アニメ『氷の城壁』の主要声優は、氷川小雪役・永瀬アンナ、安曇美姫役・和泉風花、雨宮湊役・千葉翔也、日野陽太役・猪股慧士。第2期もこの4人を中心に物語が続くよ。
第1期は2026年4月2日から7月2日まで全14話が放送され、第2期は2026年10月1日から毎週木曜23時56分、TBS系28局で全国同時放送予定。Netflixでは10月2日から先行配信される予定だ。
この記事では2026年9月7日時点で確認できる情報をもとに、主要キャストから追加キャスト、第2期情報まで整理しつつ、「なぜこの配役が『氷の城壁』と相性抜群なのか」まで漫画好きの目線で掘り下げていくね!
第2期を見る前に第1期を振り返りたい人は、現在利用している動画配信サービスで『氷の城壁』の配信状況を確認しておこう。配信作品や利用条件は変更される場合があるため、視聴前の確認がおすすめだよ。
『氷の城壁』アニメの声優・キャスト一覧は?
『氷の城壁』で中心となるキャラクター9人の声優・キャストは次の通りだよ。
キャラクター 声優
氷川小雪 永瀬アンナ
安曇美姫 和泉風花
雨宮湊 千葉翔也
日野陽太 猪股慧士
霜島月子 新福桜
五十嵐翼 小林千晃
栗木桃香 鬼頭明里
安曇優希 波多野翔
熱川秋音 川井田夏海
まず声優だけ知りたい人は、この9人を押さえておけば物語の主要人物はかなり分かりやすくなる。
原作は阿賀沢紅茶先生による漫画で、コミックスは全14巻。人付き合いが苦手な高校生・氷川小雪を中心に、友情、恋愛、自意識、他人との距離感がじっくり描かれる青春群像劇だ。
そして僕が声優キャストを見ていて特に面白いと思うのが、この作品には単純な「陽キャ」「陰キャ」という分け方では説明できない人物ばかり登場すること。
小雪は、人との間に壁を作る。
美姫は、誰とでも仲良くできるように見えながら「周囲から期待される自分」を意識している。
湊は、人との距離を縮めるのが上手そうに見える一方、自分自身の気持ちについては意外と不器用。
陽太は穏やかで自然に人へ寄り添えるけれど、自分の恋心となると簡単には踏み出せない。
つまり4人は、それぞれ違う方法で人との距離に悩んでいるんだよね。
ここに「声」が加わるのがアニメ版の面白いところ。
誰が演じているかを確認したあとに、返事までの間や声の温度まで意識して聞いてみると、『氷の城壁』というタイトルがさらに違って見えてくると思うよ!
氷川小雪・安曇美姫・雨宮湊・日野陽太の声優は?
メインキャラクター4人の声優は、小雪役が永瀬アンナ、美姫役が和泉風花、湊役が千葉翔也、陽太役が猪股慧士だ。
ここでは単なるプロフィール一覧ではなく、「その声がキャラクターにどう作用しているのか」という視点で見ていこう。
氷川小雪役の声優は永瀬アンナ
氷川小雪役は永瀬アンナさんです。
小雪は高校1年生。感情をあまり表に出さず、必要以上に人と関わろうとしないため、周囲から「女王」と呼ばれている女の子だ。
一見すると冷静でクール。
でも実際には繊細で、人との関係に無関心なのではなく、むしろいろいろ考えてしまうからこそ距離を取っているところが重要なんだよね。
幼なじみの美姫には比較的素の自分を見せられるけれど、物語序盤ではそれ以外の人との会話に明確な壁がある。
永瀬アンナさんも、小雪のような静かな人物だからこそ、表面には出にくい感情を感じられる芝居を意識しているという趣旨を明かしている。
ここからは僕の見方だけど、小雪の演技は「何を言ったか」だけではなく「どの程度相手へ声を開いているか」を追うと面白い。
第1話付近では、人と話していても会話を早く終わらせようとしているような緊張感が強い。
ところが湊や陽太、月子との関係ができていくにつれ、同じような短い返事でも、会話の中に残ろうとしている感じが少しずつ増していく。
そして第13話では、小雪が自分の気持ちを陽太へ打ち明けるところまで進む。
最初の小雪を考えれば、これはものすごい変化だよね!
