『ホテル・インヒューマンズ』の主要声優は、小林裕介さん、白浜灯奈乃さん。第2期では羊宮妃那さんが桐原シバ役で加わり、3人のコンシェルジュが物語の軸になります。
「星生朗や灰咲沙羅の声優は誰?」「第1期のゲストキャストを登場話ごとに知りたい」「第2期から増える声優は?」と気になっている人も多いんじゃないかな?
『ホテル・インヒューマンズ』は、田島青さんによる漫画を原作とした“殺し屋専用ホテル”の物語。ホテルスタッフだけでなく、各エピソードを背負うゲストの声優まで重要なのが大きな特徴です。
この記事では、星生朗役の小林裕介さん、灰咲沙羅役の白浜灯奈乃さんをはじめ、第1期の主要ゲスト、第2期から加わる桐原シバ役・羊宮妃那さんまで、登場エピソードやキャラクターの立ち位置と一緒に整理していくよ!
ホテルインヒューマンズの声優は誰?主要キャスト一覧
『ホテル・インヒューマンズ』で物語の中心となる声優は、星生朗役の小林裕介さん、灰咲沙羅役の白浜灯奈乃さん、桐原シバ役の羊宮妃那さんです。
第1期のホテルスタッフや、各requestを代表するゲストまで含めると、主要キャストは次のようになります。
キャラクター 声優 主な登場・立ち位置
星生朗 小林裕介 新人コンシェルジュ
灰咲沙羅 白浜灯奈乃 ベテランコンシェルジュ
桐原シバ 羊宮妃那 第2期から登場するコンシェルジュ
ドクター 福山潤 ホテル専属医師
ロイ・マードック 興津和幸 モニター室勤務
泉子 加藤英美里 ホテルのテーラー
シャオ 内山昂輝 request1「シスター・シスター」
加瀬俊哉 山下誠一郎 request2〜3「ダイイング・サービス」
ニナ 白石晴香 request4「コープス・リバイバー」
長谷川伊織 新祐樹 request5「リメンバー・ミー」
リンゴ・アデール 津田美波 request6〜7「最後の晩餐」
門脇善典 鳥海浩輔 request8「スパイダー」
鈴村篤彦 家中宏 request9「リスク・マネジメント」
ダニカ 宮本侑芽 request10〜13「アナザー・スカイ」
チェタナ 河瀬茉希 request10〜13「アナザー・スカイ」
こうして並べると分かるのが、レギュラーキャストだけに人気・実力のある声優を集めている作品ではないということです。
第1期では、1話から数話で物語を去っていくゲストにも内山昂輝さん、山下誠一郎さん、白石晴香さん、津田美波さん、鳥海浩輔さん、家中宏さん、宮本侑芽さん、河瀬茉希さんらが起用されています。
これには『ホテル・インヒューマンズ』ならではの理由があると僕は思います。
この作品で毎回スポットライトを浴びるのは、ホテルで働く生朗や沙羅だけではありません。
ホテルを訪れ、「人生の最後に何を望むのか」「誰を守りたいのか」「何を取り戻したいのか」という願いを持ち込むお客様こそ、それぞれのrequestの主人公なんですよね。
実際、生朗役の小林裕介さんも、生朗と沙羅がメインキャラクターではありながら、物語の主役はお客様だという趣旨で作品を紹介しています。
だからゲスト声優にも、わずかな話数で一人の人生を感じさせる芝居が必要になる。
ここを意識して声優一覧を見ると、「豪華なキャストだな」で終わらず、なぜ各役にこれだけ存在感のある声優が配置されているのかまで見えてくるんじゃないかな!
