2026年9月時点の描写を比べると、七崩賢の強さはマハト、グラオザーム、ベーゼ、アウラの順と僕は考えます。
ただし『葬送のフリーレン』は能力の相性が勝敗を左右する作品です。単純な魔力量ではなく、戦績・攻略難度・弱点、そして「切り札を対策された後にも勝ち筋が残るか」まで見て比較していくよ!
※この記事は『葬送のフリーレン』原作の重要なネタバレを含みます。
葬送のフリーレン七崩賢の強さランキングは?
結論は1位マハト、2位グラオザーム、3位ベーゼ、4位アウラです。残る3人は情報不足のため順位を付けません。
七崩賢はそれぞれ強さの方向性が大きく異なります。
マハトは黄金化だけに頼らない総合力、グラオザームは精神・認識への干渉、ベーゼは勇者一行を閉じ込めた結界、アウラは魔力量を基準とする支配能力が最大の武器です。
今回の評価では、特殊能力の危険度だけでなく、基礎戦闘力・実際の戦績・攻略難度・能力を破られた後の対応力を重視しました。
順位 七崩賢 最大の強み 弱点・評価上の注意点
1位 黄金郷のマハト 黄金化に加え通常魔法・近接戦も高水準 高度な解析によって魔法を攻略される余地がある
2位 奇跡のグラオザーム 精神・五感・認識への干渉 能力や基礎戦闘力の全貌がまだ見えにくい
3位 不死なるベーゼ 勇者一行を封じ込めるほどの結界 結界突破後の対応力を判断できる描写が少ない
4位 断頭台のアウラ 魔力量差による支配と軍勢運用 自分以上の魔力量を持つ相手には能力が危険
評価不能 未判明の3人 七崩賢として南の勇者との決戦に参加 名前・能力・個別戦績が不足
ここで大事なのは、4位のアウラが弱いという意味ではないこと。
アウラは条件が整えば非常に強力ですし、グラオザームは能力相性によって1位のマハトすら脅かす可能性があります。
だから今回の順位は「直接対決を100回したら必ず上位が勝つ」というランキングではありません。
「どんな相手や状況でも安定して勝ち筋を作りやすいか」という総合戦闘力ランキングとして見てください。
そして、七崩賢を語るときに混同しやすい全知のシュラハトはランキング対象外です。
シュラハトは七崩賢ではなく、魔王の腹心。
南の勇者との決戦では七崩賢と共に戦っていますが、七崩賢の8人目という位置付けではありません。
この違いを押さえておくと、七崩賢の強さ議論がかなりスッキリするよ!
1位・黄金郷のマハトはなぜ七崩賢最強候補なの?
マハトを1位にした理由は、ディーアゴルゼだけでなく通常の魔法戦や接近戦までこなせて、勝ち筋が一つに限定されないからです。
マハトは原作9〜10巻を中心とする黄金郷に関わる物語で、その異常な強さだけでなく、人類に対する独特の考え方まで深く描かれます。
七崩賢の中でも、現時点で「何が強いのか」を最も多角的に確認できる一人なんですよね。
マハトの強さはディーアゴルゼだけではない
マハトを象徴する魔法が《万物を黄金に変える魔法(ディーアゴルゼ)》です。
人間や建造物、周囲の物質まで黄金化させる特殊な力で、一般的な攻撃魔法のように「防御魔法で受け止めれば終わり」と考えにくいのが厄介なところ。
人類側の魔法体系では簡単に扱えない「呪い」に近い性質を持つため、まず魔法そのものを理解することが攻略条件になるんです。
でも、僕がマハトを1位にする理由はここだけじゃありません。
マハトは人類が扱う魔法についても学び、高水準の通常魔法を使います。
さらに黄金化した外套を武器のように扱い、接近戦へ持ち込まれても簡単には崩れません。
つまり、
「黄金化だけ対策すれば勝てる相手」ではない。
これがめちゃくちゃ大きい。
アウラならアゼリューゼの条件、ベーゼなら結界というように、現在判明している描写では強さの中心となる能力が比較的分かりやすいですよね。
一方のマハトは、最大の切り札を攻略したとしても普通の戦闘能力そのものが高い。
