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転スラのヴェルドラとミリムの関係は?強さや因縁を整理

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暴風竜ヴェルドラと竜魔人ミリムが向かい合い、叔父と姪という意外な関係と規格外の強さを感じさせる場面

ヴェルドラとミリムは、家系上では「叔父と姪」にあたる関係です。ただし竜種特有の成り立ちを考えると、人間と同じ意味の血縁として捉えすぎないことも重要です。

『転生したらスライムだった件』を見ていると、ヴェルドラとミリムって妙に似た空気を感じませんか?

どちらも世界トップクラスの強さを持ちながら自由奔放。そして何より、リムルのことが大好きです。

実はこの2人、単なる「リムルの強すぎる友達」ではありません。

ミリムの父ヴェルダナーヴァを通じて、ヴェルドラはミリムの叔父にあたります。

しかも魔王達の宴(ワルプルギス)では、ヴェルドラとミリムが実際に拳を交えるという、とんでもなく豪華な展開まで描かれました。

今回は2人の家族関係から種族の違い、ワルプルギスでの戦い、「結局どちらが強いの?」という疑問まで、混同しやすいポイントを整理しながら解説していきます!

目次

転スラのヴェルドラとミリムの関係は?叔父と姪になる理由

結論からいうと、ヴェルドラから見たミリムは姪、ミリムから見たヴェルドラは叔父という関係になります。

この関係を理解するカギになる人物が、ミリム・ナーヴァの父であるヴェルダナーヴァです。

ヴェルダナーヴァは竜種の一柱であり、ヴェルザード、ヴェルグリンド、ヴェルドラにとって兄にあたる存在として扱われています。

そして、そのヴェルダナーヴァの娘こそがミリムです。

関係を整理すると、こんな形になります。

  • ヴェルダナーヴァ:ミリムの父
  • ヴェルザード:ヴェルドラの姉にあたる竜種
  • ヴェルグリンド:ヴェルドラの姉にあたる竜種
  • ヴェルドラ:ヴェルダナーヴァの弟にあたる竜種
  • ミリム:ヴェルダナーヴァの娘
  • ヴェルドラから見たミリム:姪
  • ミリムから見たヴェルドラ:叔父

つまり、単に「2人ともドラゴンっぽいから親戚」というわけではありません。

ヴェルダナーヴァを中心とした家族関係をたどることで、叔父と姪という位置関係になるわけですね。

いやもう、この家系図、スケールがおかしいですよね!

兄がヴェルダナーヴァ、弟が暴風竜ヴェルドラ、その娘が最古の魔王ミリム。

一般的なファンタジーなら、それぞれ単独でラスボスを張れそうな存在ばかりです。

ヴェルドラとミリムは本当に「血のつながった」叔父と姪?

ここはかなり重要なポイントです。

「叔父と姪」と聞くと、人間と同じようにヴェルダナーヴァとヴェルドラが両親から生まれた実兄弟で、その血がミリムへ流れている……という家系を想像しやすいですよね。

しかし、竜種の「兄弟姉妹」は、人間の生物学的な兄弟関係とまったく同じものとして考えないほうが正確です。

竜種は極めて特殊な精神生命体であり、その誕生や存在の仕組みそのものが普通の生物とは違います。

ヴェルダナーヴァ、ヴェルザード、ヴェルグリンド、ヴェルドラは兄弟姉妹として扱われていますが、人間の家族と同じ感覚の「血縁」だけで説明できる存在ではありません。

一方、ミリムはヴェルダナーヴァの娘です。

そのため家族関係として整理すればヴェルドラは叔父にあたるものの、「人間とまったく同じ意味で血のつながった叔父」と表現すると少しニュアンスが違うんですね。

検索すると「ヴェルドラとミリムは血縁なの?」と気になる人も多いと思いますが、ここは、

家系上は叔父と姪。ただし竜種の兄弟関係は人間の生物学的な血縁とは性質が異なる

と覚えておくのが一番分かりやすいでしょう。

この違いを押さえておくだけで、『転スラ』の世界観が一段深く見えてきますよ!

