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転スラのリムルの最終形態は、種族なら「竜魔粘性星神体」。ただし23巻では能力・剣技まで含め、さらに先の完成域へ到達しています。
『転生したらスライムだった件』の書籍版は、2025年11月29日発売の第23巻で本編完結。最終巻では総力戦の果てに、リムルの成長を象徴する規格外の最終決戦まで描かれました。
この記事では重大なネタバレを含みながら、「リムルの最終形態とは結局何なのか」「15巻と23巻で何が違うのか」「最終的にどこまで強くなったのか」を整理していくよ!
転スラのリムル最終形態とは?結論は「種族」と「戦闘状態」を分ける
「リムルの最終形態は何?」と聞かれたら、まず答えたいのは竜魔粘性星神体(アルティメットスライム)です。
ただし、完結した書籍版23巻まで含めて考えるなら、これだけでは説明が足りません。
リムルの到達点は、大きく次の3つに分けると分かりやすいです。
- 種族・存在形態:竜魔粘性星神体(アルティメットスライム)
- 能力体系:神智核シエル、虚空之神アザトース、豊穣之王シュブ・ニグラトなど
- 終盤の戦闘完成度:竜種との繋がり、竜種核化、剣技、虚無崩壊などを総合的に運用する状態
ここで特に注意したいのが、23巻で「竜魔粘性星神体より上の新種族へ変身した」という話ではないこと。
リムルが竜魔粘性星神体へ変化する大きな転換点は書籍15巻です。
そこから最終巻までの成長は、ドラゴンのような新しい外見へ変身する方向ではなく、持っている権能、情報処理能力、剣技、エネルギー運用、仲間との繋がりをさらに高次元でまとめ上げていく方向なんですよね。
つまり、
15巻で「器」が規格外になり、その後の巻で「中身」と「使い方」が完成していった。
こう考えると、リムルの最終形態がかなり理解しやすくなるんじゃないかな!
そして書籍23巻では、イヴァラージェをめぐる戦いがいよいよ最終局面へ突入。
帰還したリムルを中心にテンペスト陣営も動き、ヴェルザードから告げられる重大な情報などを経て、本編最後の総力戦が展開されます。
だから「リムル 最終形態」と検索したときは、見た目だけではなく、23巻時点で何を実現できる存在になったのかまで見た方が圧倒的に面白いんです。
リムルはなぜ竜魔粘性星神体になった?15巻の進化を整理
リムルの存在そのものが大きく変わる転機が、書籍15巻の帝国との戦いです。
この時点のリムルはすでに真なる魔王へ覚醒していますが、さらにその先へ踏み込みます。
きっかけとなるのがヴェルドラの危機。
ヴェルドラが支配下に置かれたことで、リムルは自分とヴェルドラを結んでいた魂の回廊に異変を感じ、強烈な怒りを見せます。
そしてヴェルドラを取り戻すために、その身体を捕食しながら解析。
重要な部分を破壊しないよう処理しつつ、存在を構成する情報まで読み解いていくという、普通なら考えられない手段に出るんです。
その結果、リムル自身の身体も再構築され、竜種に連なる存在である竜魔粘性星神体へと到達します。
この「竜魔粘性星神体」という名称はWeb版でも登場し、リムルが従来の身体から竜種へ対応できる存在へ再構築される流れが描かれています。
ここで大事なのは、単に「強い種族へジョブチェンジした」と捉えないことです。
リムルは最初からずっと、
喰う → 解析する → 自分に適応させる
という成長を繰り返してきました。
異世界へ転生した直後は、洞窟の草や鉱石、魔物まで取り込んでいましたよね。
シズを取り込んだことで人間への擬態が可能になり、さまざまな敵との戦いでは能力を解析して自分の戦力へ変換してきました。
そして15巻では、その「捕食と解析」がついに竜種という世界最高峰クラスの存在へ届いた。
これが熱いんですよ!
