アオアシ376話

今回は、7/12(金)発売のビッグスピリッツに掲載された、アオアシ376話についてまとめた記事です。

前回の375話では、デミアンのポテンシャルの片鱗を見せ付けられ、エスペリオンと関係者全体に強い衝撃を与えました。

今回の376話では冒頭から、デミアンのトップチームでの圧倒的な活躍が描かれ、試合では新たな能力面の高さが見られます。

エスペリオンも必死に練習の成果を見せようとプレーをしていきますが、ことごとくデミアンやバルセロナに上回られていき、試合の流れはバルセロナ一辺倒になっていくのでした。

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前話375話の内容や、1巻からの内容を振り返りたい場合は、以下のまとめ記事を参考にしてください。

アオアシ376話のネタバレ確定!

アオアシ376話の内容が確定しました。今回は7月15日(月)が祝日ということもあり、7月12日(金)に前倒ししてビッグスピリッツに掲載されました。

アオアシ376話のネタバレ確定!エスペリオンの動揺、その影響とは?

デミアンの圧倒的なプレーにより、エスペリオンの選手・監督・コーチ陣などチーム全体に動揺が走ります。

エスペリオンは引き続き、オールコート・マンツーマンを仕掛けますが、バルセロナにあっさりとかわされ、狙い通りにプレッシャーを与えられません。

その原因は、デミアンの存在です。前線にデミアンがいることで、常にエスペリオン全体の注意が後方に残り、プレスを掛けきれていません。

もう一つは、バルセロナがロングボールでのパスも使用し始め、前線のデミアンに一気にボールが供給される可能性が出たことで、プレスに迷いが生じていることです。

デミアンの個人技とロングボールの解禁により、バルセロナの攻撃に幅が広がり、エスペリオンのオールコート・マンツーマンの効果が薄くなってしまうのでした。

アオアシ376話のネタバレ確定!バルセロナの猛攻!

バルセロナは従来のポゼッションサッカーに、ロングボールを複合することで攻撃の幅を広げ、エスペリオンの予測を超える攻撃を展開していきます。

デミアンという圧倒的な存在により、ロングボール一発でエスペリオンが一気にピンチを迎えてしまいます。

前半時点で既に、フィールドの2/3までの展開は完璧だったため、エスペリオンにとっては前線へのボール供給を止めることは至難の業となっています。

徐々にエスペリオン全体の意識が後方に下がり始め、バルセロナのポゼッションがますます優位な展開になってきています。

アオアシ376話のネタバレ確定!デミアンの進化と真価!

後半最初のワンプレーで、この試合でエスペリオンが感じていた自信や手応えを、一気に奪い去るほどの衝撃を与えたデミアンでしたが、エスペリオンvsバルセロナの試合の数週間前に、バルセロナのトップチームでスペインの国王杯にデミアンは出場をしていました。

トップチームでのデビュー戦にも関わらず、デミアンは2ゴール2アシストで、試合のMVPにも選ばれる圧倒的なプレーを披露しました。

デミアンはその時点で、既にトップチームの主役になるほどのポテンシャルを示してました。

エスペリオンは、その時の試合も研究し、デミアンの能力を解析し、試合に臨みましたがデミアンの能力は数週間の間に全方位に伸びているのでした。

その成長スピードには福田監督も驚愕し「ビデオと全然違う」と異次元の成長を遂げていることが示唆されています。

止まらないデミアンに対し、ボールを持ってからは止められないと判断した葦人は、イーグルアイを使い先読みして、パスカットを試みますが、デミアンの足元の技術によりかわされます。

続けて高杉も、ルーレットにより鮮やかにかわされ、デミアンのテクニックの高さを見せつけられます。

更には、エスペリオンの意識が自分に集中すると、今度はジャカにパスを通します。フィジカル・テクニックなど、この能力以外にも味方を生かすプレーもこなし、もはや死角はなありません。

デミアンのパスを受け、ジャカは完全に飛び出しに成功し、エスペリオンはピンチを迎えます。

そして、そんなデミアンのプレ-を見ていた司馬からは、「俺でもデミアン、止められねえわ」と思わず言葉が飛び出るのでした。

アオアシ376話のネタバレ考察感想!

アオアシ375話までの内容を元に、376話の展開を考察予想してみたいと思います。

アオアシ376話ネタバレ考察感想!①なぜオールコート・マンツーマンがきれいに剥がされたのか?

