたとえる独特の感覚型 40%
冨岡義勇 無口だが仲間の言動を意外と見ている 30%
最も打ち解け度が高いのは煉獄杏寿郎の95%、最も低いのは冨岡義勇の30%。
ただし、この数字だけを「人気度」「好かれている度」として見るのは違うと思う。
打ち解け度は、柱という個性の強い集団の中で、その人物が周囲とどれくらい交流できているかを見る一つの手掛かりとして読むのが面白いんじゃないかな。
本編では柱9人が一堂に会する場面こそあるものの、全員が長時間雑談しているわけではない。
だからこそ相関情報を知ってから読み返すと、「この二人、実はかなり話していたんだ!」「義勇って思った以上に周囲を見てるじゃん!」と、何気ない場面の意味まで変わって見えるんだよね。
特に重要なのは、同じ人物でも見る側によって印象が大きく違うこと。
冨岡義勇を例にすると、努力家として見る人物もいれば、可愛らしいと感じる人物、暗いと感じる人物、態度に反発する人物もいる。
全員から同じ評価を受けていないからこそ、『鬼滅の刃』の人間関係には妙なリアリティーがあるんだ。
柱から見た柱の印象は?9人それぞれの評価を一覧で解説
ここからは、「誰から見た誰なのか」が分かるように、柱ごとに他8人への印象を整理していこう。
さらに人物評だけで終わらせず、本編で描かれた性格や行動とどうつながるのかも見ていくよ!
煉獄杏寿郎から見た柱|相手の長所を見抜くのがうまい
煉獄杏寿郎から見た8人の印象を要点で整理すると、次のようになる。
- 甘露寺蜜璃:才能や技の独創性を評価している可愛い後輩
- 宇髄天元:剣技や忍として培った技術に感心している
- 伊黒小芭内:鋭い感覚や関節の柔軟性に注目
- 悲鳴嶼行冥:体格、筋力、巨大な武器を扱う力を高く評価
- 不死川実弥:風の呼吸を高い水準まで磨いた実力を評価
- 時透無一郎:若さと優れた才能を評価
- 胡蝶しのぶ:体格面を補う毒を用いた戦い方を評価
- 冨岡義勇:声は小さいものの努力家と見ている
全体的な打ち解け度は95%。
並べてみると分かりやすいけど、煉獄さんは「強い」「弱い」という単純な物差しで他人を見ていないんだよね。
身体能力なら悲鳴嶼、技術なら宇髄、研究と工夫ならしのぶ、才能なら無一郎というように、その人物にしかない強みを別々に見つけている。
これは煉獄杏寿郎の人間性を考えるうえで、かなり重要なポイントだと思う。
炎柱として自分の戦い方に強烈な自信を持っているのに、「自分と違う強さ」を素直に認められるんだ。
筆者としては、95%という高い打ち解け度の背景にも、この姿勢があったのではないかと感じる。
自分と価値観が違うだけで相手を否定しない。相手の優れた部分を見つけて言葉にできる。
煉獄さんの熱さって、単なる声の大きさじゃないんだよね!