リムルの進化をざっくり整理すると、
- 異世界でスライムとして転生
- 捕食者と大賢者を活用して成長
- シズを取り込み人型へ擬態
- 真なる魔王へ覚醒
- 大賢者が智慧之王ラファエルへ進化
- ラファエルに「シエル」と名付ける
- ヴェルドラを救出・解析する過程で竜魔粘性星神体へ
- シエルによる大規模な能力統合が進行
- 虚空之神アザトースなどを運用
- 終盤では剣技や竜種との連携まで含め戦闘体系が完成
という流れになります。
ゲームでたとえるなら、単純にレベルが上がったというより、ゲーム内の成長システムそのものを自分で書き換え始めた感じ。
ここまでくると反則級なんだけど、成長の仕組み自体は第1巻から変わっていない。
僕はそこが『転スラ』のインフレを気持ちよく読める理由だと思っています。

リムルの最終形態の姿は?ドラゴンや巨大な怪物にはならない
「竜魔粘性星神体」という名前だけ聞くと、
「ついにリムルが巨大なドラゴンになるの?」
と思う人もいるかもしれません。
でも、基本的にはそうではありません。
リムルは竜種に連なる規格外の存在へ変化しても、リムルらしいスライム形態や人型を維持します。
ここはかなり重要なポイントです。
少年漫画やバトル作品では、最終形態になると巨大な翼が生えたり、全身が鎧のようになったり、見るからにラスボス級の外見へ変化することがありますよね。
ところがリムルの場合、「究極進化しました!」と外見で大げさに主張しない。
人型の基礎は、シズこと井沢静江を取り込んだことで獲得した姿です。
そこから成長に伴って外見の年齢感にも変化はありますが、リムルを象徴する中性的な雰囲気は残っています。
Web版の竜魔粘性星神体への変化でも、竜種へ再構築された後に人型となり、銀色系の髪を持つ中性的な姿として描かれています。
僕は、このデザインがリムルという主人公にものすごく合っていると思うんです。
なぜなら、リムルの強さは「別の何かになる」ことではないから。
スライムのまま、あらゆるものを受け入れられる存在へ拡張されていく。
ここがポイントです。
姿を固定しないスライム。
能力を固定しないアザトースやシュブ・ニグラト。
状況に応じて最適解を探すシエル。
リムルの外見、種族特性、能力設計が全部「柔軟性」という一つのテーマにつながっているように感じるんですよね!
だから最終形態になっても、怪獣のような姿へ変える必要がない。
むしろ普通に見える姿の中へ、とんでもない能力が全部詰まっているギャップこそ、リムルらしい完成形なんじゃないかな。
リムルの最終能力は何?シエルとアザトースが強さの中心
竜魔粘性星神体になっただけでも十分異常ですが、リムルの本当の恐ろしさはそこではありません。
身体以上に注目すべきなのが、能力を管理・統合・運用する仕組みです。
まず外せないのが神智核(マナス)「シエル」。
リムルの最初期から相棒だった大賢者は、真なる魔王への覚醒によって智慧之王ラファエルへ進化。
さらにリムルが特別な名前を与えたことで、シエルとして大きな変化を迎えます。
これによってリムルは、
「能力がたくさんあるから強い」
という段階から、
「膨大な能力を最適化して使えるから強い」
という段階へ進みました。
ここ、めちゃくちゃ大きな違いです。
たとえばゲームで100種類の魔法を覚えていたとしても、プレイヤーが状況判断できなければ宝の持ち腐れになります。
ところがリムルの場合、その100種類の能力を超高速で分析し、「今はこれとこれを組み合わせるのが正解」と判断してくれるシエルがいる。
しかも、不要になった能力を整理したり、新たな形へ統合したりする。
もはや攻略本を持っているというより、攻略システムそのものが頭の中にいる状態です。
そして、そのシエルによる能力統合の象徴といえるのが虚空之神(アザトース)。
アザトースには、リムルの原点といえる「喰う」「収納する」といった性質が究極まで強化された権能が集約されています。
Web版で示されるアザトースの主要要素にも、魂暴喰、虚無崩壊、虚数空間、時空間支配、多次元結界、竜種解放、竜種核化などが並びます。
魂暴喰は「捕食者」の究極進化
魂暴喰は、初期の捕食者から続くリムルらしさを強烈に残した能力です。
リムルは最初から「倒した敵を殴って終わり」ではなく、取り込み、分析し、利用する戦い方をしてきました。
その性質が極限まで進んだ結果、終盤では単純な物質を食べるという次元では語れない権能へ成長しています。
つまり魂暴喰は、能力名だけを見ると完全にラスボス級なのに、根っこをたどると第1巻のスライム時代と同じ行動原理なんですよね。
虚数空間は「胃袋」の超進化版
そして虚数空間。
これも初期能力の延長として見ると面白いです。
かつては「取り込んだものを保存する場所」という印象だった能力が、終盤になると規模も用途も別次元になります。
対象を隔離する。
膨大なエネルギーを受け入れる。
外界から切り離す。
そうした用途まで可能になっていく。
収納庫だったものが、最終的には敵からすれば脱出困難な異次元の牢獄に近い意味を持つ。
この成長幅、とんでもないよね!