ゲームで例えるなら、必殺技を封じたら弱体化するボスではなく、必殺技を封じてようやく第2ラウンドが始まるボスみたいなものです。
ここが総合力で頭一つ抜けていると僕は感じます。
マハト攻略では「解析」が重要になった
黄金郷を巡る戦いで印象的なのは、単純な火力勝負だけでは解決できないことです。
ディーアゴルゼに対抗するには、その性質を理解し、解析し、どう解除へつなげるかを考えなければなりません。
これは強さランキングでかなり重要なポイント。
強い攻撃を持つ相手なら、より速く、より硬く、より強い攻撃で対抗できる可能性があります。
でもマハトの場合は、「何をされているのか理解できない」という段階から攻略を始めなければならない。
戦う以前に謎解きを要求してくるような相手なんですよね。
しかも、その謎を解いたところでマハト本人の戦闘技術が消えるわけではありません。
僕が重視している「切り札を対策された後にも勝ち筋が残るか」という軸では、マハトが最も評価しやすいです。
マハトは人間の魔法まで学ぶ異質な魔族
もう一つ強さにつながっているのが、マハトの学習姿勢です。
マハトは人間社会と関わり、城塞都市ヴァイゼの領主グリュックと長い時間を過ごし、デンケンにも魔法を教えています。
これは戦闘能力とは別の話に見えるかもしれません。
でも僕は、かなり重要だと思っています。
魔族は基本的に人間と根本的な価値観を共有しているわけではありません。
そんな中でマハトは、人間を理解しようとし、人間の社会へ入り、人間の魔法すら学んでいく。
だからこそ戦闘でも、固有能力だけに閉じた戦い方にならないんですよね。
人類を理解しようとして蓄積した知識が、そのまま戦いの選択肢の多さにもつながっている。
ここはマハトというキャラクターの物語と強さがきれいにつながっている部分だと思います。

マハトが「七崩賢最強」と断定できない理由
とはいえ、「公式に七崩賢1位が確定している」という意味ではありません。
今回の順位は、あくまで作中で確認できる描写を僕なりの共通基準で比較したものです。
残る七崩賢3人については能力すら十分に分からず、グラオザームについても不明点が多い。
そのため、2026年9月時点で具体的に比較できる情報の範囲ならマハトが最有力というのが正確でしょう。
この線引きは大事だよね!
強さ考察って、断定した方が派手です。
でも『葬送のフリーレン』みたいに相性と情報戦が大きな意味を持つ作品では、「分からない部分」を無理に埋めない方が作品に対して誠実だと僕は思います。
2位・奇跡のグラオザームはマハトにも勝てる?
グラオザームは総合力で2位としましたが、精神や認識を狂わせる能力の相性次第ではマハト級の強敵にも勝ち筋を作れると考えます。
グラオザームの怖さがよく分かるのが、女神の石碑を巡ってフリーレンの意識が過去へ戻る一連のエピソードです。
そこで描かれるグラオザームは、正面から火力をぶつけ合うマハトとはまったく違うタイプの脅威を見せます。
楽園へと導く魔法は「現実の認識」を崩す
代表的なのが《楽園へと導く魔法(アンシレーシエラ)》です。
対象に幸福な幻影を見せ、現実とは異なる認識へ引き込んでいく精神系の魔法。
ここが本当に怖い。
普通の攻撃なら、見えている攻撃に対して防御できます。
炎が飛んできたら炎を防ぐ。
斬撃が来たら距離を取る。
でもグラオザームの場合、
「今見えている敵は本物なのか?」
「一緒にいる仲間は本当にそこにいるのか?」
「そもそも自分は戦場に立っているのか?」
というところから疑わなければならないんです。
戦闘能力を奪うのではなく、戦闘能力を正しく使うための認識を崩す。
これがグラオザーム最大の強みだと僕は考えています。
グラオザームは格上にも勝ち筋を作りやすい
例えば攻撃力100と攻撃力200のキャラクターが真正面から殴り合えば、普通は200側が有利です。
でも攻撃力200の側が敵の位置を認識できなかったら?
