※本記事はプロモーションを含みます
ヒロアカのホークスはヒーロー側の裏切り者ではなく、公安の任務で敵組織に潜入していたスパイです。
荼毘との密会、ハイエンド襲撃、ベストジーニストの「死」、トゥワイスとの交流など、怪しく見えた行動には潜入任務という一本の理由がありました。
※ここからは『僕のヒーローアカデミア』の重要なネタバレを含みます。
ヒロアカのホークスは裏切り者?正体は公安の潜入スパイ
結論から言えば、ホークスはヴィラン側へ本当に寝返った裏切り者ではありません。
ヒーロー公安委員会から敵組織への潜入を命じられ、内部情報を集めていたヒーローです。
ホークスは“個性”「剛翼」を持つプロヒーローで、22歳という若さでヒーロービルボードチャートJPのNo.2に位置していました。
飄々とした態度と圧倒的な機動力を持ち、表舞台ではスター級のヒーローとして活躍しています。
ところが、その裏で与えられていたのは、敵から信用を得ながら組織の規模や計画を探るという極めて危険な仕事でした。
検索では「ホークスは二重スパイだった」と表現されることもありますが、整理すると少し違います。
ホークスの最終的な所属と目的は一貫してヒーロー側です。
敵側とヒーロー側をそれぞれ裏切っていたのではなく、敵に寝返ったように見せながら内偵していた潜入スパイ、と考えるのが分かりやすいでしょう。
視点 ホークスはどう見えた? 実際の目的
ヒーロー側 敵と密会する危険な人物 敵組織の情報収集
荼毘たち ヒーロー社会から離反した男 信用を得るための偽装
トゥワイス 自分を信じさせて騙した人物 組織内部への潜入
読者・視聴者 本当にヴィラン側なのか不明 裏切り疑惑を利用したミスリード
つまり、「ホークスは本当に裏切ったのでは?」という疑問そのものが、この潜入編の仕掛けなんですよね!
しかもホークスは、敵を騙すだけでは足りません。
読者から見ても怪しく見えるほど敵側へ入り込まなければ、荼毘たちから信用されない。
ここがホークスの潜入任務を面白くしているポイントです。
ホークス以外のキャラクターや伏線も整理しながら読みたい場合は、関連する解説もあわせて確認できます。
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ホークスはなぜ敵へ潜入した?超常解放戦線の決起を探るため
ホークスが潜入した最大の目的は、急速に巨大化する敵勢力の内部情報を入手することでした。
敵側は当初のヴィラン連合から大きく勢力を拡大し、やがて異能解放軍と融合して「超常解放戦線」となります。
規模が巨大になればなるほど、外側からの監視だけでは実態をつかめません。
必要になるのは、
- 敵組織がどれほどの戦力を持つのか
- 誰が重要人物なのか
- どこを拠点としているのか
- いつ大規模行動に出るのか
- ヒーロー側がどこを先に押さえるべきか
といった内部情報です。
そのためホークスは、敵側から「仲間として利用できる人物」と思われるところまで入り込む必要がありました。
ここで大事なのは、潜入は敵と会った瞬間に成功するわけではないことです。
むしろ問題はそこから。
現役No.2ヒーローが突然、
「ヒーロー社会を裏切りました」
と言って近づいてきても、普通なら怪しすぎますよね。
当然、荼毘も簡単にはホークスを信用しません。
だからホークスは、情報を渡される前に「本当にヒーロー側を捨てられる人間なのか」を試され続けることになります。
異能解放戦線の本に暗号を仕込んだ理由
潜入が進んだホークスは、エンデヴァーへ情報を伝える際にも普通の連絡手段を使えませんでした。
敵側から行動を警戒されている以上、電話や直接の報告で露骨に情報を流せば正体が露見する可能性があります。
そこで利用したのが「異能解放戦線」の本です。
ホークスは本の中にメッセージを仕込み、敵勢力が想像以上の規模にまで膨れ上がっていることを知らせました。
派手な戦闘ではありません。
でも僕は、こここそホークスらしい場面だと思うんですよね。
“個性”の剛翼で高速飛行できる男なのに、一番重要な情報だけは最短距離で届けられない。
速さを武器にするホークスが、言葉だけは遠回りしなければならない。
潜入任務の不自由さが、ものすごくよく表れています。
ハイエンド襲撃にホークスは関与した?荼毘との約束と実際の襲撃は違う
ホークスの裏切り疑惑を強くした出来事の一つが、エンデヴァーと新型脳無ハイエンドの戦いです。
ここは誤解されやすいところなので、整理しておきましょう。
ホークスは荼毘との接触を通じて、敵側との信用を作るための流れには関わっていましたが、博多で多数の一般人まで巻き込む形でハイエンドが襲撃する展開を、ホークス自身が望んで仕組んだわけではありません。
ホークスと荼毘の間には、敵側の戦力を試すための接触について話がありました。
ところが実際には、ホークスとエンデヴァーが博多で行動しているところへハイエンドが襲撃します。
ここに荼毘側との認識のズレがありました。
つまり、
「ホークスがエンデヴァーを罠にはめ、最初から市街地でハイエンドに襲わせた」
と理解するのは正確ではありません。
むしろ、この出来事はホークス自身も荼毘を完全には信用できず、荼毘もまたホークスを試していたことを示しています。
潜入スパイだからといって敵を自由に操れるわけではないんですよね。
情報を得ようとして近づけば、自分も相手の思惑の中へ入ることになります。
これはかなり怖い。
ホークスは「敵を騙している側」でありながら、同時に「敵から試されている側」でもあったわけです。

荼毘との密会はなぜ必要だった?