虚無崩壊は最大級のエネルギー源
さらに終盤で欠かせないのが虚無崩壊(ターンヌル)です。
圧倒的なエネルギーを扱うリムルにとって、攻撃面の象徴ともいえる力。
ただし、ここで勘違いしたくないのは、リムルが「虚無崩壊を撃つだけの火力キャラ」ではないことです。
本当に強いのは、
虚無崩壊の出力+魂暴喰+虚数空間+時空間への対応+シエルの解析
が一つのシステムとして連動するところ。
攻撃力だけ100点なのではなく、攻撃・防御・解析・隔離・適応が全部つながっているんです。
だから最終盤のリムルを攻略する場合、「この攻撃を防げば勝てる」という単純な対策が成立しにくい。
これが僕の考えるリムル最大の強みです。
豊穣之王シュブ・ニグラトはなぜ重要?「進化し続けられる完成形」を作る
リムルの能力というとアザトースへ注目が集まりやすいですが、忘れたくないのが豊穣之王(シュブ・ニグラト)です。
派手な攻撃技ではありません。
でも、「リムルはどうしてあれだけ大量の能力を扱えるの?」という疑問を考えるうえでは非常に重要です。
シュブ・ニグラトは、獲得した能力の情報を整理し、創造・複製・贈与・保存などにつなげる能力体系。
要するにリムルは、手に入れた能力を全部そのまま抱えてゴチャゴチャになるのではありません。
能力を情報として整理する。
必要なものを利用する。
条件に応じて新しい形にする。
仲間へ還元できる形へ変える。
こうした運用まで可能になっていきます。
僕がここで面白いと思うのは、リムルの最終形態が「完成したから成長終了」ではないことです。
普通のRPGなら最終形態とは、「これ以上進化しません」というゴールですよね。
でもリムルは逆。
どんな敵が出てきても解析して、新しい回答を組み立てられる。
つまり、
変化できることそのものが完成形になっている。
この考え方が、スライムという種族と抜群に噛み合っています。
硬い完成品ではなく、何にでも形を変えられる完成品。
これこそリムルの最終形態を理解するうえで、かなり重要な視点じゃないかな!
書籍23巻でリムルはどこまで強くなった?最終決戦をネタバレ解説
2025年11月29日発売の書籍23巻で、『転生したらスライムだった件』本編は完結しました。
最終巻では、イヴァラージェをめぐる戦いがさらに激化。
リムル自身も世界の根幹に関わる存在との戦いへ踏み込んでいきます。
ここから先は23巻の核心部分に触れる重大なネタバレです。
最終局面ではヴェルダナーヴァとリムルの対峙も描かれ、さらにイヴァラージェがその戦いへ割って入ることで状況が大きく変化。
イヴァラージェは取り込んだ存在や記憶を含めて変貌し、やがてルヴェルジェと名乗る強大な敵としてリムルの前に立ちはだかります。
ここまで来ると、もはや通常の魔王同士の戦いとは比較できません。
能力。
魂。
時間と空間。
圧倒的なエネルギー。
それらが複雑に絡み合う、本編の総決算ともいえる戦いです。
でも僕が23巻で注目したいのは、「新しい究極能力を一個もらったから勝てました」という展開になっていないところ。
むしろ重要になるのは、これまでリムルが獲得してきた力をどう使い切るかなんです。
そこにはアザトースだけではなく、剣技、虚無崩壊、魂暴喰、竜種との繋がりなど、長い物語で積み重ねた要素が次々と重なっていきます。
言ってしまえば、最終巻で見られるのは「最終変身」ではありません。
リムル=テンペストというキャラクターが持つシステム全部乗せの最終戦闘状態なんですよね。

ヴェルガイアと竜種核化とは?最終決戦で「仲間との繋がり」が力になる
23巻ではガイアにも大きな変化が訪れます。
小竜として登場してきたガイアは物語最終局面で重要な役割を担い、地星竜ヴェルガイアへ至ります。
そしてリムル側では、竜種との繋がりを戦闘へ反映できる「竜種核化」が改めて重要になります。
竜種核化というのは、ざっくり言えば竜種の力を核として扱い、武器などへ反映させられる仕組み。
Web版のアザトースにも竜種解放・竜種核化が含まれています。
書籍23巻の決戦では、
- ヴェルドラ
- ヴェルグリンド
- ヴェルザード
- ヴェルガイア
といった竜種との繋がりが、最後の戦いへ集約されていきます。
これ、能力設定だけ見ると「さらに強力なバフを追加した」と説明することもできます。
でも物語として読むと、それ以上に意味があると思うんですよ。
リムルが異世界へ転生して最初に結んだ大きな縁は、ヴェルドラでした。
洞窟に閉じ込められた暴風竜。
転生したばかりの名もないスライム。
戦闘力だけ見れば絶対に交わらない二人が話し、名前を交換し、友達になった。
その出会いが物語の始まりです。
それから長い時間を経て、最終戦では複数の竜種との繋がりそのものがリムルの戦力へ変わっていく。
この構図、めちゃくちゃ綺麗じゃないですか?
