『借りぐらしのアリエッティ』の主要声優は、アリエッティ役の志田未来さん、翔役の神木隆之介さんをはじめとする日本版キャスト7人です。
ホミリー役は大竹しのぶさん、ポッド役は三浦友和さん、貞子役は竹下景子さん、スピラー役は藤原竜也さん、ハル役は樹木希林さんが担当しています。
2010年7月17日に公開されたスタジオジブリの長編アニメーション映画『借りぐらしのアリエッティ』。
本記事では、「アリエッティの声優は誰?」「翔を演じたのは神木隆之介さん?」「藤原竜也さんは何役?」という疑問に答えながら、主要7人の配役、人物像、演技の特徴を整理します。
なお、スタジオジブリ公式作品ページには7人が「声の出演」として掲載されていますが、これは全出演者を網羅した名簿ではありません。
そのため、本記事では誤解を避けるために、物語の中心となる主要キャスト7人に絞って紹介します。
『借りぐらしのアリエッティ』の主要声優7人は誰?
『借りぐらしのアリエッティ』で主要人物を演じた日本版キャストは、次の7人です。
キャラクター 日本版キャスト 役柄
アリエッティ 志田未来 床下で暮らす好奇心旺盛な小人の少女
翔 神木隆之介 心臓の手術を控えて屋敷を訪れた12歳の少年
ホミリー 大竹しのぶ 心配性で感情豊かなアリエッティの母
ポッド 三浦友和 借りを担う慎重で寡黙なアリエッティの父
貞子 竹下景子 翔を療養のため屋敷へ迎える大叔母
スピラー 藤原竜也 自然の中で暮らす小人の少年
ハル 樹木希林 小人の存在を突き止めようとする家政婦
スタジオジブリの公式作品ページには、志田未来さん、神木隆之介さん、大竹しのぶさん、竹下景子さん、藤原竜也さん、三浦友和さん、樹木希林さんの名前が掲載されています。
日本映画データベースの作品情報でも、7人の役名と配役を確認できます。
本作の主要キャストは、声優を専門とする人物ではなく、実写映画、テレビドラマ、舞台などで活躍してきた俳優が中心です。
とはいえ、単に知名度の高い俳優を並べたようには聞こえません。
アリエッティの前へ進む声、翔の内側へ沈む声、ホミリーの慌ただしい声、ポッドの安定した声など、それぞれの声質が登場人物の性格や暮らし方と結びついているんだよね!
作品の基本情報
『借りぐらしのアリエッティ』は、イギリスの作家メアリー・ノートンによる児童文学『床下の小人たち』を原作とした作品です。
宮﨑駿さんが企画と脚本を担当し、丹羽圭子さんが共同で脚本を手がけ、米林宏昌監督の初監督作品として制作されました。
- 公開日:2010年7月17日
- 上映時間:約94分
- 監督:米林宏昌
- 企画・脚本:宮﨑駿
- 脚本:丹羽圭子
- 原作:メアリー・ノートン『床下の小人たち』
- 音楽・主題歌:セシル・コルベル
- 制作:スタジオジブリ
- 配給:東宝
主人公は、古い屋敷の床下で両親と暮らす小人の少女・アリエッティです。
一家は人間の家から角砂糖やティッシュなどを少しずつ「借り」、見つからないように生活してきました。
しかし、心臓の手術を控えて屋敷へ療養に来た少年・翔が、草むらを走るアリエッティを目撃します。
人間と小人、本来なら交わってはいけない二人の出会いによって、アリエッティ一家の暮らしは大きく変わっていくのです。
アリエッティの声優・志田未来はどんな演技?
