『チェンソーマン』全24巻完結後の最強候補は死の悪魔。闇・老い・ポチタ・戦争の悪魔も別格級です。
2026年3月25日公開の第232話「ありがとうチェンソーマン」で第二部は完結し、6月4日発売の24巻で単行本も全24巻となりました。24巻には第223話「最強の鎧」から第232話までが収録されています。
チェンソーマン最強キャラは誰?全24巻の強さランキング
結論からいうと、この記事では死の悪魔を総合1位と考えます。
ただし『チェンソーマン』の強さは、単純なパンチ力だけでは決まりません。恐怖の大きさ、特殊能力、再生・生存能力、戦況を変える力、そして使い手の判断まで含めて評価しないと、本当の怖さが見えてこないんだよね!
そこで今回は「戦闘力」「攻略難度」「ルール干渉力」「継戦能力」「戦術性」の5軸から、全24巻の描写を総合して順位を整理しました。
順位 キャラクター 総合評価の決め手
1位 死の悪魔 死への根源的恐怖と、他の強大な存在まで動かす影響力
2位 闇の悪魔 根源的恐怖として見せた圧倒的な制圧力
3位 老いの悪魔 相手を特殊な世界へ取り込み、戦闘ルールそのものを変える
4位 ポチタ/黒いチェンソーマン 悪魔を食べ、その名前に結びつく概念へ影響する特殊性
5位 戦争の悪魔・ヨル 核兵器再登場後に大幅強化され、終盤で最上位級へ
6位 落下の悪魔 精神状態を利用した広範囲攻撃と根源的恐怖としての格
7位 デンジーマン(本記事独自分類) チェンソーマンの力とデンジの想定外の戦術を合わせた評価
8位 マキマ/支配の悪魔 支配・契約・情報戦を含む圧倒的な攻略難度
9位 銃の悪魔 超高速・広範囲攻撃による極端な殲滅性能
10位 デンジ 再生力、執念、発想力で何度も格上を攻略
11位 サンタクロース 人形化と闇の力を組み合わせる高い拡張性
先に注意しておきたいのが、「デンジーマン」は公式に設定された独立戦闘形態として順位付けしているわけではないことです。
第222話のタイトルが「デンジーマン」であることを踏まえ、この記事では終盤における「チェンソーマンの力をデンジ自身の意思と発想で使う強さ」を整理するための独自ラベルとして使っています。
つまり「公式設定でデンジーマン>黒いチェンソーマン」と決まっているわけではありません。むしろ純粋な能力の異質さなら、僕は黒いチェンソーマンを上と見ています。
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死・闇・老いの悪魔はなぜ最強候補なの?
上位3体に共通するのは、「相手より強く殴る」のではなく、普通の戦闘そのものを成立しにくくすることです。
ここからは11キャラすべてについて、「能力」「代表的な描写」「条件・弱点」「順位理由」の順で見ていきます。
1位・死の悪魔|世界規模で盤面を作る最強候補
能力・特徴は、四騎士の一角であり、「死」という極めて根源的な恐怖を背負う存在であること。
21巻では人類の存亡を左右する死の悪魔の降臨が迫り、22巻ではそれまで「キガちゃん」と呼ばれていた存在の正体が死の悪魔だと明らかになります。さらに飢餓の悪魔と偽チェンソーマンを支配下に置き、“来るべき日”へ向けた計画を進めていました。
代表的な描写として重要なのは、自分一人で暴れるだけでなく、複数の強力な存在を配置して戦況を組み立てている点です。
条件・弱点については、闇の悪魔など他の根源的恐怖と完全な条件で直接戦い、上下関係を確定させた場面はありません。
それでも1位にした理由は、僕が強さを「タイマン能力」だけでなく「存在するだけで世界の行動原理を変えられる力」まで含めて評価しているからです。
例えるなら、死の悪魔は最強の駒というより盤面ごと自分のゲームへ変えてしまうプレイヤーなんですよね。
2位・闇の悪魔|直接戦闘の絶望感ならトップ級
能力・特徴は、闇という根源的恐怖を背負い、攻撃の仕組みすら即座に理解させない異質さです。
8巻の第65話「闇の悪魔」で登場し、地獄へ送られたデンジたちの前に現れます。
代表的な描写は、複数の実力者をほとんど反撃させないまま一気に追い詰めた場面。
普通の強敵なら「速い」「硬い」「攻撃力が高い」と分析できます。でも闇の悪魔は、何をされたか理解して対策するというバトル漫画の基本手順すら崩してくるんです。
条件・弱点としては、作中で死の悪魔や老いの悪魔と正面から比較できる戦績が十分にそろっていません。
だから総合では2位。ただし純粋な初見殺し性能や登場時の絶望感だけなら1位に置いても不思議ではないと僕は感じます。
3位・老いの悪魔|相手を「別ゲーム」へ連れていく
能力・特徴は、真正面から倒すのではなく、相手を特殊な世界へ取り込めることです。
20巻ではナユタの死によって暴走した黒いチェンソーマンに老いの悪魔が関わり、その強大な力がデンジとアサを飲み込みます。21巻では二人が「永遠の湖畔」から脱出しようとする展開へ続きました。
代表的な描写は、デンジとアサに通常の殴り合いとは違う攻略を要求したこと。
100メートル走で勝負している相手に対して、老いの悪魔はスタート直後に競技場そのものを消して別のゲームへ変更してくるような存在なんですよ。
条件・弱点は、作中で完全に無制限の能力として描かれているわけではなく、チェンソーマンとの交渉や自身の目的も行動へ影響している点です。
それでも「倒せるか」以前に「元の勝負へ戻れるか」という問題を作れるため、攻略難度を高く評価して3位としました。

ポチタ・ヨル・落下の悪魔・デンジーマンはどこまで強い?
