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転スラでヴェルドラを取り返す展開とは?奪還までの流れを解説

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東の帝国に支配された暴風竜ヴェルドラを救うため決戦へ向かうリムル

※本記事はプロモーションを含みます

転スラでヴェルドラを取り返す中心エピソードは原作小説15巻。漫画版は2026年9月時点で未到達で、アニメ第2期の「復活」とも別の出来事です。

ヴェルドラはヴェルグリンドとの激戦中、近藤達也の「神滅弾」で致命的な隙を作られ、皇帝ルドラ側が行使した「正義之王(ミカエル)」の「王権発動」によって支配されます。そこからリムルの激怒、シエル誕生、ヴェルドラ奪還へつながる流れは、『転生したらスライムだった件』でも屈指の重要展開なんだよね!

目次

転スラでヴェルドラを取り返すのは何巻?原作小説15巻が中心

結論から言うと、東の帝国側に奪われたヴェルドラをリムルが取り返すのは、原作小説15巻が中心です。

まず、「何巻なの?」だけを知りたい人向けに整理すると次の3点を押さえればOKです。

  • ヴェルドラ奪還の中心:原作小説15巻
  • 漫画版:2026年9月時点ではヴェルドラ奪還まで未到達
  • アニメ第2期の復活:今回の奪還とは別の出来事

ここは検索している人がかなり混同しやすいポイントなんですよ。

原作小説15巻では、ヴェルグリンドとの激闘を経て敵の手中に落ちたヴェルドラを救うため、リムルが東の帝国との最終局面へ突入します。

しかも単なる「仲間を取り戻す戦い」ではありません。

リムルがさらに上の存在へ進化し、智慧之王ラファエルから神智核シエルが誕生するなど、物語全体のパワーバランスが大きく変わる巻でもあります。

一方、コミカライズ版は2026年9月時点で単行本32巻まで発売され、33巻が2026年10月8日に発売予定となっていますが、物語はまだ原作小説15巻の帝国最終決戦まで進んでいません。

そのため、「ヴェルドラが帝国側に支配され、リムルが取り返すところを今すぐ読みたい」という場合、漫画の15巻を探しても該当シーンは出てこないので注意してください。

小説15巻と漫画15巻はまったく別の進行度です。

なお、小説15巻自体は2019年9月30日に発売された巻で、ヴェルドラを救うためにリムルがさらなる進化を遂げることが大きな軸になっています。

アニメ第2期でヴェルドラが復活したのとは何が違う?

ここも重要です。

アニメ第2期第36話「解き放たれし者」で描かれたのは、勇者による「無限牢獄」からヴェルドラを解放する出来事です。

物語序盤のヴェルドラは、勇者によって約300年間も封印されていました。

異世界へ転生したばかりのリムルは洞窟でヴェルドラと出会い、互いに名前を与え合って盟友になります。

しかし当時のリムルには無限牢獄を解除できるほどの解析能力はありません。

そこでヴェルドラを封印ごと体内へ取り込み、内部から無限牢獄の解析を続けるという方法を選びました。

その後、リムルが覚醒魔王へ進化したことで大賢者も智慧之王ラファエルへ進化。

解析が完了し、ついにヴェルドラは自由になります。

ところが帝国編では、一度自由になったヴェルドラが再び敵の手で支配されるんです。

つまり、

  • 序盤:勇者の無限牢獄からヴェルドラを解放
  • 帝国編:正義之王ミカエルの権能による支配からヴェルドラを奪還

というまったく別の事件なんですね。

ここを押さえておけば、「アニメでヴェルドラってもう助かったんじゃないの?」という疑問もスッキリするはずです!


