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転スラ漫画版のリムルを解説!活躍や描写の特徴をまとめて紹介

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スライム姿と魔王となった人型リムルが魔国連邦テンペストを背に並ぶ壮大なファンタジーシーン

※本記事はプロモーションを含みます

転スラ漫画版のリムルは、強さを増すだけでなく、仲間・国家・世界へと「守る範囲」を広げながら真なる魔王へ成長する主人公だよ!

『転生したらスライムだった件』漫画版では、三上悟からスライムへ転生したリムル=テンペストが、ヴェルドラやシズとの出会い、ファルムス王国との戦い、魔王覚醒、ヒナタとの再戦、開国祭、西方諸国評議会をめぐる攻防を経て、第32巻のルベリオスでの激動へ進んでいくんだ。

この記事では、漫画版リムルの基本設定、大賢者から智慧之王への能力進化、魔王覚醒までの経緯、ワルプルギス後から第32巻までの主要な活躍を時系列で整理していくよ。

※漫画版の重要な展開に触れるため、ネタバレを含みます。

※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。作品の配信状況や試し読み対象などは変更される場合があります。

目次

転スラ漫画版のリムルとは?三上悟から始まる主人公の基本設定

漫画版『転生したらスライムだった件』の主人公リムル=テンペストは、現代日本で暮らしていた三上悟が死亡し、異世界でスライムとして転生した存在だよ。

漫画を担当しているのは川上泰樹先生、原作は伏瀬先生、キャラクター原案はみっつばー先生。

第1巻では「死亡~そして転生」から始まり、ゴブリン村、牙狼族、ドワーフ王国へと活動範囲を広げていく。

最初は自分自身が異世界でどう生きるかさえ分からなかった一匹のスライムが、やがて国家の盟主や魔王として世界規模の問題へ関わっていく。

このスケールアップこそ、リムルという主人公を理解するうえで最初に押さえたいポイントだね!

「大賢者」と「捕食者」がリムルの成長を支える

転生直後のリムルを代表する能力が、ユニークスキル「大賢者」と「捕食者」だ。

大賢者は思考や解析を補助し、捕食者は対象を取り込み、解析や能力獲得などへつなげられる。

この二つが組み合わさることで、リムルは未知の魔物や魔法、物質と遭遇しても、それを理解して次の成長へ結びつけられるんだ。

ここが普通の「攻撃力だけが上がっていく主人公」と大きく違うところだよね。

リムルは情報を集め、その情報を処理し、使える形へ変えていくことで強くなる。

だから漫画版を読み返すと、戦闘そのものより「何を解析し、何を獲得し、どう応用するか」が勝敗を左右している場面も多いんだ。

ただし、大賢者が何でも決めてくれるわけじゃない。

誰と手を組むのか、敵を許すのか、戦争を避けるのか、仲間を救うためにどこまで踏み込むのか。

最後の価値判断をするのは、あくまでリムル自身なんだよ。

ヴェルドラとの出会いで「リムル=テンペスト」が生まれる

異世界でリムルが最初期に出会う重要人物が、暴風竜ヴェルドラだ。

封印された洞窟で長く孤独に過ごしていたヴェルドラとリムルは、種族も立場もまったく違うのに意気投合する。

そして互いの関係を形にするように名前を与え合い、「リムル=テンペスト」という名が誕生するんだ。

この場面って、後から振り返るとめちゃくちゃ重要なんだよね!

「テンペスト」はやがてリムル個人の名前だけでなく、彼が築く国を象徴する言葉になっていく。

つまりヴェルドラとの出会いは単なる序盤イベントではなく、一人だったリムルが初めてこの世界に深い結びつきを持つ原点なんだ。

シズとの出会いで人型の姿を得る

リムルのもう一つの象徴的な姿が、人間に近い人型だよね。

この姿の基礎となるのが、日本から異世界へ召喚されていた井沢静江、通称シズだ。

リムルはシズとの出会いと別れを経験し、その想いと姿を受け継ぐことになる。

漫画第3巻では、シズとの出来事を経たリムルが、その後の大鬼族との出会いへ進んでいく。

ここからリムルは、丸くてコミカルなスライム姿と、人間に近い中性的な姿を場面によって使い分けるようになるんだ。

スライム姿では親しみやすさやギャグが映える。

一方、人型では目線や表情、立ち姿によって重大な決断の重さまで描ける。

同じ主人公なのに「かわいい」と「怖いほど威厳がある」を両立できる。

これは漫画版リムルの大きな魅力だと思うよ!

