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転スラのレオンは死亡する?最後の結末と生死をネタバレ解説

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黄金郷を背に純白の光をまとって立つ魔王レオン

※本記事はプロモーションを含みます

結論、レオン・クロムウェルは死亡しません。書籍版23巻の本編完結時点まで生存しています。

途中で最大級の危機を迎えるのが18〜19巻。そこで何が起き、なぜ死亡説につながったのか、23巻までの流れをネタバレ込みで整理するよ!

この記事ではWeb小説版ではなく、GCノベルズの書籍版『転生したらスライムだった件』1〜23巻を基準に解説します。

先に時系列だけ押さえると、こんな流れです。

  • 18巻:天使系究極能力を持つレオンが支配され、シルビアと戦う事態になる
  • 19巻:支配されたレオンをめぐる戦いが続き、リムルとシエルによって支配から解放される
  • 23巻:本編完結。レオンが死亡して退場する結末にはならない

「レオンは死ぬの?」「19巻で敵になったのは裏切り?」「最終巻ではどうなった?」という疑問は、この3点を押さえるとかなり分かりやすくなるんだよね!

※本記事は原作小説23巻までの重大なネタバレを含みます。原作小説とコミカライズでは進行地点が大きく異なります。続きから読みたい場合は、現在の配信巻を確認してから選ぶと迷いにくいよ。👉 コミックシーモアで転スラ関連作品の配信状況を確認する

目次

転スラのレオンは死亡する?23巻まで生存している

まず、一番大事なところからハッキリ答えます。

レオン・クロムウェルは死亡しません。

書籍版『転生したらスライムだった件』は、2025年11月29日発売の第23巻で本編が完結しました。

その最終局面まで物語を追っても、レオンが死亡して完全退場する展開にはなっていません。

だから「転スラ レオン 死亡」と検索して不安になっている人は、まずここは安心して大丈夫。

ただし、死亡説が出てもおかしくないほど危険な状況には追い込まれています。

特にヤバいのが18巻です。

レオンは戦闘で普通に敗北して瀕死になるというより、自分の意思そのものを奪われるという、レオンほどの強者にとっても致命的な事態に陥ります。

しかも支配された結果、味方にとっては「倒さなければ止められない敵」になりかねません。

これがレオン死亡説の最大の原因なんです。

さらに18巻終盤ではレオンの居城を巻き込む大規模な破壊まで起こるため、途中だけ読むと、

「え、これ本当に生き残れる?」

となるのも無理はないよね。

でも結末から言えば、レオンはその危機を乗り越えます。

そして23巻まで生存します。

ここで重要なのは、レオンが裏切って敵側へ行ったわけではないという点。

18〜19巻で敵として立ちはだかるのは、自分の意思による選択ではありません。

能力によって支配された結果なんです。

この違いを知っているだけでも、19巻の見え方はかなり変わってきます。

なぜレオンに死亡説がある?18巻で天使長の支配を受ける

レオン死亡説の核心は、18巻で本格化する「天使長の支配(アルティメットドミニオン)」にあります。

天魔大戦を前に、リムルたちは敵陣営が持つ支配能力を強く警戒していました。

なぜなら、ミカエル側は天使系の究極能力を持つ者へ干渉できるからです。

そしてレオンが所有している究極能力が、

「純潔之王(メタトロン)」

なんだよね。

この能力はレオンを象徴する強大な力である一方、天使系に属していることが終盤では大きなリスクになります。

つまり、この局面ではレオンの強さがそのまま安全につながらない。

むしろ強力な天使系究極能力の所有者だからこそ支配対象になってしまうわけです。

これ、僕は『転スラ』終盤の能力バトルの中でもかなり面白い逆転だと思っています。

普通なら「究極能力を手に入れた=さらに強くなった」と考えるじゃない?