あるいは、すでに勝利したと思い込まされたら?
ステータス差がそのまま勝敗へ反映されなくなりますよね。
グラオザームはまさにこのタイプです。
だから僕は、基礎スペックを含めた安定感ならマハト、相性による番狂わせの怖さならグラオザームと見ています。
直接対決を想像した場合も、「マハトの方がランキング上位だから必ず勝つ」とは言えません。
精神・認識への干渉がどこまで有効なのか。
マハトがどの段階で違和感に気付けるのか。
グラオザーム自身がマハトの攻撃をどれだけしのげるのか。
この条件次第で結果が変わるでしょう。
グラオザームを1位にしなかった理由
では、そんなに厄介ならなぜ1位ではないのか。
理由はシンプルで、マハトほど戦闘能力の全貌が具体的に描かれていないからです。
グラオザームの精神魔法は間違いなく危険です。
ただ、近接戦、通常の魔法戦、防御性能、長期戦への対応などを同じ密度で判断できる材料は多くありません。
強さランキングで一番危ないのは、描かれていない部分を「きっとできるはず」で補ってしまうこと。
確認できない能力まで加点したら、考察ではなく想像ランキングになっちゃうんだよね。
だから今回は、特殊能力の危険度を非常に高く評価しながらも2位としました。
グラオザーム生存説は確定ではない
グラオザームは認識を操る能力を持つため、読者の間では「描写をそのまま信じていいのか?」と考えたくなるキャラクターでもあります。
ただし、そこから生存を確定情報として扱うことはできません。
幻影や認識操作を使えることと、実際に生存していることは別問題です。
ここは考察と事実を分けておきたいところ。
むしろ面白いのは、能力設定のせいで読者まで「これは本当なのか?」と疑わされていることです。
キャラクターの能力が作品を読む側の認識にまで影響している。
グラオザームって、そういう意味でもかなり異質な七崩賢だよね!
3位・不死なるベーゼの強さは結界が最大の根拠?
ベーゼを3位にした最大の根拠は、勇者ヒンメル一行を閉じ込めるほど高い完成度を持った結界です。
ベーゼはマハトほど長期間にわたって能力を掘り下げられたキャラクターではありません。
だからこそ、異名から能力を想像するのではなく、実際に描かれた勇者一行との戦いを中心に評価する必要があります。
ベーゼの結界は勇者一行でも即座には破れない
ベーゼが作った結界は、人類には破れないものとして自信を持つほど強固なものでした。
しかも閉じ込められたのは、後に魔王を討伐するヒンメル、フリーレン、ハイター、アイゼンの勇者一行です。
ここが重要なんですよ。
今の読者はフリーレンの実力を知っています。
だから「フリーレンがいるなら簡単に解けるのでは?」と思ってしまう。
ところが、そのフリーレンを含むパーティーでも結界突破には手間がかかります。
ヒンメルたちが諦めずに結界への攻撃を続け、フリーレンも解析を進める。
最終的には突破へ至りますが、それは結界が弱かったからではありません。
魔王を倒すことになる勇者一行だからこそ、破れないと考えられていたものを破った。
僕はここをベーゼ最大の評価ポイントにしています。
ベーゼ戦は勇者一行の強さも浮き彫りにする
面白いのは、ベーゼ単体の能力だけでなく、勇者一行の戦い方も見えるところです。
魔法の問題ならフリーレン。
正面から突破口を作り続けるヒンメル。
さらに僧侶ハイターと戦士アイゼンがいる。
一つの攻略法だけで相手を追い詰めるパーティーではありません。
ベーゼからすれば、最も危険に見える魔法使いだけ警戒すればいいわけではないんです。
結界という絶対的な防壁を突破された瞬間、別の役割を持つ仲間が一気に牙をむく。
