『ワンパンマン』でサイタマの強さは一度に全員へバレず、ジェノス、キング、フブキ、ガロウ、タツマキらが別々の事件を通して段階的に気づいていきます。
「結局、誰に何巻・何話で強さがバレるの?」って気になるよね!
この記事では2026年9月時点の村田雄介版漫画を中心に、TVアニメで対応する話数も整理しながら、誰が・いつ・何を見て・サイタマをどこまで理解したのかを時系列で追っていくよ。
サイタマの強さがバレるのはいつ?巻・話数を一覧で確認
結論からいうと、「この回でサイタマの強さがヒーロー協会全体にバレた」という一度きりの正体バレ回はありません。
『ワンパンマン』では、サイタマと直接関わった人物が「こいつ、ヒーローランクと実力が全然合っていないぞ」と少しずつ気づいていく形になっています。
主要人物を先に整理すると、こんな流れです。
人物 強さに気づく重要場面 村田雄介版漫画 TVアニメ 認識したこと
ジェノス モスキート娘戦・手合わせ 1巻5撃目~、3巻17撃目 第2話・第5話 自分とは比較できないほどの強者
ボロス サイタマとの直接対決 7巻35~37撃目 第11~12話 自分との戦いでも余力を残していた
キング 自分の秘密を告白 8巻38撃目 第13話 強さだけでなく功績の食い違いも理解
フブキ 勧誘時の衝突 9巻42~43撃目 第2期序盤 B級というランクでは測れない
ガロウ サイタマとの本格対決 33~34巻 第3期第2クール以降の領域 自分を圧倒的に上回る存在
タツマキ サイタマとの大乱闘 36巻183撃目以降 2026年9月時点で未映像化 自分の超能力でも簡単に排除できない
まず大事なのは、「強いと分かる」と「サイタマの強さを完全に理解する」は同じではないということ。
サイタマには、作中でも明確な能力上限が設定されているわけではありません。
だから「強さがバレたか」を考えるときは、「その人物がサイタマを普通のヒーローでは説明できない存在だと認識したか」で見るのが分かりやすいんだよね。
さらに『ワンパンマン』には、ONEさんによるWebコミック版と、ONEさん原作・村田雄介さん漫画による商業版があります。
この記事では巻数と「○撃目」を確認しやすくするため、基本的に村田雄介版の単行本を基準にしています。
サイタマの強さが最初にバレるのはジェノス?1巻と3巻が決定的
主要人物の中で、サイタマが規格外だと最初期から理解している代表格はジェノスです。
きっかけになるのは1巻5撃目「かゆさ爆発」から続くモスキート娘との一連の戦い。
TVアニメでは第1期第2話「孤高のサイボーグ」にあたります。
ジェノスはモスキート娘を相手に激戦を繰り広げますが、状況はかなり厳しい。
そこへ現れたサイタマが、ジェノスを苦戦させた相手をあっさり倒してしまいます。
これ、サイタマを知らないジェノスからしたら衝撃どころじゃないよね。
最新鋭のサイボーグである自分が全力で戦っていた怪人を、見た目は普通の男が一撃で片付ける。
ジェノスが弟子入りを決意したのも当然といえば当然でしょう。
ただし、サイタマとの実力差を本当の意味で突きつけられる場面は3巻17撃目「手合せ」です。
TVアニメでは第1期第5話「究極の師」に対応します。
ジェノスはサイタマへ本気の模擬戦を申し込み、持てる武装とスピードを駆使して攻め続けます。
ところがサイタマには届かない。
そして決定的なのが、サイタマがジェノスへ向けて拳を振り、寸前で止める場面です。
直接殴ってすらいない。
それでもジェノスは、もし本当にあの拳を受けていたらどうなっていたのかを想像せざるを得ないほどの力を見せつけられます。
ここで認識が変わるんですよ。
「先生は強い」
から、
「先生の力は、自分が測定できる範囲の外にある」
へ。
この違いはかなり大きい。
ジェノスは戦闘データを分析し、強敵との戦いから改善点を探し、さらに自分を改造していくキャラクターです。
つまり本来なら「相手を観察すればするほど強さを分析できる」タイプ。
なのにサイタマだけは、観察するほど分からなくなっていく。
本人から聞かされる強さの秘密も、腕立て伏せ100回、上体起こし100回、スクワット100回、10kmランニングを毎日行ったというトレーニング。
ジェノスからすれば、
「いや、絶対それだけじゃないでしょう先生!」
となるよね(笑)。
でも、ここが作品として面白い。
僕はジェノスを、単なるサイタマの弟子ではなく、読者と同じ位置からサイタマの異常性を確認し続ける観測者だと思っています。
読者が「まだそんなことできるの!?」と思うたび、ジェノスもまたサイタマの底知れなさに直面する。
身近にいるのに一番理解できない。
この距離感が最高なんです。

キングとフブキにはいつ強さがバレる?8巻・9巻で評価が変わる
キングは8巻38撃目、フブキは9巻42~43撃目が、サイタマへの認識が大きく変化する重要ポイントです。
ただし、この二人は同じ「強さを知る人物」でも立ち位置が全然違います。
ここを分けて見ると、サイタマがなぜ正当に評価されないのかまで見えてくるんだよね!