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電子書籍の配信状況や価格は変わる場合があるため、利用前に最新情報を確認すると安心です。

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ヴェルドラはなぜ支配された?ヴェルグリンド戦から神滅弾、王権発動まで

「そもそも、あのヴェルドラがどうやって敵に奪われたの?」

ここが15巻を理解するうえで一番大事な部分です。

結論を先に言えば、ヴェルドラはヴェルグリンドとの戦闘中に近藤達也の「神滅弾(ジャッジメント)」を受け、抵抗する力を大きく削られたところへ「王権発動(レガリア・ドミニオン)」を通され、支配下に置かれます。

単純に「ヴェルグリンドに負けた」という話ではありません。

まずヴェルドラの前に立ちはだかるのが、姉であり同じ竜種である「灼熱竜」ヴェルグリンドです。

竜種は『転スラ』世界でも別格の存在。

普通の魔王や人間の英雄とは比較しにくいほど巨大な力を持つ存在同士が、本気で激突することになります。

ところがヴェルグリンドにとって予想外だったのが、ヴェルドラが以前よりはるかに戦闘巧者になっていたことでした。

昔のヴェルドラといえば、膨大な魔素量と圧倒的出力を武器に、力任せに暴れるイメージが強い存在です。

しかしリムルと出会って以降は知識を得て、戦闘についても研究するようになります。

そのため、ヴェルグリンドも簡単にはヴェルドラを制圧できません。

そこで決定的に流れを変えたのが、帝国側の近藤達也です。

近藤が使用する究極能力「断罪之王(サンダルフォン)」には、極めて強力な攻撃手段があります。

ヴェルドラへ撃ち込まれたのが「神滅弾(ジャッジメント)」です。

ヴェルグリンドという同格級の竜種と戦っている最中に、近藤からこの一撃を受けたことで、ヴェルドラは大きな損傷を負います。

そして抵抗力が著しく低下したタイミングで、皇帝ルドラ側から発動されたのが「王権発動(レガリア・ドミニオン)」でした。

流れを整理すると、こうなります。

  • ヴェルドラがヴェルグリンドと戦闘
  • ヴェルドラが予想以上の強さを見せ、ヴェルグリンドも簡単には制圧できない
  • 近藤達也が「神滅弾」をヴェルドラへ命中させる
  • ヴェルドラの精神体にも甚大なダメージが及ぶ
  • 抵抗する余力が低下したところへ「王権発動」が行使される
  • ヴェルドラが支配下に置かれる
  • リムルとのつながりにも異常が発生する
※画像はAIによるイメージ

つまり、ヴェルドラが弱かったから支配されたわけではないんですよ。

むしろ逆です。

竜種ヴェルグリンドとの戦闘だけでは止めきれず、近藤達也の切り札まで投入し、そのうえで支配系の権能を通す必要があった。

ヴェルドラ一体を制御するために、帝国側がどれだけ大掛かりな手段を用意したのかが分かります。

「ルドラが支配した」とだけ言うと少し不正確

ここは15巻後半まで含めて理解するなら、表現に注意したいところです。

表面上は、皇帝ルドラが保持する究極能力「正義之王(ミカエル)」の権能「王権発動」によってヴェルドラが支配されたように見えます。

ただし物語が進むと、ルドラ本人と「正義之王ミカエル」の関係は、読者が序盤で想像していたほど単純ではないことが判明します。

ミカエルは単なる「ルドラが使う便利な能力」として片づけられる存在ではありません。

ルドラの魂が長い転生を繰り返してきたことや、その弱体化、そして正義之王そのものに生じた意思が、この先の物語へ深く関係していきます。

そのためヴェルドラ支配については、「皇帝ルドラ側が正義之王ミカエルの王権発動を行使した」と捉えておくのが分かりやすいでしょう。

さらに15巻では、このルドラとミカエルの実態そのものが明かされていきます。

ここが帝国編を単純な「悪い皇帝を倒す話」で終わらせない面白さなんだよね!