星生朗と灰咲沙羅の声優は?主人公コンビを詳しく紹介
星生朗の声優は小林裕介さん、灰咲沙羅の声優は白浜灯奈乃さんです。
二人は同じ「ホテル・イン・ヒューマンズ」で働くコンシェルジュですが、殺し屋であるゲストへの接し方や経験値、感情の見せ方はかなり違います。
この“温度差”こそ、本作の会話を面白くしている重要なポイントなんです。
星生朗役の声優は小林裕介
星生朗を演じるのは小林裕介さんです。
生朗は「ホテル・イン・ヒューマンズ」で働く新人コンシェルジュ。
ところが勤務先は普通のホテルではなく、さまざまな事情を抱えた殺し屋が訪れる特別な場所です。
生朗自身は殺しも血も苦手で、当初はそんな環境そのものに抵抗を感じています。
先輩の沙羅からは「ひよっこ」と見られていますが、生朗にはホテルの特殊な常識に完全には染まっていないからこその強みがあります。
それが、一般人に近い感覚のままゲストを見ることができることです。
例えば目の前にいる人物が凄腕の殺し屋だったとしても、生朗は「殺し屋だから」という肩書だけで処理しません。
その人が誰を大切にしているのか。
何を後悔しているのか。
ホテルで本当は何をしてほしいのか。
そこまで踏み込んでしまう。
危険な世界で考えれば、それは経験不足ゆえの“甘さ”にも映ります。
ところが物語を見る側からすると、生朗が驚いたり葛藤したりすることで、「殺し屋専用ホテルでは何が普通なのか」を一緒に学べるんですよね。
僕は生朗を、単なる主人公ではなく、視聴者をホテルの奥へ連れていく案内役として見るとすごく分かりやすいと思っています。
小林裕介さんは『Dr.STONE』の石神千空や『Re:ゼロから始める異世界生活』のナツキ・スバルなど、極限状態で思考や感情を大きく動かす人物を演じてきました。
生朗では派手な叫びだけではなく、恐怖、困惑、優しさ、決意といった細かな感情の移り変わりに注目したいところ。
ゲストへ最初に接したときと、その人物の事情を知ったあとで声の距離感がどう変化するのか。
そこを聞き比べると、生朗というキャラクターがさらに面白く見えてくるよ!
灰咲沙羅役の声優は白浜灯奈乃
灰咲沙羅を演じるのは白浜灯奈乃さんです。
沙羅は生朗の先輩にあたるベテランコンシェルジュ。
ゲストをもてなすことを最優先にする一方で非常に冷静で、高い戦闘能力も備えています。
ホテルを守る存在としても圧倒的で、生朗とは仕事人としての完成度が大きく異なります。
ところが、趣味は漫才鑑賞。
このギャップ、かなりいいよね!
仕事中の沙羅だけを見ると、感情に流されず、どんな異常事態にも淡々と対処する人物に見えます。
でも物語を追っていくと、単に冷たいわけではありません。
ゲストへ向けた思いやりや、生朗とのやり取りで見せる人間味など、わずかな表情の変化から別の顔が見えてきます。
白浜灯奈乃さんも、作品に登場する殺し屋たちの“人間らしさ”が強く印象に残ったことや、沙羅には謎だけでなく可愛らしいところもあるという趣旨を語っています。
この人物像を踏まえると、沙羅は声量や感情を大きく動かす場面だけを追うキャラクターではありません。
むしろ普段が冷静だからこそ、ほんの少し声が柔らかくなる瞬間に意味が生まれるタイプなんです。
派手ではない変化を拾っていくほど、白浜灯奈乃さんが作る沙羅の魅力が伝わってくるんじゃないかな。

生朗と沙羅はなぜ対照的なの?
