『夜桜さんちの大作戦』完結時点の最強候補は旦。全29巻・最終話までの戦績、能力、攻略難度を比べると、太陽と凶一郎も最上位に入ります。
「結局、一番強いのは誰?」「太陽は最後に凶一郎を超えた?」「ひふみやあるふぁまで含めると順位はどうなる?」という疑問に、完結後だからこそできる形で答えていくよ!
※この記事は原作29巻・最終話までの重大なネタバレを含みます。
『夜桜さんちの大作戦』強さランキングTOP15!完結時点の最強は?
結論から言うと、僕は1位・旦、2位・朝野太陽、3位・夜桜凶一郎と評価しました。
ただし、これは公式に発表された強さ順位ではありません。
『夜桜さんちの大作戦』は単純な火力勝負ではなく、開花の相性、戦闘技術、特殊能力、任務への対応力で勝敗が大きく変わります。
そこで今回は、主に次の4項目を基準にしました。
- 直接戦績:誰と戦い、どの程度まで追い込めたか
- 最終到達能力:開花、開花春来、万花繚乱など最終的にどこまで到達したか
- 攻略難度:相手側が何人・どんな手段を必要としたか
- 弱点・安定性:能力相性や精神状態で崩れやすくないか
完結までの描写を総合すると、順位は次のようになります。
順位 キャラクター 直接戦績・立場 最終到達能力・強み 順位を下げた要素
1位 旦 最終決戦最大の敵として夜桜家総力戦を要求 征服、太陽の身体への侵入・支配 単独で完全決着したわけではない
2位 朝野太陽 旦との直接対決を担当 硬化、万花繚乱、終盤の急成長 旦攻略には家族の力も必要
3位 夜桜凶一郎 作中屈指の実戦経験と対応力 開花「無」、開花春来、鋼蜘蛛 最終局面の到達点では太陽を2位と評価
4位 夜桜百 凶一郎とも激突した規格外の父 開花「夢」、精神干渉 凶一郎に攻略された実績あり
5位 夜桜万 歴戦の潜り屋として突出 開花「通過」、魔弾、回避・侵入性能 真正面の決戦火力では上位4人に譲る
6位 夜桜ひふみ 開花直後に凶一郎が直接対処 開花、爆発的な潜在能力 経験・制御面では未完成
7位 夜桜七悪 もずとの終盤戦で重要戦力 開花春来、特殊な肉体能力 純粋な対人戦技術では上位に劣る
8位 夜桜二刃 近接戦では作中最高峰 しだれ組手、開花「包容」 遠距離・特殊干渉への対応差
9位 夜桜辛三 多彩な敵へ武器で対応 鬱金、開花「破壊」 精神状態が戦闘へ影響する場面あり
10位 夜桜あるふぁ 辛三との対峙から開花へ到達 開花、予知につながる特殊性 実戦経験がまだ少ない
11位 皮下真 タンポポを率いた強敵 開花「再生」、100年以上生きる生命力 能力暴走と制御面の不安
12位 二ノ前御前 二刃と渡り合った歴代当主 しだれ組手の創始者としての技量 終盤のインフレ前の戦績が中心
13位 アカイ 二刃と直接対決 葉桜完全適合、葉桜出力効率512% 高出力を体術で攻略された
14位 クロサワ 辛三を苦戦させる特殊防御 葉桜出力効率501%、黒陰石の肉体 対策手段を持つ相手には突破される
15位 出雲灰 スパイ協会会長として高い能力を持つ 超人的な知覚・情報処理能力 純粋な直接戦闘描写が上位より少ない
完結版で特に重要なのは、25巻以降で評価が大きく変わったキャラクターがいることです。
25巻では作戦214「ひふみの開花」、作戦215「ひふみVS凶一郎」、作戦220「辛三VSあるふぁ」、作戦221「あるふぁの開花」、作戦222「予知」と、次世代の力が一気に表舞台へ出ました。
さらに28巻では七悪が旦の心臓を持つもずと激突し、開花春来へ到達。
29巻では旦に身体を乗っ取られた太陽を救うため、凶一郎が命を賭して開花春来を発動する最終局面へ進みます。
つまり完結版では、序盤の印象だけで順位を決めるとかなりズレるんだよね!