ヴェルドラを奪われたリムルはどうなる?魂の回廊の断絶で激怒

ヴェルドラが支配されたことは、リムルにも即座に大きな異変として伝わります。

なぜなら二人の間には、「魂の回廊」と呼ばれる極めて深いつながりがあるからです。

ヴェルドラとリムルは、ただ同じ国に暮らしている仲間ではありません。

リムルが異世界へ転生して間もない頃から結びつき、互いに「テンペスト」という名を共有してきた特別な存在です。

そのヴェルドラとの魂のつながりに異常が発生する。

リムルからすれば、戦場の遠くで味方一人が負けたというレベルの出来事ではありません。

自分と直結している存在を敵に奪われたに等しいわけです。

当然、リムルは激怒します。

普段なら情報を分析し、戦況を整理し、最も損害の少ない方法を選ぼうとするリムルですが、この時ばかりはヴェルドラ奪還が絶対に譲れない目的になります。

そしてここから、リムル対ヴェルドラという最悪の構図が成立します。

敵側から見れば強力ですよね。

ヴェルドラを奪えば、

テンペストから竜種級の戦力を一体減らし、同時に帝国側へ竜種級の戦力を一体増やせる。

戦力差だけで考えれば、プラスとマイナスが同時に発生する極めて合理的な作戦です。

しかも操られているヴェルドラ本人をリムルは簡単に破壊できません。

つまりリムルは、世界最高峰の戦闘力を持つヴェルドラを相手にしながら、ヴェルドラ自身は救わなければならない。

さらにヴェルグリンドまで絡んできます。

これは「敵を倒せば終わり」という戦いではありません。

圧倒的な火力を受け止めながら、支配された友を壊さず救う必要がある。

15巻のリムルが追い込まれる理由はここにあります。

そして、この「今の能力だけでは処理しきれない」という極限状態から誕生するのが、神智核シエルです。

リムルはどうやってヴェルドラを取り返す?シエル誕生から奪還まで

では、リムルは支配されたヴェルドラをどうやって取り返したのでしょうか。

大きな流れは、ラファエルへの命名→シエル誕生→能力の最適化→ヴェルドラを捕食・解析→心核を確保→支配を排除してヴェルドラを復活可能な状態へ戻すというものです。

まずリムルは、ヴェルドラとヴェルグリンドという竜種級の存在を相手にする異常事態の中で、自分を支えてきた智慧之王ラファエルへ名前を与えます。

その名が「シエル」です。

これによって智慧之王は単なる究極能力の枠を超え、神智核(マナス)シエルへと変化します。

この変化がとにかく大きいんですよ。

シエルはリムルが所有する能力を凄まじい速度で解析し、統合・再編していきます。

今までもラファエルは尋常ではない演算能力を持っていましたが、シエルとなってからは、リムル本人ですら把握しきれない能力群を主体的に組み替えるレベルへ進みます。

そしてヴェルドラを救うため、リムルが選ぶ方法が捕食です。

ここで注意したいのは、「ヴェルドラを食べて倒した」という意味ではないこと。

ヴェルドラは支配されているものの、その存在の核まで完全に消えているわけではありません。

リムルは支配下にあるヴェルドラの肉体を捕食・解析しながら、破壊してはいけない心核を確保していきます。

つまり目的は、

「敵としてヴェルドラを消滅させる」

ではなく、

「支配されているヴェルドラの身体を一度リムル側へ取り込み、本来のヴェルドラを救出する」

ことなんです。

ここで「暴食之王(ベルゼビュート)」による捕食と、シエルの圧倒的な解析能力が噛み合います。

支配状態を処理しながらヴェルドラを取り込み、その情報を解析。

結果として、皇帝ルドラ側によるヴェルドラへの支配は維持できなくなります。

つまりヴェルドラ奪還の核心を短く言えば、

敵に操られたヴェルドラをリムルが丸ごと捕食し、シエルの解析によって本体を救出した

ということになります。

ここまでの流れを時系列で整理すると分かりやすいです。

  • ヴェルドラが近藤の「神滅弾」を受ける
  • 「王権発動」でヴェルドラが支配される
  • リムルとの魂のつながりに異変が生じる
  • リムルが激怒し、ヴェルドラ奪還へ動く
  • 智慧之王ラファエルへ「シエル」と命名
  • 神智核シエルが誕生
  • シエルがリムルの能力を解析・再編
  • リムルが支配されたヴェルドラを捕食
  • 心核を保護しつつヴェルドラを解析
  • 「王権発動」による支配が維持できなくなる
  • ヴェルドラを取り返す
※画像はAIによるイメージ