生朗と沙羅は、どちらもお客様を助けようとします。
しかし、その方法はかなり違います。
生朗は相手の感情へ近づき、ときには仕事上の合理性を越えてまで寄り添おうとする。
沙羅はプロとして必要な距離を保ちながら、依頼を実現するために迷いなく動く。
この二つの視点が同時に存在することで、本作はゲストを単純に「善人」「悪人」と決めつけずに描けるんですよね。
殺し屋という職業だけ見れば恐ろしい。
それでも、妹を守りたい兄もいれば、大切な人との思い出を取り戻したい人物もいる。
だからといって、行ってきたことまで無条件に肯定するわけでもない。
僕はこの一定の距離を保ちながら人間性を描くバランスが、『ホテル・インヒューマンズ』の大きな魅力だと思っています。
そして、そのバランスを声で成立させているのが小林裕介さんと白浜灯奈乃さんなんです。
ホテルインヒューマンズ第1期のゲスト声優は?全requestを振り返る
『ホテル・インヒューマンズ』第1期は2025年7月6日から放送され、全13話でrequest1からrequest13までの物語が描かれました。
特に注目したいのは、エピソードごとに“ホテルを訪れるお客様”が変わり、そのゲストを担当する声優が物語の感情を大きく左右している点です。
request1「シスター・シスター」シャオ役は内山昂輝
シャオ役は内山昂輝さんです。
シャオは最後の仕事を終えたあと雇い主に裏切られ、追われる身となった殺し屋。
重傷を負って「ホテル・イン・ヒューマンズ」へ逃げ込み、生き別れになった妹を探してほしいと依頼します。
シャオが殺し屋になった背景には、唯一の肉親である妹の存在があります。
つまり第1話から、「危険な殺し屋」という表面的な属性と、「妹を守りたい兄」という極めて人間的な感情が同時に描かれるわけです。
これ、作品全体の方向性を説明する第1話としてかなり重要だと思うんです。
『ホテル・インヒューマンズ』は殺し屋の強さを競うだけの物語ではない。
何を背負って生き、最後に何を願うのかを見る作品だと、シャオのrequestが最初から示しているんですよね。
request2〜3「ダイイング・サービス」加瀬俊哉役は山下誠一郎
加瀬俊哉役を演じるのは山下誠一郎さんです。
加瀬は変装を得意とする一流の殺し屋。
表向きは営業マンとして暮らし、10年連れ添った妻・あさみにも殺し屋であることを隠しています。
一見すると「完璧な変装をこなす凄腕」という格好いい設定ですが、この物語で本当に重いのはそこではありません。
仕事では完璧になれても、大切な人との関係だけは完璧に制御できない。
ここが加瀬の物語を一気に身近なドラマへ変えているんですよね。
殺し屋という特殊な職業を取り除いて見れば、「愛する人に秘密を抱え続けた人物の物語」でもある。
だからこそ、極端な設定なのに感情だけは意外なほど近く感じられるんじゃないかな。
request4「コープス・リバイバー」ニナ役は白石晴香
ニナ役は白石晴香さんです。
ニナはある組織で27番目に育てられ、殺しの道具として扱われてきた少女。
一方で、人気アイドルグループ「ブレインストーミング」のセンター・るーちゃんを推しているという、年相応の一面も持っています。
この二面性がニナ最大のポイントです。
任務だけを見れば冷徹な殺し屋。
でもイヤホンから好きな音楽を聴き、推しに心を動かされる姿は普通の少女そのものです。
『ホテル・インヒューマンズ』では、人間を職業や過去だけで決めつけません。
ニナもまた、「殺しの道具として育てられた」という説明だけでは収まらない人物なんですよね。
白石晴香さんの芝居でも、任務中と好きなものへ触れたときの声の違いを意識すると、ニナの中に残された少女らしさがもっと鮮明に見えてくると思います。
request5「リメンバー・ミー」長谷川伊織役は新祐樹
長谷川伊織役を演じるのは新祐樹さんです。
伊織は6年前に起きた交通事故より前の記憶を失った青年。
差出人不明の白紙の招待状を受け取り、恋人の梨果と「ホテル・イン・ヒューマンズ」へやってきます。
このrequestが面白いのは、伊織と梨果が殺し屋ではなく「表のお客様」として扱われるところです。
