アオアシ377話

今回は7/29日発売のスピリッツに掲載された、アオアシ377話のネタバレ確定情報についてを語っていきます!

前回の376話のあらすじは、デミアンはトップチームでのデビュー戦にて圧倒的な結果を残しており、その試合にMVPを取っていたことが明かされました。

更に、現在はその時よりも全方面の能力が跳ね上がっているという、驚愕の事実が判明しました。

そんなデミアンを中心に、バルセロナの攻撃は加速していきます。強靭なフィジカル・圧倒的な足元の技術に加え、周囲に点を取らせる技術まで兼ね備えた、まさに怪物プレイヤーでした。

エスペリオンはデミアンの前に圧倒され、試合の流れはバルセロナ一辺倒になりつつあるのでした。

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前話376話の内容や、1巻からの内容を振り返りたい場合は、以下のまとめ記事を参考にしてください。

アオアシ377話のネタバレ確定!

アオアシ377話の内容が確定したため、感想を交えつつ、まとめていきます。

アオアシ377話のネタバレ確定!加速を続けるバルセロナ!

前回に引き続き、まさにデミアン無双が続いています。

異次元のフィジカルと圧倒的な技術をもって、エスペリオンゴールにデミアンは迫っていきます。

エスペリオンも数で対抗してデミアンを止めに掛かりますが、人数を掛けても止めることが出来ず、更にはデミアンにマークが集中しすぎると、他のFW陣にもチャンスを与えてしまいます。

デミアンにマークが集中することで、ジャカも空いたスペースを生かして伸び伸びとプレーできるようになり、前半よりもゴール近くでボールをキープが出来るようになっています。

更に今度はジャカからスザクにパスが出され、エスペリオンはピンチを迎えますが、GK秋山のパンチングにより何とかピンチを凌ぎます。

しかし、セカンドボールはユーリがキープして、バルセロナの攻撃は止まりません。

アオアシ377話のネタバレ確定!洗練されていくバルセロナの連携!

デミアンを中心に加速していくバルセロナの攻撃ですが、デミアンの活躍以外にも、バルセロナのチームとしての連携も更に洗練されていきます。

全員が「白いタイル」を明確にイメージできており、前半以上に完璧に連携が繰り出されていきます。

エスペリオンゴール前には、敵味方問わず選手たちが密集していますが、バルセロナはショートパスを駆使し、狭いスペースにボールを通し、完璧な連携を展開していきます。

そこに更にデミアンの個人技が加わり、もはや止めようがない状況です。

アオアシ377話のネタバレ確定!コイツ(デミアン)どうやったら止められるの!?

バルセロナはショートパスを繋ぎ、エスペリオンのゴールに迫っていき、途中でデミアンが個人技をもって突破を図っていきます。

エスペリオンはFWの高杉や凛胆も守備に戻り、デミアンを止めようとしますが、圧倒的な個人技の前にあっさりと突破されます。

この時には、普段全く相手に物怖じしない凛胆すらも、驚愕の表情を浮かべるほどでした。

デミアンがシュートを放つ直前に、栗林もデミアンの守備に加わり、シュートコースをブロックしに掛かります。

しかし、シュート直前のデミアンの意識は、まるで自身の身体から幽体離脱して、空中から自身の周囲を見下ろすようなイメージを持ち、未来のプレーを予測していきます。

自身の周囲の状況を瞬時にイメージしたデミアンは、このままシュートを打っても栗林にブロックされると予測し、瞬時に後方へのパスに切り替えます。

パス先にはジャカがおり、葦人も懸命にジャカに迫りますが届かず、ジャカはダイレクトシュートを放ちます。

そのシュートにGK秋山は反応し右手を懸命に伸ばし、ボールに触れることに成功します。

しかし、ジャカの強靭なフィジカルから放たれたシュートは秋山の右手を弾き、無情にもエスペリオンゴールにボールは突き刺さるのでした。

アオアシ377話のネタバレ考察感想

アオアシ376話までの内容を元に、377話の内容をネタバレ考察・予想していきます。

アオアシ377話のネタバレ考察感想!加速するバルセロナ、今後のプラン!

デミアンという圧倒的存在とバルセロナのチーム間でのイメージ共有の上昇により、エスペリオンはポゼッション対策として用意していた、オールコート・マンツーマンによるDFも機能不全を起こしています。

「エスペリオンは連動したプレスが掛けられない」→「バルセロナのポゼッション率が上がる」→「エスペリオンの攻撃回数が減る」→「エスペリオンは常時押し込まれているため、ボール狩りに掛かりやすい」

エスペリオンにとっては、このような負の連鎖が生じ、バルセロナは失点リスクが少なく、自分たちのペースで進められる理想的なゲームプランが展開されつつあると思います。

アオアシ377話のネタバレ考察感想!スザクの存在!