「竜を倒して最強になった」のではなく、「竜たちと関係を結んだから最後の力が完成した」。
ここに僕は、『転スラ』が単純な俺TUEEE作品では終わらない理由を感じます。
リムルの最終武器「希望」と最強技「虚崩朧・千変万華」とは?
23巻の最終決戦を象徴する要素の一つが、リムルの剣です。
最終局面でリムルは剣に「希望」という名を与え、竜種たちの力も重ねながらルヴェルジェとの決戦へ挑みます。
そして決着を象徴する剣技が、
「虚崩朧・千変万華」
です。
ただし、ここは現在の記事から必ず修正しておきたい重要ポイント。
「虚崩朧・千変万華」は23巻で初めて登場した新技ではありません。
「千変万華」や虚無崩壊を組み合わせた「虚崩朧・千変万華」は、それ以前の書籍19巻の段階ですでにリムルの戦闘で使用されています。
したがって、
「23巻で覚醒して初めて生み出した最終必殺技」
と説明するのは正確ではありません。
より正確に言うなら、
23巻のラスボス戦でも決着の一撃として使用され、本編完結を象徴するリムルの最高峰の剣技
と捉えるのがいいでしょう。
これ、地味に大事な違いなんですよね!
技のルーツを見れば、リムルが最終巻で突然知らない奥義を出したわけではない。
それまでに習得・完成させてきた技術へ、さらに巨大なエネルギーや竜種との繋がりを乗せ、最終決戦に持ち込んでいるんです。
ルヴェルジェとの攻防では、相手から放たれる莫大なエネルギーに対して魂暴喰や虚数空間を利用し、最終的には「虚崩朧・千変万華」が決着へつながります。
ここで注目してほしいのが戦い方。
リムルは最後まで、
喰う。
受け止める。
隔離する。
自分の持つ力を組み合わせる。
仲間との繋がりまで力へ変える。
という戦法を貫いています。
つまり最終技だけ派手になっても、リムルの基本思想は最初の洞窟時代から変わっていない。
これが僕には最高に熱いんです。
リムルは最終的に作中最強?単純な攻撃力以上にヤバい理由
「じゃあ最終巻のリムルって、結局作中最強なの?」
当然気になりますよね。
23巻までの描写を見る限り、リムルが作中最高峰の存在へ到達していると考えるのは自然です。
ただ、「全キャラクターを数値化したら絶対1位」とまで単純化するのはおすすめしません。
なぜなら『転スラ』終盤の戦いでは、単純な魔素量だけでは勝敗が決まらないからです。
重要になるのは、
- 時間停止下へ対応できるか
- 情報生命体として活動できるか
- 相手の権能を解析できるか
- 魂への干渉を防げるか
- 空間そのものへの攻撃へ対応できるか
- 相手の攻撃を隔離・無効化できるか
- 剣技など純粋な戦闘技術がどれほど高いか
といった複数の条件。
そしてリムルは、その多くへ対応できる選択肢を持っています。
僕が最終的なリムルを一番怖いと思う理由はここ。
一芸特化ではないんです。
超火力だけなら「防御すればいい」。
超高速だけなら「動きを封じればいい」。
能力コピーだけなら「解析される前に倒せばいい」。
でもリムルは、
火力も高い。
防御も高い。
解析できる。
食べられる。
隔離できる。
時間と空間へ対応する。
能力を再構築できる。
剣技まで磨かれている。
竜種との力まで利用できる。
そしてシエルまでいる。
敵から見ると、一個の攻略法を見つけても、それが攻略法にならないんですよね。
これが「リムル最強論」を考えるときに、単なる破壊力ランキングより重要なポイントだと僕は思います。
最強技を一発撃てるから最強なのではない。
どんな問題を出されても、別解を作れるから強い。
これが完結時点のリムルの恐ろしさです。
Web版と書籍版でリムルの最終形態はどう違う?
