2026年9月時点・単行本13巻までなら、総合最強候補は影森ヒカル&黒白。御陵戦を含む実戦結果と能力、主の技量、相性から20組を比較します。
なお、これは公式の強さ順位ではありません。
本記事では単行本13巻までに確認できる描写をもとに、「性能・運用・相性・再回答力」の4点から僕・ジョウスターが総合的に評価しています。
特に13巻では、ゴンゾウを失ったヒカルが御陵と一人で対峙し、黒白と想像力を駆使した攻勢によって、命からがらではあるものの御陵を退かせています。
一方、アサたちはイワンとの市街地戦で、陰陽の空間へイワンを閉じ込め、椥辻と醍醐の身柄も確保しました。
この2つの戦いによって、上位陣の評価はかなり変わったんだよね!
黄泉のツガイ強さランキングは誰が最強?20組を一覧で比較
結論として、本記事では1位・影森ヒカル&黒白、2位・御陵&天と地、3位・アサ&陰陽としました。
ただし「一発の破壊力が最も高い順」ではありません。
強力な能力を見破られたあと、さらに別の答えを返せるか。そこまで含めて比較しています。
順位 主 ツガイ 主な評価ポイント
1位 影森ヒカル 黒白 想像力を生かした圧倒的な応用幅
2位 御陵 天と地 攻撃位置の特殊性と高度な戦術眼
3位 アサ 陰陽 「解」と隔離能力によるルール干渉
4位 ユル 左右様 高耐久とユル本人の戦闘技術
5位 与謝野イワン マガツヒ 剣技と特殊能力を組み合わせた完成度
6位 影森ゴンゾウ 百鬼夜行 多数のツガイを使う対応力
7位 田寺ロウエイ マヨイガ 主本人の高い近接戦闘力
8位 田寺ケン 手長足長 ツガイ単体の突出した戦闘性能
9位 黒谷ナツキ なもみはぎ 怪力と耐久力
10位 醍醐 サドマゾ ダメージを利用するカウンター
11位 ガブちゃん ガブリエル 攻防両面で使える巨大な顎
12位 田寺リュウ 現在ツガイなし 狙撃・判断・実戦経験
13位 黒谷アキオ ヤマノカミ 巨体と怪力による制圧力
14位 影森ジン 掃除屋 格納能力と武器運用
15位 黒谷ハルオ 兎と亀 速度と重量の連携
16位 新郷ハヤト 風神雷神 風と雷による広域への対応
17位 影森アスマ 金烏玉兎 偵察・尾行・監視能力
18位 黒谷フユキ 閻魔帳 相手の情報を引き出す特殊能力
19位 段野ハナ 前虎後狼 追跡・探索能力
20位 キョウカ ザシキワラシ 擬態を生かした潜入性能
僕が見るポイントは次の4つです。
- 性能:ツガイそのものが何をできるか
- 運用:主が能力をどれだけ使いこなせるか
- 相性:相手の得意分野を崩せるか
- 再回答力:一度攻略されたあと、別の勝ち筋を作れるか
この「再回答力」がかなり重要。
『黄泉のツガイ』って、強い能力が登場すると「どうやって攻略するんだ?」となり、その攻略法が見えたと思ったら、さらに別の手が返ってくる作品なんですよ。
だからこそ、単純な火力ランキングでは語れないんだよね!
黄泉のツガイ強さランキング20位~11位は?
20位から11位は、正面戦闘以外に強みを持つツガイも多いゾーンです。
順位だけを見ると低く感じますが、情報戦や組織戦なら上位陣以上に欲しくなる能力もあります。
20位:キョウカ&ザシキワラシ
ザシキワラシはキリとダンジからなるツガイ。
正面から派手な攻撃を叩き込むより、相手を欺いて戦場へ入り込むことに強みがあります。
このランキングでは直接戦闘も大きく評価しているため20位にしましたが、潜入が必要な状況なら話は別。
そもそも相手に「敵が近くにいる」と気付かせない能力は、殴り合いとは違った怖さがあるんですよ。
戦闘開始後に強いというより、戦闘が始まる前から相手の懐へ入れるタイプ。
順位以上に嫌な相手じゃないかな。
19位:段野ハナ&前虎後狼
段野ハナの前虎後狼は、虎鉄と二狼からなる追跡向きのツガイです。
物語序盤からユルを支える戦力として動き、敵を探す、追う、警戒するといった場面で価値を発揮します。
純粋な攻撃力だけなら上位の戦闘型には及びません。
それでも能力バトルでは、敵の居場所が分かること自体が大きなアドバンテージです。
一対一なら19位。
でも組織同士の戦いで「偵察役を一組選べ」と言われたら、一気に候補へ入ってくるよね!