派手な必殺技や大逆転がある作品じゃない。
だからこそ、声の柔らかさひとつがキャラクターの成長になる。
僕はそこが永瀬アンナさん演じる小雪の大きな見どころだと感じているよ。
安曇美姫役の声優は和泉風花
安曇美姫役は和泉風花さんです。
美姫は小雪の幼なじみで、学校では明るく華やかな存在として見られている女の子。
小雪とは対照的に、人とのコミュニケーションが得意そうに見える。
ところが『氷の城壁』は、そこで「明るい人気者だから悩みなんてありません」とは描かない。
美姫には、美姫なりの難しさがあるんだ。
周囲からどう見られているか。
どんな自分なら好かれるのか。
自分が普通だと思ってしていることが、相手にはどう受け取られるのか。
そういった問題が、美姫を通してかなり丁寧に描かれていく。
和泉風花さんは、美姫の明るさを過度に作り込むより、周囲のキャラクターと自然に会話する感覚を大切にして演じたという趣旨を明かしている。
原作連載時から作品を読んでいたこともあり、キャラクターへの理解を持って収録へ臨んでいるのも注目したいところだね。
僕が面白いと思うのは、美姫の場合は「誰と話しても同じ明るさ」ではないこと。
小雪と一緒にいるとき。
湊たちといるとき。
陽太と二人で向き合うとき。
同じ美姫でも、その場で求められている自分と本心の距離が違う。
小雪が見える形で壁を作っているなら、美姫の壁は透明に近い。
一見すると誰でも中へ入れそうなのに、本当に深いところまで入れる人は多くない。
そんなキャラクターだからこそ、自然な会話を重視した声の芝居が効いてくるんじゃないかな。
雨宮湊役の声優は千葉翔也
雨宮湊役は千葉翔也さんです。
湊は、人との距離を縮めることにあまりためらいがなく、小雪にもどんどん話しかけていく男子だ。
物語序盤だけを見ると、「人付き合いが苦手な小雪を外へ連れ出してくれるコミュ力の高い男子」に見えるかもしれない。
でも『氷の城壁』を読み進めたり見進めたりすると、湊はそんな一言では説明できない人物だと分かってくる。
千葉翔也さんは原作を最後まで読んで収録へ臨み、湊には「本人が自覚している部分」「自覚していない部分」「他人から見える姿」に違いがあることを意識して演じているという趣旨を明かしている。
ここ、めちゃくちゃ湊らしいポイントだと思う!
湊は会話そのものは軽快だ。
だから視聴者側も「この人は人間関係で悩まなさそう」と思いやすい。
ところが第12話では、小雪が湊の仕草や表情をそれまでとは違うものとして意識し始める。
第13話では、逆に小雪と湊がお互いを意識することで、以前のような自然な距離ではいられなくなっている。
距離を詰めるのが得意だった湊が、相手を特別に意識した瞬間に不器用になる。
これがすごく面白いんだよね!
僕としては千葉翔也さんの湊を見るなら、明るいセリフだけを聞くのではなく、「いつもの軽快さが少し崩れる瞬間」に耳を向けてほしい。
そこに、表面的な湊と内面的な湊のズレが見えてくるからだ。
日野陽太役の声優は猪股慧士
日野陽太役は猪股慧士さんです。
陽太は高身長で穏やかなバスケ部員。湊、美姫とは中学時代からの友人で、小雪とも少しずつ親しくなっていく。
4人の中ではかなり安心感のある人物だよね。
誰かへ無理に踏み込まず、それでいて必要なときには自然に寄り添える。
猪股慧士さんも、陽太の持つ安心できる距離感だけではなく、高校生らしい悩みや葛藤を含む等身大の人間味を意識して演じたという趣旨を明かしている。
そして第1期後半、その「人を気遣える」という長所が、恋愛では逆に難しさになる。
陽太は美姫へ長く思いを抱えてきた。
第14話「爆弾」では、自分の恋心に決着をつけるため、美姫へ告白する決意を小雪へ伝える。
人との距離を大切にできる人だからこそ、その距離を自分から変えることが怖い。
これは恋愛漫画としてすごくリアルじゃないかな?