転スラ漫画版リムルは何をした?魔王覚醒までの主要活躍

リムルの成長を理解するなら、能力名を並べるより「何が起きたとき、どう判断したか」を追うのがおすすめだよ。

大きく見ると、リムルは自分が生き残る段階→仲間を守る段階→国を守る段階→世界との関係を考える段階へ進んでいく。

  • ヴェルドラと出会い「リムル=テンペスト」となる
  • ゴブリンや牙狼族、大鬼族などと関係を築く
  • オークロードをめぐる争いに介入する
  • 魔王ミリムら強大な存在とも交流を深める
  • テンペストを国家規模の共同体へ成長させる
  • ファルムス王国の侵攻でシオンら住民を失う
  • 仲間を救う可能性に賭けて真なる魔王への進化を決断する
  • 魔王達の宴(ワルプルギス)でクレイマンと対峙する

こうして並べると、序盤と魔王覚醒後では「リムルが解決しなければならない問題」の大きさそのものが変わっていることが分かるよね。

オークロード戦で盟主としての原型が見える

序盤の大きな事件として外せないのが、オークロードをめぐる争いだ。

ここではリムル個人だけでなく、ジュラの大森林に暮らす複数の種族が大規模な危機へ巻き込まれていく。

リムルが興味深いのは、強敵を倒した後まで考えるところなんだ。

戦争が終われば、それまで敵だった側にも生き残った者がいる。

誰を受け入れ、どう生活させ、争いが再発しない形をどう作るか。

「勝つこと」ではなく「勝った後に何を作るか」まで考える主人公なのがリムルなんだよね。

この姿勢は後の国家運営にもそのままつながっていく。

ミリムとの交流では「戦わずに関係を変える力」を見せる

魔王ミリムは、初登場時点のテンペストからすれば圧倒的に危険な存在だ。

ところがリムルは、力で正面から支配しようとはしない。

交流を重ね、戦闘とは別の方法でミリムとの関係を築いていく。

ここにもリムルらしさがある。

強敵が現れたら必ず倒すのではなく、敵である必要がないなら敵ではなくしてしまう

この発想は、後に他国や魔王たちと付き合ううえでも重要になってくるんだ。

ファルムス王国の侵攻でリムルの考え方が変わる

リムル最大級の転換点が、ファルムス王国によるテンペスト侵攻だ。

それまでのリムルは、人間ともできるだけ友好的な関係を築こうとしていた。

ところが、その理想だけでは国民を守れない現実を突きつけられる。

テンペストは襲撃され、シオンを含む住民たちに犠牲が出てしまうんだ。

この事件で重要なのは、単にリムルが怒ったことじゃない。

自分の判断一つが国民の生死を左右する立場になったと、リムル自身が思い知らされるところなんだよね。

僕はここが、漫画版リムルの物語における大きな境目だと思っている。

それまでのリムルには、前世の日本人的な感覚や「話せば分かる」という期待がかなり残っていた。

ファルムス侵攻後は、その優しさを捨てるのではなく、守るためには力や警戒も必要だと理解する。

つまり冷酷になったんじゃない。

理想を守るために、現実も見るようになった。

ここが本当に熱いんだよ!