18位:黒谷フユキ&閻魔帳
黒谷フユキのツガイ・閻魔帳は、ウィスパーとエンブレイスからなる組み合わせです。
相手側のツガイに関する情報を得られるのが大きな特徴。
能力の正体が勝敗へ直結する『黄泉のツガイ』では、とんでもなく価値が高い能力なんですよ。
特にサドマゾのような仕組みを知らずに攻撃すると危険な相手には、「情報を取れる」という一点だけでも意味があります。
ただし直接相手を倒す能力ではないため、今回は18位。
僕はフユキを、強敵を倒す人というより、強敵を倒せる状況を作る人だと見ています。
17位:影森アスマ&金烏玉兎
金烏玉兎は、蝶の群体・朝霧と蛾の群体・夜桜からなるツガイ。
離れた場所から尾行や監視へ使えるため、情報戦で非常に強力です。
実際、アスマは朝霧の一部を使ってユルたちを尾行。
ユルたちは手長足長との戦いを終えたあと、近くから飛び立った蝶によって尾行の正体に気付いています。
この描写だけでも、「戦闘員を送り込まずに相手の行動を把握できる」という強みが分かるよね!
一方で群体型ゆえ、広範囲攻撃には注意が必要。
真正面の戦闘力より、戦う前に情報差を作る能力として評価しました。
16位:新郷ハヤト&風神雷神
新郷ハヤトの風神雷神は、その名の通り風と雷を扱う戦闘向きのツガイです。
広い範囲へ干渉できるため、金烏玉兎のような群体型に対して特に嫌な組み合わせ。
強さが分かりやすいタイプだよね!
ただし上位へ進むほど、単純に広範囲を攻撃できるだけでは決め手になりません。
イワンや御陵のように主本人の技量が高く、特殊な勝ち筋を持つ相手へどう対応するかまで考えると16位としました。
15位:黒谷ハルオ&兎と亀
黒谷ハルオのツガイは兎と亀。
速度を生かすウサちゃんと、重量を生かすカメちゃんという対照的な性質を組み合わせます。
序盤の影森家との戦いでは、ジンやアキオとともにユルと左右様を迎え撃つ側として登場。
ユルが囚われる展開まで作っているため、単純な補助要員ではありません。
速さで相手を振り回し、重量で自由を奪う。
違う長所を一組の中で使い分けられることが魅力です。
ただ、TOP10組のように格上級の相手へ勝負を決めた実績までは少ないため15位としました。
14位:影森ジン&掃除屋
掃除屋は、愛ちゃんが対象を飲み込み、誠くん側から収納物を取り出せる特殊なツガイ。
能力だけを見ると、「これが戦闘用?」と思うかもしれません。
でも主が影森ジンになると話が変わる。
ジンは銃器などの装備と掃除屋を組み合わせ、格納能力を戦術へ変換できる人物だからです。
実際、序盤ではユルを術中へ誘い込み、左右様との連携を崩す状況まで作っています。
ここが面白い!