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1位〜5位は?旦・太陽・凶一郎ら最上位を比較
TOP5に共通しているのは、単純な攻撃力だけでは強さを説明できないことです。
相手の肉体を利用する旦、能力へ対抗する凶一郎、精神へ作用する百、攻撃そのものを成立させにくい万など、戦闘の前提を崩せるキャラクターが集まっています。
1位・旦|太陽の身体まで奪った最終決戦最大の脅威
1位は旦。最大の理由は、夜桜家総出でなければ勝利条件そのものを成立させにくかった攻略難度です。
28巻では作戦243「夜桜太陽VS旦」、作戦245「征服」と最終決戦が加速。
そして旦は最終的に太陽の身体を乗っ取るところまで進みます。
ここが他の敵とは決定的に違います。
普通の強敵なら「本人を倒せば勝利」で済むよね。
ところが旦の場合、太陽の肉体を利用したことで、夜桜家側には太陽を救いながら旦を排除するという非常に厄介な条件が生まれました。
29巻では凶一郎が命を賭して開花春来を発動し、双子や百まで関わる総力戦になります。
僕はこの「敵一人を倒すために、夜桜家の能力を何重にも組み合わせる必要があった」という事実を最も重く評価しました。
だから旦が1位です。
一つ下の太陽との差は火力より攻略難度。
太陽は旦と直接戦える領域まで到達しましたが、最終的に旦を処理するには太陽一人の力だけでは足りませんでした。
2位・朝野太陽|最終盤で旦と一騎打ちする領域へ到達
2位は朝野太陽。最終盤の成長幅と、旦との直接対決を担った実績を評価しました。
物語開始時の太陽は、特殊な能力を備えた最強スパイではありません。
六美と家族になるため凶一郎たちの訓練を受け、一つずつ戦える力を獲得していきました。
開花は「硬化」。
さらに終盤では万花繚乱を使いこなし、28巻で旦との直接対決へ進みます。
1巻の太陽を思い出してから最終決戦を見ると、成長幅が本当にとんでもない!
とはいえ、旦の「征服」によって身体を奪われる展開まで発生しています。
そのため「旦を完全に上回ったから2位」ではなく、旦と正面から決戦できるまで到達した人物として2位としました。
では、なぜ凶一郎より上なのか。
これはかなり悩むところですが、今回は「完結時点の最高到達点」と「最終ボスとの直接戦績」を優先しています。
一方で安定性や経験を重視するなら、凶一郎を2位にする見方も十分成立します。
3位・夜桜凶一郎|通常時の総合完成度なら1位候補
3位は夜桜凶一郎。ただし、安定した総合戦闘力だけを見るなら作中最強候補です。
凶一郎の開花は「無」。
特殊能力への対抗力に加え、鋼蜘蛛を使った攻防、判断力、経験、反応速度まで高水準です。
凶一郎の怖さって、「得意技が強い」だけじゃないんですよ。
二刃なら格闘、辛三なら武器、万なら潜入とスペシャリストとしての色があります。
その中で凶一郎は、ほぼどんな戦況へ放り込んでも戦える総合力を持っています。
しかも29巻では、旦に乗っ取られた太陽を取り戻すため命を賭して開花春来を発動。
最後まで戦力を更新し続けました。
太陽を2位にしたのは最終到達点を重視したため。
逆に「100回いろいろな敵と戦わせたとき誰が一番安定する?」という評価軸なら、僕は凶一郎を太陽より上に置きたくなります。
脅威度の旦、ピークの太陽、完成度の凶一郎。
この3人は「強い」の意味がそもそも違うんだよね!