僕は陽太の芝居では、大きく感情を爆発させるところ以上に、普段の穏やかさが崩れそうで崩れない場面に注目している。
いつも優しく話しているからこそ、ほんの少しの声の揺れでも意味が生まれる。
『氷の城壁』らしい声の演技が特に分かりやすいキャラクターだと思うよ。

『氷の城壁』追加キャストは?月子・翼・桃香・優希・秋音を解説
追加キャストとして覚えておきたいのが、霜島月子役・新福桜、五十嵐翼役・小林千晃、栗木桃香役・鬼頭明里、安曇優希役・波多野翔、熱川秋音役・川井田夏海の5人だ。
4人の世界だけでは見えなかった過去や感情を動かしていく存在なので、第2期へ向けても押さえておきたいよ!
霜島月子役は新福桜
霜島月子役は新福桜さんです。
月子は小雪と同じクラスで、美術部に所属する女の子。図書係になったことから小雪と接点を持ち、少しずつ仲良くなっていく。
新福桜さんの出演は2026年2月27日に発表された。
新福さんは月子を演じるうえで、慌てたときに出る小動物のような雰囲気と、友達が悩んだときに見せる冷静さという二面性を大切にしたという趣旨を明かしている。
月子って、実は小雪の成長を見るうえでかなり重要なんだよね。
美姫は幼い頃から小雪を知っている。
一方の月子は、高校生になった小雪が自分の力で新しく作った友人関係だ。
つまり月子と普通にしゃべれるようになるだけでも、小雪にとっては大きな一歩。
恋愛だけに注目していると見落としがちだけど、『氷の城壁』は友情が変化していく描写もめちゃくちゃ丁寧なんだ。
五十嵐翼役は小林千晃
五十嵐翼役は小林千晃さんです。
翼は小雪や美姫の中学時代と深く関係する人物。
現在の小雪がなぜ他人との距離に慎重なのか。その理由を読み解こうとすると、過去の人間関係は避けて通れない。
ただし、翼を単純な「過去に問題を起こした人物」という一方向からだけ見ると、この作品らしさを取りこぼしやすい。
『氷の城壁』が何度も描いているのは、同じ出来事でも当事者によって見え方が異なるということ。
後から過去が分かるほど、序盤の小雪の態度にも別の意味が見えてくる。
小林千晃さんの声が加わることで、文章や表情だけではなく「どういう調子で相手に言葉を向けたのか」という情報まで増える。
翼が関わる場面は、一度見たあとに見返すほど印象が変化しやすい部分だと思うよ。
栗木桃香役は鬼頭明里
栗木桃香役は鬼頭明里さんです。
桃香は優希や秋音と同学年の後輩で、湊へ積極的に関わっていく人物。
第12話では小雪へ急に距離を詰め、第13話では秋音から小雪へ桃香に関わる話が持ち出される。
さらに第14話では、体育祭応援団の打ち上げで桃香が小雪へ話しかける。
つまり第1期終盤で一気に存在感が増しているんだ。
ここが第2期へつながるポイント。
『氷の城壁』には、自分の感情に気づいていなかったり、気づいていても言葉にできなかったりする人物が多い。
その中で桃香は比較的「行動する側」。
だから桃香自身が何かをするたびに、周囲のキャラクターも自分の感情を無視できなくなる。
僕は桃香を単純な恋のライバルではなく、止まりかけている感情を動かす起爆剤として見ると、物語がさらに面白くなると思っているよ。
安曇優希役は波多野翔
安曇優希役は波多野翔さんです。
優希は美姫の1歳下の弟で、小雪とも以前から面識がある人物。
美姫の弟という家族関係だけではなく、現在の学校生活だけでは見えてこない昔の小雪を知っているところがポイントになる。
物語が進むほど、小雪には新しい友人が増えていく。
すると当然、「今の小雪しか知らない人」と「昔の小雪を知っている人」で彼女への見え方が変わってくるよね。
優希はその違いを浮かび上がらせられるキャラクターの一人。
僕は、こういう主人公の過去と現在をつなぐ人物がいることで、『氷の城壁』の人間関係が一本道にならず、立体的になっていると思う。
熱川秋音役は川井田夏海
熱川秋音役は川井田夏海さんです。
秋音は優希、桃香と同学年の後輩。
第13話では小雪に桃香のことを持ちかけるなど、先輩たちの恋愛関係にも少しずつ接点を持つようになっている。
感情が分かりやすく表へ出るタイプではないため、第一印象だけでは意図を判断しにくい人物でもある。
そこは小雪にも少し似ているんだよね。
『氷の城壁』は「無表情=何も考えていない」と描かない作品だ。
だから秋音についても、セリフだけではなく声色や相手への接し方まで見ることで人物像が見えやすくなると思う。
第1期後半は桃香・秋音たちも関係して人間関係が一気に動く。第2期から追いかける予定の人も、第12話〜第14話あたりを見直しておくと、小雪たちの現在地をつかみやすいよ。
『氷の城壁』第1期の周辺キャストには誰がいる?