でも18巻では、その最高峰の能力体系の中に存在する仕組みそのものが弱点になる。

どれだけ剣が強くても、どれだけ魔素量が多くても、本人の意思を乗っ取られれば意味がありません。

レオンにとっては、単純な戦闘力の上下では解決できない危機だったんです。

18巻ではレオンとカガリが脱出を狙っていた

この場面は「レオン対カガリ」という単純な敵味方の構図ではありません。

カガリたちはレオンの拠点へ現れますが、状況の裏ではミカエルやフェルドウェイによる支配から逃れるという思惑が絡んでいました。

レオン側には、リムルが各地に備えた避難・移動のための手段もあります。

そこでレオンとカガリは表向きの対立とは別に、危機を脱する方向へ動こうとします。

ところが計画がうまく進みそうになったところで状況が急変。

天使系能力への支配が強まり、レオンも自分の意思で動けない状態へ追い込まれてしまいます。

ここが本当に怖い。

レオンは策を見抜けなかったわけでも、真正面から力量負けしたわけでもありません。

逃げ道を用意していても、本人そのものを支配されれば計画が成立しなくなるんです。

しかもレオンが支配されたことで、今度は周囲の人間が「レオンを止める側」に回らなければならなくなります。

支配されたレオンを止めたのがシルビア

そこで重要になる人物がシルビアです。

シルビアはレオンと深い関係を持つ強者で、支配状態にあるレオンと対峙します。

ここでの構図はかなり残酷なんだよね。

レオンは敵になりたくて敵になっているわけじゃない。

それでも支配されている以上、放置すれば周囲に被害が出る。

だから事情を分かっている人物が、本人を傷つけすぎないようにしながら止め続けなければならないわけです。

「敵を倒す戦い」ではなく「味方を死なせず止める戦い」になっている。

僕はここが18巻におけるレオンの危機を理解する最大のポイントだと思っています。

死亡説が広がるのも、この構図を考えれば納得できますよね。

支配が解除できなければ、いずれ誰かがレオンを本気で倒さなければならなくなる可能性がある。

魔王レオン自身が強すぎるからこそ、その危険性も跳ね上がっているんです。

※画像はAIによるイメージ

18巻終盤ではジャヒルの攻撃で戦場そのものが崩壊する

さらに18巻終盤では、レオンだけの問題では済まなくなります。

ユウキたちは支配に抵抗し、カガリたちを救おうと動きます。

ところがフェルドウェイ側には、まだ切り札が残されていました。

それがジャヒルです。

フットマンをめぐる仕掛けからジャヒルが表に出ることで戦況は再び悪化。

強烈な攻撃によって周囲一帯が大規模な破壊に巻き込まれ、レオンの居城まで無事では済まない状況となります。

この18巻の終わり方だけを見ると、

  • レオンは支配されたまま
  • シルビアがレオンを抑えている
  • ユウキたちも極めて危険な状況
  • レオンの拠点そのものが大破壊に巻き込まれる

という、とんでもない状態なんですよ。

そりゃ「レオン死亡した?」と検索したくなるよね!