ミリムはヴェルドラと同じ竜種?竜魔人との違いを整理

ここもかなり混同されやすいところです。

ヴェルドラとミリムは親族関係にありますが、2人の種族は同じではありません。

ヴェルドラは「竜種」。

一方のミリムは「竜魔人(ドラゴノイド)」です。

つまり、

比較 ヴェルドラ ミリム
種族 竜種 竜魔人(ドラゴノイド)
家族関係 ヴェルダナーヴァの弟にあたる ヴェルダナーヴァの娘
相手との関係 ミリムの叔父にあたる ヴェルドラの姪にあたる
代表的な立場 暴風竜 最古の魔王の一角

という違いがあります。

「父親が竜種ならミリムも竜種なんじゃないの?」と思いたくなりますよね。

ですが、ミリムをヴェルドラやヴェルザードたちと同じ竜種として扱うのは正確ではありません。

ミリムは竜種ヴェルダナーヴァを父に持つ竜魔人であり、それ自体が彼女の特殊性なんです。

「竜種は4体しかいない」はどう理解すればいい?

『転スラ』を途中まで見ている人なら、「竜種は世界に4体」という説明を覚えているかもしれません。

その4体として知られているのが、

  • ヴェルダナーヴァ
  • ヴェルザード
  • ヴェルグリンド
  • ヴェルドラ

です。

だからといって、「ドラゴンに関係するキャラクターはこの4人だけ」という意味ではありません。

ミリムのような竜魔人や、精霊竜、竜族系の魔物など、「竜」と関係する存在はほかにも登場します。

ここを全部まとめて「ドラゴンだから竜種」と考えてしまうと、設定が一気に分かりづらくなるんですよね。

僕としては、『転スラ』を楽しむなら「竜種」は単なるドラゴン系モンスターの種族名ではなく、世界観そのものに関わる特別な存在カテゴリーとして捉えるのがおすすめです。

そうすると、ヴェルドラの異常な格の高さも、ミリムが「竜種ではないのに恐ろしく強い」ことの凄さも、より伝わってきます!

ヴェルドラとミリムはワルプルギスで戦った?直接激突した場面を解説

「叔父と姪なのは分かったけど、この2人って実際に作中で絡んでいるの?」

ここが気になりますよね。

答えはYESです。しかも普通に会話するどころか、魔王達の宴(ワルプルギス)で直接戦っています。

ワルプルギスでは、クレイマンがミリムを自分の支配下に置いているかのように振る舞い、リムルへ攻撃させます。

ミリムの相手を引き受けたリムルですが、さすがに相手が悪すぎました。

最古の魔王の一角であるミリムを相手に追い込まれていきます。

そして、そんなリムルの前へ突如として現れたのがヴェルドラ。

ヴェルドラはリムルに代わってミリムの拳を受け止め、そのままミリムの相手をすることになります。

いや、登場の仕方が格好よすぎるんですよ!

普通なら「ミリムが攻撃してくる」という時点で絶望イベントです。

その拳を途中参加したヴェルドラが受け止めて、「じゃあ我が相手をしよう」と言わんばかりに戦い始める。

世界最上位クラス同士だからこそ成立する、とんでもないカードですよね。

※画像はAIによるイメージ

ミリムは本当にクレイマンに操られていた?