4位から7位は、能力の上振れ幅や世界への干渉力がとにかく大きいグループです。
特に23巻から24巻では核兵器、戦争、概念の消滅まで絡み、第一部とは違う方向へ強さのスケールが拡大しました。
4位・ポチタ/黒いチェンソーマン|概念へ触れる異常な能力
能力・特徴は、チェンソーマンが食べた悪魔の名前に対応する存在・概念が世界から失われるという特殊性です。
20巻ではナユタの死をきっかけに黒いチェンソーマンが暴走。24巻では戦争の悪魔との戦いの中で次々と概念が消滅し、世界の状態そのものが変化していきます。
代表的な描写として見逃せないのは、敵を倒すことと「存在の意味を消すこと」が別次元になっている点。
普通の悪魔なら倒されても、悪魔という世界の循環そのものが残ります。
ところがチェンソーマンに食べられることは、その前提まで揺らす。
条件・弱点は、狙った対象をいつでも好きな順番で消せる万能能力として描かれているわけではないことです。
そのため1位ではありませんが、能力の危険度だけなら死・闇・老いと同じテーブルに座れる存在だと思います。
5位・戦争の悪魔ヨル|世界情勢そのものがパワーアップ要素
能力・特徴は、自分の所有物と認識した対象を武器へ変えられること。そして「戦争」に対する恐怖が強くなれば、自身の力にも影響することです。
23巻では核兵器の再登場によって強大な力を得た戦争の悪魔とチェンソーマンの大規模な戦いが描かれました。
代表的な描写は、終盤でチェンソーマンと正面から世界規模の戦いへ突入したことです。
ヨルの面白さは、修行してレベルを10から20へ上げるキャラクターではないところ。
戦争への恐怖が高まれば、世界情勢そのものがヨルのバフ装置になるんですよね。
条件・弱点は、恐怖の状態や武器化できる対象、アサとの関係など、状況の影響を受けやすい点です。
最大出力の爆発力はもっと上へ食い込む可能性がありますが、安定性まで考えて5位としました。
6位・落下の悪魔|メンタルをそのまま戦場へ引きずり出す
能力・特徴は、根源的恐怖の悪魔として、人間の精神的な弱点と「落下」を結びつけられることです。
単に高所から落とすような能力ではなく、過去の記憶や心の傷と結びつくため、物理的に頑丈な相手でも安心できません。
代表的な描写は、アサたちだけでなく周囲まで巻き込み、局地的なタイマンでは済まない状況を作ったこと。
腕力勝負なら筋力を鍛えればいい。
でも「自分の一番触れられたくない記憶」が攻撃装置になるなら、防具では守れないよね。
条件・弱点としては、精神状態や対象側の反応が能力の見え方へ影響すること。また、死・老いほど終盤の世界構造そのものへ干渉した実績は確認しにくいため6位です。
それでも根源的恐怖という時点で、一般的な悪魔とは格が違うと考えています。
7位・デンジーマン|公式形態ではなく「デンジの使い方」を評価
ここだけは他の順位と意味が少し違います。
能力・特徴は、第222話「デンジーマン」という題名を踏まえ、この記事で便宜上つけた分析ラベルです。公式に独立したフォーム名や強さランクが設定されたという意味ではありません。
代表的な描写として評価したいのは、23巻から24巻にかけてデンジがチェンソーマン側の規格外の力を、自分自身の発想で戦争の悪魔へぶつけていくところ。
24巻では“鎧”姿で戦争の悪魔と対峙し、アサへ体を返すようヨルへ迫りながら、デンジらしい発想で追い詰めていきます。
条件・弱点は明確で、「デンジーマン」という別キャラクターが存在しているわけではないこと。
だからポチタより上へは置きません。
それでも独立して取り上げるのは、デンジには能力表へ書けない「敵が想定している正解を選ばない強さ」があるからです。
永遠の悪魔、サンタクロース、マキマなど、デンジは何度も正攻法を外して格上を突破してきました。
ポチタが「最強クラスの武器」なら、デンジは説明書を読まずに想定外の使い方を発明する人。
この組み合わせが本当に厄介なんだよね!