主人公アリエッティの声優は志田未来さんです。少女らしい好奇心と、家族を守ろうとする勇気を自然な声で表現しています。
アリエッティは、もうすぐ14歳になる小人の少女です。
父ポッド、母ホミリーとともに床下で暮らしており、物語の序盤ではポッドに同行して初めての「借り」へ挑みます。
配役と人物像
アリエッティは、外の世界への興味を抑えられない活発な少女です。
草むらを駆け抜け、人間の家にある巨大な家具や生活用品にも目を輝かせますが、人間に見つかれば家族全員が住まいを失う危険があります。
志田未来さんは、そんなアリエッティの明るさだけでなく、まだ危険を完全には理解しきれていない年齢相応の未熟さも表現しています。
演技の特徴
筆者が特に印象的だと感じたのは、物語の前半と後半で、同じ明るい声の聞こえ方が変わる点です。
初めて借りへ向かう場面では、声が軽やかで、未知の世界へ飛び出す高揚感が伝わってきます。
一方、母ホミリーがハルに捕らえられた後は、声の明るさを完全には失わないまま、言葉に焦りと緊張が加わります。
翔へ助けを求める場面でも、最初から自信満々に振る舞うわけではありません。
怖さを抱えながらも、母を救うために言葉を選び、一歩を踏み出しているように筆者には聞こえます。
志田未来の公式インタビューから分かること
2010年7月に公開された志田未来さんのインタビューでは、アフレコ初日は一人で不安を感じていたものの、2日目から神木隆之介さんと一緒になり、安心して自由に演技できた趣旨を語っています。
志田さんは神木さんを、同じ作品を一緒に作る「同志」のような存在として受け止めていました。
この発言からは、アリエッティと翔の会話が、互いの声を聞きながら作られたことが分かります。
別々に台詞を録音するだけでは生まれにくい呼吸や距離感が、二人の場面に自然さを与えたと考えられるんじゃないかな?
僕は、アリエッティの強さは「怖がらないこと」ではなく、怖くても家族のために動けることにあると感じます。
志田さんの声は、少女の柔らかさと、危機の中で育っていく意志を両立させていました。
翔の声優・神木隆之介はどんな演技?
翔の声優は神木隆之介さんです。病気を抱える少年の孤独と、アリエッティに向ける穏やかな優しさを抑制した声で表現しています。
翔は12歳の少年で、心臓の手術を控えています。
手術前の療養のため、母の実家にあたる古い屋敷へやって来たところ、草むらを走るアリエッティを見つけました。
配役と人物像
翔はアリエッティを捕まえようとはせず、彼女が落とした角砂糖を届けるなど、自分なりの方法で親切に接します。
しかし、人間の善意は、小人にとって必ずしも安全ではありません。
人間に住まいの位置を知られたり、贈り物を受け取ったりすること自体が、アリエッティ一家の生活を危険にさらすからです。
翔は悪意のない少年ですが、体の大きさも社会的な力も、小人とはあまりに違います。
神木隆之介さんは、この「助けたいのに、近づくほど相手を追い詰めてしまう」という難しい立場を、静かな発声で表現しています。
演技の特徴
翔の話し方には、同年代の少年らしい勢いや騒がしさがほとんどありません。
台詞と台詞の間に空白があり、相手へ話しかけながらも、どこか自分の内側へ戻っていくように筆者には聞こえます。
その静けさが、手術への不安や、両親と離れて過ごす孤独を説明以上に伝えているんです。
物語の終盤でアリエッティと別れる場面でも、翔が突然明るく活発になるわけではありません。
それでも、序盤と比べると、言葉の輪郭にわずかな力が宿っています。
大きく叫ばせず、小さな変化にとどめたからこそ、「生きてみよう」という翔の気持ちが作品全体の静かな空気を壊さずに伝わったと僕は感じました。
神木隆之介のジブリ出演歴
神木隆之介さんは、本作以前にもスタジオジブリ作品へ参加しています。
- 『千と千尋の神隠し』:坊
- 『ハウルの動く城』:マルクル
- 『借りぐらしのアリエッティ』:翔
坊やマルクルは、年齢や感情が比較的分かりやすく声に出るキャラクターです。
それに対して翔は、沈黙や間の中に感情を置かなければならない役でした。
同じ神木さんの演技でも、キャラクターに応じて声の速度や熱量が大きく異なります。
これまでのジブリ出演歴を知ったうえで聞き比べると、翔の静かな演技がより際立つよね!
なお、インターネット上では「翔は神木隆之介さんを想定してデザインされた」「作画スタッフが本人の動作を研究した」といった説明も見られます。
しかし、スタジオジブリ公式作品ページでは、そのようなキャスティングや作画の経緯までは示されていません。
出典を確認できない制作秘話は断定せず、映画本編や公開されたインタビューから確認できる範囲で評価するのが誠実でしょう。
アリエッティの両親・ホミリーとポッドの声優は誰?