でも、この時点ではまだ決着していません。

レオンの生死と支配問題が本格的に動くのが19巻です。

レオンは19巻でどうなる?リムルとシエルが支配を解除する

19巻では、18巻から続く戦乱がさらに広がります。

そしてレオンについて一番重要なのが、支配された状態のまま完全退場するのではなく、最終的にリムル側によって取り戻されることです。

ここは「リムルが来てなんとなく助けた」で済ませると、ちょっともったいないんだよね。

19巻で重要なのは、敵を倒すこと以上に、天使系究極能力に組み込まれた支配の問題へ対処することなんです。

支配されたレオンは倒すべき敵ではなく救出対象だった

支配されたレオンは、外から見れば立派な敵戦力です。

しかも相手は魔王レオン。

普通の兵士が洗脳されたのとはわけが違います。

強大な究極能力を持ち、剣技にも優れたレオンが全力で敵として動けば、味方側に甚大な被害が出てもおかしくありません。

それでもリムル側の目的は、

「レオンを殺して止める」ことではなく「支配そのものを何とかする」こと

でした。

ここで大きな役割を果たすのがリムルの能力解析を担うシエルです。

『転スラ』の終盤では、単に攻撃力の数字をぶつけ合うだけでは勝てない場面が増えます。

相手の権能を解析し、どんな仕組みで作用しているのかを見抜き、そのルールそのものへ干渉する。

レオン救出も、その延長線上にある出来事なんだよね。

「純潔之王」が持つ支配経路に対処する

レオンの「純潔之王」は強大な究極能力ですが、天使系能力である以上、ミカエル側からの支配と無関係ではいられませんでした。

重要なのは、レオン本人の精神力が弱かったから操られたわけではないこと。

究極能力のシステム側に支配へつながる仕組みが存在するため、気合いや根性だけで完全に無効化できる問題ではありません。

これはレオンの評価を考えるうえでも大事です。

「最強クラスなのに簡単に洗脳された」

とだけ見ると弱く感じるかもしれません。

でも実態は逆なんですよ。

能力体系そのものを利用した支配だから、戦闘技術や精神力とは別軸の攻撃なんです。

そしてリムル側ではシエルが能力を解析できる。

この組み合わせによって、支配から抜け出す道が生まれます。

つまりレオンが救われたのは、単なる力押しではありません。

レオンの能力へ食い込んでいた支配の仕組みに、リムル側の解析能力が対抗できたからなんです。

ここまで見ると、19巻はレオンの強さを否定する展開というより、

「究極能力同士の戦争は、本人の戦闘力だけではどうにもならない領域へ入った」

ことを示すエピソードにも見えてきます。

リムルがレオンを救うこと自体に意味がある

そしてキャラクター関係として熱いのが、やっぱりレオンを救う側にリムルがいること。

初期の関係を考えたら、かなり大きな変化です。

リムルにとってレオンは、シズこと井沢静江の人生に深く関わった人物。

シズから事情を聞いたばかりの頃なら、「いつか会って確かめなければならない相手」という印象のほうが強かったですよね。

ところが長い物語を通して、

  • レオンが何を求めていたのか
  • クロエとどんな関係だったのか
  • なぜ異世界召喚へ執着したのか
  • 表面的な冷酷さと本心にどれほど差があるのか

が徐々に明らかになっていきます。

だから19巻では、レオンが単なる因縁の敵ではなく、助けるべき人物として扱われる

ここに長編作品ならではの積み重ねを感じるんだよね!

敵だった人間が急に仲間になる、という単純な話じゃありません。

過去の行為まで消えるわけでもない。

それでも「今この瞬間に操られている人間を見捨てる理由にはならない」と判断できる。

リムルとレオンの関係が、初期から大きく変化したことが分かる場面です。

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レオンはなぜ支配対象になった?純潔之王と勇者時代がポイント