ツガイ単体のスペックが同じでも、主が違えば戦闘力は変わる。
ジン&掃除屋は、その典型例だと思います。
13位:黒谷アキオ&ヤマノカミ
ヤマノカミは山風と谷風からなる巨大なツガイ。
特殊能力を何重にも仕込むというより、巨体そのものが武器です。
こういうパワー型は能力バトルだと地味に見えることもあるけど、対抗手段がなければ単純に止められません。
問題は、上位陣には力比べに付き合ってくれない相手が多いこと。
陰陽のような隔離型や黒白のような応用型へ、巨体と怪力だけでどこまで迫れるか。
総合評価ではそこが壁になりました。
12位:田寺リュウ
デラこと田寺リュウは、現在のツガイを持たない状態でも強者たちの戦場へ入っていく異色の存在です。
ツガイがないから弱い――とはならないんですよ。
狙撃、銃器、鉈、地形、経験。
使えるものを全部使いながら、超常的な能力者たちへ対抗する。
この人間側の戦闘技術の高さを評価して12位です。
ただし黒白や天と地のように、通常の武器だけでは対応方法が限られる能力が相手だと厳しい。
万能ではないからこそ、この位置かな。
11位:ガブちゃん&ガブリエル
ガブリエルは巨大な上顎と下顎からなるツガイ。
噛みつく攻撃だけでなく、巨大な顎を盾のように使えるため、攻防を一組でこなせます。
さらに主のガブちゃん自身も戦場で判断して動ける。
ここが評価を押し上げました。
なもみはぎのような真正面の怪力勝負では、さらに上がいる。
しかしガブリエルは攻撃だけのツガイではないのが強いんですよ。
火力、守り、使いやすさをまとめて考えるとTOP10目前。
11位とはいえ、上位との差は小さいです。

※本記事にはPRを含みます。
能力が分かった状態で序盤を読み返すと、「ここでもう攻略のヒントを出していたのか!」と気付けるのも『黄泉のツガイ』の面白さ。
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黄泉のツガイ強さランキング10位~6位は?
10位から6位になると、能力の仕組みそのものがかなり厄介になります。
「知らずに戦ったら危険」という初見殺しだけでなく、主本人の実力も高い組み合わせが増えてきます。
10位:醍醐&サドマゾ
サドマゾはカウンター性能が非常に怖いツガイ。
攻撃を受ける側と、そのダメージを相手へ返す側を組み合わせるため、仕組みを知らずに力押しすると危険です。
しかも醍醐本人が近接戦をこなせる。
「能力がバレたら何もできない」というタイプではないんですよ。
ただし相手が仕組みを理解し、直接的な攻撃以外へ切り替えれば対策の余地があります。
この初見での強さと、対策後の差を考慮して10位としました。
9位:黒谷ナツキ&なもみはぎ
黒谷ナツキのなもみはぎは、ジジ丸とババ丸によるパワー型。
難しい条件より、圧倒的な怪力と頑丈さで押すタイプです。
こういうシンプルな能力って強いんだよね!
小細工が通じても、最後に真正面から殴り合わなければならなくなった瞬間に一気に怖くなる。
一方、空間隔離や能力への干渉など、腕力を使わせてもらえない状況には弱点があります。
純粋な肉弾戦ではもっと高く評価できますが、総合では9位です。
8位:田寺ケン&手長足長
手長足長のツガイ単体性能は、さらに上位へ置きたくなるほど強烈です。
長く伸びる腕と脚を使い、離れた場所の相手を捕まえる、殴る、物を投げる。
そして簡単には倒れない耐久力もあります。
ユルたちとの戦いでも、左右様だけで一瞬にして片付くような相手ではありませんでした。
最終的にはユルのハッタリと左右様の力を組み合わせた対応で倒されています。
ここが8位の理由。
ツガイは強くても、主の田寺ケンが十分に制御できないんです。
強さを安定して引き出せるかまで考えると、さらに上の組み合わせとの差が出ます。
7位:田寺ロウエイ&マヨイガ
田寺ロウエイは、ツガイだけを見て順位を決めると評価を間違えやすい人物です。
強いのは本人。
短刀を使う近接戦闘、状況判断、相手との距離の詰め方など、ツガイの特殊能力へ頼り切らない怖さがあります。
僕がロウエイを高く評価する理由は、能力を封じられても本人の戦闘能力が残ること。
これは今回重視している「再回答力」と相性がいいんですよ。
一方で御陵やヒカルのような広い戦場そのものを利用する相手と比べれば、攻撃できる範囲に差があります。
そこで7位です。
6位:影森ゴンゾウ&百鬼夜行
百鬼夜行は、通常の「主1人にツガイ1組」という比較を壊してくる存在です。
ゴンゾウが多数のツガイを運用できるため、相手に応じて手札を変えられる。
選択肢の多さだけなら作中屈指でしょう。
だから以前ならTOP5級へ入れても不思議ではありませんでした。
ただし13巻までの展開を考えると、評価を一段下げざるを得ません。
御陵との戦いでは、百鬼夜行というシステムが万能ではなく、仕組みの急所を突かれれば大きく崩れることが示されています。
強い能力をたくさん持てる。
でも、その大量の能力を成立させる基盤に問題が起きたらどうするのか。
そこで別解を出し切れなかったことが、6位とした大きな理由です。
黄泉のツガイ強さランキングTOP5は?
