「転生したらスライムだった件(転スラ)」の作者は死亡していませんが、なぜそのような噂が流れてしまうのかの理由5選や、東大出身と言われているのが本当なのかを紹介します。
また、原作小説や漫画は完結してるのかや、ネタバレを交えつつ、最終回がひどいと言われている理由を、「転スラ」の原作もアニメもチェックしている筆者がまとめていきます。
・「転スラ」作者はどんな人なのか
・「転スラ」漫画・小説版は完結しているのか
・「転スラ」最終回はどうなるのか
▼転スラのアニメ3期がひどいと批判殺到中!?気になる内容はこちら
「転スラ」作者死亡説の噂が流れた理由6選
TVアニメ『転生したらスライムだった件』第3期制作決定!
さらに、リムルと対峙するヒナタ・サカグチの姿を描いたティザービジュアルも解禁!
劇場版に第3期とこれからますます盛り上がっていく「転スラ」に引き続きご期待ください!宣伝T#転スラ #tensura pic.twitter.com/1WszKWhFUT
— 【公式】アニメ『転生したらスライムだった件』 (@ten_sura_anime) November 9, 2022
「転スラ」の作者死亡説について解説していきます。結論から述べると、著者である伏瀬さんは死亡しておりません。
また、漫画版の作画担当である川上泰樹さん、小説版のイラストを担当しているみっつばーさんにおいても死亡したという事実はございません。噂は全くのデマということですね。
それではなぜ、このような噂が流れたのでしょうか?これから6つの理由をもとに解説していきます。
死亡説が流れた理由①新刊の発売までに1年の期間が空いた
作品の熱烈なファンは新刊の発売を心待ちにするものです。
転スラの原作である小説版は、今まで約半年のペースで新刊を発売していました。しかし、近年は発売ペースがだんだんと伸びており、最新刊である21巻は発売まで1年間もかかってしまいました。
これによりファンの間で心配の声が広がり、ネットやSNS上で「作者死亡説」へと発展していったと考えられます。
②死亡説が流れた理由②作者がSNSなどを利用していない
先の理由で述べたように、新刊までに1年の期間がかかってしまったことに加え、作者の伏瀬さんはSNSやブログなどを利用しておらず、活動の報告がファンの耳に入らなかったことが原因として考えられます。
小説投稿サイト「小説家になろう」では、不定期ではあるものの活動報告を行っていたのですが、閲覧数が少ないこともあり、多くのファンを安心させるには至りませんでした。
確かに作者の報告が聞けないというのは不安になりますよね。
死亡説が流れた理由③スピンオフ作品が作者の体調不良により連載終了
スピンオフ作品であり、Webコミック誌「コミックライド」で連載していた「転生したらスライムだった件~魔物の国の歩き方~」の連載終了も原因のひとつでしょう。
こちらは、漫画を担当していた岡霧硝さんの体調不良により長らく休載となっていましたが、万全な体制で連載を再開するのが困難となり、連載終了が決まりました。
本編とは別ですが、体調不良や連載終了というネガティブワードがネット上で広まり、「作者死亡説」に繋がったと考えられます。
死亡説が流れた理由④アニメの最終回にひどいと批判の声があがった
転スラのアニメ1期が終了したのは2018年であり、かなりの時間が経った今でも当時のアニメ終盤に対する批判が残っています。
作者もインタビューで述べていますが、アニメ1期の本編最終話は原作でもいちばん人気の高いエピソードの手前までとなっており、多くの視聴者にとって残念な終わり方になってしまいました。
さらにその先は外伝・番外編と続いていくため、本編とは繋がりのない話になったのも批判が強まる原因となりました。
そして、アニメ1期終了当時の「転スラ 終わってる」などの検索ワードが残り、それが曲解され「作者死亡説」に結びついたものと考えられます。
これは他の作品でも見られる話ではありますが、転スラの場合は他の要素とも重なったことで、死亡説が広まる原因のひとつとなったことは間違いないでしょう。
死亡説が流れた理由⑤アニメ版の打ち切り説が噂に拍車をかけた
次に、アニメ版の打ち切り説が死亡説に繋がったという話もあります。転スラのアニメは高い人気を誇るシリーズですが、第1期の最終回に対して一部のファンから「打ち切りエンドのようだ」と批判がありました。
これにより、「アニメが打ち切られる理由は、もしかして作者が…」といった噂が広まったのです。
私自身も最終回を見たとき、少し物足りなさを感じた部分があったので、ファンの失望感が死亡説に繋がった可能性は納得です。
死亡説が流れた理由⑥Googleの検索で死亡という関連ワードが表示された
先ほどまでに述べた複数の要因が重なったことで、ネット上で「転スラ」と検索すると「作者 死亡」という関連検索キーワードが出てくるようになりました。
それにより、死亡というネガティブワードが多くの人の目に入るようになり、さらに死亡説が広まっていきました。
作者死亡説はある意味人気漫画・アニメの証明!実際は死んでいないことがほとんどです
「転スラ」死亡説が流れた作者の情報!東大出身って本当?