キングは8巻38撃目でサイタマの強さと「評価の逆転」を知る
キングがサイタマと本格的に関わるのは、8巻38撃目「キング」。
TVアニメでは第2期第1話にあたる通算第13話「ヒーローの帰還」で描かれます。
キングはS級7位として恐れられ、「地上最強の男」と呼ばれるヒーロー。
ところが実際には、自らの圧倒的な戦闘能力でその評価を得たわけではありません。
過去に怪人事件へ巻き込まれた際、その怪人を倒していた人物がサイタマだった。
ところが結果だけを見ると、現場にいたキングの功績だと受け取られてしまった。
それが積み重なり、キング自身の意図とは関係なく「最強伝説」が出来上がっていきます。
そしてキングは、その事情をサイタマへ打ち明けます。
ここが他のキャラクターとの決定的な違いです。
ジェノスはサイタマが強いことを知っている。
しかしキングは、
「サイタマが倒した怪人の功績が別人へ移ってしまうことがある」
という、社会的評価のズレまで知っているんです。
僕はこれ、かなり重要なポイントだと思っています。
サイタマとキングは正反対なんですよ。
サイタマは実力が突出しているのに評価されない。
キングは評価だけが突出し、本人はその看板に苦しんでいる。
つまり、
実力>評価のサイタマ
と、
評価>実力のキング
なんです。
その二人が後にゲーム仲間として普通に付き合っているのが面白すぎるよね。
キングは「サイタマが強い」と知るだけではなく、サイタマがなぜ世間から正しく認識されないのかまで理解できる特殊な人物。
ある意味では、ジェノス以上にサイタマの置かれた立場を冷静に見られる存在なのかもしれません。
フブキは9巻42~43撃目で「B級」という物差しを壊される
フブキがサイタマへ本格的に接触するのは、9巻42撃目「フブキ組」。
続く43撃目「なめんな!」までが大きな転換点になります。
フブキはB級1位で、フブキ組という派閥を作っている人物。
ランキングと人脈を非常に強く意識しており、B級へ昇格してきたサイタマも自分のグループへ加入させようとします。
つまり最初の認識は、
「最近上がってきたB級ヒーロー」
なんですよ。
サイタマの実態からすると、この時点ですでにズレまくっています。
ところがフブキが強硬な手段へ出ても、サイタマは簡単には屈しません。
さらにジェノスや音速のソニックまで絡み、周囲には明らかにB級新人の交友関係とは思えない面々が集まってくる。
ここでフブキの物差しが壊れ始めます。
ただし注意したいのは、この時点でフブキが「サイタマこそ絶対的な世界最強」と完全理解したわけではないこと。
まず気づくのは、
「こいつ、B級という情報を基準に判断したらダメだ」
という異常性です。
僕はここがすごく『ワンパンマン』らしいと思っています。
サイタマの実力そのものだけでなく、既存の評価制度がサイタマを正しく分類できないことが描かれているからです。
フブキはランキング社会をよく知っている。
そのフブキがサイタマを見ることで、
「ランクが高い=必ず強い」
「ランクが低い=それほど強くない」
という常識にヒビが入る。
つまりサイタマが変なのは当然として、サイタマをまともに測定できないヒーロー社会の物差しまで浮き彫りになるわけです。
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ボロスとガロウにはどこまでサイタマの強さがバレた?