4位・夜桜百|開花「夢」で防御力の概念を飛び越える
4位は夜桜百。開花「夢」という精神干渉型の特殊性を高く評価しました。
百は凶一郎たちの父親。
妻・零への思いをきっかけに家族と対立し、旦とも深く関係する物語上の重要人物です。
開花「夢」の怖さは、硬い身体や武器では防ぎにくいところ。
太陽の「硬化」のような防御能力が優れていても、攻撃される場所が肉体ではなく精神なら前提が変わります。
ただし、凶一郎には実際に攻略されています。
能力単体の理不尽さならTOP3へ食い込む余地がありますが、直接戦績と安定した対応力まで含めて4位にしました。
一つ下の万との差は、敵を制圧する力まで含めた危険度です。
5位・夜桜万|「通過」で戦わずして目的を達成できる
5位は夜桜万。開花「通過」がスパイとしてあまりにも強力です。
万は夜桜兄妹の祖父で、伝説的な「潜り屋」。
開花「通過」によって物理的な障害や拘束を突破できるため、防御力の高いキャラクターとは違った意味で攻撃を成立させにくい存在です。
さらに魔弾など攻撃手段も持っています。
ここで重要なのは、本作が単なる格闘漫画ではなくスパイ漫画でもあること。
敵を倒さなくても、
「潜入する」
「情報を奪う」
「攻撃を回避する」
「目的物を持って脱出する」
までできれば任務では勝ちです。
その意味では万の「通過」は凶悪。
ただし、最終決戦級の相手を真正面から制圧する力では百以上を高く評価したため5位としました。

6位〜10位は?ひふみ・七悪・二刃・辛三・あるふぁの強さ
6位以下では、完成された旧世代と急激に伸びる次世代の比較がポイントになります。
僕は現在の完成度だけでなく、終盤に実際に到達した能力段階も重視しました。
6位・夜桜ひふみ|凶一郎が直接止めた次世代筆頭
6位はひふみ。開花直後から凶一郎が自ら止めに入るほどの危険性を見せたことが最大の理由です。
25巻の作戦214は「ひふみの開花」。
続く作戦215はそのまま「ひふみVS凶一郎」です。
あるふぁへの思いをきっかけに開花したひふみは、暴走して危険な状態となり、凶一郎が直接対処します。
もちろん、この一戦だけで「ひふみは凶一郎級」と判断するのは早すぎます。
経験、能力制御、戦況判断では凶一郎ら歴戦組に大きく及びません。
それでも6位にしたのは、開花した直後の時点ですでに上位キャラが直接対応する必要のある出力を見せたからです。
7位・七悪との差もここ。
七悪は開花春来へ到達していますが、ひふみは年齢と経験を考えると伸びしろが桁違いです。
現時点の技術より、作中で示された瞬間的な危険度を一段高く評価しました。
7位・夜桜七悪|開花春来に到達した終盤の切り札
7位は七悪。終盤で開花春来へ到達した事実が大きいです。
七悪は医療や特殊な肉体能力に秀でた夜桜兄妹の末っ子。
序盤では戦闘専門という印象が薄いものの、完結前には評価が大きく変わります。
28巻では、旦の心臓を手にしたもずと対決。
この戦闘で七悪が放つのが開花春来です。
さらに戦いを通じて、旦の本当の狙いが太陽本人であることも判明し、最終作戦へ直結します。
ここが8位の二刃との違い。
二刃は近距離戦の完成度なら七悪を上回ると僕は考えています。
しかし最終決戦期に到達した能力段階をランキングへ反映し、七悪を一つ上にしました。
8位・夜桜二刃|近接格闘ならTOP3級
8位は二刃。ただし、格闘限定なら順位は一気に上がります。
二刃が使う夜桜式柔術「しだれ組手」は、攻撃を受け流し、相手の力まで利用する高度な技術。
開花「包容」とも非常に相性がいい能力体系です。
さらに二刃の技術レベルを考えるうえで欠かせないのが、二ノ前御前との対峙。
しだれ組手の創始者を相手に戦えるレベルまで、自分の技術を磨き上げています。
では、なぜ七悪より下なのか。
ランキングが近接格闘だけではないからです。
特殊干渉、遠距離、最終決戦級の能力進化まで総合すると7位以下。
でも「武器なし・接近戦」という条件なら、二刃は凶一郎級とぶつけても簡単には崩れない人物だと僕は見ています。
9位・夜桜辛三|鬱金と開花「破壊」で相手に合わせて攻略
9位は辛三。最大の強みは、戦況への適応力です。
辛三は夜桜兄妹屈指の武器スペシャリスト。
鬱金を自在に運用し、相手の能力や距離に応じて戦法を変えられます。
開花は「破壊」。
クロサワのように通常の物理攻撃だけでは面倒な敵を相手にしても、武器と能力を組み合わせて攻略方法を探せます。
二刃との順位差はほんのわずか。
純粋な格闘技術では二刃。
距離や敵の性質が変わる戦場なら辛三。
ただ、辛三は優しすぎる性格が戦闘へ影響する場面もあり、常時最大性能を出しやすい二刃より一段下と判断しました。
10位・夜桜あるふぁ|開花と「予知」が示した異質な可能性
10位はあるふぁ。直接火力以上に、特殊性を評価しました。
25巻では作戦220「辛三VSあるふぁ」に続き、作戦221「あるふぁの開花」、作戦222「予知」へ展開します。
この流れであるふぁは、子どもだから戦力外という段階を完全に抜けました。
開花へ到達したうえ、予知につながる特異な展開まで見せています。
一つ上の辛三との差は、やはり経験です。
辛三は長年にわたって武器と能力を磨いてきた実戦型。
あるふぁは能力の希少性では上でも、現時点での戦闘完成度では辛三を上にしました。
ただし将来性だけで並べるなら、ひふみとあるふぁは最上位候補。
この双子、完結後の未来を想像すると恐ろしいよね!