第1期では主要9人以外にも、主人公たちの家族、学校の友人、教師など多くのキャラクターが登場している。
ここでは第1期で名前付きの役として確認できる主な周辺キャラクターを中心に整理するね。全出演者を網羅した一覧ではない点には注意してほしい。
キャラクター 声優
熱川真夏 荻野葉月
雨宮渚 山村響
雨宮海斗 熊谷健太郎
赤星隼人 安田陸矢
金田銀之助 峯田大夢
緑川大地 梶原岳人
まり 上條沙恵子
むー子 村上まなつ
めえ 神戸光歩
小雪の母 所河ひとみ
小雪の父 渡部俊樹
陽太の母 遠藤綾
陽太の父 北田理道
雨宮湊の父 田村真
諏訪先生 行成とあ
ノリコ先生 小若和郁那
松本先生 髙坂篤志
ウッぴー 大塚明夫
この周辺キャストが意外と重要なんだ。
『氷の城壁』では、学校で見えている顔だけがその人物のすべてではない。
家でどんな態度なのか。
昔はどんな子だったのか。
家族には何を言えるのか。
友達には何を隠しているのか。
そういった情報が少しずつ加わり、「なぜこの人はこう振る舞うのか」が見えてくる。
つまり家族キャラクターへ声が付くことは、単に登場人物が増えるという話じゃない。
主人公たちの学校での声と、家庭での声を比較できるようになるということなんだ。
これも漫画からアニメになったことで楽しみ方が増えた部分だと思うよ。
そしてかなり目を引くのがウッぴー役・大塚明夫さん。
ウッぴーは小雪たち高校生と同列の人物ではないものの、こうした劇中キャラクターにまで強い存在感を持つ声が入るのは、アニメならではの遊び心として面白いところだね!

『氷の城壁』第2期はいつから?放送・配信・主題歌をまとめて確認
『氷の城壁』第2期は、2026年10月1日から毎週木曜23時56分、TBS系28局で全国同時放送予定だ。
Netflixでは2026年10月2日から先行配信され、ほかの配信サービスでも順次配信される予定となっている。
2026年9月7日時点の主要情報をまとめると、次の通り。
項目 第2期情報
放送開始 2026年10月1日
放送時間 毎週木曜23時56分
放送局 TBS系28局
Netflix 2026年10月2日から先行配信
その他の配信 順次配信予定
OPテーマ THE BEAT GARDEN「エスコート」
EDテーマ Superfly「花蔭」
放送・配信時間は変更となる場合があるので、実際に視聴するときは最新スケジュールを確認しておこう。
第2期は小雪・湊、美姫・陽太の関係がさらに動く
第1期最終話となる第14話「爆弾」は、かなり大きな転換点だった。
陽太は自分の恋心へ決着をつけるため、美姫へ思いを伝える決意を固める。
一方、小雪と湊も、第1期を通して「ただの友達」と言い切るには難しい感情を抱くところまで関係が変化した。
第2期では、小雪と湊がお互いを友達以上の存在として意識し、陽太が長年抱えてきた気持ちを美姫へ伝えたあとの物語が進んでいく。
ここからが『氷の城壁』の真骨頂だと思う。
恋愛漫画では「告白したらゴール」という構成もある。
でも、この作品ではむしろ気持ちが見えた瞬間から別の難しさが始まる。
誰かが自分の感情を言葉にすると、相手も「自分はどう思っているんだろう」と考えなければならなくなる。
さらに4人グループだから、二人だけの問題でも終わらない。
一つの矢印が動けば、グループ全体の距離感まで変わってしまうんだよね。
第2期のキービジュアルでは教室で笑い合う4人が描かれる一方、第1弾PVではそれぞれの思いがすれ違っていく構図が前面に出ている。
表向きには今まで以上に仲良くなっているのに、心の中は今まで以上に複雑になる。
この矛盾こそ、『氷の城壁』らしい!