母ホミリーの声優は大竹しのぶさん、父ポッドの声優は三浦友和さんです。感情豊かな母と寡黙な父の対比が、小人一家へ生活感を与えています。
二人はアリエッティと同じ床下で暮らしながら、家事、借り、家族の安全確保という異なる役割を担っています。
ホミリー役は大竹しのぶ
ホミリーは、借りてきた品物を工夫して使い、床下の家を守っているアリエッティの母です。
虫や予想外の出来事に驚きやすく、心配事が起きると感情がすぐ声に出ます。
大竹しのぶさんの演技は、声の高さや話す速さが細かく変化するのが特徴です。
日常場面では、次々と心配を口にする話し方がコミカルなリズムを作り、静かな物語へ家庭の温度を加えています。
ところが、ハルに捕らえられて容器へ閉じ込められる場面では、その豊かな感情表現が切迫した恐怖へ変わります。
普段から喜怒哀楽が見えやすい人物だからこそ、本気で怯えたときの危機感が強く伝わるんですね。
小人が人間に見つかることは、少し困る程度の出来事ではありません。
住まいだけでなく、家族の安全や生存そのものが脅かされます。
ホミリーの反応は大げさに見える瞬間もありますが、その声があることで、小人たちの掟がどれほど切実なものかを観客が理解できます。
ポッド役は三浦友和
ポッドは、人間の家から生活に必要な物を借りてくる役目を担うアリエッティの父です。
危険な場所でも冷静に状況を判断し、必要以上に言葉を重ねない人物として描かれています。
三浦友和さんは、低く安定した発声によって、ポッドの経験と慎重さを表現しています。
初めて借りへ出るアリエッティにも、すべてを説明して手を貸すわけではありません。
危険な場面では短く注意を与え、娘が自分で周囲を観察し、判断するのを見守ります。
アリエッティが翔と接触したと知った後も、怒鳴って感情をぶつけるのではなく、家族の安全を優先して移住を決断します。
筆者には、ポッドの言葉から怒りよりも、家族の命を背負う責任の重さが聞こえました。
大竹しのぶさんのホミリーが家庭の温度を作り、三浦友和さんのポッドが家庭の土台を作る。
声の方向性は正反対ですが、だからこそ夫婦の役割が短い会話からでも伝わります。
二人の声は、小さな床下の家を両側から支える柱のような存在なんです。

貞子・ハル・スピラーの声優は誰?
貞子の声優は竹下景子さん、ハルの声優は樹木希林さん、スピラーの声優は藤原竜也さんです。
3人は登場時間こそアリエッティや翔ほど長くありませんが、物語の結末を左右する重要な役割を担っています。
貞子役は竹下景子
牧貞子は屋敷の女主人で、翔の祖母の妹にあたる大叔母です。
心臓の手術を控える翔を気遣い、療養のために自宅へ迎え入れました。
屋敷には、小人が使えるように作られた精巧なドールハウスがあります。
このドールハウスは、貞子の父、つまり翔の曽祖父が、小人に使ってもらうことを願って用意したものです。
貞子は小人の存在を強引に証明しようとはしません。
父が抱いていた願いを知りながら、見えない存在を見えないまま受け入れています。
竹下景子さんの柔らかく落ち着いた声は、そんな貞子の距離感とよく合っています。
相手を捕まえ、正体を暴き、所有しようとするのではなく、存在するかもしれない暮らしを静かに尊重する。
貞子は、人間と小人が共存するために必要な「踏み込みすぎない優しさ」を象徴する人物だと僕は考えています。
ハル役は樹木希林
家政婦のハルは、屋敷に小人が住んでいると疑い、床下を調べる人物です。
アリエッティ一家の住まいを発見すると、ホミリーを捕らえ、小人の存在を目に見える証拠として示そうとします。
樹木希林さんの演技には、コミカルさと不気味さが同居しています。
声を激しく荒らげなくても、独特の間や粘りのある話し方によって、「この人は簡単には諦めない」と感じさせるんです。
ハルは、怪物のような分かりやすい悪役ではありません。
普通の人間として日常的な口調で話すからこそ、体の小さなアリエッティたちから見た恐ろしさが際立っています。
一部では、ハルが小人へ執着する理由について、過去に目撃しても信じてもらえなかったからだと説明されることがあります。
しかし、少なくとも映画本編では、その経緯が明確な事実として詳しく語られているわけではありません。
確認できるのは、ハルが小人の存在を疑い、住まいを探し、ホミリーを捕らえたことです。
その範囲から考えると、ハルは相手の生活や安全よりも、自分の好奇心と確信を優先してしまう人間として描かれていると解釈できます。
貞子が「見えなくても信じる人」なら、ハルは「捕まえて証明したい人」です。
竹下景子さんと樹木希林さんの対照的な声が、人間側にある優しさと危うさを浮かび上がらせています。
スピラー役は藤原竜也
スピラーは、アリエッティ一家とは異なり、弓を持って自然の中で暮らす小人の少年です。
脚を負傷したポッドを助け、アリエッティ一家に新たな移住先があることを知らせます。
藤原竜也さんといえば、舞台や実写映画で感情を大きく表現する演技を思い浮かべる人も多いでしょう。
ところが、スピラーは言葉数が少なく、短い返事と行動で意思を伝えるキャラクターです。
この配役の意外性が面白いところだよね!