ポゼッションサッカーに対して、有効な守備プランであるオールコート・マンツーマンですが、後半ではプレスは軽やかにかわされ、一気にピンチを迎える展開となりました。

なぜ前半にハマったプランが後半ではきれいに攻略されたのでしょうか?

1つ目は、個々の選手レベルの差が考えられます。選手個々のキープ力やドリブル技術が高いチームには、プレスが「個で剥がされ」通じないことがあります。

実際にペップ監督時代のバルセロナは、強豪以外のチームとの試合では、特別な対策は立てずに選手個々の力量差で、相手を圧倒することが何度もありました。

2つ目は単純に慣れも影響していると思われます。一度術中にハマり失点したバルセロナですが、失点直後にハーフタイムがあり、常に意識をしていたはずです。

そして、これまでポゼッションサッカーにこだわり続けてきたバルセロナに対して、オールコート・マンツーマンを仕掛けてきたチームも多々あったと思われ、対応にも慣れていると思われます。

3つ目は前半までFWだったガトーがサイドバックに変更となったことです。1つ目の理由でも述べたように、プレスに対してキープ力・ドリブル技術の高さは有効な手段です。

元々、FWだったガトーには、この2つの能力が高いレベルで備わっていると思われます。

そのため、後半のバルセロナはポゼッションに個人技の要素を加え、オールコート・マンツーマンに対抗する方針なのではないでしょうか?

アオアシ376話ネタバレ!考察感想!②バルセロナはポゼッション・ロングボールどちらで攻めるのか?

②はバルセロナ攻撃に面に関してです。前半までは本来のチーム戦術であるポゼッションサッカーにて、ショートパスを細かく繋ぎ相手陣地に迫る展開でした。

しかし、375話では前線に縦のロングボールを送り、一気に攻めに転じています。

ハーフタイム中に選手たちが言っていた、「バルセロナでやりたかったサッカー」「全員が完璧な仕事ができる」と言っていたのは、本来のポゼッションをベースにしつつも、個人技やロングボールなど、様々手段で攻撃を展開できるサッカーを意味しているのではないでしょうか?

ポゼッションというバルセロナにとっての矜持を保ちつつも、新たな要素を加え、バルセロナらしくも新しいサッカーを目指しているものと推測します。

アオアシ376話ネタバレ考察感想!③デミアンをどうするか?

アオアシ375話にて遂に、デミアンがボールを持ってプレーする場面がありました。

DFラインの裏に出されたロングボールに走り込み、そのままドリブルをしていく場面でした。

ドリブル中には高度なテクニックなどはありませんでしたが、冨樫・阿久津という、エスペリオンのフィジカル2TOPのタックルを受けても、全く乱れないフィジカルがあることが分かりました。

またDFラインの裏に飛び出した際には、冨樫がついていけなくなりそうな程のダッシュ力も示唆されていました。

更に福田監督の過去編から、ボールタッチ感覚が突出しており、成長スピードも異常であったことから、テクニックに関しても相当なレベルであると推察されます。

フィジカル・テクニックを兼ね備え、既にトップチームでプレーする機会もあり、経験面でもこの年代ではとびぬけていると思われ、心技体すべてが突出しているプレーヤーであることが予測されます。

CB2人掛かりでも止められなかったことからも、今後デミアンをまともに止めるのは不可能なレベルであると思われます。

アオアシ376話のネタバレまとめ

前回からデミアンの活躍が止まらず、エスペリオンはどんどんと押し込まれる試合展開となっていきます。

375話ではデミアンのフィジカルの強さが目立っていました、376話ではテクニックや周囲を生かすプレーなど、あらゆる能力面の高さが見られます。

デミアンの活躍により、エスペリオンの意識はデミアンに向き、その間にバルセロナの他の選手が躍動するという、エスペリオンにとっては負の連鎖が生じていきます。

そして、最後には絶望を象徴するような司馬の一言があり、まさにエスペリオンにとっての地獄が始まっている印象を受けました。

ここからの逆襲に向けて、エスペリオンはどのような口火を切るのか、それとも圧倒されたままの展開になってしまうのか、今後も色々と展開を予測しつつ、次話を待ちましょう!

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アオアシ377話ネタバレ感想はこちら