それまで視聴者は「ここは殺し屋専用ホテルだ」というルールを覚えてきました。
そこへ突然、ルールから外れる客が現れる。
なぜ二人は招待されたのか。
ホテルにはどんな過去があるのか。
物語の焦点が個々のゲストだけでなく、ホテルそのものへ少しずつ移っていく重要なエピソードなんです。
request6〜7「最後の晩餐」リンゴ・アデール役は津田美波
リンゴ・アデール役は津田美波さんです。
リンゴはフランス育ちの殺し屋で、病によって残された時間が少なくなっています。
そんなリンゴがホテルへ依頼したのは、親代わりだったマスターが作ってくれた思い出のミソスープをもう一度味わうことでした。
これがめちゃくちゃ『ホテル・インヒューマンズ』らしいんですよね。
殺し屋専用ホテルへの最後の依頼なのに、欲しいのは強力な武器でも逃亡ルートでもありません。
一杯の味噌汁です。
でも人が最後に求めるものを考えれば、むしろこれほど切実なものはないのかもしれません。
食べ物の記憶には、味だけでなく「誰といたか」「どんな時間だったか」まで結びつきます。
だからリンゴが探しているのはレシピそのもの以上に、自分を大切にしてくれた人物との時間なんじゃないかな。
声の明るさと、その奥にある残された時間の少なさ。
津田美波さん演じるリンゴを見るなら、その両方が同時に存在しているところに注目したいです。
request8「スパイダー」門脇善典役は鳥海浩輔
門脇善典役は鳥海浩輔さんです。
門脇はスクープを追い求める記者。
部下と取材を続ける中で殺人事件を目撃し、やがて地図にも載っていない「ホテル・イン・ヒューマンズ」の存在へ近づいていきます。
このrequestの面白さは、ホテルを外側の人間の視点から見ることです。
生朗や沙羅、利用客から見れば、ホテルにはホテルなりのルールがあります。
しかし何も知らない人間から見れば、銃を持つ人物を平然と迎え入れる正体不明の施設でしかありません。
門脇が登場することで、視聴者が慣れ始めていたホテルの異常さを、もう一度思い出させてくれるんですよね。
request9「リスク・マネジメント」鈴村篤彦役は家中宏
鈴村篤彦役は家中宏さんです。
鈴村は認知症を患う元殺し屋。
約20年ぶりにホテルを訪れますが、本人は何度も利用している常連だと思い込んでいます。
ここで描かれるのは、裏社会作品では意外と真正面から扱われない「殺し屋の老い」です。
どれだけ強かった人間でも年齢を重ねる。
記憶は変化し、かつての仕事とは別に家族との時間も積み重なっていく。
殺し屋を能力や戦闘技術ではなく、「長い人生を歩いてきた一人の老人」として見せるところに、このrequestの強さがあると思います。
僕はこういう回を見ると、『ホテル・インヒューマンズ』が描いているものは裏社会そのものというより、特殊な職業を通して映し出される普通の人間感情なのだと改めて感じます。
request10〜13「アナザー・スカイ」ダニカ役は宮本侑芽、チェタナ役は河瀬茉希
ダニカ役は宮本侑芽さん、チェタナ役は河瀬茉希さんです。
ダニカは超一流の狙撃手。
チェタナはその相棒となる観測手で、交渉を担うエージェントとしてもダニカを支えています。
二人の物語はrequest10からrequest13まで全4話を使って描かれました。
ダニカとチェタナの関係を見るうえで大切なのが、「一人では完成しない仕事」を続けてきた二人だということです。
狙撃手には標的を撃ち抜く技術が必要。
しかし観測手が周囲の状況を読み、距離や危険を判断し、パートナーを支えることで初めて成立する。
だから二人の会話では、長い説明以上に返事の速さや名前の呼び方、相手へ向ける声の温度が関係性を伝えてくれます。
物語が進むにつれて二人は大きな危機へ追い込まれ、生朗と沙羅も救出のために動きます。
request13まで描かれる長編だからこそ、単発ゲストとは違い、二人の信頼関係が少しずつ積み重なっていくところも見どころです。

ドクター・ロイ・泉子の声優は?ホテルスタッフも重要
『ホテル・インヒューマンズ』ではゲスト声優だけでなく、ホテルを支えるスタッフにも注目です。