藤原さんは長い台詞でスピラーの性格を説明せず、ぶっきらぼうな発声や簡潔な返事によって、野外で生きてきた人物像を作っています。
アリエッティへ食べ物を渡すときも、親切心を言葉で丁寧に説明しません。
先に行動があり、その後から気持ちが伝わってきます。
家族との会話が多い床下で育ったアリエッティと、一人で自然を生き抜いてきたスピラーでは、話し方だけでなく生活文化そのものが異なるのでしょう。
スピラーの年齢を具体的に記載する紹介もありますが、スタジオジブリ公式作品ページには年齢の記載がありません。
本記事では、公式情報と映画本編から確認できる範囲に絞り、「自然の中で暮らす小人の少年」として扱います。
スピラーは、新しい仲間候補として登場するだけではありません。
彼の存在によって、アリエッティ一家は、屋敷の外にも小人の暮らせる世界が続いていると知ります。
つまりスピラーは、失われた住まいの代わりに、別の土地で生き直せる可能性を示すキャラクターなんです。
主要声優7人のキャスティングはなぜ作品に合う?
『借りぐらしのアリエッティ』の主要キャストが作品に合っている理由は、声が映像や環境音より前へ出すぎないことにあると筆者は考えます。
本作の小人たちは、魔法を使って世界を救う存在ではありません。
角砂糖やティッシュを借り、壊れた道具を工夫して再利用し、虫や猫、人間を警戒しながら毎日の暮らしを守っています。
幻想的な設定でありながら、物語の中心にあるのは、家族、住まい、食料、病気、引っ越しといった現実的な問題です。
そのため、声にも派手な分かりやすさだけでなく、日常会話に近い自然さが求められたのではないでしょうか。
キャスティングの経緯はどこまで分かっている?
スタジオジブリ公式作品ページでは、主要な声の出演者とスタッフ情報を確認できます。
また、公開当時の志田未来さんのインタビューからは、神木隆之介さんと一緒に収録したことで安心し、自由に演技できたという制作時の状況が分かります。
一方、「なぜ主要7人が選ばれたのか」という米林宏昌監督の詳細なキャスティング意図については、公式作品ページだけでは説明されていません。
映画パンフレットや関連書籍には制作陣や出演者のコメントが収録されている場合がありますが、内容を確認せずに発言を作ったり、記憶だけで引用したりすることはできません。
スタジオジブリ責任編集の書籍『THE ART OF 借りぐらしのアリエッティ』には、米林監督、美術監督らのインタビューやコメント、イメージボード、背景画などが収録されています。
ただし、同書は主に美術や制作過程を扱う資料であり、主要7人すべてのキャスティング理由が掲載されているとは限りません。
確認できる一次情報と、映画を見た筆者の分析を混同しないことが、作品を誠実に紹介するうえでは重要です。
声の対比が人物関係を説明している
主要7人の演技を役割別に整理すると、次の対比が見えてきます。
- 志田未来さんの外へ向かう明るい声と、神木隆之介さんの内側へ沈む静かな声
- 大竹しのぶさんの変化に富んだ声と、三浦友和さんの安定した低い声
- 竹下景子さんの受け入れるような声と、樹木希林さんの探るような間
- 会話の多い家庭で育ったアリエッティと、短い言葉で生きるスピラー
これは単なる声質の違いではありません。
声を聞くだけで、それぞれが何を恐れ、どのような環境で暮らし、相手とどの程度の距離を取っているのかが伝わります。
本作では、草が揺れる音、床板がきしむ音、水滴が落ちる音など、小人の体の大きさを感じさせる音響も重要です。
登場人物が常に大声で感情を説明していたら、こうした繊細な音が埋もれてしまいます。
主要キャストは、声量を抑えたり、返事までに間を置いたりすることで、映像と環境音が入り込む余白を残しているように筆者には感じられました。
アリエッティと翔は互いを救っている
ここからは、映画本編を踏まえた僕の考察です。