この戦いが面白いのは、単純に「リムルの方が強かったから勝利した」では終わらないことです。

攻撃力だけなら、とんでもない存在は他にもいます。

しかし今回はヴェルドラを殺さず、精神支配だけを無効化して救う必要がある。

そこでリムルの捕食能力と、シエルの解析能力が決定的な意味を持つんですね。

ヴェルドラを捕食したことでリムル自身も竜種相当へ進化

そして、ヴェルドラを解析した結果、とんでもない副次的変化がリムル自身にも起こります。

リムルの身体構造が再構築され、「竜魔粘性星神体(アルティメットスライム)」へ進化するんです。

これは単なる種族名の変更ではありません。

竜種と同格に分類できるほど、リムルという存在そのものの格が変化したことを意味します。

つまりヴェルドラを救出する過程で、

リムルは「竜種を仲間に持つ魔王」から、自分自身も竜種級の存在へ近づく。

この瞬間、物語のパワーバランスは完全に別の段階へ入ります。

さらにシエルによる能力再編も進み、リムルの究極能力体系は大きく変化していきます。

ヴェルドラとの関係も新たな究極能力として再構築されるため、「ヴェルドラを取り返した」で終わらず、リムルの能力体系そのものが帝国戦を境に一変するんです。

ここまで巨大なパワーアップが「友達を救う」という一つの目的から連鎖して起こる。

個人的には、これが15巻のバトルを単なるインフレ展開に見せない最大の理由だと思います。

ヴェルドラ奪還後に判明するルドラとミカエルの真相とは?

ヴェルドラを取り返せば帝国編の問題は全部解決――とはなりません。

むしろ15巻では、ここから「正義之王ミカエル」と皇帝ルドラを巡る問題が本格的に表面化していきます。

それまで読者から見れば、ルドラは強大な帝国を率い、ヴェルドラまで支配する危険な皇帝に見えます。

しかし実際には、ルドラ本人の意思とミカエルの意思を完全に同一視することはできません。

ルドラは長い年月をかけて転生を繰り返しながら、魔王ギィ・クリムゾンとの勝負を続けてきました。

しかし転生を重ねるほど魂には負担が蓄積していきます。

そしてルドラの弱体化と並行するように、「正義之王ミカエル」側の自我が前面へ出るようになります。

ここまで来ると、ヴェルドラ支配も単純な、

「ルドラがヴェルドラを欲しがったから操った」

という理解では足りません。

ミカエルにはミカエル自身の目的があり、その目的は後の物語でさらに巨大なスケールへ広がっていきます。

さらにヴェルグリンド自身も、完全に自由な状態でルドラ側へ協力していたわけではないことが分かっていきます。

つまり帝国編では、

誰が支配する側で、誰が支配される側なのか

という構図そのものがひっくり返っていくんです。

ヴェルドラだけが操られていたと思ったら、その背後ではもっと根深い支配構造が存在している。

これは僕が15巻を面白いと思うポイントの一つです。

序盤では「帝国対テンペスト」という国家戦争に見えていたものが、ヴェルドラ奪還を境に、究極能力ミカエルを軸とした世界規模の問題へ変化していくんですよね。

考察:ヴェルドラ奪還が転スラ屈指の重要展開だと思う3つの理由

ここからは僕自身の考察です。

ヴェルドラ奪還は派手なバトルやリムルのパワーアップだけでも十分熱い展開ですが、僕はそれ以上に、物語序盤から積み重ねてきたテーマが15巻で一気につながることが重要だと考えています。