ドクター役は福山潤さん、ロイ・マードック役は興津和幸さん、泉子役は加藤英美里さんが担当しています。
ドクター役は福山潤
ホテル専属医師のドクター役は福山潤さんです。
ドクターはあらゆる症状に強い興味を持ち、患者に死後の解剖許可を取ろうとするほど独特な人物。
一般的なホテルではまず必要とされないような専門家ですが、宿泊客が危険な仕事をする殺し屋となれば話は別です。
医療までホテル内で提供できるからこそ、秘密を抱えるゲストも安心して利用できる。
つまりドクターはクセの強い脇役であると同時に、殺し屋専用ホテルという設定を現実味のあるものにする人物でもあるんですよね。
ロイ・マードック役は興津和幸
ロイ・マードック役を演じるのは興津和幸さんです。
ロイはホテルのモニター室で働き、宿泊客の素性や動向だけでなく、外部から迫る襲撃者まで確認しています。
コンシェルジュが目の前のお客様へ集中できるのは、裏側でこうした情報を管理するスタッフがいるからこそです。
ホテルを舞台にした作品ではフロントや客室ばかりに注目しがちですが、本作の場合、裏方まで見ていくと組織の厚みが一気に増します。
泉子役は加藤英美里
泉子役は加藤英美里さんです。
泉子は「ホテル・イン・ヒューマンズ」で服を仕立てるテーラー。
衣食住を人間の土台として考え、素材と技術にこだわって服を仕立てています。
「殺し屋専用ホテルにテーラーまで必要なの?」と思うところだけど、実はそこが面白い。
このホテルが提供しているのは、単なる宿泊場所ではありません。
ゲストが必要とするものを可能な限り整える“おもてなし”そのものなんです。
医療、監視、服、食事、そして特殊な依頼。
スタッフを一人ずつ見ていくと、ホテルそのものが巨大な一人のキャラクターのように設計されていることが分かります。
これが僕が声優一覧から見えてくる、本作のもう一つの面白さだと思うんです。
ホテルインヒューマンズ第2期の声優は?羊宮妃那が桐原シバ役で加入
『ホテル・インヒューマンズ』第2期は、2026年10月4日(日)23時45分からテレ東系列ほかで放送開始予定です。
小林裕介さん演じる星生朗、白浜灯奈乃さん演じる灰咲沙羅が続投し、羊宮妃那さん演じる桐原シバが新たなメインキャラクターとして加わります。
2026年9月8日には、第2期のキービジュアルと本PVも公開。
キービジュアルでは生朗、沙羅、シバの3人のコンシェルジュが前面に描かれ、第2期ではこの3人の関係が大きな注目ポイントになりそうです。
さらに第2期のオープニングテーマはGAN(岩田剛典)さんの「螺旋」、エンディングテーマはファントムシータの「スイートピー」に決定しています。
桐原シバ役の声優は羊宮妃那
桐原シバを演じるのは羊宮妃那さんです。
シバはロンドン支社から赴任してきた「ホテル・イン・ヒューマンズ」のコンシェルジュ。
昔から沙羅を慕っており、後ろについて回る姿が小さな柴犬のようだったことから「コシバ」と呼ばれるようになりました。
一方で、生朗の“甘さ”については気に入らないという人物です。
これ、第2期のキャラクター関係を考えるとかなり重要な設定なんですよね。
第1期では、生朗と沙羅という経験も価値観も異なる二人が中心でした。
しかし生朗のやり方に疑問を投げかける人物が常に隣にいたわけではありません。
そこへシバが加わります。
シバから見れば、生朗がお客様の感情へ深く入り込む姿勢は、危険な現場で働くコンシェルジュとして“甘い”。
すると視聴者が第1期で自然に受け入れてきた生朗の優しさについても、
「本当にプロとして正しいのか?」
という別角度の問いが生まれるんです。
僕はここが、第2期で単純にメインキャラクターが一人増える以上に重要な変化だと考えています。
羊宮妃那さん自身も、シバの考え方や、時折感じられる温かさに触れる中で役に惹かれていったという趣旨を語っています。
つまりシバも、生朗を嫌うだけの対立要員ではなさそうです。
沙羅への強い敬意。
生朗への厳しい視線。
そして本人の中にある温かさ。
この三つが羊宮妃那さんの声でどう共存するのかは、かなり楽しみなポイントじゃないかな!