※画像はAIによるイメージ

リムルはなぜ魔王になった?第14〜19巻の覚醒とクレイマン戦

リムルが真なる魔王への進化を目指した大きな理由は、失われた仲間たちを救える可能性に賭けるためだ。

漫画第14巻から第15巻にかけて、ファルムス王国との戦いと魔王への進化が大きく描かれる。

そして覚醒後は魔王達の宴(ワルプルギス)へ乗り込み、クレイマンとの対立へ決着をつけていくんだ。

第14巻でファルムス軍と向き合う

第14巻では、シオンたちを救う可能性を知ったリムルが、真なる魔王へ至るため重大な決断を下す。

ここでファルムス王国側の大軍と向き合うことになる。

普段は飄々としていて、冗談も多いリムル。

その印象を知っているほど、この局面の静かな怒りが強烈なんだよね。

個人的には、この場面を単なる「主人公無双」として読むだけではもったいないと思う。

リムルは仲間を失った原因を外にだけ求めるのではなく、自分の判断の甘さにも向き合っている。

だからこそ戦う理由が、それまでとは違う。

自分が勝ちたいからではない。

国を守る責任を背負った結果として、戦う覚悟を決めているんだ。

第15巻で真なる魔王へ覚醒し、大賢者も進化

第15巻ではリムルの魔王化が進み、大きな能力変化も起きる。

なかでも重要なのが、大賢者の進化だ。

大賢者はリムルの願いを実現するため試行を重ね、やがて智慧之王(ラファエル)へと進化する。

ここがタイトルでいう「能力進化」の最大のポイントだよ。

リムル自身が真なる魔王へ変化すると同時に、その頭脳ともいえる大賢者まで次の段階へ進む。

しかも、このパワーアップは「もっと強くなりたい」という欲望から始まったわけじゃない。

仲間を取り戻したいという願いが起点なんだ。

リムルは力を目的にしているのではなく、目的を実現するために力を得ていく。

この順番が、『転スラ』らしさだと思う。

第17〜19巻のワルプルギスで魔王リムルが世界へ認知される

覚醒後の大舞台が、魔王達の宴(ワルプルギス)だ。

第17巻以降、クレイマンの発議したワルプルギスをめぐる動きが本格化する。

第18巻ではリムルとクレイマンが直接対峙し、第19巻では争いがクライマックスへ進む。

ワルプルギスが面白いのは、リムルが単に強さを証明すれば終わりではないところだ。

集まっているのは、それぞれ独自の領地や思想、力を持った魔王たち。

リムルは彼らの前で、「自分は何者なのか」を示さなければならない。

ファルムス戦がテンペストを守る戦いだったなら、ワルプルギスは世界におけるリムルの立場を確立する戦いなんだよね。

クレイマンとの決着を経て、魔王たちの枠組みも「八星魔王(オクタグラム)」へ変化していく。

リムルはここで、名実ともに世界の表舞台へ踏み出すことになるんだ。

ワルプルギス後から32巻までリムルは何をした?20〜32巻を時系列整理

ここが旧記事で最も薄かった部分だね。

漫画版で「32巻までの活躍」を知るなら、クレイマン戦の後から最新刊までの流れは絶対に外せない。

ワルプルギス後のリムルは、戦闘だけでなく宗教・外交・経済・国際政治・国家運営へ関わる比重が一気に増えていくよ。

第20〜22巻|ヒナタ・ルベリオスとの対立から関係修復へ

第20巻では、ファルムス王国から戻ったディアブロの報告と並行して、神聖法皇国ルベリオス側でも動きが始まる。

暴風竜ヴェルドラの復活、新たな魔王リムルの誕生を受け、ヒナタを含む十大聖人が対応を協議することになるんだ。

そして第21巻では、リムルとヒナタが再び戦闘へ突入。

ヒナタを慕う者たちとシオンたちもぶつかり、全面戦争に発展しかねない状況になる。

ところが、その裏には「七曜」の思惑が絡んでいた。

第22巻ではヒナタ自身が危機に陥り、魔王ルミナスも登場。

リムルとヒナタの対立を単純な「魔物対人間」で終わらせず、背後の策謀を解きほぐしていく流れになるんだ。

ここがかなり重要。

ファルムス侵攻直後のリムルなら、「敵対勢力から国を守る」が最優先だった。

でもこの頃になると、目の前の相手と本当に戦う必要があるのか、その争いを仕組んでいる者は誰なのかまで見ようとしている。

戦闘力だけじゃなく、政治的な視野も広がっているんだよね。

第23〜27巻|開国祭で「魔王の国」を世界へ見せる

ヒナタたちとのわだかまりが解けていくと、物語はテンペストの開国祭へ進む。

第23巻では、魔王リムルのお披露目も兼ねた開国祭の準備が本格化。

リムルはブルムンドの商人ミョルマイルのもとへ出向くなど、国を盛り上げるために自ら動く。

第24巻では、ジュラの大森林に暮らす魔物たちとの謁見の場が設けられる。

第25巻では各国の重鎮たちを料理でもてなし、サリオンの皇帝エルメシアら重要人物もテンペストへ集まってくる。

第26巻では開国祭二日目の武闘大会が進み、その夜にはリムル、ガゼル、エルメシアが顔を合わせる「三巨頭会談」と呼べる状況まで生まれる。

そして第27巻では、華やかな祭りの後に商人への支払い問題が発生。

テンペストの信用そのものが問われる展開になる。

ここ、個人的にはリムルの成長を語るうえで戦闘以上に面白いところなんだ。

魔王になれば国が自動的に成功するわけじゃない。

祭りを開く。

外国の要人を迎える。

経済を回す。

信用を作る。

支払いを成立させる。

「国を守れる強さ」と「国を運営できる力」は別物なんだよね。

開国祭編は、その違いをかなり分かりやすく見せてくれる。

第28〜30巻|西方諸国評議会とマリアベルの策謀

第28巻では、急成長するテンペストへ危機感を抱いたマリアベルが動き出す。

マリアベルはユウキや五大老の一人ヨハン・ロスティアと接触し、対テンペストの思惑を進める。

一方、リムルには西方諸国評議会への加盟をめぐる会議への出席要請が届く。

第29巻では、さまざまな妨害を乗り越えたテンペストが、西側諸国と対等な関係で西方諸国評議会へ加盟することになる。

これによって、リムルが掲げる「人と魔物が共存できる圏域」へさらに一歩近づくんだ。

ところが、策謀を次々と崩されたマリアベルはさらに強硬な手段へ進む。

第30巻では、マリアベルのユニークスキル「強欲者(グリード)」に支配されたユウキとリムルが戦う。

ここでリムルは、ユウキを単純に倒そうとするのではなく、「強欲者」の支配から解放できないかと考えながら戦うんだ。

これ、めちゃくちゃリムルらしいよね!