特に注目したいのは3点です。

第1巻と15巻で「ヴェルドラを取り込む意味」が反転している

まず一つ目は、第1巻との対比です。

物語序盤、リムルにはヴェルドラの無限牢獄を破壊する力がありませんでした。

そこでヴェルドラを封印ごと体内へ取り込み、いつか解析が完了した時に助け出すことを約束します。

当時のリムルは圧倒的に弱い存在でした。

ヴェルドラからすれば、洞窟に突然現れた小さなスライムです。

それでもリムルは「助ける」と約束しました。

そして15巻。

今度は敵に支配されたヴェルドラを救うため、リムルは再びヴェルドラを自分の中へ取り込みます。

行動だけを見ると似ています。

でも意味はまったく違います。

第1巻では、今の自分では助けられないから未来へ可能性を託すための捕食でした。

15巻では、今の自分なら助けられるから支配を打ち破るための捕食です。

この違い、めちゃくちゃ熱くないですか?

同じ行動を使いながら、そこにリムルの成長量を全部見せてくる。

僕はこれこそ長編作品だからできる演出だと思います。

最初は「いつか助ける」しか言えなかったスライムが、竜種同士が激突する戦場へ乗り込み、本当に友を取り返せる存在になった。

第1巻で交わした友情の答え合わせが、15巻で別の形になって帰ってくるんですよね。

ファルムス戦と帝国戦では「リムルの怒り」の意味が違う

二つ目は、ファルムス王国との戦いとの対比です。

ファルムス軍によるテンペスト襲撃では、シオンをはじめ多くの仲間が命を落としました。

リムルは自分の甘さを悔やみ、仲間を蘇生できる可能性へ賭けて覚醒魔王になります。

この時の危機は、僕には「まだ国を背負う者として未熟だったリムルが、その甘さの代償を突きつけられる展開」に見えます。

一方、帝国戦のリムルはもう違います。

覚醒魔王として大きな力を持ち、テンペストは巨大国家へ成長し、多数の強者も抱えています。

政治経験も戦闘経験も、ファルムス戦当時とは比較になりません。

それでもヴェルドラを奪われる。

つまり15巻では、

「成長して強くなれば、大切なものを全部守れるのか?」

という新しい問題を突きつけられているように感じるんです。

答えは当然、そんなに簡単ではありません。

自分がどれだけ強くなっても、世界にはまだ想定外の力が存在する。

ならば再び進化しなければならない。

ファルムス戦が「未熟さからの進化」なら、ヴェルドラ奪還戦は「成熟した先でも限界を更新し続ける進化」なんじゃないかな。

同じ「仲間を奪われてリムルが覚醒する」という構図でも、作品内でちゃんと段階が変わっているんです。

最初の相棒を救う場面で「シエル」という新たな相棒が生まれる

三つ目が、シエル誕生です。

これが個人的には一番好きです。

智慧之王ラファエルは、それ以前からずっとリムルを支えてきました。

大賢者時代から考えれば、転生直後からほぼ常に一緒です。

分からないことを解析し、戦闘を補助し、必要な能力を選び、何度も危機を突破してきました。

しかし15巻でリムルは、その存在へ「シエル」という名前を与えます。

名前を与えるという行為は、『転スラ』ではかなり特別です。

単なる呼びやすさのためではなく、存在そのものへ意味を与える行為として繰り返し描かれてきました。

そして面白いのが、そのタイミング。

ヴェルドラという最初の友を失いかけた瞬間に、シエルという新しい相棒が誕生する。

僕はここに、かなり意図的な対比を感じます。

リムルは一人で強くなってきたわけではありません。

ヴェルドラとの出会いがあり、大賢者がいて、仲間たちが増え、ラファエルが進化し、そしてシエルが生まれる。

誰かとのつながりが、次の力を生む。

その構造が15巻では特に分かりやすく表現されています。

しかも結果としてシエルは、ヴェルドラを救うために必要な解析を成功させ、リムル自身の進化まで支える存在になります。

最初の相棒を救うために、もう一人の相棒が完成する。

こう考えると、15巻は単なる「リムル最強化イベント」ではなく、リムルを支える関係性そのものが更新される巻でもあるんですよね!