GCノベルズ様より好評発売中
『転生したらスライムだった件 10th ANNIVERSARY BOOK 転スラX』購入伏瀬先生の対談記事やみっつばー先生の様々なイラスト、今まで #転スラ に携わってこられた様々な方々のお話や素敵な寄稿イラストに書下ろし小説✨転スラの魅力がこれでもかって位凄い詰まってます❤️ pic.twitter.com/RZ9YbypT7O
— 霧封 (@kirito_mistmoon) December 4, 2023
ここでは原作者である伏瀬さんについて調べてみましたので、まとめて紹介していきます。
■性別:男性
■出身地:大阪府
■生年月日:11月23日
■血液型:O型
■趣味:MMO
デビューまで
伏瀬さんは大学生時代に賞を目指して執筆していたそうですが、様々な理由により完結には至らなかったそうです。
その後、土木関係の仕事につき社会人として忙しい日々を過ごすも、一段落ついたところで2013年2月に小説投稿サイト「小説家になろう」に現在執筆中の元となった作品にあたる「転生したらスライムだった件」を投稿します。
書籍化から様々なメディアへ
・2014年5月 GCノベルス(マイクロマガジン社)から書籍化
・2015年5月 月刊少年シリウスにて漫画版連載開始
・2018年10月 テレビアニメ版放送開始
Web小説は好評をうけ、投稿からなんと1年で書籍化されることとなります。その後も漫画化、テレビアニメ化と大きく展開していきます。
作者の伏瀬先生は東大出身?
現在はこの他にもスピンオフにあたる漫画が9つあり、発行部数は2024年2月の時点で全世界でシリーズ累計4500万部と人気を確保しています。
伏瀬さんは社会人として得た経験を執筆にも活かし、大学生時代からの夢を大きく叶えたと言えるでしょう。
ちなみに、「転スラ」作者の伏瀬先生が東大(東京大学)出身なのでは?という噂がネット上で流れていますが、伏瀬先生が自身で言及されたことではないため、信憑性は低いです。
「転スラ」は壮大な世界観のストーリーとなっており、原作もアニメも大人気な状況なことから、これだけ緻密なストーリーを考えれる人は、「頭が良い=東大出身」という思考がネット上に出回ってしまったものと思われます。
転スラは登場人物も多いので、作者が頭が良いのは間違いなさそう
「転スラ」漫画・小説版は完結してる?
転スラの作者が描いた菅田将暉! pic.twitter.com/4wFMZZd50K
— 炭治郎のうた (@6684RBw7WKQZzZT) August 13, 2020
「転スラ」漫画・小説版の進行状況についてですが、結論から述べると漫画・小説版は完結しておりません。
完結しているのは小説投稿サイト「小説家になろう」にて投稿されていたWeb小説版です。こちらは、序章と最終話を含む本編が250話で、2014年7月に完結しております。現在も執筆している小説版はこちらを元にしておりますが、内容は途中から大きく変わっています。
漫画版は25巻が最新刊となっており、内容としては原作小説9巻の途中である第3章「武闘大会」までが描かれております。 漫画版の続きが読みたいのであれば、小説9巻から読むことをおすすめします。
小説版は21巻が最新刊となっており、作者である伏瀬さんは活動報告にて次回での完結を目指していると明言しています。
こちらは「次巻ではないのがポイント」とおっしゃっているので、22巻は上巻・下巻と分けて出版するのではないかと予想されます。また、Web小説版と同様に本編終了後も番外編や後日談を出していくと思われます。
漫画と小説、そしてアニメの最終回がどうなるか気になります
「転スラ」漫画・小説版の最終回をネタバレ予想!ひどいのか?