2026年3月28日に行われたイベントにも、小林裕介さん、白浜灯奈乃さん、羊宮妃那さんの3人が登壇しました。
第2期では監督をアミノテツロさん、シリーズ構成を米村正二さん、キャラクターデザインを藤崎真吾さんが担当し、アニメーション制作はブリッジ/アイルが担います。
放送日時は変更される可能性もあるため、視聴直前には最新の番組情報も確認しておきたいところです。
声優から見るホテルインヒューマンズの魅力とは?
『ホテル・インヒューマンズ』の声優を語るなら、単に「有名声優がたくさん出演している」で終わらせるのはもったいないです。
僕が特に注目したいのは、一つのrequestの中で、声優が“その人物の人生の前後”を感じさせなければならない作品だということ。
シャオには、ホテルへ到着する以前から妹を守るために生きてきた時間があります。
加瀬俊哉には、妻へ正体を隠しながら10年間暮らしてきた時間がある。
伊織には失われた6年前以前の記憶がある。
リンゴにはマスターと過ごした幼い頃の記憶がある。
鈴村には殺し屋だった過去と、年老いた現在がある。
ダニカとチェタナにも、ホテルへ来る以前から積み上げてきた二人の関係があります。
アニメで描けるのは、その人生のほんの一部分です。
それでも視聴者には「この人にもここへ来るまでの人生があったんだ」と感じてもらわなければならない。
そのため、ゲスト声優の芝居がものすごく重要になるんです。
プロフィールを読み上げるような演技では、一人の人生までは伝わりません。
言葉を飲み込む間。
相手の名前を呼ぶ声。
緊張が解けた瞬間。
決意したあとに迷いが消える声。
こうした細かな表現が積み重なることで、キャラクターが設定資料から“人間”へ変わっていく。
個人的には、ここが『ホテル・インヒューマンズ』を声優目線で見る最大の楽しさだと思っています。
注目したいのは「誰が誰に話しているか」
声優演技をもっと楽しみたいなら、僕がおすすめしたい見方があります。
それは、同じキャラクターが「誰に対して話しているか」で声がどう変わるかを見ることです。
例えばゲストがホテルへ到着した直後は、生朗や沙羅を警戒しているかもしれない。
しかし依頼を進めていくうちに、少しずつ本当の思いを話すようになる。
そのとき言葉そのものは大きく変わらなくても、声の硬さがわずかに抜けることがあります。
ダニカとチェタナのように長い時間を一緒に過ごしてきた二人なら、第三者へ話す声と相棒へ向ける声に違いが表れます。
生朗も同じです。
初めて接する殺し屋へ向ける緊張した声と、その人の事情を理解したあとにかける言葉では温度が違う。
沙羅も普段が冷静だからこそ、わずかな柔らかさが大きな意味を持ちます。
「何を言ったか」だけでなく「誰に、どんな声で言ったか」を追う。
これだけで、『ホテル・インヒューマンズ』の人間ドラマはかなり深く見えるはずです。
第2期は「3人のコンシェルジュ」の声の関係にも注目
そして第2期では、この見方がさらに面白くなりそうです。
第1期の軸は生朗と沙羅でした。
生朗が人間的な感情へ寄り添い、沙羅がプロとして最適な答えを出す。
その二人の間に、第2期からシバが入ります。
しかもシバは沙羅を慕っている一方、生朗の“甘さ”には否定的です。
ここから僕が期待しているのが、生朗・沙羅・シバの声で作られる三角形なんです。
生朗と沙羅。
沙羅とシバ。
シバと生朗。
同じ3人でも、二人ずつ組み合わせるだけで関係性はまったく違います。
特に面白いのは沙羅でしょう。
第1期では、生朗にとって沙羅は圧倒的に経験豊富な先輩でした。