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11位〜15位は?皮下真・二ノ前御前・虹花・出雲灰を比較
ここは前半以上に順位を付けるのが難しいゾーンです。
そこで「肩書きが強そう」ではなく、具体的な能力・直接戦闘・弱点がどこまで描かれているかを優先しました。
11位・皮下真|開花「再生」で100年以上生きた怪物
11位は皮下真。驚異的な生命力と再生能力を評価しました。
皮下はタンポポの中心人物で、つぼみの血に深く関係する存在。
100年以上生き続ける異常な生命力を持ちます。
開花は「再生」。
普通なら戦闘不能になるほどの損傷へ耐えられるため、倒し切る難度は非常に高いです。
しかし能力には大きな問題もありました。
最終的には暴走し、安定した人間形態や制御を維持できなくなっていきます。
だからTOP10には届かない。
ただ、12位の二ノ前御前よりも明確な耐久性能と長期戦への強さが描かれているため11位としました。
12位・二ノ前御前|二刃と渡り合う「しだれ組手」の創始者
12位は夜桜家2代目当主・二ノ前御前。ここは近接戦の実績を重視しました。
二ノ前御前は、初代当主つぼみの娘。
そして何より重要なのが、夜桜式柔術「しだれ組手」の創始者であることです。
旧夜桜邸で太陽たちの前に姿を現し、二刃とも直接戦闘になりました。
二刃は現在の夜桜家でも近接戦トップ級。
その二刃と技術戦を成立させる時点で、二ノ前御前の近接能力が非常に高いことが分かります。
13位のアカイとの違いも明確です。
アカイは葉桜による凄まじい出力を持つ一方、その高火力を二刃の技術によって攻略されました。
対して二ノ前御前は、二刃が使う技術体系そのものの源流にいる人物。
単純な出力より戦闘技術を評価し、アカイより上としました。
ミズキやアイ、ハクジャらも特殊能力を持つ強敵ですが、「現夜桜家でもトップ級の二刃と技量で渡り合える」という比較材料がある分、二ノ前御前をTOP15へ残しています。
13位・アカイ|葉桜出力効率512%でも技術には崩される
13位はアカイ。葉桜完全適合者の中でも非常に高い出力性能を持ちます。
アカイの葉桜出力効率は512%。
炎を主体とした攻撃性能も高く、虹花の中でも非常に危険な戦闘要員でした。
ただし重要なのは、この数字をそのまま「強さ512%」と考えないこと。
実際、二刃との戦いでは体術によって攻撃を受け流され、最終的に攻略されます。
だから二ノ前御前より下。
僕はこの対決が、『夜桜さんちの大作戦』の強さ議論を象徴していると思っています。
能力出力が高い=必ず勝つ、ではない。
相手の技術と能力相性によって、高出力そのものを無力化されることがある。
これこそ本作らしいんですよね。
14位・クロサワ|黒陰石の肉体は初見殺し性能が高い
14位はクロサワ。葉桜出力効率501%と特殊な肉体構造が強みです。
クロサワも葉桜完全適合者。
葉桜出力効率は501%です。
大きな特徴は、有機合金「黒陰石」で構成された特殊な身体。
一般的な打撃や斬撃だけでは攻略しにくく、対策を知らない相手にはかなり厄介です。
しかし辛三は鬱金を駆使し、この特殊性へ対応しました。
アカイとの順位差は、攻撃性能と直接的な圧力を含めて判断したもの。
クロサワは防御相性が強い一方、弱点へ届く手段を持つ相手には突破されます。
それでもミズキやアイ、ハクジャらとの比較では、葉桜出力効率501%という高出力に加えて物理攻撃が通りにくい身体を同時に持つ点を重視し、14位に残しました。
15位・出雲灰|直接戦闘より「知覚」で戦場を支配するタイプ