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マキマ・銃の悪魔・デンジ・サンタクロースはなぜ強い?
8位以下も決して「弱いキャラ」ではありません。
むしろ根源的恐怖や終盤組を除けば、普通のデビルハンターにとっては遭遇した時点で勝負にならない相手ばかりです。
8位・マキマ/支配の悪魔|倒しただけでは勝利にならない
能力・特徴は、自分より下だと認識した対象を支配し、他者の能力や契約まで戦力として利用できることです。
さらに第一部では、日本の総理大臣との契約によって、マキマへの攻撃が日本国民の病気や事故へ変換される仕組みがありました。
代表的な描写は、複数の人間・悪魔・武器人間を盤面へ並べ、黒いチェンソーマンと戦う状況まで作り上げたこと。
マキマの怖さは、「HPをゼロにしたら勝ち」という普通のゲームをさせてくれないことなんです。
条件・弱点は、支配能力が認識と深く結びつくこと。また、最終的にはデンジがマキマの認識の外側から攻略しました。
だから僕はマキマを盤面構築力なら作品最上位級と評価しています。
9位・銃の悪魔|約5分で約120万人という桁違いの殲滅力
能力・特徴は、超高速移動と長距離・広範囲への攻撃です。
過去に出現した際、約5分間で世界各地の約120万人を死亡させたと作中で説明されています。
ここは以前の記事で約110万人としていましたが、正しくは約120万人です。
代表的な描写は、とにかく「攻撃が始まってから対処する」という発想を成立させにくい速さと範囲。
概念を消すわけでも、別世界へ送るわけでもありません。
それでも純粋な殲滅能力だけを比べるなら、今でも作品内屈指の怪物です。
条件・弱点としては、第一部時点で各国が銃の悪魔の肉片を保有するなど、その存在が分割された状態でも語られていたこと。
特殊能力の複雑さでは終盤勢に劣りますが、「短時間でどれだけ大きな被害を出せるか」ならトップクラスでしょう。
10位・デンジ|ステータス表にない「攻略力」が最大の武器
能力・特徴は、チェンソーマンへの変身、血を利用した再生、そして異常なまでのしぶとさです。
代表的な描写は一つに絞れません。
永遠の悪魔を長時間攻撃し続け、サンタクロース戦では常識では避ける方法まで利用し、マキマとの最終局面でも純粋な火力勝負とは違う手段を選びました。
条件・弱点は、根源的恐怖の悪魔のような絶対的スペックを持っているわけではないこと。
だから通常状態のデンジは10位です。
でも、「戦う前のステータス」より「戦いが終わったときに生き残っているか」を重視するなら、もっと順位を上げたくなる。
個人的には、デンジほどランキング表を壊しに来る主人公はいないと思っています。
11位・サンタクロース|人数と闇の力で膨らむ厄介さ
能力・特徴は、人間を人形化し、その人形を介してさらに被害を拡大できることです。
8巻では闇の悪魔と関わったことで、通常のデビルハンターが対処するには厳しい領域まで強化されました。
代表的な描写は、単独の肉体を倒すだけでは問題が終わりにくい拡張性。
一人の敵を相手にしていたはずなのに、気づけば街全体が敵側のリソースへ変わっていく。
これ、かなり嫌な能力ですよね。
条件・弱点は、人形化や闇の力を含めて状況依存の部分が大きく、最終的にはデンジの常識外れな対策で攻略されたこと。
11位ではありますが、一般的なデビルハンター基準なら十分すぎるほど絶望的な相手です。
なお、クァンシや岸辺も人間・デビルハンター枠なら最高峰クラス。
ただし今回のランキングは根源的恐怖の悪魔や四騎士まで同じ土俵で比べているため、総合順位からは外しました。

チェンソーマンの強さは何で決まる?完結後に見えた3つのポイント
全24巻を通して僕が一番面白いと感じたのは、強さの種類そのものが物語の途中で増えていったことです。
第一部から最終巻まで見ると、「強い=攻撃力が高い」という一本の物差しでは絶対に測れません。
まず重要なのが恐怖の大きさです。
悪魔は、その名前に対する人間の恐怖と結びついています。