ところがシバにとっても、沙羅は昔から慕っている特別な人物です。
つまり沙羅を中心に、二人の後輩的な立場の人物がまったく異なる距離感で存在することになります。
ここで白浜灯奈乃さんの沙羅が、生朗へ話すときとシバへ話すときでどんな差をつけるのか。
羊宮妃那さんのシバが、沙羅へ向ける親しさと、生朗へ向ける厳しさをどう切り替えるのか。
小林裕介さんの生朗が、自分を“甘い”と見るシバとどう接していくのか。
声優ファンとしては、この掛け合いだけでも第2期を追う理由になると思います。
もちろん、実際に3人の関係がどこまで深く描かれるかは本編を見なければ分かりません。
ただ、事前に明らかになっている人物設定だけでも、第1期の「二つの価値観」から、第2期では「三つの価値観」へ広がる可能性が見えているんですよね。
これはキャラクター追加というより、作品がお客様への“おもてなし”を考えるための視点が一つ増える、と捉えると面白いんじゃないかな。
まとめ|ホテルインヒューマンズの声優は小林裕介・白浜灯奈乃・羊宮妃那ら
『ホテル・インヒューマンズ』では、星生朗役を小林裕介さん、灰咲沙羅役を白浜灯奈乃さんが担当しています。
第1期には、シャオ役の内山昂輝さん、加瀬俊哉役の山下誠一郎さん、ニナ役の白石晴香さん、長谷川伊織役の新祐樹さん、リンゴ・アデール役の津田美波さん、門脇善典役の鳥海浩輔さん、鈴村篤彦役の家中宏さん、ダニカ役の宮本侑芽さん、チェタナ役の河瀬茉希さんらが出演しました。
さらにホテルスタッフでは、ドクター役を福山潤さん、ロイ・マードック役を興津和幸さん、泉子役を加藤英美里さんが担当しています。
そして2026年10月4日(日)23時45分から放送開始予定の第2期では、羊宮妃那さん演じる桐原シバが新たなメインキャラクターとして加入します。
『ホテル・インヒューマンズ』の大きな特徴は、ゲストが単なる脇役ではなく、それぞれのrequestで一人の主人公として扱われることです。
だからこそ声優を見るときも、名前だけ確認して終わるのではなく、「ホテルへ到着したときと帰るときで声がどう変わったか」「大切な相手へ話すときだけ何が違うか」まで聞いてみてほしいです。
殺し屋という非日常的な肩書の奥にある家族への思い、愛情、記憶、後悔、希望。
そこまで耳を澄ませると、『ホテル・インヒューマンズ』が描いている“人間らしさ”が、もっと鮮明に感じられると思うよ!
よくある質問
ホテルインヒューマンズの主人公の声優は誰?
星生朗役は小林裕介さん、灰咲沙羅役は白浜灯奈乃さんです。
二人とも「ホテル・イン・ヒューマンズ」のコンシェルジュで、生朗は新人、沙羅はベテラン。異なる価値観を持つ二人がお客様へ向き合う姿が物語の基本軸になっています。
ホテルインヒューマンズ第2期の新キャラクターの声優は誰?
第2期から登場する桐原シバ役は羊宮妃那さんです。
シバはロンドン支社から赴任するコンシェルジュで、沙羅を昔から慕っている一方、生朗の“甘さ”を気に入っていない人物として設定されています。
ホテルインヒューマンズ第2期はいつから放送?
『ホテル・インヒューマンズ』第2期は、2026年10月4日(日)23時45分からテレ東系列ほかで放送開始予定です。
小林裕介さん、白浜灯奈乃さんが続投し、羊宮妃那さんを加えた3人のコンシェルジュが登場します。放送日時は変更される場合があるため、視聴前には最新の番組情報も確認しておきましょう。
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