ホークスが荼毘と何度も接触していたのも、ヴィラン側へ寝返ったからではありません。
敵組織の懐へ入るためです。
ただし相手は荼毘。
簡単に信用してくれるタイプではありません。
ホークスがどれほど友好的な態度を取っても、
「No.2ヒーローが本当に裏切るのか?」
という疑いは残ります。
そこでホークスは、自分がヒーロー社会から完全に離反したと信じさせるため、さらに重い証明を求められることになります。
その象徴となったのが、ベストジーニストの一件でした。
ベストジーニストはホークスに殺された?実際は死を偽装していた
結論から言うと、ホークスはベストジーニストを本当に殺していません。
ここは「ホークス裏切り説」を理解するうえで、最重要ポイントの一つです。
荼毘から見れば、ホークスは現役No.2ヒーロー。
口で何を言っても信用できません。
そこで求められたのが、ヒーロー側を本当に裏切ったと示せるだけの証拠でした。
その流れで浮上したのがベストジーニストです。
物語では一時、ベストジーニストが消息を絶ち、ホークスが彼を手にかけたかのような描写が入ります。
さらにホークスは、ベストジーニストと思われる遺体を敵側へ提示。
これだけ見れば、
「ホークス、本当にヒーローを殺したの?」
と思いますよね。
でも後に明らかになる通り、ベストジーニスト本人は生存していました。
ベストジーニストと公安側は、ホークスの潜入を成立させるために彼の「死」を偽装。
敵側へ提示された遺体も、ベストジーニスト本人が本当に死亡したことを意味するものではありませんでした。
そして全面戦争では、死んだと思われていたベストジーニストが戦場へ復帰。
ギガントマキアを“個性”「ファイバーマスター」で拘束し、戦局に大きく関わります。
さらに戦後には、重傷を負ったホークスがベストジーニストとともに行動しています。
これによって、
「ホークスがベストジーニストを殺してヴィラン側へ寝返った」
という疑惑は明確に否定されます。
なぜここまで大がかりな偽装が必要だった?
理由は単純です。
荼毘から本物の信用を得るため。
現役No.2ヒーローを敵組織へ潜入させる以上、敵側も徹底的に疑います。
多少の情報を渡すくらいでは、
「公安が送り込んだスパイでは?」
という疑惑を消せません。
だから「ヒーローを一人手にかけた」と敵に信じさせるところまで演出する必要がありました。
これは、ホークスの任務が単なる聞き込みではなかったことを示しています。
通常のヒーローは人々から信頼されるほど活動しやすくなります。
しかし潜入中のホークスは逆です。
正義のヒーローとして信用されればされるほど、敵には信用されない。
だから自分のヒーローとしての評判さえ危険にさらさなければならない。
僕はここに、ホークスの潜入任務で最も特殊な「自己犠牲」があると思っています。
身体を傷つけて誰かを守るだけじゃない。
自分が悪人だと思われる危険まで引き受けて人を守る。
これはホークスにしかできない戦い方だったんじゃないかな。
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ホークスはトゥワイスを裏切った?「One’s Justice」が描く二つの正義
「ホークスは裏切り者なのか」という問いが一番苦い形で突きつけられるのが、トゥワイスとの関係です。
全面戦争でホークスは、群訝山荘にいたトゥワイスを拘束します。
そしていきなり攻撃するのではなく、まず投降するよう説得しました。
しかしトゥワイスは、自分がホークスを信用したことで敵組織の情報がヒーロー側へ渡り、仲間たちが危険にさらされたことを知ります。
彼からすれば、
「仲間だと思って話していた相手がスパイだった」
わけです。
絶望するのも当然ですよね。
ここでは、
「ヒーロー社会を裏切ったのか」と「トゥワイス個人を裏切ったのか」は分けて考える必要があります。
ヒーロー側から見れば、ホークスは裏切っていません。
公安の任務を遂行していただけです。
しかしトゥワイスから見れば、自分の信頼を利用された。
だから彼がホークスを「裏切り者」と感じるのも自然なんです。
ここがこのエピソードの苦しいところですよね。
なぜホークスはトゥワイスを最重要人物として警戒した?