ここで少しだけ、レオンがなぜこれほど重要な支配対象になったのか整理しておこう。

レオンは「魔王だから強い」というだけの人物ではありません。

彼は異世界へ渡ってから長い年月を生き、勇者の系譜にも関わる非常に特殊な経歴を持っています。

そしてレオンを象徴する能力が「純潔之王(メタトロン)」です。

この能力は、純粋なエネルギーへ干渉する極めて強力な権能。

攻撃面でも非常に危険で、レオンが本気で扱えば周囲への影響まで考慮しなければならないほどの力を持っています。

カザリームとの戦いはレオンの強さを示す重要な過去

レオンの過去では、カザリームとの因縁も欠かせません。

レオンとカザリームは過去に激突しており、その戦いはレオンが後の立場を築くうえで重要な出来事となりました。

レオンはもともと、世界征服を夢見て魔王になった人物ではありません。

むしろ彼の行動を追うと、一貫しているのは失ったクロエを探すことです。

クロエを探す。

そのために知識を求める。

異世界召喚を調べる。

目的を遂げるために力を蓄える。

そうして長い年月を進み続けた結果、周囲から魔王として扱われるほどの存在になっていきました。

だからレオンの強さには、

「頂点に立ちたい」

という野心とは少し違う熱があります。

たった一つの目的を追い続けた執念が、結果として世界最高峰の強さへつながった。

僕はそんなキャラクターだと感じています。

強さの象徴だった能力が弱点に変わった

そして18巻では、そこに強烈な皮肉が生まれます。

長い年月をかけて手に入れた「純潔之王」。

レオンの強さを象徴する究極能力。

それが天使系であるため、終盤では敵側の支配を受ける危険につながってしまうんです。

強さそのものが弱点へ反転する。

これがレオン死亡危機の面白いところなんだよね。

レオンより攻撃力が高い敵が現れたから危ない、というだけなら王道です。

でも今回は違う。

どれだけ強くても、自分の能力体系に仕掛けられたルールまでは剣で斬れない。

だから他者の力が必要になる。

この構図が後のリムルによる救出まできれいにつながっています。

※画像はAIによるイメージ

クロエとシズを知るとレオン死亡説の見え方が変わる

レオンの生死だけ知りたいなら、23巻まで生存しているという答えで終わりです。

でも「なぜレオンがここまで重要なキャラクターなの?」まで理解するなら、クロエ・オベールと井沢静江の存在は外せません。

レオンの人生を動かしてきた中心人物は、クロエです。

幼い頃から深い縁があったクロエと離れ離れになったことで、レオンは長い年月をかけて彼女を探し続けます。

その探索が、異世界召喚の研究へもつながっていきました。

レオンはクロエを探すために長い時間を費やした

レオンの行動って、表面だけ追うと本当に分かりづらいんですよ。

説明しない。

態度が冷たい。

必要以上に他人へ本心を見せない。

だから序盤では「冷酷な魔王」という印象がめちゃくちゃ強い。

でも背景を知ると、彼の行動の多くがクロエへつながっています。

もちろん、

「クロエを探していたから何をしても許される」わけではありません。

ここは絶対に分けて考えたいところです。

事情を理解することと、行動を正当化することは別だからね。

その象徴がシズです。

シズにしたことは事情だけでは帳消しにならない

シズこと井沢静江は、戦時下の日本から異世界へ来た少女です。

レオンはシズにイフリートを宿らせます。

結果だけを見れば、シズが生き延びることにつながった側面があります。

一方で、その後のシズが背負った苦しみや人生への影響も極めて大きい。

だからレオンを評価するときは、

「救った側面」と「人生を大きく変えてしまった側面」の両方を見る必要があります。

僕はここを片方だけで語ってしまうと、レオンという人物の面白さが一気に薄くなると思うんです。

単純な善人でもない。

単純な悪人でもない。

本人には本人なりの目的と論理がある。

でも、その論理の外側で傷ついた人もいる。

『転スラ』は後からレオンの事情を明かしますが、だからといってシズの苦しみまで「実は全部いい話でした」とはしない。

この割り切れなさがすごくいいんだよね。

だからリムルがレオンを救う展開が重くなる

19巻でリムルがレオンを救う意味も、シズとの因縁を踏まえるとさらに大きくなります。

リムルはシズの思いと存在を受け継いだ人物です。

だからレオンの過去を知らない段階なら、彼を単純に許せなくても不思議ではありません。

それでも物語を通して相手の事情を知り、現在のレオン自身を見るようになる。

そして支配されたレオンを目の前にしたとき、

「過去に因縁があるから放置する」

とはならない。

この変化は、レオン自身の変化だけではなく、リムルの人間関係の築き方も表しています。

過去を忘れない。

でも過去だけで現在の相手を決めつけない。

僕はここが、レオン死亡回避の展開を単なる「人気キャラ救済」で終わらせない部分だと思っています。

転スラ23巻でレオンの最後はどうなる?死亡せず本編完結へ

では、本題の「23巻の最後」について見ていこう。