敵側でサイタマの実力差を最も強烈に体感した人物として、ボロスとガロウは外せません。
味方キャラクターは、サイタマの戦闘を横から目撃することがあります。
でも敵は違う。
自分の全力をぶつけた結果として、直接「どうにもならない差」を知るんです。
ボロスは7巻35~37撃目で「本気ではなかった」と察する
ボロスとの戦いは7巻35撃目「戦い」、36撃目「ボロスの本領」、37撃目「墜落」にわたって描かれます。
TVアニメでは第1期第11話「全宇宙の覇者」から第12話「最強のヒーロー」にあたります。
ボロスは、それまでサイタマが戦ってきた怪人たちと比べても別格。
並外れた身体能力に加え、高い再生力を持ち、サイタマとの戦闘をある程度継続することができます。
普通の相手なら、サイタマのパンチを受けた時点で終了。
つまり「サイタマとの差」を考える時間さえ残らないんですよ。
でもボロスは違う。
何度も立ち上がることができた。
だからこそ逆に、サイタマの異常性を長く観測することになったんです。
そして戦いの最後、ボロスはサイタマが自分との戦いに完全な全力を出していたわけではないと察します。
これがめちゃくちゃ残酷なんですよね。
ボロスにとっては待ち望んでいた全力の戦い。
でもサイタマ側にとっては、依然として対等な死闘には届かなかった。
強かったからこそ、自分とサイタマの差を理解できてしまった。
これがボロスの悲しさだと思います。
ガロウは33~34巻で「追いつこうとしても差が広がる」恐怖を知る
ガロウとサイタマが本格的に激突するのは33巻から34巻。
33巻には168撃目から171撃目、34巻には172撃目から175撃目が収録され、二人の直接対決が大きく描かれます。
33巻では怪人化を進めたガロウがサイタマと戦い、その圧倒的な実力差を前に追い込まれていきます。
しかしガロウはそこで終わりません。
さらに別次元の力を手にし、34巻では戦いの舞台そのものが宇宙規模へ広がっていきます。
ここがボロス戦との大きな違い。
ガロウは単純に強いだけでなく、戦闘中に技術を吸収し、相手へ適応して成長していくタイプなんです。
普通なら、相手の動きを再現できれば差は縮まるはず。
ところがサイタマ相手では、それが成立しない。
追いつこうとする。
サイタマもさらに先へ行く。
また追いつこうとする。
さらに差が開く。
この構造がとんでもない。
僕はガロウ戦が、「サイタマの一発の破壊力」ではなく、サイタマという存在そのものの異常性が最も可視化された戦いの一つだと思っています。
ガロウは相手を理解し、模倣し、進化することで強くなってきた。
だからこそ、「分析しても追いつけない存在」がどれだけ常識外なのかが分かるんです。
なお、TVアニメ第3期は2025年10月5日から放送が始まり、第1クールを放送済み。
第2クールは2027年放送予定で、サイタマとガロウが向き合う展開を予感させるビジュアルも公開されています。
2026年9月時点では、漫画33~34巻の核心部分がアニメでどのように描かれるのかは、今後の大きな注目点だね。

タツマキにサイタマの強さがバレるのは36巻?183撃目以降が転換点
タツマキがサイタマを「普通の下位ヒーローではない」と強烈に認識する最大の場面は、36巻の大乱闘です。
36巻には182撃目「超常とリスク」から188撃目「取引」までが収録され、183撃目「外でやれ!」からサイタマとタツマキの衝突が本格化します。
怪人協会との大規模な戦いが一区切りしたあと、物語はフブキとタツマキ、そして超能力組織「ツクヨミ」を巡る展開へ進みます。
タツマキはフブキに対し、仲間たちとの関係へ強く干渉します。
その場を止めようとしたサイタマがタツマキへ介入。
そこから二人の大乱闘が始まるんです。
この戦いが重要なのは、相手がタツマキだから。
タツマキはS級2位。
ヒーロー協会でも最高峰クラスの戦力として描かれてきた超能力者です。
それまでのサイタマは、「下位ランクなのに実は強い」というズレが中心でした。
でもタツマキ戦ではもう、その程度の比較ではありません。
協会最高峰クラスの人物が、自分自身の力を基準にサイタマを測る。
それでもサイタマを簡単には排除できない。
ここでサイタマの異常性が、また別の角度から見えてきます。
ただし、
「この戦いでタツマキがサイタマを自分より強いと完全認定した」
と断定するのは少し慎重に見たいところ。
二人は相手を倒すための命懸けの殺し合いをしているわけではありません。