「リムル 最終形態」を調べていると、一番混乱しやすいのがWeb版と書籍版の情報が混ざることです。
『転生したらスライムだった件』には、Web上で連載された物語と、そこから設定やストーリーを大幅に再構成した書籍版があります。
そのため、一部の用語や能力には共通点がある一方、物語終盤の展開は同じではありません。
Web版では最終局面でユウキとの戦いが大きな位置を占めます。
Web版の本編最終話でも、ユウキとの戦いが終わってから一年後という形でエピローグへ入り、ヴェルガイアなども登場しています。
一方、書籍版は独自の展開が大幅に増えました。
フェルドウェイやイヴァラージェをめぐる戦いなどが展開され、書籍23巻で本編完結となっています。
したがって検索中に、
「Web版ではこうだった」
という情報を見つけても、それをそのまま書籍版23巻の出来事として扱うのは危険です。
特に混ざりやすいのが、
竜魔粘性星神体
虚空之神アザトース
ヴェルガイア
竜種核化
虚崩朧・千変万華
といった、Web版にも書籍版にも関係する用語。
言葉が同じだからといって、その技を使った相手や発生したタイミング、最終決戦での役割まで同じとは限りません。
完結後の書籍版を基準にするなら、
15巻前後=竜種級の存在へ踏み込む巨大な進化
19巻以降=剣技や権能運用もさらに高次元化
23巻=それまで積み上げた能力と関係性を総動員する最終決戦
という流れで理解すると整理しやすいですよ!
リムルの最終形態を考察!本当の完成形は「変化し続けられること」
ここからは僕の考察です。
リムルの最終形態について調べると、
「竜魔粘性星神体」
「アザトース」
「虚無崩壊」
「竜種核化」
といった、とんでもなく強そうな言葉が並びます。
もちろん全部重要。
でも23巻まで物語を追うと、僕は一番大事なのはそこじゃないと思うんですよ。
リムルの本当の完成形って、
どんな状況でも変化できること
なんじゃないかな。
リムルは最初から完成された英雄ではありませんでした。
剣士でもない。
勇者でもない。
伝説の竜でもない。
ただのスライム。
しかも異世界に来た直後は目も見えず、洞窟をぽよぽよ移動していただけ。
そこから、
食べた。
調べた。
覚えた。
考えた。
仲間を作った。
失敗した。
怒った。
守るべき国を作った。
そしてまた新しい能力を得た。
この繰り返しなんです。
だから竜魔粘性星神体になっても、「はい完成。もう変化しません」にはならない。
シエルが能力を再編する。
新しい戦闘技術を学ぶ。
仲間との関係が変わる。
竜種との繋がりが増える。
必要になれば戦い方そのものまで更新する。
完成形なのにアップデートされ続ける。
ここがリムルの面白さです。
普通の最終形態は「これが最強の姿だ!」と形が固定されます。
でもスライムには固定された形がない。
だからリムルだけは、
変わり続けられる存在になったこと自体が最終形態
と考えることができる。
この解釈、かなり『転スラ』らしいと思いませんか?