この場面を理解するうえで欠かせないのが、ミリムの「洗脳」です。

ワルプルギスの途中までは、クレイマンがミリムを支配し、自分の命令どおりに動かしているように見えます。

ところが最終的に明らかになるのは、ミリムは本当に支配されていたわけではなかったという事実です。

ミリムはクレイマンの企みを探るため、あえて操られているように振る舞っていました。

ここ、ミリムというキャラクターを見るうえでめちゃくちゃ大事だと思うんですよ。

普段のミリムは天真爛漫。

食べ物や遊びに大喜びし、思ったことをすぐ行動に移すので、「強いけど単純な子」という印象を持っていた人もいるんじゃないでしょうか。

でも実際には、必要であれば相手を欺き続けられるだけの判断力を持っています。

ミリムは無邪気ではあるけれど、決して愚かではない。

ワルプルギスは、そのことがハッキリ分かる重要な場面なんですよね。

ヴェルドラとミリムは本気で殺し合っていたわけではない

そしてもう一つ注意したいのが、「ヴェルドラVSミリム」という言葉だけが独り歩きしてしまうことです。

確かに2人は直接戦っています。

しかし、これはお互いが生死を懸け、最後まで全能力を出し切って勝敗を決めた公式決着戦ではありません。

特にミリムには「本当にクレイマンに操られているわけではない」という事情があります。

そのため、この戦闘だけを材料に、

「ヴェルドラのほうが強い」

「ミリムのほうが上だった」

と完全に序列を決めるのは難しいでしょう。

むしろ注目したいのは、ミリムの攻撃をヴェルドラが受け止め、そのまま戦闘相手として成立したことです。

世界最高峰の怪物同士が、叔父と姪。

設定を理解してから見返すと、この戦いの面白さが倍増しますよ!

ヴェルドラとミリムはどっちが強い?単純な勝敗を決めにくい理由

「で、結局どっちが強いの?」

ここまで読んだら、やっぱり知りたくなりますよね!

先に答えると、ヴェルドラとミリムの強さを一つの戦闘だけで完全に順位付けすることは難しいです。

理由は大きく3つあります。

  • ワルプルギスの戦いは完全な決着戦ではない
  • 2人とも作品世界で最上位級の存在
  • 物語の進行によって能力や戦闘経験が変化する

特に『転スラ』は、キャラクターの能力が固定されたまま進む作品ではありません。

進化、スキルの獲得・統合、戦闘経験などによって、その時点での戦力が変わります。

だから「ヴェルドラとミリム、どっちが強い?」を考えるなら、どの時点の2人を比較するのかも重要になるんですね。

ヴェルドラの強さは「竜種」であること自体が別格

ヴェルドラは「暴風竜」として知られる、天災(カタストロフ)級の存在です。

物語の冒頭では、勇者の「無限牢獄」によって洞窟の中へ300年間封印されていました。

300年ですよ?

僕たちの感覚なら、国の形も社会も何度変わるか分からない長さです。

そんな時間を封印状態で過ごしていたヴェルドラの前に現れたのが、転生したばかりのリムルでした。

2人は会話を交わすうちに意気投合。

友達となったリムルはヴェルドラを自身の内部へ取り込み、「無限牢獄」の解析を進めていきます。

やがてリムルが進化し、ラファエルの解析によってヴェルドラは解放。

リムルの分身体を依り代として受肉することになります。

しかも、リムルの進化に伴ってヴェルドラ自身の能力も以前より強化されています。

ここが怖いところなんですよ!

もともと世界から恐れられるほど巨大な力を持っていたキャラクターが、復活後は漫画を読んだり他者の戦い方に興味を持ったりしながら、知識まで吸収していく。

僕にはこれ、「初期ステータスがラスボス級なのに、そこからプレイヤースキルまで伸ばしているキャラ」に見えるんですよね。

反則級です。

ミリムは「破壊の暴君」と呼ばれる最古の魔王

対するミリム・ナーヴァも、とんでもない存在です。

ミリムは「破壊の暴君(デストロイ)」の異名を持つ竜魔人で、長い歴史を持つ最古の魔王の一角。

現在の魔王勢力の中でも、単純な戦闘力を語るうえで無視できない存在です。

初めてテンペストへやって来たときも、リムルのことを早い段階で「ただのスライムではない」と見抜きます。

そして交流するうちにリムルを気に入り、「親友(マブダチ)」として接するようになる。

この距離の詰め方、最高にミリムですよね!