第2期OPはTHE BEAT GARDEN「エスコート」
第2期のオープニングテーマは、THE BEAT GARDEN「エスコート」。
第1期のオープニングはNovelbright「透明」だったので、第2期ではオープニングから作品の印象が切り替わることになる。
『氷の城壁』は、ド派手な事件で次回へ引っ張るタイプの作品ではない。
「あのとき、あの子は本当は何を考えていたんだろう?」
そんな余韻を持ったまま一話が終わることが多い。
だから主題歌も、単なるオープニング映像のBGMではなく、その時点の4人の関係をどう受け取るかに影響する要素なんじゃないかな。
第2期EDはSuperfly「花蔭」
第2期のエンディングテーマは、Superfly「花蔭」。
第1期のエンディングはポルカドットスティングレイ「逆様」だった。
僕は『氷の城壁』では、むしろエンディングの役割がかなり大きいと考えている。
キャラクターが言葉にできなかった感情を抱えたまま本編が終わることが多いからだ。
そこで流れる音楽によって、「切ない回だった」「少し希望が見えた」「まだ何か隠していそうだ」という視聴後の感情も変わる。
第2期は恋愛感情がより表面化するぶん、「花蔭」が各話のラストにどんな余韻を作るのかにも注目したいね。
『氷の城壁』の声優キャスティングはなぜ作品と相性がいい?
ここからは、作品とアニメを見たうえでの僕なりの考察だよ。
『氷の城壁』の声優キャスティングで僕がもっとも重要だと思っているのは、感情を声で説明しすぎない芝居が必要な作品であること。
この漫画の登場人物って、思っていることを全部セリフにするわけじゃない。
小雪は本心を隠す。
美姫は明るく振る舞いながら、自分自身について考え込む。
湊は軽快に話せるのに、自分の感情となるとうまく整理できない。
陽太は周囲を気遣えるぶん、自分の思いを長く抱え込む。
だから同じ「大丈夫」という短い言葉でも、誰が、誰に、どのタイミングで言うのかによって意味が変わる。
漫画では表情、コマとコマの間、吹き出しの置き方、モノローグ、ページをめくるタイミングから、その裏側を想像できる。
アニメではさらに、声の高さ、息遣い、言葉を出すまでの間、相手へ返事をする速さが加わる。
僕はここが、単なる「人気漫画に有名声優が付いた」という話では終わらない最大のポイントだと思っている。
第1話と第14話を比べると「4人の距離」が声でも分かる
ぜひ試してほしいのが、第1話付近と第14話の会話を続けて比べること。
第1話付近の小雪にとって、湊は自分の領域へ勝手に近づいてくるような相手だった。
そこから友達になり、同じ時間を過ごし、第12話では湊の仕草や表情まで特別なものとして意識し始める。
そして第13話では、小雪自身が陽太へ自分の気持ちを話すところまで進む。
この変化は、ストーリーだけを並べてももちろん分かる。
でも声が付くことで、「以前ならここまで自然に返事をしなかったんじゃないか」「この相手には声が少し柔らかいな」といった変化まで感じられる。
一方の湊も面白い。
序盤では距離を詰める側だった人物が、小雪を特別に意識するようになると、今まで通りの距離感を維持できなくなる。
距離ナシ男子が、好きな相手との“適切な距離”だけ分からなくなっていく。
これ、設定としてものすごく上手いよね!