書籍版『転生したらスライムだった件』第23巻は、2025年11月29日に発売され、本編完結巻となりました。

最終巻ではイヴァラージェをめぐる戦いをはじめ、物語全体の決着へ向けた総力戦が描かれます。

当然、物語の中心にいるのはリムル。

23巻はレオン個人の物語を決着させる巻ではなく、世界全体を巻き込んだ最終局面を締めくくる巻です。

そのため、「23巻でレオンだけに長いエピローグが与えられ、人生のすべてが細かく説明される」と期待すると少し違います。

ただし生死という点では明確です。

レオンは18〜19巻の支配危機を乗り越え、その後に死亡することなく本編完結を迎えます。

つまりレオンの時系列は、

18巻:天使系能力への支配に巻き込まれる

18巻終盤:シルビアに抑えられながら危機が継続

19巻:リムルとシエルの介入で支配から解放される

20巻以降:死亡退場せず物語に残る

23巻:本編完結時点でも生存

という整理になります。

23巻で「レオン死亡」という新たな展開は起きない

最終巻まで追いかける読者が一番心配するのは、

「19巻では助かったけど、最終決戦で結局死ぬんじゃないの?」

というところだと思います。

でも、その心配はありません。

23巻の総力戦を経ても、レオンが死亡して物語から消える結末にはなっていません。

ここはタイトルの「23巻の最後」という部分について、一番重要な答えです。

一方で、23巻は多数のキャラクターと戦線をまとめる完結巻なので、レオンのその後の日常だけを延々描くわけではありません。

だから「レオンが生存している」という事実と、

「レオン個人の人生がすべて細部までエピローグ化される」

ことは分けて考えたほうがいいですね。

Web小説版と書籍版は混ぜないほうがいい

レオンの結末を調べるとき、特に注意したいのがWeb小説版との混同です。

『転スラ』はWeb小説を土台にしながら書籍化されていますが、物語が進むほど展開には大きな違いが生まれています。

終盤は特に、

  • 敵陣営の構造
  • 各キャラクターの役割
  • 能力の扱い
  • 戦闘の組み合わせ
  • 最終局面までの流れ

が同一ではありません。

そのため、

「Web版ではこのキャラがこうなった」

という情報を、そのまま書籍23巻の結末へ当てはめるのは危険です。

今回の記事で説明している、

18巻でレオンが支配される→19巻で解放される→23巻まで生存

という流れは、書籍版を基準に考える必要があります。

検索結果ではWeb版・書籍版・漫画版・アニメ版が一緒に並ぶことも多いから、ここはかなり混乱しやすいポイントだよね。

考察|レオンが死亡しなかった意味は「強さ」より他者との関係にある

ここからは僕なりの考察です。

レオンが最終的に死亡しなかったことには、単なる「強キャラだから生存した」以上の意味があるんじゃないかな、と感じています。

レオンの人生を振り返ると、彼はとにかく一人で解決しようとする人物です。

クロエと離れた。

なら自分で探す。

方法がない。

なら自分で調べる。

力が足りない。

なら自分が強くなる。

目的のために国や立場が必要なら、それすら作ってしまう。

行動力だけなら異常なレベルですよね。

でも、その圧倒的な自立性は同時に「他人へ頼れない」という弱さにも見えます。

レオンは戦闘力ではなく「一人で完結する生き方」を崩された

18〜19巻で面白いのは、レオンが単純なパワー勝負で負けたわけではないことです。

究極能力を持つ。

魔王として十分すぎる実力がある。

剣技も高水準。

それでも、能力体系そのものを利用した支配には自分だけで対処できない。

つまり18〜19巻で崩されたのは、

「レオンは強い」

という事実ではありません。

「レオンなら一人で何でも解決できる」という生き方のほうなんです。

ここ、個人的にはかなり重要だと思っています。

ずっと一人でクロエを追い続けた人物が、自分自身の危機では他人に救われる。

しかも救う側には、シズを通じて複雑な因縁を持つリムルがいる。

すごくよくできた配置ですよね。

「純潔之王」はレオンの人生そのものにも見える

もう一歩踏み込むと、「純潔之王」という能力もレオンらしいと思うんです。

レオンは目的に対してものすごく純粋です。

クロエを探す。

その一点を何百年も諦めない。

周囲からどう見られても進み続ける。

目的への純粋さだけなら、作中でもかなり突出している人物でしょう。

ところが純粋すぎる目的は、ときに周囲を見えなくさせます。

シズとの関係がまさにそうです。

クロエを探したい。

召喚について知りたい。

目の前の問題へ合理的に対処したい。

レオンの中では筋が通っていても、その選択によって別の人間の人生が変わってしまう。

そして終盤では、象徴的な「純潔之王」自体が支配へつながる弱点となる。

僕にはこれが、

一つの目的だけを純粋に追い続ければ全部解決するわけではない

というレオンの人生と少し重なって見えるんですよね。

もちろんこれは僕個人の読み方です。