冨岡義勇から見た柱|無口でも仲間への関心はかなり強い
冨岡義勇から見た8人は、こんな人物として捉えられている。
- 甘露寺蜜璃:よく話しかけてくれる一方、服装の露出を少し心配
- 宇髄天元:自由な雰囲気をうらやましく感じる部分がある
- 伊黒小芭内:厳しく言われることを悲しく感じている
- 悲鳴嶼行冥:尊敬しており、優しく話しかけてくれる人物
- 不死川実弥:怒りっぽい人物という印象
- 時透無一郎:あまり話したことがない
- 胡蝶しのぶ:よく話しかけてくれる努力家で、体調の変化にも気づいている
- 煉獄杏寿郎:よく話しかけてくれる好ましい人物
打ち解け度は30%。
ここは数字だけ見ると、「やっぱり義勇は誰にも興味がないのか」と思ってしまうところ。
でも、人物評を一つずつ見るとむしろ逆なんだ。
誰が自分に話しかけるかを覚えていて、伊黒から厳しく言われれば落ち込み、しのぶの様子まで見ている。
つまり義勇は、他人への関心が薄いというより、関心を会話や態度に変換するのが極端に苦手なんじゃないかな。
この視点で柱稽古前のやり取りを見ると、かなり印象が変わる。
義勇が「自分は他の柱とは違う」という意識を抱えて距離を取る場面は、周囲からすれば「自分たちを見下しているのでは?」と受け取られても不思議ではない。
ところが義勇自身の内面を見ると、仲間を嫌っているわけではないんだよね。
気持ちはあるのに説明が足りない。
このすれ違いこそ、義勇という人物を理解する鍵だと僕は思う。
胡蝶しのぶから見た柱|会話だけでなく体調や性格まで細かく観察
胡蝶しのぶから見た8人の印象は、次のように整理できる。
- 甘露寺蜜璃:明るく可愛らしく、大切に思っている相手
- 宇髄天元:神崎アオイたちをめぐって意見がぶつかった経験がある
- 伊黒小芭内:体捌きなど剣技について話すことがある
- 悲鳴嶼行冥:強く尊敬している人物
- 不死川実弥:顔を合わせると体調を気遣ってくれる
- 時透無一郎:診察などで関わり、言葉選びは独特でも根は悪くないと見る
- 煉獄杏寿郎:良い人物だが会話が噛み合わない場合もある
- 冨岡義勇:もう少し会話をしたほうがよいと感じている
全体的な打ち解け度は85%。
しのぶの場合、単純な「好き」「嫌い」だけで人物を分類していないのがポイントだ。
普段の話し方、体調、行動、性格の癖まで拾っている。
蝶屋敷で治療を担い、負傷者と日常的に接する立場を考えると、人の小さな変化を見る習慣が対人関係にも表れているように感じるよね。
義勇に対しても、単純に距離を置くのではなく「もっと話したほうがいい」と考えているところが面白い。
二人は口数も人との接し方もまるで違う。
だからこそ、しのぶが一方的に義勇をからかう関係として見るより、会話が少ない義勇へ継続的に接点を作っている関係として見るほうが人物像を理解しやすいと思う。

時透無一郎から見た柱|動物や物に置き換える感覚が独特
時透無一郎から見た他の柱は、かなり個性的だ。
- 甘露寺蜜璃:桃色のヒヨコを連想し、髪もきれいだと感じる
- 宇髄天元:猿を思わせる人物
- 伊黒小芭内:山猫のようで静かな印象
- 悲鳴嶼行冥:熊のようで、とても強い人物
- 不死川実弥:狼を連想する
- 胡蝶しのぶ:燕のようで、笑顔が優しい
- 煉獄杏寿郎:梟を思わせ、快活な声も印象的
- 冨岡義勇:置き物を思わせるほど静かな印象
全体的な打ち解け度は40%。
義勇が「置き物」のように見えるという感覚には、思わず納得してしまう人もいるんじゃないかな。
ただ、無一郎の人物評を並べてみると、単に他人へ無関心だから適当に例えているわけではなさそうなんだ。
伊黒の瞳やしのぶの笑顔、煉獄の声など、色・動き・表情・音といった感覚的な特徴を細かく捉えている。
ここは刀鍛冶の里編で描かれる無一郎の変化とも重ねると興味深い。
当初の無一郎は、必要性や合理性を優先し、人との感情的なつながりから距離を置いているように見える。
しかし炭治郎たちとの交流や過去の記憶を取り戻す過程では、他者への感情がはっきり表れるようになる。
つまり無一郎は、そもそも「人を見ていない」のではなく、見えているものを感情として表に出す回路が閉じていたと考えると、相関情報と本編がきれいにつながるんだ。
不死川実弥から見た柱|好き・苦手・尊敬の境界がはっきりしている
不死川実弥から見た8人は、次のように整理できる。
- 甘露寺蜜璃:ふわっとした雰囲気に少し戸惑う
- 宇髄天元:基本的には自然に接しており、兄貴分のように振る舞われることもある
- 伊黒小芭内:かなり気の合う相手
- 悲鳴嶼行冥:尊敬している人物
- 時透無一郎:あまり会話したことがない