相手が攻撃してくるから即座に排除するのではなく、本当に倒すべき相手なのか、その人物を救う余地がないのかまで考える。

序盤から変わらない優しさが、世界規模の争いの中でも残っているんだ。

※画像はAIによるイメージ

第31巻|ディアブロの配下探しとテンペストの人材問題

第31巻では、ディアブロが自分の下で雑事を任せられる配下を探しに動く。

交渉相手として登場するのが、原初の黄(ジョーヌ)、原初の紫(ヴィオレ)、原初の白(ブラン)。

一方、テンペストの地下迷宮ではラミリスも助手を求めている。

さらに八星魔王の一人ディーノもテンペストを訪れる。

この巻で面白いのは、「あれほど強大な勢力になったテンペストでも人材不足に悩む」というところなんだよ。

リムル一人が強くなっても、国全体の仕事は処理できない。

外交、研究、迷宮運営、軍事、行政など、国が大きくなるほど必要な人材も増える。

僕はここに、リムルの国作りがかなり成熟した証拠を感じる。

序盤は「強い仲間が増えた!」だけで喜べた。

でも現在は、誰をどんな役割に配置するかという組織設計そのものが重要になっているんだ。

第32巻|ルベリオスでレオン・グランベル・ユウキらの思惑が交差

2026年9月3日時点で、漫画版『転生したらスライムだった件』は第32巻まで発売されている。

第32巻の発売日は2026年6月9日だ。

物語の舞台となるのは、再び神聖法皇国ルベリオス。

クロエを捜している魔王レオンは、エルメシアへ協力を求めてルベリオスへ向かう。

一方、グランベルとユウキも、それぞれの思惑を抱えながら同じ地で行動を開始。

魔王や元勇者を含む強者が集結するなか、タクトたちのリハーサルの場が襲撃され、ルベリオスは戦場へ変わっていく。

そしてリムルも現場へ駆け付けるんだ。

序盤と比べると、本当にすごい変化だよね。

第1巻のリムルは、洞窟の中で自分が何者なのかを学ぶところから始まった。

第32巻では、魔王・元勇者・国家・宗教勢力などの思惑が複雑に絡み合う事件へ介入する立場になっている。

しかも、リムルがいない場所でも世界が勝手に動き続ける。

「リムルが世界を知る物語」から「動き続ける世界へリムルがどう介入するかを見る物語」へ変化した。

これが32巻まで追うと見えてくる大きな変化だと思うよ。

なお、次巻となる第33巻は2026年10月8日発売予定

第32巻の続きでは、西方諸国評議会やルベリオスを巻き込んだ状況がさらに動き、リムルの前では智慧之王ラファエルでも理解できない事態が起こることが予告されている。

発売予定は変更される可能性もあるため、購入時には最新情報を確認してね。

漫画版リムルの能力進化と本当の成長は何がすごい?