現在は、まさにデミアンの独壇場状態であり、376話時点ではデミアンからジャカにパスが供給され、エスペリオンはピンチを迎えています。

しかし、バルセロナにはデミアン以外にもスザクという未知のFWがいることも気になる点です。現状では、目立ったプレーは見せていませんが、個人的には逆にそれが怖いと感じる部分があります。

スザクという人物の印象としては、ベンチにいた時から冷静で物静かな印象を受けました。

そのため、プレイヤーとしては常時目立つタイプではなく、タイミングやDFとの駆け引きでゴールをかっさらうようなFWであり、今後のエスペリオンにとって、かなり厄介なプレイヤーなのではないでしょうか?

デミアンという圧倒的なプレーヤーに、全ての人間の注意が向きつつある現状で、ここぞという時にDFラインの裏に飛び出すようなFWやこぼれ球に強いFWがいれば、エスペリオンDFとしては脅威以外の何物でもないでしょう!

デミアンは周囲を生かすプレーも高いレベルでこなせるため、スザク・ジャカの両翼FWも今後ますます厄介になるでしょう!

アオアシ377話のネタバレ考察感想!エスペリオンに希望はあるのか?

アオアシ376話時点では、バルセロナ一辺倒の状況が続き、エスペリオンは選手・ベンチ共に動揺しており、反撃の手段が無いように思えます。

一般的な手段としては、カウンターサッカーへの切り替えが有効と思われますが、福田監督の言動やエスペリオンというチームの総意としては、カウンターサッカーへの移行は無いでしょう。

そんな中で、反撃に可能性があるとすれば、第一に栗林の存在が考えられます。現状ではデミアンを中心としたバルセロナの攻撃に、普段は冷静な桐木や守備のかなめの阿久津にも動揺が見られます。

しかし、そんな中で守備のシーンで栗林だけは涼しい顔をしていたのが印象的でした。もしかすると、長年デミアンを意識していた栗林はデミアンの実力・成長速度なども、ある程度予測出来ていたのかもしれません。

前半では栗林を中心とした攻撃を、バルセロナはまともに止められていませんでした。

そのことからも、エスペリオンはバルセロナのポゼッションにより常時押し込まれている現状を解消し、栗林にパスを供給できれば反撃に移れる可能性があるかもしれません。

アオアシ377話のネタバレ考察感想!エスペリオン反撃の鍵は葦人?

エスペリオンが反撃に出るためには、やはりポゼッションにより支配されている中盤を取り戻すことも重要なのではないでしょうか?

現状ではデミアンによりロングボールが有効化されたことで、ポゼッションが活性化している状況となっています。

バルセロナの神髄は、あくまでポゼッションであり、ポゼッションを軸にチームのイメージや役割は形成されています。

デミアンという個を止めるのは困難に近いため、バルセロナの攻撃を止めるには、中盤の支配を取り戻しパスの供給を減らし、ロングボールの優位性も失わせることが肝ではないでしょうか?

そのためには、司令塔としての葦人が重要な役割を担う可能性があります。しかし、葦人が一人でバルセロナの3人の司令塔に対抗するのは難しいと思われます。

しかし、葦人の真骨頂はチームの人間に指示を出し、手足のように操るゲームメイクです。

青森星蘭戦のようなゲームメイクを栗林を含めた、現在のエスペリオンで行うことが出来れば、反撃に糸口に繋がる可能性もあると思われます。

アオアシ377話のネタバレ考察感想まとめ

バルセロナのポゼッションとデミアンの個人技が加わることで、正に想像以上の破壊力を見せるバルセロナの攻撃に対して、エスペリオンも全員守備で対抗していきます。

しかし、前半以上に洗練される連係プレーに、止められないデミアンの個人技の完璧な融合により、エスペリオンは遂にゴールを許してしまいます。

バルセロナはまさに、自分たちの理想的なサッカーを体現し、理想的な状況に持ち込みつつあります。

今回はエスペリオンの数少ない希望である、栗林すらも出し抜く場面が展開され、エスペリオン側の反撃は本当に可能なのかという気にさえなりました。

この状況を打開するために、栗林・葦人・福田監督はどのような手段を講じるのか、今後の展開を考察しながら次週の378話を待ちましょう!

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