さらに僕が好きなのは、最終戦で仲間との関係が戦力として重なっていく点です。
リムルは確かに敵を喰って強くなってきました。
でも、それだけじゃない。
ヴェルドラと友達になった。
シズの意志を受け継いだ。
ゴブリンやオーガたちに名前を与えた。
魔国連邦を作った。
ミリムやラミリスたちとも関係を築いた。
帝国との激突を越えた。
敵対した相手と理解し合うこともあった。
つまりリムルは、
「奪った力」だけではなく「築いた関係」でも強くなった主人公
なんですよ。
これが終盤の竜種との繋がりへ続いていく。
だから僕には、リムルの強さが「何人倒したか」で完成したようには見えません。
むしろ、
何人と繋がれたか。
その積み重ねが最後に巨大な戦力になったように感じます。
そして、シエルについても同じです。
「シエルが有能すぎるからリムル本人は大したことないんじゃない?」
そんな意見も出やすいですよね。
でも僕は逆だと思っています。
そもそもシエルという存在が今の形になった背景には、リムルがラファエルを単なる機械的な機能ではなく、信頼できる存在として扱ったことがあります。
能力に名前を与える。
人格として向き合う。
これもリムルがずっと続けてきた「相手を認め、名前を通じて関係を作る」という行動の延長です。
つまりシエルは、
リムルが持つ最強能力
であると同時に、
リムルの生き方から生まれた最高の相棒
でもあるんですよね。
だから「シエルが強い」と「リムルが強い」を完全に切り離して考える必要はないと思います。
リムルが積み上げた選択の結果としてシエルが存在し、そのシエルと一緒に最強へ近づいていった。
僕にはそう見えます。
さらにもう一つ。
23巻の最終決戦を考えると、リムルの成長は能力値だけではありません。
「最強のスキルを持っているから戦える主人公」から、膨大な経験を積み、自分自身でも状況を判断し、剣技まで使いこなす戦闘者へ変わっています。
これもかなり大事です。
最初のリムルは、戦闘になると大賢者へ頼る場面が多かった。
でも物語が進むほど、本人の判断・経験・覚悟が積み上がる。
つまり、
シエルが進化しただけではなく、リムル本人もずっと成長している。
最終的に両者が揃うことで、あの異常な対応力が完成するわけです。
最弱候補だったスライムが世界最高峰へ行った理由は、最強種族へ生まれ変わったからではない。
スライムだった頃から持っていた柔軟性を、最後まで捨てなかったから。
僕はそこに、『転スラ』という作品が長い物語をかけて描いてきたリムルの答えがあるように感じています。
まとめ:リムルの最終形態は竜魔粘性星神体+完成した能力運用
転スラのリムルについて「最終形態は何?」と聞かれた場合、種族としての答えは竜魔粘性星神体(アルティメットスライム)です。
そして重要なのは、そこで成長が止まったわけではないこと。
書籍15巻で存在そのものが竜種に連なる領域へ到達した後も、リムルは神智核シエルとともに能力を整理・統合。
虚空之神アザトースや豊穣之王シュブ・ニグラトを軸に、魂暴喰、虚数空間、虚無崩壊、時空間への対応、竜種との繋がりなどを高いレベルで扱える存在になりました。
そして2025年11月29日発売の23巻では本編が完結し、リムルは物語最後の総力戦へ臨みます。
そこで重要なのが、これまで積み上げてきた能力を総動員する戦い方。
竜種との繋がり。
剣へ与えられた「希望」という名。
魂暴喰。
虚数空間。
虚無崩壊。
そして虚崩朧・千変万華。
ただし虚崩朧・千変万華は23巻で突然初登場した必殺技ではなく、19巻でも使用されている技です。
だから完結時点のリムルを一言で整理するなら、
種族の到達点は竜魔粘性星神体。
能力体系の核はシエル、アザトース、シュブ・ニグラト。
23巻の完成形は、それまで獲得した能力・剣技・竜種との繋がりを自在に組み合わせられるリムル=テンペストそのもの。
という答えが一番しっくりきます。
洞窟を漂っていた一匹のスライムが、世界の命運を背負う存在になった。
でも最後までやっていることは変わらないんですよね。
喰う。
解析する。
学ぶ。
変わる。
そして仲間と繋がる。
最強になったからリムルらしくなったのではありません。
リムルらしい生き方を最後まで極めた結果、最強クラスへ到達した。
だから僕にとってリムルの「最終形態」は、派手な変身シーンではなく、変化し続けられるスライムという生き方そのものが完成した姿なんです。
よくある質問
リムルの最終形態の種族は何ですか?
竜魔粘性星神体(アルティメットスライム)です。
リムルはヴェルドラを救出・解析する過程で自身の存在を大きく変化させ、竜種に連なる規格外の存在へ到達します。
23巻でリムルは竜魔粘性星神体より上の種族になりますか?
23巻で「竜魔粘性星神体に代わる別の新種族へ変身する」と整理するより、竜魔粘性星神体を土台に能力・剣技・竜種との繋がりを最大級まで運用できる状態になったと考える方が分かりやすいです。
そのため「15巻が種族としての巨大な到達点、23巻が戦闘システムとしての完成点」と分けると混乱しにくいでしょう。
リムルの最終必殺技は虚崩朧・千変万華ですか?
23巻の最終決戦を象徴する決着技としては、虚崩朧・千変万華が挙げられます。
ただし23巻で初めて覚えた技ではなく、19巻でも使用されています。23巻ではそれまでに積み上げてきた力と組み合わせ、本編最後の強敵との決着を象徴する一撃となりました。
※PRを含みます。原作小説とコミカライズでは現在読める物語の範囲が大きく異なります。リムルの進化を順番に追いたい場合は、配信巻や試し読み対象を確認して選ぶと分かりやすいです。
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