ただ、レオンの能力・クロエへの執着・18巻の支配を一本につなげて見ると、かなり面白いキャラクター設計だと思います。

死亡して清算するより、生き残るほうがレオンらしい

レオンには過去があります。

クロエを守れなかったという思い。

長すぎる探索。

召喚研究。

シズとの因縁。

そして、自分の気持ちをほとんど説明しない不器用さ。

こういう人物を物語上で処理するとき、

「最後に命を懸けて償って死亡する」

という結末もあり得ます。

でも『転スラ』はそうしません。

レオンは生き残ります。

僕はこの選択のほうが、レオンには合っていると思うんです。

なぜなら、死んだら本人の苦しみもそこで終わるから。

でも生き残れば、自分がやってきたことも、助けられたことも、誰かを傷つけたことも全部抱えたまま先へ進まなければならない。

レオンは死んで過去を清算するのではなく、生きて過去を背負う。

これはかなりレオンらしい結末じゃないかな。

クロエを「取り戻す」だけがレオンのゴールではない

レオンを語るとき、どうしてもクロエを「取り戻したい人物」と表現したくなります。

幼い頃の彼にとって、それは間違っていなかったでしょう。

でも長い年月が流れれば、クロエ自身も成長しています。

自分で戦える。

自分で考えられる。

自分で未来を選べる。

いつまでもレオンが守るだけの少女ではありません。

だから僕は、レオンの物語の最終的な着地点は、

「クロエを自分の手元へ戻すこと」から「クロエ自身の人生を認めること」へ変わっていく

ところにあるんじゃないかと思っています。

もしレオンが死亡していたら、

「クロエを追い続けた男の悲劇」

として終わってしまう可能性があります。

でも生きているなら違う。

クロエを探すことだけに費やしてきた長い人生の、その先を生きられる。

これこそ、レオンが23巻まで生存していることの大きな意味だと僕は感じます。

まとめ|レオンは18巻で支配されるが19巻で救われ23巻まで生存

『転生したらスライムだった件』のレオン・クロムウェルは死亡しません。2025年11月29日発売の書籍版23巻で本編が完結した時点まで生存しています。

死亡説につながった最大の出来事は18〜19巻です。

18巻では、天使系究極能力「純潔之王(メタトロン)」を持つレオンが支配の影響を受け、自分の意思で動けなくなります。

その結果、シルビアが支配されたレオンを止めるという危険な状況に発展。

さらにジャヒルによる大規模な攻撃まで重なり、レオンの拠点を含む戦場全体が壊滅的な危機へ陥ります。

ただし、レオンはそこで死亡しません。

19巻では支配された状態から物語が続き、リムルとシエルの能力解析によって、レオンを縛っていた支配への対処が進みます。

そしてレオンは本来の状態へ戻ることができます。

だから時系列を短く覚えるなら、

18巻:レオンが支配される

19巻:リムル側がレオンを支配から解放

23巻:死亡せず本編完結を迎える

でOKです。

そして僕が一番注目したいのは、「レオンが強いから生き残った」だけではないところ。

何百年もクロエを探し、自分一人で問題を解決しようとしてきたレオンが、終盤では自分自身が救われる側になる。

強さの象徴だった究極能力さえ弱点になり、一人の力では突破できない状況を経験する。

レオンの死亡危機は、「最強クラスの魔王でも他者とのつながりなしでは乗り越えられないものがある」と示す転換点だった。

僕はそう考えています。

シズとの過去が消えるわけではない。

クロエへの執着だけで、すべてが正当化されるわけでもない。

それでもレオンは死んで終わるのではなく、その過去を抱えたまま先へ進む。

最初は「冷酷で謎の多い魔王」に見えていた人物が、ここまで印象を変えていく。

これだから『転スラ』の長編キャラクター描写は面白いんだよね!

よくある質問

転スラのレオンは最終的に死亡しますか?

いいえ。

書籍版『転生したらスライムだった件』23巻の本編完結時点まで、レオンは死亡せず生存しています。

18〜19巻では支配される重大な危機がありますが、そのまま死亡退場する展開にはなりません。

レオンは何巻で支配され、何巻で助かりますか?

大きな転機は18巻と19巻です。

18巻で天使系究極能力をめぐる支配の影響を受け、レオンは自分の意思で行動できない状態になります。

19巻ではその危機が引き継がれ、リムルとシエルの介入によって支配への対処が行われ、レオンは救われます。

レオンが敵になるのは裏切ったからですか?

いいえ。

レオンは自分の意思でリムルたちを裏切ったわけではありません。

能力による支配を受けた結果、敵側の戦力として扱われる状態になったというのが正確です。

そのため19巻のレオンは「倒すべき裏切り者」というより、支配から取り戻すべき人物として描かれます。

原作完結までレオンの流れを追いたい場合は、18巻・19巻・23巻の取り扱い状況をまとめて確認すると探しやすいよ。👉 コミックシーモアで転スラ関連作品の配信状況を確認する

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