サイタマも、タツマキを本気で倒そうとしている状況ではない。
だから厳密には、
「タツマキがサイタマの強さの上限まで把握した」
ではなく、
「タツマキの常識で扱えるヒーローではないと実感した」
と捉えるのが自然でしょう。
僕がこの戦いで一番面白いと思うのは、サイタマがタツマキから見ても「分類不能」になっていること。
タツマキは圧倒的に強いからこそ、相手の実力をかなり明確に判断できます。
強いか、弱いか。
守るべきか、邪魔なのか。
ところがサイタマは、その判断枠に入らない。
どかそうとしてもどかない。
攻撃しても妙に平然としている。
しかも本人は大げさに強さを誇示するわけでもない。
これはタツマキからしたら気持ち悪いくらい意味不明な存在だと思うんですよ。
そして36巻という単行本単位で見ると、ここには「未知数」という題名の187撃目も収録されています。
この言葉、サイタマというキャラクターと本当に相性がいい。
誰かがサイタマの強さに気づいても、結局たどり着くのは、
「で、どこまで強いんだ?」
という次の疑問なんです。
サイタマは正体を知られるほど謎が減るキャラクターではない。
むしろ知れば知るほど「未知数」が増える。
この逆転現象こそ、サイタマの強さバレがずっと面白い理由じゃないかな。
2026年9月時点では、36巻のサイタマ対タツマキはTVアニメでまだ描かれていません。
アニメ中心で追っている人にとっては、今後かなり先の注目エピソードになります。
なぜサイタマの強さはヒーロー協会全体にバレない?
サイタマが最強クラスなのに広く知られない最大の理由は、実力を社会的評価へ変換する過程が何度も失敗しているからです。
「こんなに強ければ普通はすぐS級になるでしょ?」
そう思うよね。
でも『ワンパンマン』では、ここが一筋縄ではいきません。
サイタマは強すぎて「強さを証明する戦闘」が成立しにくい
まず大きいのがこれ。
サイタマの戦いって、基本的に短すぎるんです。
普通のヒーローなら、
- 敵と遭遇する
- 技を使う
- 苦戦する
- 反撃する
- 最後に必殺技で勝つ
という流れが生まれる。
見ている側も「あのヒーローはこんな強敵に勝った」と理解できます。
でもサイタマの場合、
現れる→殴る→終わる。
これで終わってしまう。
強さを説明するための過程が消えるんです。
「最強だから有名になる」
のではなく、
最強すぎるせいで、どれほど最強なのか伝わりにくい。
この逆説は『ワンパンマン』ならではだよね。
深海王戦ではサイタマ自身が評価を引き下げる
象徴的なのが深海王戦です。
深海王との戦いは5巻25~28撃目を中心に描かれ、ぷりぷりプリズナー、ジェノス、無免ライダーらが人々を守ろうと立ち向かいます。
彼らは苦戦し、傷つき、それでも戦った。
最後に現れたサイタマは深海王を圧倒します。
普通の物語なら、ここでサイタマの評価が一気に上がってもおかしくありません。
ところがサイタマは、先に戦ったヒーローたちの存在価値まで否定されないよう、自分が簡単に倒せたことを別の意味へ見せる方向に動きます。
ここ、僕はサイタマという人物を理解するうえで本当に大事だと思っています。
サイタマは「評価なんて一切どうでもいい」という人物ではありません。
ヒーローランクや知名度を気にすることもある。
人気がなければ普通にへこむ。
でも、
他人の勇気を踏みつけてまで自分だけ称賛されたいわけじゃない。
それが深海王戦ではっきり出ています。
サイタマの強さが世間に伝わりにくいのは、偶然や制度の問題だけではない。
本人のヒーロー観まで関係しているんです。
ランクという肩書が目の前の事実より強く働く
もう一つ大きいのがヒーローランク。
サイタマは認定試験で身体能力では突出した結果を出しながら、筆記などを含む総合評価によってC級からスタートします。
その後B級へ上がっても、初対面の相手から見ればまず目に入るのは「ランク」です。
すると、
「C級ならこの程度」
「B級ならS級より弱い」
という先入観が働く。
これがサイタマにとってものすごく不利。
人は目の前の現象だけで判断しているように見えて、実際には肩書や評判にかなり引っ張られます。
この構造を最も分かりやすく見せているのが、やっぱりキングとの対比なんですよ。
キングには「地上最強」という評判がある。
だからキングが何もしなくても、周囲が勝手に、
「何か作戦があるのでは?」
「この余裕……やはり最強!」
と意味を補ってくれる。