この戦いを見ると、「ヒンメルが強かった」「フリーレンが強かった」で終わらず、勇者一行そのものが一つの完成された攻略システムだったことが分かります。
ベーゼは、その異常さを証明する相手でもあるんですよね。
「不死なる」の異名だけで不死身とは判断しない
強さ議論で注意したいのが、「不死なるベーゼ」という異名です。
名前だけ見ると、
「倒されても復活する?」
「再生能力を持っている?」
「そもそも肉体を殺せない?」
と想像したくなります。
でも、異名だけを根拠に能力を追加するのは危険です。
今回のランキングでは、確認できる結界の攻略難度を主な評価対象としました。
そのため3位という順位も、「ベーゼには未知の不死能力があるから」ではありません。
勇者一行を一時的に封じ込めた結界という具体的な戦績があるから3位なんです。
この根拠を明確にしておけば、グラオザームとの順位差も分かりやすいんじゃないかな。
4位・断頭台のアウラは弱い?アゼリューゼの本当の強さ
アウラは4位ですが、七崩賢で弱いというより「強さの条件が明確すぎる」ため総合順位を下げました。
アウラの《服従させる魔法(アゼリューゼ)》は、相手と自分の魂を服従の天秤へ乗せ、魔力量の大小で支配関係を決める魔法です。
条件さえ満たせば非常に強力。
しかもアウラは、その能力を個人戦だけではなく軍勢の構築にも利用します。
アウラは敵を倒すほど軍勢を増やせる
アウラの恐ろしさは、敵を一人倒したら戦闘終了ではないことです。
支配した相手を兵士として利用できるため、自分より魔力量が少ない相手を次々に服従させれば、そのまま軍勢が膨らんでいきます。
言ってしまえば、
敵戦力を削りながら、自軍戦力を増やす。
こんなの戦争ではめちゃくちゃ厄介ですよね。
一対一の強さだけで考えるとマハトの万能性には及びません。
でも多数の敵がいる戦場なら、アウラの危険度はランキング以上に上がります。
個人戦と集団戦で評価が変わる典型的なキャラクターです。

アウラ最大の弱点は魔力量で決まること
一方、アゼリューゼの最大の長所は、そのまま最大の弱点でもあります。
判定基準が魔力量だからです。
自分より魔力量が少ない相手なら圧倒的に有利。
しかし相手の方が魔力量が大きければ、今度はアウラ自身が支配される危険があります。
そしてフリーレンは、長い年月をかけて魔力を制限し、本来の魔力量を周囲へ悟らせない生き方を続けてきました。
アウラが判断材料にしたのは、表面上見えていたフリーレンの魔力。
その読みが崩れた瞬間、アゼリューゼは最強の切り札から最大の敗因へ反転します。
ここがアウラ戦のめちゃくちゃ面白いところなんですよね。
アウラは弱かったから負けたわけではない。自分が最も信頼していた勝敗基準を逆利用された。
だから「フリーレンに敗れた=七崩賢最弱」と短絡的に決めるのは違うと思います。
アウラが4位なのは「負け筋」が明確だから
今回4位にした理由をもっと簡単に言うなら、アウラは勝ち筋と負け筋が両方とも分かりやすいからです。
魔力量が下の相手には強い。
魔力量が上の相手には危険。
能力の判定条件を欺かれると判断を誤る。
これに対してマハトはディーアゴルゼ以外の戦い方を持ち、グラオザームは相手の認識そのものへ干渉し、ベーゼはそもそも戦闘の自由を奪う結界を作ります。
総合戦では、攻略法が見えた後にも別ルートを持っている相手ほど厄介です。
その差でアウラを4位にしました。
でも集団戦だけをテーマに別ランキングを作ったら、順位はかなり変わるかもしれない。
『葬送のフリーレン』の強さ議論が面白いのは、こういうところだよね!
七崩賢の残り3人と全知のシュラハトはなぜ順位外?