TOP5では「特殊能力が強い」だけでは足りません。
強敵から一度対策されたあとでも、主本人の技量や別系統の能力によって戦闘を続けられる組み合わせを高くしました。
5位:与謝野イワン&マガツヒ
与謝野イワンのマガツヒは、大凶と小凶という刀型のツガイ。
刀だからこそ、イワン本人の剣術がそのまま強さへ直結します。
つまり「強い特殊能力を持つ剣」と「強い剣士」が別々に存在するのではなく、完全に重なっているんですよ。
ここが怖い。
生気へ干渉する性質や空間へ作用する能力だけでなく、それを剣術の動きへ組み込んでくる。
近接戦なら、僕は作中でも最上位クラスだと思っています。
ただし13巻では、アサたちとの市街地戦が続いた末、イワンは陰陽の空間へ閉じ込められます。
これは「アサが正面からイワンを圧倒した」という意味ではありません。
むしろ重要なのは、イワンの得意な剣の間合いそのものから戦場を切り離す方法が成立したこと。
そのため5位としました。
4位:ユル&左右様
ユル&左右様は、本作でも特に役割分担が優秀なコンビです。
左右様は非常に頑丈。
そこへ山で狩りをして育ったユルの弓術と観察力が重なります。
ユルは超常能力だけを頼りにしません。
距離を測る。
射線を見る。
相手の能力を観察する。
必要ならハッタリまで使う。
手長足長との戦いでも、力比べだけで決着させるのではなく、ユル本人の判断が勝敗へ大きく関わりました。
この主がツガイの後ろに隠れているだけではない点がかなり強い。
そしてユルには「封」という重要な要素も残っています。
ただし本記事では、13巻までに十分判明していない将来性を想像だけで加点していません。
現時点で確認できる左右様との連携とユル本人の強さを評価して4位です。
3位:アサ&陰陽
アサを3位へ置く最大の理由は、単純な攻撃力ではありません。
「解」と陰陽という性質の異なる力を持っていることです。
陰陽は相手を通常の戦場から切り離す選択肢を作れる。
そこへアサ自身が持つ「解」が加わります。
13巻のイワン戦では、市街地で戦い続けた末にイワンを陰陽の空間へ閉じ込め、同時に椥辻と醍醐の身柄も確保しています。
重要なのは「イワンより剣が強かった」ことではないんですよ。
イワンが有利な戦いを、そのまま続けなかった。
相手の得意分野を成立させない回答を出したことが強いんです。
今回の評価軸でいう「相性」と「再回答力」が非常に高い。
そのため3位としました。
2位:御陵&天と地
御陵&天と地は、初見で遭遇したくないという意味なら1位候補です。
天と地の最大の厄介さは、普通の相手が狙いやすい位置から攻撃してくれないこと。
上と下。
通常の戦闘員が意識する範囲から外れた場所を利用するため、「相手を殴って止める」という定番の回答が通用しにくいんです。
しかも御陵本人が相手を観察し、能力の弱点を突くことに長けています。
ゴンゾウと百鬼夜行を相手にした局面では、その怖さがはっきりしました。
では、なぜ2位なのか。
13巻でヒカル&黒白という対抗例が描かれたからです。
ここは表現を正確にしておきたいところ。
ゴンゾウを失ったヒカルは御陵と一人で対峙し、黒白と主の想像力による多彩な攻勢を展開。
その結果、ヒカル自身も大きな負担を負いながら、御陵を退かせるところまで持ち込みました。
つまり「ヒカルが御陵を完全撃破した」という話ではありません。
楽勝でもない。
一方的な勝利でもない。
それでも、これまで非常に攻略しづらかった御陵&天と地へ、実戦の中で有効な対抗手段を提示した。
この事実を重く見て2位です。
1位:影森ヒカル&黒白
2026年9月時点・単行本13巻までなら、僕は影森ヒカル&黒白を総合1位にします。
黒白はベタとホワイトからなるツガイ。