一方サイタマは無名。
だから異常なことをしても、
「たまたま弱っていたんじゃないか?」
「別のヒーローがほとんど倒していたのでは?」
と別の理由を探される。
同じ現実でも、先に持たれている評価によって意味が逆転する。
ここまで意図的に対照的な二人を親友ポジションに置いているのが本当にうまいよね。
サイタマの強さは最終的に全員へバレる?今後を考察
個人的には、今後サイタマの実力を知る重要人物は増えても、「世界中が一斉にサイタマこそ最強と認定する展開」は簡単には来ないと考えています。
ここからは、これまでの物語構造を踏まえた僕なりの考察です。
まず理由として大きいのが、サイタマと世間の認識のズレそのものが『ワンパンマン』の面白さを作っていること。
サイタマが怪人を倒す。
でも誰も見ていない。
別の人物が評価される。
読者だけが、
「いや倒したのサイタマだから!」
と知っている。
この情報格差が、ギャグにも爽快感にもなってきました。
全世界がサイタマの実力を正確に理解した瞬間、この構造はかなり変わります。
だから物語としては、「完全バレ」より「理解者が少しずつ増える」方向の方が自然じゃないかなと思うんです。
実際、序盤と現在では状況が大きく違う。
ジェノスがいる。
キングがいる。
フブキもいる。
タツマキも直接力を体感した。
ガロウのように、サイタマと真正面から戦った人物もいる。
つまり、
一般社会では知られていないのに、物語の中心人物ほどサイタマの異常性を知り始めている。
この状態なんですよ。
強者ほどサイタマの強さを正確に理解しやすい
ここで一つ、サイタマの「強さバレ」を考えるうえで面白い法則があります。
それは、
相手自身が強いほど、サイタマの異常性に気づきやすい
ということ。
一般人がサイタマの戦闘を一瞬見ても、
「なんか殴ったら敵が倒れた」
程度にしか理解できないかもしれません。
でもジェノスなら、
「今の速度に反応できる時点でおかしい」
と分かる。
ボロスなら、
「この攻撃を受けて無傷なのはおかしい」
と分かる。
ガロウなら、
「技術をコピーしても追いつけない」
と分かる。
タツマキなら、
「自分の超能力で簡単に動かせない時点でおかしい」
と分かる。
つまりサイタマの強さは、目撃者が100人いれば100人に伝わる種類の強さではない。
サイタマを測れるだけの物差しを持つ人物ほど、その物差しが壊される。
これが面白いんですよ。
普通なら「強いキャラ=誰が見ても分かる」。
でもサイタマの場合は、
「相手が強くないと、どれほど異常なのかすら理解できない」。
強さが極端すぎることで、逆に認識難易度が上がっているんです。
「強さがバレる物語」ではなく「サイタマを知る人が増える物語」かもしれない
そして僕が一番注目しているのがここ。
サイタマにとって本当に必要なのは、
「世界最強の男として称賛されること」
なのでしょうか。
物語序盤のサイタマは、強くなりすぎたことで退屈しています。
どんな敵が来ても一撃。
命を懸ける緊張感もない。
かつて求めた強さを手に入れたのに、心は満たされない。
つまりサイタマが抱えている問題は、「世間から正当に評価されていない」ことだけではありません。
もっと根本にあるのは、
強すぎることで人や世界との接点が薄くなってしまったこと
なんじゃないかな。
ところが物語が進むにつれ、サイタマの家や周囲にはどんどん人が集まってきます。
ジェノスが弟子になる。
キングがゲームをしに来る。
フブキが関わる。
バングたちとも交流する。
タツマキとまで大げんかする。
本人の態度は相変わらず淡々としているけれど、生活は明らかに孤独ではなくなっています。
これって、バトル漫画として考えるとかなり面白い変化なんです。
主人公の戦闘力は最初から完成している。
だから「強さの成長」を描きにくい。
その代わり、
サイタマを知る人物が増えること自体が、主人公の世界の広がりになっている。
ジェノスは「師匠」として知る。
キングは「友達」として知る。
フブキはランクでは測れない人物として知る。
タツマキは自分でも簡単に扱えない存在として知る。
同じサイタマを見ても、それぞれ理解の入り口が違う。
だから「サイタマの強さがいつバレる?」という問いは、実は単なる正体バレイベントの話ではないんですよね。
誰が、どんな経験を通してサイタマという人間を理解していくのか。
そこまで見ると、『ワンパンマン』の人間関係がさらに面白くなってくるんじゃないかな!