まとめ:転スラでヴェルドラを取り返すのは原作15巻

転スラで東の帝国側に奪われたヴェルドラを取り返す中心エピソードは、原作小説15巻です。

ヴェルドラはヴェルグリンドとの戦闘だけで単純に敗北したわけではありません。

同じ竜種であるヴェルグリンドと戦っている最中、近藤達也が「断罪之王(サンダルフォン)」の力による神滅弾(ジャッジメント)を命中させ、ヴェルドラへ甚大なダメージを与えます。

その抵抗力が落ちたところへ、皇帝ルドラ側が「正義之王(ミカエル)」の権能「王権発動(レガリア・ドミニオン)」を行使。

これによってヴェルドラは敵の支配下へ置かれました。

ただし15巻後半では、皇帝ルドラ本人と正義之王ミカエルの関係が単純ではないことも判明するため、「ルドラ本人の意思だけでヴェルドラを支配した」と理解するより、ルドラ側でミカエルの権能が行使されたと整理する方が正確です。

ヴェルドラとの魂のつながりに異変を感じたリムルは激怒。

支配されたヴェルドラを取り返すために戦いへ入り、その中で智慧之王ラファエルへ「シエル」と名を与えます。

神智核シエルが誕生すると能力の解析・再編が一気に進み、リムルはヴェルドラを捕食。

ヴェルドラの心核を守りながら支配された身体を解析することで、王権発動による支配から取り返します。

さらにその過程でリムル自身も竜魔粘性星神体(アルティメットスライム)へ進化。

ヴェルドラ奪還は、盟友救出とリムルの存在進化が同時に起こる大きな転換点なんです。

なお、アニメ第2期で描かれた無限牢獄からのヴェルドラ復活とは別事件です。

また2026年9月時点のコミカライズ版は単行本32巻まで発売され、33巻が2026年10月8日発売予定ですが、まだ原作小説15巻のヴェルドラ奪還には到達していません。

だから、この展開を現在すぐに読みたい場合は漫画版ではなく原作小説15巻を探してください。

僕としては、この奪還戦の最大の魅力は単なるパワーアップではないと思っています。

第1巻では「いつか助ける」と約束してヴェルドラを体内へ取り込んだリムルが、15巻では本当に親友を救えるほどの存在になり、もう一度ヴェルドラを自分の中へ受け入れる。

同じ構図なのに、そこへ積み重なった成長がまったく違う。

洞窟で始まったリムルとヴェルドラの友情が、世界最高峰の戦いになって帰ってくる。

だからこそ原作15巻は、ヴェルドラ好きはもちろん、リムルの成長を追ってきた読者にもぜひ注目してほしい一冊なんだよね!


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配信状況や価格、利用条件は変更される場合があるため、最新情報を確認してから選ぶと安心です。

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よくある質問

ヴェルドラを取り返すのは原作小説の何巻?

原作小説15巻です。

ヴェルグリンドとの戦闘後に敵の支配下へ置かれたヴェルドラを、リムルが救出する展開が大きな中心になっています。

ヴェルドラは誰に支配されたの?

皇帝ルドラ側が行使した、究極能力「正義之王(ミカエル)」の権能「王権発動(レガリア・ドミニオン)」によって支配されます。

ただし15巻後半ではルドラ本人とミカエルの関係について重要な真相が判明するため、単純に「ルドラ本人が自分の意思だけで支配した」と考えるより、ミカエル側の事情まで含めて理解する必要があります。

ヴェルドラ奪還は漫画の何巻?

2026年9月時点では、コミカライズ版はヴェルドラ奪還まで到達していません。

漫画版は単行本32巻まで発売済みで、33巻が2026年10月8日に発売予定ですが、物語はまだ原作小説15巻の帝国最終局面より前です。ヴェルドラ奪還を現在読みたい場合は原作小説15巻を確認してください。

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