最大の強みは、「この攻撃が最強」という一芸ではありません。
ヒカルの想像力と組み合わさることで、戦況ごとに異なる答えを作れることです。
13巻でヒカルは、ゴンゾウを失ったあと御陵と一人で対峙しました。
相手は百鬼夜行を崩した御陵。
しかも天と地による特殊な攻撃位置を利用する、対応の難しい相手です。
そこでヒカルは黒白と想像力による多彩な攻勢を仕掛け、代償なく圧勝したわけではないものの、最終的には御陵をその場から退かせています。
僕が評価したいのは結果だけじゃありません。
御陵の強みへ、黒白が一つの決まった必殺技ではなく複数の発想で食らいついたことなんです。
例えば最強の剣一本を持つ人物なら、その剣が通らない相手が出た瞬間に苦しくなります。
黒白は違う。
必要な回答を、その場で別の形へ変えられる。
ゲームで例えるなら、最強武器を装備しているというより、戦闘中に装備欄そのものを書き換えているような怖さがあります。
もちろん無敵ではありません。
黒白の応用幅は、ヒカルの想像力や判断に大きく依存します。
ヒカル自身が消耗すれば、当然パフォーマンスも変わるでしょう。
13巻の御陵戦も「余裕を持った完全勝利」と評価するのは無理があります。
だから僕が言う1位は、誰と戦っても必ず勝つ絶対王者という意味ではありません。
13巻までに描かれた実績と対応力を総合したとき、「相手が対策してきたあとも別の答えを返しやすい」という点で最も高く評価できる。
これがヒカル&黒白を1位にした理由です。

ちなみに今回の上位評価へ大きく影響した単行本13巻は、2026年7月10日発売。
ヒカルと御陵の対峙、アサたちとイワンの市街地戦が収録されているため、ランキング上位の根拠を追いたいなら重要な一冊です。
コミックシーモアでは無料会員登録後、必要な作品を1冊ずつ購入する方法のほか、ポイント購入や月額メニューなど複数の利用方法があります。
料金や特典、無料対象、キャンペーンは変更される場合があるので、利用する場合は現在の配信条件を確認してから判断してください。
なぜ黄泉のツガイは単純な火力順にならない?
答えは、強いツガイを持っているだけでは勝てない作品だからです。
僕が今回特に注目したのが、ゴンゾウとヒカルの対比でした。
ゴンゾウの百鬼夜行は、多数の能力を使える。
普通に考えたら「手札が多いほど強い」と思うよね!
でも御陵との戦いでは、その多数の手札を成立させている仕組みに狙いを定められた。
ここで分かるのは、能力の数と攻略耐性は同じではないということです。
対してヒカルの黒白は、所有するツガイの数そのものでは百鬼夜行の方向性と異なります。
しかし一つのツガイから生み出せる回答の幅が広い。
御陵から攻略されたら終わりではなく、その場の想像力によって次の一手へつなげられた。
僕はここに、『黄泉のツガイ』の強さ議論を考えるうえで面白いポイントがあると思っています。
「能力の数」ではなく「相手に攻略されたあと、さらに何を返せるか」。
これが今回の「再回答力」です。
サドマゾは仕組みを知らなければ猛烈に怖い。
手長足長は純粋なツガイ性能が高い。
百鬼夜行は手札が非常に多い。
でも対策されたあと、どうするのか。
上位5組はそこが強いんですよ。
イワンなら特殊能力だけでなく剣技が残る。
ユルなら左右様だけでなく、ユル本人の弓と判断力がある。
アサは陰陽による隔離と「解」という違うカードを持つ。
御陵は観察しながら相手の急所を探せる。
そしてヒカルは、黒白の使い方そのものを変えられる。
だから本作では、AがBに勝ったからAはBより必ず強い、さらにBがCに勝ったからAはCにも絶対勝つ――という単純な三段論法が成立しにくいんですよね。
ここがめちゃくちゃ面白い!
黄泉のツガイ強さランキングは今後どう変わる?