まとめ:サイタマの強さは3巻・8巻・9巻・36巻などで段階的にバレる
サイタマの強さは、一つのエピソードでヒーロー協会全体へ一斉にバレるわけではありません。
ジェノス、キング、フブキ、ボロス、ガロウ、タツマキらが、それぞれ違う経験を通して段階的にサイタマの異常な実力へ気づいていきます。
ジェノスは1巻のモスキート娘戦でサイタマを知り、3巻17撃目「手合せ」で自分とは比較できないほどの実力差を体感。
キングは8巻38撃目「キング」で、自分の評価へサイタマの功績が混ざっていた事情まで明かします。
フブキは9巻42~43撃目で、サイタマがB級という肩書では説明できない人物だと認識。
ボロスは7巻35~37撃目の戦いを通して、サイタマが自分との戦闘でも余力を残していたことを察します。
ガロウは33~34巻の本格対決で、追いつこうとしてもなお上を行くサイタマの異常性と向き合う。
そしてタツマキは36巻183撃目以降の大乱闘で、自分の超能力でも簡単に排除できない人物だと体感します。
それでも2026年9月時点で、一般市民やヒーロー協会全体が「サイタマこそ最強」と共通認識を持った状態にはなっていません。
ここが本当に『ワンパンマン』らしいんですよね。
普通のバトル漫画は、主人公が成長し、実力をつけ、やがて周囲から評価される。
サイタマは真逆です。
主人公は最初から遥か先にいる。周囲の認識だけが、何年もかけて少しずつ追いついてくる。
だから「サイタマの強さがバレるのはいつ?」というテーマが、ずっと面白い。
これは単なる最強キャラの正体バレではなく、世界の物差しがサイタマによって一枚ずつ壊されていく物語でもあるんじゃないかな!
よくある質問
サイタマの強さがジェノスにバレるのは漫画何巻・アニメ何話?
最初のきっかけは漫画1巻のモスキート娘戦で、TVアニメでは第1期第2話「孤高のサイボーグ」です。
さらに決定的な実力差を体感する手合わせは、漫画3巻17撃目「手合せ」、TVアニメ第1期第5話「究極の師」で描かれます。
サイタマの強さがキングにバレるのは何巻?
キングとサイタマが本格的に関係を築くのは8巻38撃目「キング」です。
TVアニメでは第2期第1話にあたる通算第13話「ヒーローの帰還」が重要な回で、キングはサイタマの強さだけでなく、自分に付いた功績とサイタマの実績が食い違ってきた事情まで共有します。
サイタマの強さがタツマキにバレるのは何巻?
大きな転換点は36巻です。
183撃目「外でやれ!」以降、サイタマとタツマキの大乱闘が本格化し、タツマキはサイタマが通常のヒーローランクでは説明できない人物だと体感していきます。
2026年9月時点では、この戦いはTVアニメではまだ映像化されていません。
サイタマの強さはヒーロー協会全体にバレた?
2026年9月時点では、協会全体や一般社会が「サイタマこそ最強」と共有する状態にはなっていません。
一方でジェノス、キング、フブキ、タツマキなど、サイタマと直接関わった重要人物には、そのランクからは想像できない実力を認識する人物が増えています。
ジョウスターです!
『ワンパンマン』って「主人公がどこまで強くなるのか」ではなく、「周囲がいつサイタマの現実へ追いつくのか」でワクワクさせてくれるのが本当に面白いよね。
巻数順に読み返してみると、最初はサイタマを軽く見ていたキャラクターの態度や表情が少しずつ変わっていくのが分かって、初読とはまた違う楽しみ方ができるよ!

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