だから戦争の悪魔は、世界から戦争への恐怖が薄い時期と、核兵器まで復活して恐怖が増した状況では同じ強さとは限りません。
ヨルは「修行で経験値を稼ぐキャラ」ではなく、社会そのものがステータス画面になっている。
ここが『チェンソーマン』独自の面白さだと思います。
次に重要なのがルール干渉力。
闇の悪魔は攻撃を理解する前に壊してくる。
老いの悪魔は戦う空間そのものを変える。
落下の悪魔は心の傷まで戦場へ持ち出す。
黒いチェンソーマンに至っては、悪魔を倒すことを超えて、その名前に結びつく概念へ影響します。
個人的には第二部終盤で、『チェンソーマン』の強さは完全にステータス勝負から「どちらが世界のルールを奪えるか」という勝負へ進化したように感じました。
そして最後が能力を使う人間の頭です。
ここを象徴するのがデンジでしょう。
どれだけ強い能力でも、敵の予想通りに使えば攻略されるかもしれない。
逆に能力そのものが格下でも、相手の思い込みや目的を読んで穴を突けば勝てる。
マキマ戦がまさにそうでした。
僕はこの部分こそ、『チェンソーマン』最強議論で見落としちゃいけないポイントだと思っています。
例えばチェンソーが100点、闇の力が120点という話ではないんです。
敵によって「勝利条件」が変わる。
これが他のバトル漫画の強さランキングとはかなり違うところじゃないかな。
まとめ|チェンソーマン最強は死の悪魔、ただし物差しで答えは変わる
『チェンソーマン』全24巻を総合して、この記事では死の悪魔を最強候補1位としました。
2025年9月4日発売の22巻ではキガちゃんの正体が死の悪魔と明らかになり、飢餓の悪魔と偽チェンソーマンを支配下に置いて計画を進めます。続く23巻では核兵器の再登場によって戦争の悪魔が大幅に強化され、チェンソーマンとの戦いが拡大しました。
そして2026年6月4日発売の24巻では、第223話「最強の鎧」から第232話「ありがとうチェンソーマン」までを収録。概念が次々と消滅していく世界で、デンジ、ヨル、アサ、ポチタの物語に区切りがつきました。
総合力なら死の悪魔。
直接戦闘の絶望感なら闇の悪魔。
攻略難度なら老いの悪魔。
概念へ干渉する特殊性ならポチタ。
上振れ幅なら戦争の悪魔・ヨル。
盤面構築ならマキマ。
そして想定外の攻略力ならデンジ。
こうして分けてみると、『チェンソーマン』の最強議論がなぜ面白いのかが見えてきます。
強い敵をもっと強いパンチで倒すだけじゃない。
敵が変わるたびに、「勝つって何?」というルールそのものが変わる漫画なんですよね。
だからランキングは作れるけれど、ランキングだけでは全部を説明しきれない。
完結したあとでも「あいつとあいつが戦ったらどうなる?」って話したくなる余白こそ、この作品の強さなんじゃないかな!
よくある質問
チェンソーマンで結局一番強いキャラは誰?
この記事では、死の悪魔を総合1位と評価しています。
死という恐怖の性質に加え、終盤で飢餓の悪魔や偽チェンソーマンを支配下に置くなど、一対一の戦闘だけでは測れない影響力を見せたためです。
ただし、死の悪魔と闇の悪魔が完全な条件で直接戦い、明確に優劣を決めたわけではありません。
闇の悪魔と死の悪魔はどちらが強い?
直接戦闘の描写だけなら、闇の悪魔を最強候補に挙げる考え方にも十分な説得力があります。
一方、この記事では死という恐怖、物語終盤での位置づけ、他の強者まで巻き込む影響力を含めて死の悪魔を1位にしました。
「死の悪魔なら必ず闇の悪魔に勝てる」と確定した設定ではありません。
デンジーマンと黒いチェンソーマンは同じ?
この記事では分けていますが、デンジーマンを公式の独立戦闘形態として扱っているわけではありません。
第222話「デンジーマン」というタイトルを踏まえ、チェンソーマンの力とデンジ本人の発想が結びついた終盤の強さを説明するため、本記事独自の分類として使用しています。
黒いチェンソーマンはポチタ本来の力が前面へ出た存在として評価しています。
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