エイトビット転スラ班より転スラ応援イラストのお届けです。
56話ご視聴ありがとうございました!イラスト:エイトビット作画部スタッフ#転スラ #tensura pic.twitter.com/96Bv5YZwFZ
— エイトビット (@8bit_inc) May 24, 2024
先に述べたように、「小説家になろう」にて投稿されていたWeb小説版は完結していますが、漫画・小説版は完結していません。漫画・小説版は、Web小説版と同じような最終回を迎えるのか、ネタバレ予想していきます。
Web小説版の最終回内容がひどい?
内容としては世界征服を企むユウキがラスボスであり、最終決戦にてリムルによって虚数空間へと閉じ込めることで決着します。
その後、後日譚が展開されたのちにリムルは転生前の世界へと戻り、多重並列存在のスキルを使うことで、通り魔に刺され死んでいた元の世界の自身・三上悟を救います。
救われた三上悟は、病室で自身のこれまでの体験を後輩に語りはじめ、その切り口が「俺が『転生したらスライムだった件』について」というタイトル回収で締めとなります。
賛否ある最終回ではありますが、それでは現在執筆中の小説版「転スラ」の最終回はどうなっていくのでしょうか?
漫画・小説版のラスボス予想
私の予想としましては、Web小説と同じようにユウキがラスボスになることはないと考えます。
主人公であるリムルとの因縁は深いものの、キャラの行動原理や立ち回りを考えると可能性は低いです。むしろ、もうひとりの主人公のように描かれている節もありますので、最終決戦には復帰して共闘すると熱い展開になるのではないでしょうか。
それでは小説版のラスボスが誰になるのかですが、ここは滅界竜もしくは幻獣王と呼ばれるイヴァラージェが有力だと考えます。強化されていることもあり、実力的にも申し分ないです。
懸念点があるとすれば、本能のままに破壊行動という災厄をまき散らすというという性質のため最終決戦が、ただのボス討伐の絵面になってしまうのではないかという点です。
しかし、これまでも素晴らしい展開で読者を裏切ってこなかった「転スラ」です。ここに関してはうまくまとめてくれるのではないでしょうか。
漫画・小説版の最終回がひどい?
最後に、最終決戦後についてですが、私個人としてはWeb小説を少しだけ変えるにとどめるのではないかと予想します。賛否ありますが元の世界への戻り方や、行動やセリフ回しを変更するだけで十分と考えます。
作者である伏瀬さんの、成長した今の実力なら自然に締めることができると思います。
確かにWeb版の最終回はあっさりし過ぎているので、ひどいという感想を持つ人もいるのは納得です
▼転スラ3期は最終回まで行く!?詳細はこちら
「転スラ」作者死亡説、漫画・小説完結、最終回ネタバレひどいまとめ
・漫画版は連載中で原作小説の9巻途中までを描いている
・小説版は完結しておらず、次回での完結予定
・最終決戦はWeb小説とは違う展開になる
今回は「転スラ」の作者死亡説の理由を様々な要素から検証し、さらには作品の現在の進行状況や、今後のクライマックスに向けての予想をしていきましたが、いかがだったでしょうか。
完結間際とはいえ、Web小説版とは大きく変わっている「転スラ」のストーリーなので、読者の皆さんも今からどういう結末を迎えるのか楽しみなのではないでしょうか。
原作ファンの方はもちろん、漫画版やアニメのみを見ている方も、この記事を通して「転スラ」の魅力を感じていただけたら嬉しいです。
▼「転スラ」リムルの配下では最強?
#転スラ #tensura