- 胡蝶しのぶ:姉の胡蝶カナエとの縁もあり、ときどき気にかける
- 煉獄杏寿郎:好意的に見ている人物
- 冨岡義勇:その態度に反発を感じている
打ち解け度は60%。
実弥は怒っている場面が多いから、「誰にでも喧嘩腰」という印象を持たれがち。
でも人物評を見ると全然違うんだよね。
尊敬する人物、気が合う人物、好ましく思う人物、苦手な人物をかなり明確に分けている。
特に伊黒との関係は分かりやすい。
二人とも誰にでも愛想よく接するタイプではないからこそ、気の合う相手として認識していることに重みがある。
一方、義勇への反発は単純な性格の不一致だけでなく、義勇が周囲と距離を取っているように見えることも影響していると考えられる。
義勇側には見下す意図がない。
でも実弥側からはそう見えない。
『鬼滅の刃』って、こういう「本人が思っている自分」と「他人から見えている自分」のズレをかなり丁寧に描く作品なんだよね。
悲鳴嶼行冥から見た柱|表面ではなく内面まで捉えている
悲鳴嶼行冥から見た8人は、かなり人間観察の深さを感じる内容になっている。
- 甘露寺蜜璃:気立てがよく、伊黒との関係にも目を向けている
- 宇髄天元:大きな言動とは別に、状況を冷静に見られる人物
- 伊黒小芭内:生真面目で繊細な人物
- 不死川実弥:精神力が強く、表面とは違う内面も持つ人物
- 時透無一郎:必要なことを言える精神的な強さを持つ
- 胡蝶しのぶ:繊細で無理を抱え込みやすい
- 煉獄杏寿郎:前向きで弱音を吐かず、率直
- 冨岡義勇:かなり口下手で沈んで見えやすい人物
打ち解け度は90%。
悲鳴嶼は会話の中心で全員を盛り上げるタイプではない。
それなのに、人物評では表面的な態度のさらに奥まで見ているように感じられるんだ。
宇髄が象徴的だよね。
「派手を好む大声の人物」で終わらず、その裏側にある冷静さまで見ている。
実弥についても、強い言葉遣いや荒々しさだけではなく、内側に別の面があることを捉えている。
筆者としては、悲鳴嶼が柱の中でも特に信頼される理由は、圧倒的な実力だけではなかったんじゃないかと思う。
他人を一面だけで決めつけない。
個性の強すぎる柱たちを束ねるうえで、この視点はものすごく大きかったんじゃないかな。
伊黒小芭内から見た柱|信頼と生き方を重視する
伊黒小芭内から見た8人は、次のように整理できる。
- 甘露寺蜜璃:非常に気にかけている大切な相手
- 宇髄天元:過去を抱えながらも前を向く姿勢を評価
- 悲鳴嶼行冥:強く、信頼できる人物
- 不死川実弥:気の合う相手
- 時透無一郎:年齢が若いため身を案じている
- 胡蝶しのぶ:努力家で忍耐力がある
- 煉獄杏寿郎:会話する機会があり、好意的に見ている
- 冨岡義勇:沈んだ態度に強い反発を感じている
打ち解け度は60%。
伊黒の人物評で特に面白いのが、宇髄と義勇への印象の違いだ。
二人とも決して軽い人生を歩んできた人物ではない。
それでも宇髄については、過去を抱えながら現在を生きる態度を前向きに捉えているのに対し、義勇には厳しい目を向けている。
ここから筆者には、伊黒が「何を経験したか」だけでなく、「それを抱えて現在どう振る舞っているか」まで重視する人物に見える。
もちろん、これは人物評と本編を合わせた考察だよ。
ただ、伊黒自身も重い過去を背負っていることを考えると、この価値観にはかなり説得力があるんだよね。
宇髄天元から見た柱|「派手」という言葉の奥ではかなり冷静
宇髄天元から見た8人は、宇髄らしい言葉選びが目立つ。
- 甘露寺蜜璃:かなり個性的で派手な人物
- 伊黒小芭内:特徴的な瞳を派手と感じつつ、生真面目さも認識
- 悲鳴嶼行冥:自分以上の大柄さと圧倒的な強さを評価
- 不死川実弥:危なっかしく、若さを感じる部分がある
- 時透無一郎:ぼんやりしていて、宇髄基準では地味
- 胡蝶しのぶ:真面目だが目立つ要素もある
- 煉獄杏寿郎:非常に派手で、人柄にも好意的
- 冨岡義勇:暗く沈んだ印象
打ち解け度は88%。
宇髄は何でも「派手」「地味」で判定しているように見えるけど、実際の人物評はもっと細かい。
悲鳴嶼の実力、伊黒の生真面目さ、実弥の危うさ、煉獄の人柄まできちんと見ているんだ。
つまり「派手」は宇髄の語彙フィルターであって、観察自体はかなり冷静なんだと思う。
これは遊郭編での宇髄自身の戦い方にもつながる。
本人は派手を連呼するけれど、自分と他人の力量差については意外なほど現実的だ。
煉獄や他の強者を認める一方で、自分の状態が悪くなれば状況を判断し、妻たちや炭治郎たちの動きも含めて戦況を組み立てる。
表現は派手。
判断は冷静。
このギャップこそ宇髄天元の面白さなんだよね!