漫画版リムルを32巻まで追ったとき、個人的に一番面白いのは「能力が増えたこと」だけじゃない。

能力・政治家としての判断・仲間の使い方の3方向で同時に成長していることだと思う。

ここからは僕なりの考察として整理するよ。

大賢者から智慧之王への進化は「思考する主人公」を強化した

代表的な能力変化は、やはり大賢者から智慧之王への進化だ。

序盤からリムルは、捕食者と大賢者によって情報を蓄積し、解析し、応用してきた。

魔王覚醒後は、その情報処理を担う存在そのものが進化する。

つまりリムルの成長って、単純に火力が高くなるだけじゃないんだ。

問題を解く速度と精度そのものが上がっていく。

これは国家の盟主になったリムルと非常に相性がいい。

敵一人を倒すだけなら強い攻撃があればいい。

でも国を運営するなら、政治・経済・外交・人材・敵の思惑など、同時に大量の問題を処理しなければならないからね。

魔王覚醒後の成長は「理想を捨てずに現実を見る」こと

ファルムス侵攻前後を比べると、リムルの判断基準には大きな変化がある。

序盤のリムルは、個人同士の善意をかなり信じていた。

「敵意を持たなければ共存できる」「話し合えば関係を築ける」という方向へ進もうとする。

その考えは間違っていない。

実際、ミリムをはじめ、対話によって関係を築けた相手もいる。

ただ、ファルムス侵攻によって「こちらが善意でも相手が攻撃してくる場合がある」と知ることになる。

それでもリムルは、人間との共存そのものを諦めない。

ヒナタとの関係を修復し、開国祭で各国を迎え、西方諸国評議会への加盟を目指す。

つまりリムルは、理想主義者から現実主義者へ変わったわけじゃない。

理想を実現するために現実的な手段も選べるようになった。

僕はこれが、リムル最大の人格的成長だと感じるよ。

「世界から見たリムル」と「読者が知るリムル」の差が面白い

作中世界の人物から見たリムルは、とんでもない存在だ。

魔国連邦テンペストを率いる盟主。

暴風竜ヴェルドラとも深い関係を持つ。

真なる魔王へ覚醒し、八星魔王の一角となる。

国家間の政治へ介入し、西方諸国評議会にも影響を与えていく。

外から見れば、警戒されてもおかしくない超大物だよね。

ところが読者は、リムルの内面を知っている。

元サラリーマンらしい感覚で焦る。

面倒事を嫌がる。

仲間とくだらないことで盛り上がる。

新しい施設や仕組みが成功すると普通に喜ぶ。

作中人物が恐れる「魔王リムル」と、読者が知る「いつものリムル」が同時に存在している。

このギャップがあるから、どれほど強くなっても遠い存在になりすぎないんじゃないかな。

リムル最大の才能は「仲間の力を社会へ変えること」

僕が32巻までの流れで一番注目しているのはここだ。

リムルには強力な能力が数多くある。

でも、テンペストという国家そのものはリムル一人では成立しない。

ベニマル、シュナ、シオン、ソウエイ、ディアブロ、ミョルマイル、ラミリスなど、異なる能力を持った人物がそれぞれ役割を担っている。

戦える者には戦いを。

外交が得意な者には交渉を。

商売に強い者には経済を。

研究者には技術開発を。

そして組織が大きくなると、第31巻のように「さらに人材が必要」という問題まで出てくる。

ここまで来ると、リムルの強さは一人の戦闘能力だけでは測れない。

異なる才能を持つ者をつなぎ、一人では作れない仕組みを作れること。

個人的には、これこそリムル最大の能力じゃないかなと思う。

オークロード戦では敵味方だった者まで新しい共同体へ組み込み、開国祭では国そのものを外へ開き、西方諸国評議会では世界との関係を制度化していく。

最初は何でも「自分で何とかする」スライムだった。