理由はトゥワイスの“個性”「二倍」です。
トゥワイスは人や物を複製する能力を持ち、自分自身を大量に増やせる段階に到達していました。
一人が二人。
二人がさらに増える。
それが続けば、単独の戦闘員という常識では測れない兵力になります。
大規模戦闘で自由に動かれれば、戦況を一気に敵側へ傾ける可能性がある。
だからホークスは、トゥワイスを放置できませんでした。
ただし、ここで重要なのはホークス自身がトゥワイスを「救う価値のない悪人」と決めつけていたわけではないことです。
ホークスは投降を勧めています。
トゥワイスの人柄を知っていたからこそ、できれば生かしたまま止めたかったと読み取れるんですよね。
しかしトゥワイスにとってヴィラン連合は、単なる犯罪グループではありません。
孤独だった自分を受け入れてくれた仲間であり、居場所でした。
仲間が攻撃されている状況で、
「自分だけ投降します」
とはならない。
そこで両者の立場は決定的にぶつかります。
「One’s Justice」はホークスだけの正義ではない
この一連のエピソードが強烈なのは、ホークスを完全な正義として描くだけでは終わらないところです。
ホークスは社会を守るために戦う。
トゥワイスは仲間を守るために戦う。
立場は正反対です。
でも「守りたい相手がいる」という感情自体は共通している。
だからトゥワイスとの決着は、単純な「ヒーローがヴィランを倒した爽快な場面」にはなりません。
ホークスの判断には理由がある。
でもトゥワイスの怒りと絶望にも理由がある。
両方の感情が理解できてしまうからこそ、つらい。
僕はここに『ヒロアカ』の面白さが凝縮されていると思います。
正義と悪を名前だけで分けるのではなく、
「その人物にとって守りたいものは何なのか」
まで描く。
ホークスの潜入編が今でも語られる理由の一つじゃないでしょうか。

ホークスの潜入情報は何につながった?群訝山荘と蛇腔病院への一斉作戦
ホークスの潜入任務は、超常解放戦線への大規模な先制作戦につながりました。
ヒーロー側と警察は、敵が本格的な行動を開始する前に一斉確保へ動きます。
作戦の主な舞台となったのが、
- 超常解放戦線のメンバーが集まる群訝山荘
- ドクターこと殻木球大や死柄木がいる蛇腔病院
です。
エンデヴァーをはじめとするプロヒーローだけでなく、デクたち雄英高校の生徒も参加する大規模作戦となりました。
つまりホークスが集めていたのは、単なる「敵の噂」ではありません。
敵組織がどれだけ巨大化しているのか。
どこに重要拠点があるのか。
誰を警戒すべきなのか。
いつ行動するのか。
ヒーロー側が先に動くために必要な情報です。
ホークスの潜入がなければ、敵が行動を始めてから対応する形になっていた可能性があります。
全面戦争でヒーロー側が甚大な被害を受けたことを考えると、完全な奇襲を許していた場合の危険はさらに大きかったと考えられるでしょう。
だから僕は、ホークスを単に「強いNo.2ヒーロー」と見るだけではもったいないと思っています。
本格的な戦闘が始まる前から、情報戦という別の戦場で戦っていた人物なんですよね。
【考察】ホークスはなぜ「裏切り者を演じるヒーロー」になれたのか
ここからは作中の事実を踏まえた僕なりの考察です。
ホークスの潜入編を一言で表すなら、
「ヒーローであり続けるため、裏切り者を演じた男」
だと思っています。
敵へ近づく。
味方へ自由に連絡できない。
ベストジーニストの死まで偽装する。
トゥワイスから信頼され、その信頼を任務のために利用する。
どれも普通のヒーロー活動とは正反対ですよね。
ホークスの「自由」と潜入任務は真逆だった
ホークスは初登場時から、とても自由そうに見える人物です。
話し方は軽い。
トップヒーロー相手にも飄々としている。
剛翼で空を飛び、誰より素早く現場を移動する。
でも潜入任務中の彼は、実際にはかなり不自由です。
敵から疑われないように発言を選び、行動を監視され、味方へ普通に情報を送ることすらできません。
自由に空を飛べる人物が、立場としては誰より自由ではない。
この対比はホークスというキャラクターを理解するうえで重要だと僕は感じます。
ただし、彼が任務に選ばれた理由を「頭が良いから」「若いから」と断定することはできません。
そこは作中で明確にすべて説明されているわけではないからです。
一方で、実際の行動を見ると、
状況判断の速さ。
人との距離を縮める会話力。
敵の監視下でも情報を伝える機転。
剛翼を使った高い機動力。
こうした能力が潜入任務で生きていることは確かです。