甘露寺蜜璃から見た柱|短所のような特徴まで魅力として拾う
甘露寺蜜璃から見た8人は、かなり好意的だ。
- 宇髄天元:大人っぽさと子どものような言動のギャップが面白い
- 伊黒小芭内:優しく、手紙や言葉、食事中の振る舞いも印象に残っている
- 悲鳴嶼行冥:強さと可愛らしい一面とのギャップを好意的に見る
- 不死川実弥:怖そうな部分まで含めて個性として捉える
- 時透無一郎:若くして柱になった才能を高く評価
- 胡蝶しのぶ:可愛らしく落ち着いた人物として好意的
- 煉獄杏寿郎:頼れる兄のような存在で、修行の思い出も大切にしている
- 冨岡義勇:無口でもじもじしたところを可愛らしく捉える
打ち解け度は90%。
蜜璃のすごいところは、単に「みんな大好き!」で終わらないところ。
伊黒なら手紙や食事中の様子、宇髄なら大人っぽさと幼さのギャップ、悲鳴嶼なら意外な可愛らしさというように、一人ずつ違う魅力を見つけている。
義勇の無口さですら、怖さや不愛想さではなく可愛らしい特徴として受け止める。
これ、かなりすごい才能だと思うんだよね。
刀鍛冶の里編や柱稽古でも、蜜璃は基本的に周囲への感情を素直に表す。
柱稽古でも、自分の得意分野を生かした訓練を明るく進めていて、他者との距離を縮めることへの抵抗が少ない。
つまり相関情報にある「人の良いところを見つける力」は、設定だけではなく本編の蜜璃の行動そのものにも表れているんだ。
柱同士の関係性で特に注目したい組み合わせは?
柱から見た柱の面白さは、一方向の評価で終わらないこと。
AからB、BからAの両方を見ると、二人の関係性が一気に立体的になる。
まず分かりやすいのが煉獄杏寿郎と甘露寺蜜璃。
煉獄は蜜璃の才能や技の独創性を認め、蜜璃は煉獄を兄のように慕い、修行の時間も好意的に記憶している。
ここで大事なのは、単なる「先輩を尊敬する後輩」ではないこと。
教える側の煉獄も、蜜璃独自の才能をきちんと評価している。
一方通行ではなく、互いの強さを認める師弟関係として見ると、かなり温かいよね。
不死川実弥と伊黒小芭内も印象的。
実弥は伊黒を気の合う人物として見ており、伊黒側も実弥に対して近い感覚を持っている。
二人とも誰とでもすぐ仲良くなる性格ではない。
だからこそ、この相互評価は重い。
筆者には、二人は「愛想が良いから仲良くなった」というより、物事への厳しさや責任感など、根っこの価値観が近かったから距離が縮まったように見える。
伊黒小芭内と甘露寺蜜璃は、さらに分かりやすい。
伊黒は蜜璃を強く気にかけ、蜜璃も伊黒の手紙、言葉、食事中の振る舞いなどを細かく覚えている。
他の人物評と比較すると、相手を見る解像度が明らかに高い。
物語終盤まで読むと、この二人の関係が特別だったことはより強く伝わってくるよね。
そして冨岡義勇と胡蝶しのぶ。
しのぶは義勇に「もっと話したほうがいい」と感じている一方、義勇はしのぶが話しかけてくれることを認識し、努力家としても見ている。
ここから分かるのは、しのぶだけが一方的に義勇へ絡んでいるわけではないということ。
義勇は反応が薄いだけで、ちゃんと相手を見ている。
この違いを知ってから二人の会話を読むと、「しのぶが話しかける→義勇は無反応」という単純な構図ではなく、かなり味わい深くなるよ。
煉獄杏寿郎と宇髄天元も面白い。
煉獄は宇髄の剣技や忍としての技術を認め、宇髄は煉獄を非常に目立つ存在として見ながら、人柄にも好意を持っている。
表現方法は真逆だけど、互いの実力と個性をきちんと認めている関係なんだ。
こういう双方向の人物評まで押さえてから原作を読み返したい人は、関係が描かれる巻を電子版で確認するのも一つの方法だよ。
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柱の打ち解け度数から何が分かる?