今では「仲間や制度を動かして問題を解く」盟主になっている。

ここに注目すると、漫画版リムルの成長線がかなりクリアに見えるよ!

転スラ漫画版リムルの32巻までをまとめると?

漫画版『転生したらスライムだった件』のリムル=テンペストは、三上悟がスライムへ転生したところから物語を始める。

ヴェルドラとの出会いで名前を得て、シズとの出会いから人型の姿を受け継ぎ、大賢者と捕食者を生かしながら次々と仲間を増やしていく。

オークロードをめぐる争いでは、敵を倒した後の共同体まで考える盟主としての資質を見せた。

そしてファルムス王国による侵攻でシオンたちを失ったことをきっかけに、自分の理想だけでは国民を守れない現実へ向き合う。

第14〜15巻付近では真なる魔王への進化を決断し、大賢者も智慧之王へ進化。

第17〜19巻のワルプルギスとクレイマン戦を経て、リムルは八星魔王の一角として世界から認識されるようになる。

その後も物語は止まらない。

第20〜22巻ではヒナタやルベリオスとの対立と関係修復。

第23〜27巻では開国祭を通じた国家運営と外交。

第28〜30巻では西方諸国評議会やマリアベルの策謀。

第31巻では巨大化したテンペストの人材問題。

そして第32巻ではレオン、エルメシア、グランベル、ユウキら複数勢力の思惑が交差するルベリオスへ駆け付けている。

つまり32巻までで増えたのは、能力だけじゃない。

リムルが責任を持つ範囲そのものが、仲間から国民へ、国民から国家へ、国家から世界へ広がっている。

僕はこれこそ、漫画版リムル最大の魅力だと思うよ。

強い。

かわいい。

ときには怖いほど頼もしい。

それでも根っこには、三上悟だった頃から続く「できるだけ皆で楽しく生きたい」という感覚が残っている。

だからこそ、どれだけ魔王としての格が上がってもリムルらしさが消えないんだよね!

漫画版を読み返すなら、ぜひ「どの能力を得たか」だけではなく、その時点のリムルが誰まで守ろうとしているかにも注目してみてほしい。

第1巻、第15巻、第22巻、第29巻、第32巻あたりを比べると、同じリムルでも判断するときに見ている世界の広さが驚くほど変わっていることに気づけるはずだよ!


序盤から第32巻までのリムルの成長を読み返したい人は、コミックシーモアで現在の配信巻や試し読み対象を確認できるよ。配信条件は変更される場合があるため、利用前に最新状況を確認してみてね。

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よくある質問

転スラ漫画版のリムルは何巻で魔王になる?

リムルの真なる魔王への進化が大きく描かれるのは、漫画第14〜15巻付近だよ。

第14巻では失われた仲間を救う可能性に賭けて重大な決断を下し、第15巻では魔王への進化と、それに伴う能力面の大きな変化が描かれる。

大賢者は何に進化する?

大賢者は、リムルが真なる魔王へ進化する重要局面で智慧之王(ラファエル)へと進化する。

リムルの解析・判断・能力運用を支えてきた存在そのものが次の段階へ進むため、魔王覚醒と並ぶ大きな転換点だよ。

転スラ漫画版は何巻まで発売されている?

2026年9月3日時点では、漫画版『転生したらスライムだった件』は第32巻まで発売済み

第32巻は2026年6月9日発売で、レオン、エルメシア、グランベル、ユウキらの思惑がルベリオスで交差し、リムルも戦場となった現場へ駆け付ける。

次の第33巻は2026年10月8日発売予定となっているため、今後購入する場合は最新の発売状況も確認してみてね。

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