現時点で最大の上昇候補は、僕ならユルを挙げます。
理由はもちろん「封」です。
ただし、ここは現在分かっている強さと、まだ分かっていない将来性を混ぜないことが重要。
13巻までのユルは、左右様の頑丈さ、弓術、狩りで培った観察力、実戦での判断力だけでも十分上位です。
そこへ今後「封」の性質や使い方がさらに具体化すれば、評価が大きく変わる可能性があります。
だからといって「封があるから将来1位確定」とするのは早い。
今は4位。
能力の詳細が描かれたら改めて考える。
強さランキングって、このくらい慎重なほうが面白いと思うんですよ。
アサも順位変動の余地が大きい人物です。
陰陽だけでなく「解」があるため、何をどこまで解けるのか、その条件と限界が明らかになるほど評価材料が増えていきます。
一方、今回1位にした黒白も安泰ではありません。
御陵へ対抗できたことは大きな実績ですが、黒白の能力範囲、ヒカル側の消耗、想像力だけでは返せない能力が存在するのかなど、まだ見るべき点があります。
つまり現段階で分かっているのは、「黒白なら何でも解決できる」ではありません。
13巻までに登場した強敵との比較で、最も幅広い回答を示した組み合わせの一つがヒカル&黒白だったということです。
ここを分けて考えると、今後新しい能力が登場してもランキングを更新しやすいんだよね!
黄泉のツガイ強さランキングまとめ
2026年9月時点・単行本13巻までを基準にすると、本記事では1位を影森ヒカル&黒白、2位を御陵&天と地、3位をアサ&陰陽、4位をユル&左右様、5位を与謝野イワン&マガツヒと評価しました。
順位を大きく動かしたのは13巻です。
ヒカルはゴンゾウを失った状態で御陵と対峙し、黒白と想像力による多彩な攻勢で、自身も大きな負担を負いながら御陵を退かせました。
一方のアサたちはイワンとの市街地戦で、陰陽の空間へイワンを閉じ込め、椥辻と醍醐の身柄も確保しています。
だから今回のTOP5は、単純な火力ではなく「強敵に自分の得意技を対策されたあと、別の回答を出せるか」をかなり重視しました。
この視点で読むと、ゴンゾウとヒカルの違いも見えてきます。
たくさんの能力を使えること。
一つの能力から、たくさんの答えを作れること。
似ているようで全然違うんですよ。
そして忘れちゃいけないのがユル。
左右様と本人の技量だけですでに上位へ食い込めるうえ、「封」はまだ評価を大きく動かしうる要素です。
今後の一戦で「いや、順位ぜんぜん違うじゃん!」となる可能性は普通にあります。
でも、それでいいと思うんですよね!
能力の情報が増える。
攻略法が分かる。
さらに攻略法への対策が出る。
そのたびに強さの見え方が変わる。
僕はこの答えが固定されないバトル設計こそ、『黄泉のツガイ』で強さ議論をする一番の楽しさだと思っています!
よくある質問
黄泉のツガイで13巻までの最強候補は誰?
本記事では、影森ヒカル&黒白を総合1位と評価しています。
13巻では、ゴンゾウを失ったヒカルが御陵と一人で対峙し、黒白と想像力による多彩な攻勢によって御陵を退かせました。
ただし無傷の完勝ではなく、本記事の順位も公式設定ではありません。
13巻までの実戦結果、ツガイ性能、主の技量、相性、対策後の対応力を合わせた筆者評価です。
御陵&天と地を2位にした理由は?
御陵&天と地は、攻撃位置の特殊性と御陵本人の戦術眼を合わせた非常に攻略困難な組み合わせです。
ただ、13巻のヒカル戦で黒白による実戦上の対抗例が描かれたため、本記事では2位としました。
これは御陵が弱くなったという意味ではありません。
むしろ「ほとんど手がないように見えた相手にも、攻略の糸口が存在した」という情報が増えたことで評価を調整しています。
ユル&左右様は今後1位になる可能性がある?
可能性はありますが、現段階で1位と断定できる材料はありません。
左右様の耐久力とユル本人の弓術・判断力だけでも総合力は非常に高く、本記事では4位としました。
さらにユルには「封」という重要な要素があります。
ただし詳細が十分に判明していない能力を想像だけで加点すると比較が崩れるため、今回は13巻までに確認できる描写を中心に評価しています。
『黄泉のツガイ』は、能力の名前だけ並べても本当の強さが見えてこない作品です。
誰に能力を使ったのか。
相手はどう対策したのか。
その対策へさらに何を返したのか。
そこまで追うと、同じ戦闘を読み返しても「あ、この行動って次の一手を作るためだったのか!」と見え方が変わってくるんだよね!
新しいツガイや「封」の詳細が明らかになれば、この順位もきっとまた動きます。
そのたびに本気で悩みながら順位を組み直すのも、漫画好きとして最高に楽しい時間じゃないかな!
――ジョウスター(漫画レビュアー・コミック愛好家)

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