打ち解け度を見ると、柱9人のコミュニケーションの違いがかなり分かりやすい。
最高は煉獄杏寿郎の95%。
続いて悲鳴嶼行冥と甘露寺蜜璃が90%、宇髄天元が88%、胡蝶しのぶが85%となっている。
一方、伊黒小芭内と不死川実弥は60%、時透無一郎は40%、冨岡義勇は30%だ。
ただし繰り返しになるけど、この数字を人気ランキングのように扱うのは避けたい。
義勇の30%が特に分かりやすい。
人物評を見る限り、義勇は仲間を見ているし、尊敬も好意も持っている。
それでも本人から積極的に会話を広げることが少ないため、関係が深まりにくい。
だから筆者には、30%という数字が「周囲に無関心」ではなく「周囲との距離を縮める方法が不器用」な義勇らしさをよく表しているように見える。
反対に煉獄の95%も、「人気者だから」で終わらせるともったいない。
煉獄は、人ごとに違う才能を見つけて肯定する。
自分とまったくタイプの違うしのぶの戦い方も、宇髄の技術も、無一郎の才能も、それぞれ別の強さとして認める。
相手の長所を見つけられれば、会話を始めるきっかけも自然と増える。
打ち解け度の差は性格だけでなく、「他人のどこを見るか」の差でもある。
ここが9人を比較していて、一番面白いところじゃないかな。
柱から見た柱を本編と重ねると何が見えてくる?
ここからは、人物相関と本編を合わせて見た筆者なりの考察だよ。
9人分を横断すると、柱たちは単なる「最強クラスの剣士9人」ではなく、チーム内でのコミュニケーションの役割まで全然違う集団に見えてくる。
煉獄杏寿郎は相手の長所を言葉にしやすい。
甘露寺蜜璃は人の魅力を発見しやすい。
胡蝶しのぶは自分から会話を作りつつ、相手の状態を細かく見る。
この3人は筆者には、比較的「人間関係の入口を作る側」に見える。
一方、伊黒小芭内と不死川実弥は誰にでも柔らかく接するわけではない。
でも信頼した相手への評価はかなりはっきりしている。
つまり二人は、コミュニケーション能力が低いというより、間口は狭いが関係が深くなるタイプなんだと思う。
悲鳴嶼行冥はまた違う。
自分から盛り上げ役になるわけではないのに、相手の内面や関係性をかなり把握している。
柱の中でも圧倒的な実力者でありながら、他人を力だけで評価していない。
筆者には、悲鳴嶼は集団全体を一歩引いて見る観察役にも近かったように映るんだ。
宇髄天元も興味深い。
口では「派手」「地味」と極端な表現を使うけど、人物を見る目は驚くほど現実的。
遊郭編でも、自分を必要以上に万能視するのではなく、煉獄や他者の実力を認めながら、自分にできることを冷静に判断している。
だから宇髄の人物評は、派手な言葉だけ拾うより、その後ろにある状況判断の正確さを見るとグッと面白くなる。
時透無一郎は、刀鍛冶の里編を踏まえることで相関情報の見え方が変わる。
人への関心が薄そうに見えて、実際にはかなり細かい特徴を覚えている。
記憶や感情を取り戻していくにつれて人とのつながりも強くなることを考えると、無一郎は「他人を見ていなかった」のではなく、見えているものと感情が結びついていなかった時期があると捉えると理解しやすい。
甘露寺蜜璃も同じ。
人の良いところを見つける相関情報は、刀鍛冶の里編や柱稽古での明るい交流そのものにつながっている。
彼女は強さを競って他者を下げるのではなく、それぞれの魅力をそのまま楽しめる。
筆者としては、それが蜜璃自身が他者と良い関係を築きやすい最大の理由の一つだと感じるよ。
そして、やっぱり一番考えさせられるのが冨岡義勇。
義勇は他の柱と距離を取っているように見える。
でも相関情報では煉獄を好ましく感じ、悲鳴嶼を尊敬し、しのぶの様子もきちんと見ている。
だから義勇の問題は、「仲間を嫌っていること」ではない。
自分の気持ちを相手に分かる形で伝えないこと。
これが最大のすれ違いを生んでいるんだと思う。
『鬼滅の刃』は、鬼との戦いでは命を懸けて連携できる人物たちが、日常の人付き合いでは驚くほど不器用だったりする。
そこが面白いんだよね。
全員が同じコミュニケーション能力を持っているわけじゃない。
褒め上手な煉獄がいて、感情表現の豊かな蜜璃がいて、観察力の高い悲鳴嶼がいて、言葉が足りない義勇がいる。
強さでは全員が柱でも、人間関係ではそれぞれ得意分野が違う。
この差こそ、「柱から見た柱」を知ることで初めて見えてくる『鬼滅の刃』の面白さだと僕は思うよ!