アリエッティと翔は、声が向かう方向の異なる主人公ではないでしょうか。
アリエッティの声は、床下の家から外の世界へ向かって伸びていきます。
それに対して翔の声は、周囲へ広がるより、自分の心の中へ沈んでいくように聞こえます。
アリエッティは翔と出会い、人間にも優しい者がいることを知りますが、同時に人間と接触する危険や、家族を守る責任にも直面します。
翔は、自分よりはるかに小さなアリエッティが必死に生きる姿を見て、手術後の未来へ進む意志を取り戻していきます。
行動の面では、翔がホミリーの救出に協力します。
しかし心の面では、アリエッティの生き方が翔を救ったとも考えられるんです。
体の大きな翔が、小さなアリエッティを一方的に助ける物語ではありません。
大きさでは翔が上でも、生きようとする力ではアリエッティが翔を導く。
この逆転した関係が、志田未来さんの前向きな声と、神木隆之介さんの静かな声によって自然に成立しています。
俳優中心のキャスティングについては、好みが分かれることもあるでしょう。
それでも本作で重要なのは、出演者の肩書や知名度ではなく、声がキャラクターの暮らしや映像のリズムに合っているかどうかです。
主要7人は声を必要以上に目立たせるのではなく、床下の世界へ溶け込むことで、小人たちの生活に現実味を与えています。
まとめ
『借りぐらしのアリエッティ』で物語の中心人物を演じた主要声優は、次の7人です。
- アリエッティ:志田未来
- 翔:神木隆之介
- ホミリー:大竹しのぶ
- ポッド:三浦友和
- 貞子:竹下景子
- スピラー:藤原竜也
- ハル:樹木希林
志田未来さんは、アリエッティの好奇心と家族を守る勇気を表現しました。
神木隆之介さんは、手術を控えた翔の孤独や諦め、アリエッティとの出会いによる小さな心の変化を静かな声で伝えています。
大竹しのぶさんと三浦友和さんは、感情豊かな母と寡黙な父という対比によって、小人一家に家庭らしい温度と安定感を加えました。
竹下景子さんと樹木希林さんは、未知の存在を静かに受け入れる貞子と、捕らえて証明しようとするハルの違いを印象的に演じています。
藤原竜也さんが演じたスピラーも、短い言葉と行動によって、屋敷の外へ広がる小人の世界を感じさせました。
配役だけでなく、声量、話す速さ、沈黙、ほかの人物との声の対比に注目すると、『借りぐらしのアリエッティ』をさらに深く楽しめるはずです。
よくある質問
『借りぐらしのアリエッティ』の主要声優は誰?
主要キャストは、志田未来さん、神木隆之介さん、大竹しのぶさん、三浦友和さん、竹下景子さん、藤原竜也さん、樹木希林さんの7人です。
スタジオジブリ公式作品ページでは、この7人が「声の出演」として掲載されています。
神木隆之介はほかのジブリ作品にも出演している?
神木隆之介さんは、『千と千尋の神隠し』で坊、『ハウルの動く城』でマルクルを演じています。
『借りぐらしのアリエッティ』では翔を担当し、過去の2役よりも感情を抑えた静かな演技を見せました。
藤原竜也は『借りぐらしのアリエッティ』で何役?
藤原竜也さんは、自然の中で暮らす小人の少年・スピラー役です。
脚を負傷したポッドを助け、住まいを失ったアリエッティ一家へ新たな生活の可能性を示す重要人物です。
参照資料
- スタジオジブリ公式作品ページ『借りぐらしのアリエッティ』
- 日本映画データベース『借りぐらしのアリエッティ』作品情報
- シネマトゥデイ「『借りぐらしのアリエッティ』志田未来 単独インタビュー」(2010年7月15日公開)
- スタジオジブリ責任編集『THE ART OF 借りぐらしのアリエッティ』(徳間書店、2011年10月27日発売)
- 映画『借りぐらしのアリエッティ』本編
ジョウスター(漫画レビュアー・コミック愛好家)
アニメ映画・漫画原作作品を含む新旧の物語を継続的に鑑賞し、キャラクターの心理、演出、伏線、声の表現を作品本編と公開資料の両面から考察しています。