陽太も同様だ。
普段は人の気持ちを尊重して一歩引ける男の子なのに、美姫への気持ちについては、その優しさだけでは前へ進めない。
第14話で告白を決意することは、恋愛の進展であると同時に、陽太自身が「人との距離を自分から変える」決断でもある。
この4人を並べると、『氷の城壁』という作品が「壁を持っているのは小雪だけではない」と分かってくる。
そこが僕はたまらなく好きだな。
「豪華声優か」より「会話がどう変わったか」を聞きたい
声優一覧の記事を見ると、「有名な人が何人いるの?」という楽しみ方になりやすいよね。
それももちろん楽しい。
でも『氷の城壁』では、僕はそこだけで終わるのが本当にもったいないと思う。
注目したいのは、
- 初対面に近かった頃の話し方
- 友達になってからの話し方
- 相手を異性として意識してからの話し方
- 本心を言いたいのに言えないときの間
この変化だ。
同じキャラクターなのに、相手との関係が変わることで声の意味まで変わって聞こえる。
これは原作漫画と競合する魅力じゃない。
むしろ漫画で描かれていた「間」を、アニメが別の方法で増幅していると僕は感じる。
原作を読んで結末まで知っている人にも、アニメ版を見る意味があるとしたら、まさにここじゃないかな。
第2期からは4人の友情だけでは整理できない感情がさらに強くなる。視聴サービスを選ぶ場合は、『氷の城壁』第2期の配信対象・配信開始日・料金体系など最新条件を各サービスで確認してから選ぼう。
まとめ|『氷の城壁』声優は永瀬アンナ・和泉風花・千葉翔也・猪股慧士ら
アニメ『氷の城壁』の主要声優は、氷川小雪役・永瀬アンナ、安曇美姫役・和泉風花、雨宮湊役・千葉翔也、日野陽太役・猪股慧士。
さらに霜島月子役・新福桜、五十嵐翼役・小林千晃、栗木桃香役・鬼頭明里、安曇優希役・波多野翔、熱川秋音役・川井田夏海が主要キャストとして参加している。
第1期は2026年4月2日から7月2日まで全14話を放送。
第2期は2026年10月1日から毎週木曜23時56分、TBS系28局で全国同時放送予定で、Netflixでは10月2日から先行配信される予定だ。
第2期オープニングはTHE BEAT GARDEN「エスコート」、エンディングはSuperfly「花蔭」に決まっている。
そして声優を知ったあとにぜひ注目してほしいのが、名前の豪華さだけではなく、キャラクター同士の距離が変化したときに声までどう変わって聞こえるか。
第1期序盤では小雪と湊の間にかなりの距離があった。
それが第12話、第13話、第14話と進むにつれ、今度は「近づいたからこそ話しづらい」という状態へ変わっていく。
一方、陽太と美姫の関係も、第14話を境に今までと同じではいられない段階へ進んだ。
人間関係って、近づけば簡単になるとは限らない。
むしろ大切な相手になるほど、言葉を選びすぎてしまうことだってある。
『氷の城壁』の声優陣は、そんな説明しにくい高校生の感情を「声の距離」として楽しめるキャスティングになっていると僕は感じているよ。
第2期を見る前には、ぜひ第1話付近と第14話を聞き比べてみてほしい。
「この4人、最初はこんな話し方だったんだ!」と気づいた瞬間、第2期のすれ違いがもっと刺さるんじゃないかな!
よくある質問
『氷の城壁』の氷川小雪役の声優は誰?
氷川小雪役の声優は永瀬アンナさんだよ。
小雪は感情を表へ出しにくいキャラクターで、静かな芝居の中でも内面の変化を感じられるような演技が大きな見どころになっている。
『氷の城壁』の主要声優・キャストは誰?
主要4人は、氷川小雪役・永瀬アンナ、安曇美姫役・和泉風花、雨宮湊役・千葉翔也、日野陽太役・猪股慧士。
さらに霜島月子役・新福桜、五十嵐翼役・小林千晃、栗木桃香役・鬼頭明里、安曇優希役・波多野翔、熱川秋音役・川井田夏海が主要キャストとして発表されている。
『氷の城壁』第2期はいつから放送される?
『氷の城壁』第2期は、2026年10月1日から毎週木曜23時56分、TBS系28局で全国同時放送予定だよ。
Netflixでは2026年10月2日から先行配信され、ほかの配信サービスでも順次配信予定。放送時間や配信条件は変更される場合があるため、視聴直前に最新情報を確認しておこう。
漫画レビュアー・コミック愛好家 ジョウスター

コメント