鬼滅の刃「柱から見た柱」の評価と関係性まとめ
『鬼滅の刃』の「柱から見た柱」を整理すると、9人の戦闘能力だけでは見えなかった人間関係がかなり鮮明になる。
煉獄杏寿郎は相手ごとの長所を見つけるのがうまく、95%という高い打ち解け度にもその性格が表れているように見える。
冨岡義勇は30%と低いものの、他の柱へ無関心なのではなく、尊敬や好意を持ちながらもうまく伝えられない人物だと分かる。
胡蝶しのぶは会話と観察に長け、時透無一郎は感覚的な特徴から人を捉える。
不死川実弥は好意・苦手意識・尊敬の線引きが明確で、悲鳴嶼行冥は人物の表面的な態度だけでなく内面まで見る。
伊黒小芭内は信頼や生き方を重視し、宇髄天元は派手な言葉の裏で意外なほど冷静。
そして甘露寺蜜璃は、他人の短所にも見える部分さえ魅力へ変えて受け取れる人物だ。
特に覚えておきたいのは、一人の人物を一方向の評価だけで決めつけないこと。
義勇なら、厳しく見る人物もいれば、努力を認める人物、可愛らしいと感じる人物、何度も話しかける人物もいる。
伊黒も怖そうに見えて無一郎を気遣い、実弥も荒っぽく見えて尊敬する相手にはきちんと敬意を持つ。
人は見る相手によって違う顔を見せる。
そこまで描かれているからこそ、『鬼滅の刃』の柱はただの「強いキャラクター集団」では終わらないんだよね!
よくある質問
「柱から見た柱」の印象はどこで分かる?
2021年2月4日発売の『鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐』には、柱それぞれの印象や番付に関する情報が収録されている。
本編だけでは見えにくい柱同士の距離感を知れるのが大きなポイントだよ。
一番打ち解け度数が高い柱は誰?
煉獄杏寿郎の95%だよ。
人物評を見ても、戦い方や性格が違う柱それぞれの長所を積極的に認めていることが分かる。
冨岡義勇は柱のみんなから嫌われている?
柱全員から嫌われているわけではない。
伊黒小芭内や不死川実弥からは厳しい印象を持たれている一方で、煉獄杏寿郎は努力を認め、甘露寺蜜璃は義勇の無口さも好意的に捉えている。
義勇自身も悲鳴嶼行冥を尊敬し、煉獄杏寿郎や胡蝶しのぶなど他の柱をきちんと見ている。
筆者としては、義勇は他人に関心がない人物というより、気持ちを言葉にして伝えるのが極端に不器用な人物と見るほうが、本編の描写ともつながりやすいと思うよ。
柱同士の関係を知ったあとに原作を読み返すと、柱合会議、遊郭編、刀鍛冶の里編、柱稽古などで交わされる会話の見え方も変わってくる。
読みたい巻だけ確認したい場合は、コミックシーモアの現在の配信状況や購入条件を確認してから選ぶと分かりやすい。キャンペーンや無料対象作品などは時期によって変わるため、利用時点の表示をチェックしてね。

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