15位は出雲灰。ただし、ここはTOP15でもっとも評価軸が特殊です。
灰はスパイ協会会長であり、凶一郎とは中学時代からの付き合い。
10歳の頃の事故で脳へ深い傷を負ったことをきっかけに感覚野が異常発達し、大量の情報を知覚できるようになっています。
普段はその過剰な知覚を抑える必要があるほどです。
この能力はアカイの炎や二刃の柔術のような「見て分かる攻撃力」とは違います。
相手の状態を読み、情報を処理し、戦況を把握する能力に強みがあります。
実際、凶一郎を追う太陽の状況を読み取り、重要な助言を与える役割も担いました。
ただし、ここは公平に評価したいところ。
直接戦闘の決定的な戦績はTOP14のキャラクターより少ないです。
そのため「スパイ協会会長だから強いはず」という肩書きだけで12位や13位へ置くのは避け、15位まで下げました。
一方でアイやハクジャ、ミズキらより上へ残した理由は、純粋な殴り合いだけでなく、知覚・分析・任務遂行まで含む「スパイとしての総合能力」を今回の基準に含めているためです。
逆に、一対一の純粋な戦闘力だけでランキングするなら灰をTOP15圏外へ下げる見方も十分成立すると思います。
この曖昧さまで明示した方が、ランキングとしてフェアじゃないかな。

夜桜兄妹で一番強いのは誰?凶一郎・二刃・辛三・七悪を比較
夜桜兄妹だけに絞るなら、総合1位は凶一郎と考えます。
凶一郎の強みは、「全項目で誰よりも1位」ということではありません。
近接戦なら二刃の方が専門性は高い。
武器戦なら辛三。
特殊な肉体性能や終盤の開花春来まで考えるなら七悪も外せません。
それでも凶一郎を兄妹最強としたのは、能力対策・攻撃・防御・経験・状況判断を高水準で同時に備えているからです。
二刃の間合いに付き合わず戦う。
辛三の武器へ対処する。
特殊能力を「無」で封じる。
状況に応じて鋼蜘蛛を攻撃にも拘束にも使う。
こうした「相手に合わせられる幅」が凶一郎の最大の武器なんですよね。
僕はここが、他の兄妹との決定的な違いだと思っています。
つまり兄妹の強さは、
総合力=凶一郎
近接格闘=二刃
武器・戦況対応=辛三
終盤の特殊能力=七悪
という見方が分かりやすいでしょう。
『夜桜さんちの大作戦』最強をどう考える?能力相性から考察
ここからは僕自身の考察です。
全29巻を振り返って強く感じるのは、『夜桜さんちの大作戦』の「最強」が物語の進行とともに変化したこと。
序盤では、凶一郎という圧倒的な個人が最大の壁でした。
太陽から見れば、「どうやって凶一郎に認められるのか」という時点ですでに命懸けです。
ところが物語が進むと、葉桜や開花によって能力相性が重要になっていきます。
アカイの高出力を二刃の技術が崩す。
クロサワの特殊な肉体を辛三が武器で攻略する。
万は攻撃を受け止めるのではなく「通過」する。
百は肉体より精神へ作用する。
火力の大小だけでは順位を決められない世界へ変化していくんです。
そして終盤の旦は、そのさらに先へ進みます。
相手を倒す能力だけでなく、作戦245「征服」から太陽そのものを利用する状況へ移行。
すると夜桜家が考えなければならないのは、「旦にどう攻撃を当てるか」ではありません。
太陽を殺さず、どう旦だけを取り除くか。
勝利条件自体が変わっています。
僕はここが本作の能力バトルで一番面白いところだと思っています。
強さのインフレを、パンチ力や爆発の大きさだけで描かなかったんですよ。
「相手の能力をどう崩すか」
「誰の力を組み合わせるか」
「何をもって勝利とするのか」
そこまで複雑になっていきました。