政治的な同盟を結んだから仲間になったわけではありません。

「こいつ面白い!」

という感覚から友達になる。

それでいて戦闘になれば、リムルでさえ簡単には相手にできない圧倒的な力を見せつけます。

普段の子どものような無邪気さと、魔王としての恐ろしい戦闘力。

この落差こそミリム最大の魅力の一つでしょう。

ワルプルギスだけではヴェルドラとミリムの勝敗は決められない

実際にヴェルドラとミリムが戦った以上、「描写を見れば答えが出るのでは?」と思いますよね。

ですが、先ほど触れたとおりワルプルギスでの交戦には特殊な事情があります。

ミリムは本当に洗脳されていたわけではなく、戦闘そのものにも別の目的が絡んでいました。

そして最後まで勝敗が決まる正式な一騎打ちでもありません。

だから、あの戦いを根拠に一方を絶対的な格上と断言するのは危険です。

僕としては、むしろこの対決の最大のポイントは、

「ミリム級の怪物の攻撃に途中参加して、そのまま相手役になれるヴェルドラもやっぱりおかしい」

ということだと思っています。

「最強は誰?」とランキングだけを見るより、互いに普通のキャラクターでは代役不可能なレベルだから戦闘が成立している、と考えたほうが作品のスケールを楽しめるんじゃないでしょうか。

ミリムの父ヴェルダナーヴァとは?2人の関係をつなぐ重要人物

ヴェルドラとミリムの関係をさらに理解するなら、ヴェルダナーヴァは避けて通れません。

ヴェルダナーヴァはミリムの父であり、ヴェルドラたち竜種にとって兄にあたる存在です。

つまり、

ヴェルドラ――ヴェルダナーヴァ――ミリム

というつながりこそ、叔父と姪という関係の中心になります。

ただし、面白いのは『転スラ』がこの関係を普通のホームドラマのようには描いていないことです。

「叔父だから姪の保護者になる」

「姪だから叔父について回る」

という人間的な家族関係とはかなり違います。

ヴェルドラもミリムも、それぞれが圧倒的な力と長い歴史を持った独立した存在です。

そのため、設定上は叔父と姪でも、作中で見える距離感は「叔父さんと姪っ子」というより、同じ巨大な系譜につながる超越者同士に近いんですよね。

ここを人間の感覚だけで理解しようとすると、「親戚なのに全然家族らしくない?」と不思議に感じるかもしれません。

でも、それこそが彼ららしさなんじゃないかなと僕は思います。

ミリムの過去には精霊竜ガイアも深く関わっている

ミリムの過去を知るうえで重要なのが、彼女の親友である精霊竜です。

遥か昔、その精霊竜は悪意ある者たちによって命を奪われました。

この出来事はミリムにとって決定的な悲劇となり、彼女が魔王へ覚醒する流れにも深く関わります。

そして精霊竜はその際に混沌竜として復活しますが、正常な状態で戻ってきたわけではありません。

最終的にミリム自身によって封印されることになります。

その後、封印された混沌竜は再び表舞台へ現れ、リムルとミリムによって倒されます。

残された魂を封じた魔魂核に、ミリムが「ガイア」と名付けました。

流れを整理すると、

精霊竜が命を落とす → ミリムの覚醒時に混沌竜として復活 → ミリムが封印 → 後にリムルとミリムが倒す → 魂を封じた魔魂核に「ガイア」と命名

となります。

※画像はAIによるイメージ

この過去を知ると、ミリムの印象ってかなり変わりませんか?