七崩賢の残る3人は能力や個別戦績が不足しているため評価不能、シュラハトはそもそも七崩賢ではありません。
七崩賢7人を無理に1位から7位まで並べることは可能です。
でも、それをやるには推測が多すぎます。
特に重要なのが南の勇者との決戦です。
南の勇者は七崩賢3人を討ち取っている
南の勇者は作中で「人類最強」と謳われるほどの勇者です。
未来を予知する力を持ち、シュラハトと七崩賢が集まった決戦で七崩賢3人を討ち取り、最終的にはシュラハトと相打ちになったと伝えられています。
七崩賢3人を倒した。
この事実だけ見ると、
「じゃあその3人はアウラより弱かったのでは?」
と思いたくなるかもしれません。
でも、それは判断できません。
能力が分からない。
個別の戦闘経過も分からない。
誰とどの順番で戦ったのかも十分には分からない。
何より南の勇者自身が未来予知という非常に特殊な力を持っています。
相性、連携、戦況が不明なのに、結果だけを見て順位を決めるのは危険です。
僕は漫画考察では、分からないものを「評価不能」と書くことも信頼性の一部だと思っています。
順位を全部埋めた方がランキング記事として見栄えはいい。
でも情報の空白を想像で埋めるくらいなら、4人をしっかり比較した方が読み手にも誠実だよね。
シュラハトは七崩賢ではなく魔王の腹心
もう一つ、検索すると混同しやすいのが全知のシュラハトです。
シュラハトは魔王の腹心で、七崩賢とは別の立場。
南の勇者との決戦では共闘しているため一括りに見えやすいのですが、
シュラハト+七崩賢たち vs 南の勇者
という構図で考えるのが分かりやすいです。
したがって「七崩賢の強さランキング」にシュラハトを入れるのは分類上ズレます。
魔王軍全体の強さを考える記事なら当然重要人物ですが、今回は対象外としました。
七崩賢最強を決めるなら「勝ち筋の多さ」が重要?
僕は七崩賢の総合的な強さを見るなら、最大火力よりも「一つの攻略法を潰された後に何が残るか」が重要だと考えています。
これが今回のランキングを作るうえで最も大事にした視点です。
七崩賢4人の能力を一言で整理すると、アウラは魔力量による支配、ベーゼは結界、グラオザームは認識操作、マハトは黄金化。
この時点で同じ物差しでは測れないですよね。
だから「誰の魔法が一番派手か」ではなく、相手がこちらの能力を知っていた場合でも強いのかで考えました。
アウラはアゼリューゼの条件を知られていても強力ですが、自分を超える魔力量を持つ相手には使いにくい。
ベーゼは結界を破れない相手には圧倒的ですが、突破後の戦いを評価できる材料が少ない。
グラオザームは認識へ干渉するため格上にも刺さる可能性がありますが、基礎戦闘力の全容までは見えません。
そしてマハトは、ディーアゴルゼを対策されても通常魔法と接近戦が残る。
こう並べると、1位にマハトを置いた理由がかなり分かりやすくなると思います。
最強の技を持っていることより、最強の技を破られた後にも強いこと。
僕は七崩賢の「総合力」を比べるなら、この違いが決定的だと考えています。
さらに言えば、これは『葬送のフリーレン』という作品全体の戦闘にも通じます。
この作品では単純な魔力量だけで勝敗が決まりません。
魔法への理解。
相手の思考への理解。
経験。
相性。
情報をどれだけ隠せるか。
そして「自分ならそれをできる」とイメージできるか。
こうした要素が絡むから、格上と格下の関係がそのまま結果にならないんですよね。
七崩賢の能力には本人の価値観が表れている?