だから旦・太陽・凶一郎の関係も、一つの数字だけで説明するのは難しい。
敵としての脅威度は旦。
物語終盤のピーク性能は太陽。
通常状態での総合完成度は凶一郎。
僕が1位旦、2位太陽、3位凶一郎としたのは、この3種類の「強さ」を総合した結果です。
そしてもう一つ、完結後だからこそ見えてくることがあります。
それは、作品そのものが個人最強の物語から家族総力戦の物語へ変化していたことです。
旦に乗っ取られた太陽を取り戻すため、凶一郎が命を懸ける。
双子が動く。
百にも役割がある。
一人の必殺技だけでは最終決戦を終わらせられません。
これって、本作のタイトルそのものへ帰ってきているように僕には感じられるんですよね。
最初は「夜桜家という危険な家族へ太陽が入る」物語だった。
最後には「太陽も含めた夜桜家全員で、家族を取り戻す大作戦」になる。
だから強さランキングでは旦が1位でも、物語が最後に描いた最強の存在は能力をつなげた夜桜家そのものだったんじゃないかな!
まとめ|『夜桜さんちの大作戦』完結版の最強キャラは旦
『夜桜さんちの大作戦』全29巻・最終話までを総合すると、僕は1位・旦、2位・朝野太陽、3位・夜桜凶一郎と評価します。
旦は太陽との直接対決から「征服」へ進み、ついには太陽の身体を乗っ取るほどの脅威となりました。
太陽は序盤の普通の少年から万花繚乱を扱い、旦と正面から戦う領域まで成長。
凶一郎も開花「無」と圧倒的な実戦能力に加え、最終局面では命を賭した開花春来まで発動しています。
そして完結版のランキングで見逃せないのが次世代。
25巻ではひふみが開花し、凶一郎と直接対峙。
あるふぁも辛三との対峙から開花、「予知」へつながります。
七悪も28巻のもず戦で開花春来へ到達しました。
下位では二ノ前御前を「しだれ組手の創始者であり二刃と戦える人物」として12位、アカイを13位、クロサワを14位に評価。
出雲灰は高い知覚・情報処理能力を持つ一方、直接戦闘の根拠が上位より少ないため15位まで下げています。
こうして比較すると、本作の強さは数字だけじゃないんだよね!
高出力を技術で崩す。
特殊能力を相性で封じる。
一人では突破できない敵を家族の連携で倒す。
そこまで含めて考えるから、『夜桜さんちの大作戦』の最強議論は完結後もめちゃくちゃ面白いんです!
※PRを含みます。今回取り上げた最終決戦や各キャラクターの戦闘を原作で読み返したい場合は、利用前に現在の配信巻、料金、キャンペーン対象などを確認してください。👉 コミックシーモアで『夜桜さんちの大作戦』の現在の配信状況を確認する
よくある質問
『夜桜さんちの大作戦』で一番強いキャラは誰?
完結時点の総合評価では、旦が最強候補です。
太陽本人との直接対決だけでなく、身体を乗っ取るところまで進み、夜桜家側へ極めて複雑な勝利条件を突き付けました。その攻略難度を最も高く評価しています。
朝野太陽は夜桜凶一郎より強くなった?
この記事では、最終盤の到達点と旦との直接戦績を重視して太陽2位、凶一郎3位としました。
ただし、経験・能力への対応力・通常時の安定性まで重視するなら凶一郎を上に置く見方も成立します。単純に「太陽が完全に凶一郎を超えた」と断定できる関係ではありません。
夜桜兄妹で一番強いのは誰?
総合力なら夜桜凶一郎が最強候補です。
ただし近接格闘なら二刃、武器戦・状況対応なら辛三、終盤の特殊能力では開花春来へ到達した七悪も強力です。戦闘条件を変えると順位が入れ替わるのが本作の面白さでしょう。

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