普段は明るくて、おいしいものや楽しいことが大好き。

リムルを「マブダチ」と呼んで無邪気にはしゃいでいます。

でも、その明るさの背景には、とてつもなく重い歴史と喪失があるんです。

僕はここがミリムというキャラクターのすごく好きなところです。

悲しい過去を持っているから常に暗いキャラクターになるのではなく、それでも現在を全力で楽しんでいる。

だからミリムの笑顔には、単なるギャグキャラクター以上の奥行きを感じるんですよね。

ヴェルドラとミリムの共通点は?2人を現在につなぐのはリムル

ヴェルドラとミリムを語るうえで、血縁と同じくらい重要なのがリムルです。

なぜなら、ヴェルドラもミリムもリムルを自分の意思で特別な相手として選んでいるからです。

ヴェルドラにとってリムルは、長い封印生活の中で出会った友人。

物語の最初期から2人は会話を交わし、名前を与え合うほど大切な関係を築いていきます。

一方のミリムも、テンペストへやって来てリムルと接する中で彼を気に入り、「親友(マブダチ)」として扱うようになります。

つまり関係図として見ると、

ヴェルダナーヴァが過去の系譜でヴェルドラとミリムをつなぎ、リムルが現在の友情で2人を再び同じ場所へ集めている

とも考えられるんですよね。

これ、かなり面白い構図だと思いませんか?

2人ともリムルの「部下」ではないことが重要

もう一つ見逃せないのが、ヴェルドラもミリムもリムルの単純な配下ではないことです。

2人とも、リムルに守ってもらわなければ生きられないような弱者ではありません。

むしろ単独で世界情勢を動かしかねないほどの強者です。

そんな2人が、力で服従させられたわけでもなく、自分からリムルを気に入って近くにいる。

ここにリムルという主人公の最大の魅力の一つが表れていると僕は感じます。

リムルは「最強だから全員を従わせる主人公」というだけではありません。

種族や国家、敵味方の境界を越えて相手と対話し、それぞれ違った形の関係を築いていく人物です。

だから、本来なら一つの国に集まる必要などないヴェルドラやミリムまで自然とテンペスト周辺へ集まってくるんですよね。

考察|ヴェルドラとミリムは「叔父と姪」以上に対等な超越者として描かれている

ここからは僕なりの考察です。

ヴェルドラとミリムの記事では、「叔父と姪です」で終わらせることもできます。

でも僕は、それだけだともったいないと思っています。

特に面白いのは、家系上は世代差があるのに、物語上では対等な超越者として成立していることなんです。

一般的な作品で「叔父と姪」と聞くと、叔父のほうが年長者として姪を導いたり、守ったりする関係を想像しがちですよね。

ヴェルドラとミリムには、そのテンプレがほとんど当てはまりません。

ミリムは最古の魔王の一角として長い年月を生き、自分自身の力と立場を確立しています。

ヴェルドラもまた、暴風竜として世界から恐れられてきた竜種です。

だからワルプルギスで両者が向き合ったときも、「叔父が姪を止める」という普通の家族ドラマにはならない。

世界最高峰クラス同士が普通に殴り合う。

このスケール感こそ、『転スラ』ならではだと思います。

「血縁」と「選んだ友情」が同時に存在している

さらに僕が注目したいのが、ヴェルドラとミリムには2種類のつながりがあることです。

一つはヴェルダナーヴァによって生まれる、最初から決まっていた家族としてのつながり。

もう一つが、それぞれ自分の意思で築いたリムルとの友情です。

ヴェルドラは「ヴェルダナーヴァの弟だから」リムルと友達になったわけではありません。

ミリムも「ヴェルドラの姪だから」テンペストへ通うようになったわけではありません。

2人ともリムル本人を見て、「こいつと一緒にいたい」と思ったから関係が続いています。

僕はここに、『転スラ』という作品が描いている人間関係の面白さが凝縮されているように感じるんです。

生まれによって決まる関係と、自分で選んだ関係。

ヴェルドラとミリムには両方が存在しています。

しかも、過去の系譜の中心にはヴェルダナーヴァがいて、現在の交流の中心にはリムルがいる。

言い換えれば、

過去をつないでいるのがヴェルダナーヴァで、現在をつないでいるのがリムル。

この視点で見ると、2人が同じ画面ではしゃいでいるだけでも妙に感慨深く見えてきませんか?