個人的には、七崩賢の魅力は能力の強さだけでなく、その能力が本人の価値観や人間とのズレを映していることだと思います。
ここまで強さを比較していくと、4人には面白い共通点が見えてきます。
アウラは魔力量による優劣を重視し、その考え方がアゼリューゼの仕組みに直結しています。
だからこそ、目に見える魔力量を信じたことが敗北につながった。
ベーゼは人類には破れないと考えるほどの結界を作りました。
しかし、それを覆したのは諦めずに突破口を探し続ける勇者一行でした。
グラオザームは他者の認識そのものを欺きます。
その結果、作中の人物だけでなく読者側まで「今見えているものは本当に真実なのか?」と疑うことになる。
そしてマハトは人間を知ろうとします。
グリュックと過ごし、デンケンと関わり、人間の魔法まで学ぶ。
それでも人間が持つ悪意や罪悪感を、同じ感覚では理解できない。
僕が面白いと感じるのは、彼らがただ能力を破られて負けているのではなく、その能力を支えていた前提や価値観の穴を突かれていることです。
アウラは「見えている魔力が真実」という前提を崩された。
ベーゼは「人類には破れない」という前提を覆された。
マハトは人間を理解しようとしながら、人間と魔族の根本的な隔たりに向き合うことになる。
だから『葬送のフリーレン』の戦闘は、攻撃力1000と攻撃力2000を比べるだけでは終わりません。
そのキャラクターが世界をどう見ているかまで勝敗へ組み込まれている。
ここが七崩賢を単なる「魔王軍の強い幹部」で終わらせない魅力じゃないかな。
まとめ|七崩賢の強さランキング1位はマハトが最有力
2026年9月時点で具体的な能力と戦闘描写を比較できる七崩賢4人を総合評価すると、僕は1位マハト、2位グラオザーム、3位ベーゼ、4位アウラと考えます。
マハトはディーアゴルゼだけでなく通常魔法や接近戦にも対応し、一つの能力を攻略されても戦い続けられる点が最大の強みです。
グラオザームは精神・認識へ干渉できるため、単純な能力差をひっくり返す可能性を持つ相性型の強敵。
ベーゼは勇者一行でさえ即座には突破できなかった結界という明確な実績があり、特定分野の攻略難度ではトップ級です。
アウラは魔力量が下の相手を支配し、さらに軍勢へ加えられるため戦争では極めて危険ですが、能力の判定条件が明確なぶん対策された際の負け筋も見えやすい。
そして南の勇者に倒された七崩賢3人については、能力や戦闘経過が分からない以上、無理に5〜7位を決めるべきではないでしょう。
全知のシュラハトも七崩賢ではなく魔王の腹心なので対象外です。
強さランキングを作るとき、つい一番派手な魔法へ目が行きます。
でも七崩賢をじっくり比べてみると、本当に重要なのは「自分の得意パターンを崩された後にも戦えるか」なんですよね。
だから僕は現時点ではマハトを1位に置きます。
そして強さだけ追いかけて読み返したはずなのに、最後には「魔族は人間を理解できるのか」「相手を理解するとは何なのか」まで考えさせられる。
そこまで戦闘とテーマがつながっているから、『葬送のフリーレン』の七崩賢って何度語っても面白いんだよね!
よくある質問
七崩賢で一番強いのは誰?
2026年9月時点で具体的に比較できる描写を総合すると、黄金郷のマハトが最有力だと僕は考えます。
ディーアゴルゼだけでなく通常魔法・接近戦にも対応でき、固有能力を対策された後にも複数の勝ち筋が残る点を高く評価しています。
アウラは七崩賢で一番弱い?
4人の総合ランキングでは4位としましたが、アウラ=弱いという意味ではありません。
自分より魔力量が少ない相手へのアゼリューゼは非常に強力で、支配した相手を軍勢として運用できるため、集団戦や戦争では順位以上の脅威になります。
全知のシュラハトは七崩賢の一人?
いいえ。
シュラハトは魔王の腹心であり、七崩賢とは別枠です。南の勇者との決戦では七崩賢と共に戦っていますが、七崩賢の一員としてランキングへ入れるのは適切ではありません。
七崩賢7人全員をランキングできないのはなぜ?
南の勇者に討ち取られた3人については、能力・名前・個別の戦闘経過など順位付けに必要な情報が十分に明らかになっていません。
そのため推測で5位から7位を埋めるより、現時点では評価不能とする方が妥当だと考えています。

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