「ヒーローが暇になる社会」という理想につながる
ホークスには、「ヒーローが暇を持て余す世の中にしたい」という考えがあります。
一見すると、
「楽をしたいのかな?」
と思うセリフですよね。
でも意味を考えると逆です。
ヒーローが暇になるということは、事件が起きない。
市民が襲われない。
誰も救助を必要としない。
つまりヒーローが活躍しなくていい社会こそ、一番平和な社会なんです。
派手に敵を倒して評価されるより、大事件そのものを未然に防ぐ。
ホークスの潜入任務は、この価値観と非常に相性がいいように見えます。
目立たない。
称賛されにくい。
場合によっては悪人だと疑われる。
それでも事件を防ぐために動く。
僕はここにホークスのヒーロー性が一番表れていると思うんですよね。
トゥワイスとの結末が示したホークスの限界
一方で、潜入任務が万能だったわけではありません。
その象徴がトゥワイスです。
ホークスは情報を得ることには成功しました。
でも、トゥワイスを説得して戦いから離脱させることはできなかった。
ここは「ホークスが失敗した」と一言で片づけるより、二人の立場がそもそも両立しにくかったと考えたほうが自然です。
トゥワイスにとって仲間は人生を立て直してくれた居場所。
ホークスにとってトゥワイスは、戦場へ出せば多くの人を危険にさらす可能性がある重要戦力。
どちらも簡単には譲れません。
だからホークスは投降を求める。
トゥワイスは拒む。
そして衝突する。
潜入によって敵を理解できたからといって、理解した相手を必ず救えるわけではない。
僕はここがホークス編の一番重い部分だと感じます。
敵のことを何も知らなければ、ただ倒せばいい。
でも知ってしまった。
話してしまった。
人柄まで理解してしまった。
そのうえで止めなければならない。
スパイという役目の残酷さが、トゥワイスとの関係に凝縮されているんです。
まとめ|ホークスは裏切り者ではなく公安のために裏切り者を演じた
ヒロアカのホークスについて重要な点を整理すると、次の通りです。
- ホークスはヒーロー側を裏切っていない
- 公安の任務で敵組織へ潜入していた
- 荼毘とは敵側から信用を得るため接触していた
- ハイエンド襲撃を市街地で起こすことをホークスが望んで仕組んだわけではない
- ベストジーニストは実際には殺されておらず、潜入のため死が偽装されていた
- トゥワイスから見れば、ホークスに信頼を利用されたという意味で「裏切られた」と感じるのは自然
- 潜入で得た情報は、超常解放戦線への大規模作戦につながった
つまり、
「ホークスは裏切り者か?」
という問いに対する答えは、ヒーロー社会に対してならNOです。
一方で、トゥワイス個人の視点では「信じた相手に騙された」という裏切りが成立します。
この二つが同時に存在するから、ホークス編は面白いんですよね。
僕が一番印象に残るのは、ホークスが悪へ転んだ人物ではなく、正義の側にいるために悪人だと思われる役まで引き受けた人物だということです。
軽やかに空を飛ぶ姿とは裏腹に、その任務は重い。
ホークスの潜入の真意を知ったうえで荼毘との会話やトゥワイスとのやり取りを見返すと、「このとき何を言えて、何を言えなかったのか」まで違って見えてくるんじゃないかな。
よくある質問
ヒロアカのホークスは本当に裏切り者ですか?
いいえ。
ホークスはヒーロー公安委員会の任務によって敵組織へ潜入しており、ヴィラン側へ本当に寝返ったわけではありません。
敵から信用される必要があったため、裏切ったように見える行動を取っていました。
ホークスはベストジーニストを殺したのですか?
殺していません。
ベストジーニストは潜入作戦のために死を偽装しており、後に全面戦争へ復帰しています。
ホークスがベストジーニストを殺害したように見せたのは、荼毘たちから信用を得るためでした。
ホークスはなぜトゥワイスを裏切ったのですか?
ホークスは超常解放戦線へ潜入して情報を集める任務を遂行していました。
そのためトゥワイスとの交流も潜入活動と切り離せず、トゥワイスから見れば信頼を利用された形になります。
ただしホークスはいきなり攻撃したのではなく、まず投降を求めています。
「社会を守らなければならないホークス」と「仲間を守りたいトゥワイス」が衝突したことが、このエピソードの核心です。
ホークス以外の『ヒロアカ』の伏線やキャラクターについても、気になる部分から続きを読めます。
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