なぜ2人ともリムルの前ではコミカルになるのか

ヴェルドラとミリムには、もう一つ興味深い共通点があります。

外の世界から見れば、どちらも恐怖の対象になり得る存在なのに、リムルの周囲では妙に楽しそうなんですよね。

ヴェルドラは暴風竜。

ミリムは破壊の暴君。

二つ名だけ聞いたら、絶対に同じ町へ入れたくないメンバーです。

それなのにテンペストでは、食べ物や娯楽に夢中になったり、くだらないことで盛り上がったりする。

僕はこれを単なるギャグではなく、「力を振るわなくても自分でいられる場所を見つけた」ことの表現だと考えています。

圧倒的に強いキャラクターは、普通なら常に「兵器」「災害」「抑止力」として扱われます。

でもリムルは彼らを戦力だけで評価しません。

友人として普通に接する。

だからヴェルドラもミリムも、リムルの前では「最強キャラ」という役割から少し自由になれるんじゃないでしょうか。

これは僕がヴェルドラとミリムの関係を考えるとき、一番好きな部分です。

「どっちが強い?」ももちろん楽しい。

でもその先にある、

「これほど強い2人が、なぜ同じスライムのそばでは楽しそうなのか?」

まで考えると、『転スラ』の人間関係がもっと面白くなってくるんですよ!

まとめ|転スラのヴェルドラとミリムは叔父と姪だが、人間と同じ血縁とは少し違う

『転スラ』のヴェルドラとミリムは、家族関係として整理するとヴェルドラが叔父、ミリムが姪にあたります。

ミリムの父ヴェルダナーヴァが、ヴェルドラにとって兄にあたる存在だからですね。

ただし、ヴェルダナーヴァとヴェルドラたち竜種の兄弟関係は、人間とまったく同じ生物学的な血縁として考えないほうが正確です。

そして種族も異なります。

ヴェルドラは竜種。

ミリムは竜魔人(ドラゴノイド)です。

作中では魔王達の宴(ワルプルギス)で両者が直接激突し、リムルを追い詰めていたミリムの拳をヴェルドラが受け止め、そのまま交戦する展開まで描かれています。

とはいえ完全な決着戦ではないため、この戦いだけで「ヴェルドラとミリムはどちらが絶対に強い」と断定することはできません。

そして僕が一番面白いと思うのは、2人がヴェルダナーヴァによって家族としてつながりながら、現在ではそれぞれ自分の意思でリムルを友人として選んでいることです。

過去をつなぐヴェルダナーヴァ。

現在をつなぐリムル。

この二重の関係を知ってからヴェルドラとミリムを見ると、「世界最強クラスの叔父と姪」という設定以上に、2人の立ち位置が立体的に見えてきます。

次にワルプルギスやテンペストでの2人を見返すときは、強さだけでなく、この独特な家族と友情のつながりにも注目してみてくださいね!

よくある質問

ヴェルドラとミリムは親子ですか?

いいえ、親子ではありません。

ミリムの父はヴェルダナーヴァで、ヴェルドラはヴェルダナーヴァの弟にあたる存在です。

そのため家系上は、ヴェルドラが叔父、ミリムが姪となります。

ミリムはヴェルドラと同じ竜種ですか?

いいえ。

ヴェルドラは竜種、ミリムは竜魔人(ドラゴノイド)です。

ミリムは竜種ヴェルダナーヴァを父に持つ非常に特殊な存在ですが、ヴェルドラと同じ竜種として分類されるわけではありません。

ヴェルドラとミリムは実際に戦ったことがありますか?

はい。

魔王達の宴(ワルプルギス)で、ミリムに追い詰められたリムルの前へヴェルドラが現れ、ミリムの拳を受け止めて直接交戦しています。

ただし、互いが最後まで全力を出して勝敗を決めた正式な決着戦ではないため、この場面だけで2人の強さを完全に順位付けすることはできません。

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