シャンフロつまらない面白くない？アニメのテンポ悪い、ご都合主義？

2023年10月より2クールにわたって放送されているテレビアニメ「シャングリラフロンティア(シャンフロ)」がつまらない、面白くないと言われている理由をまとめています。

アニメのテンポが悪い、ご都合主義が多いという感想を見かけますが、実際のところはどうなのか？反対に面白いというレビュー評価も紹介していますので、参考にしてください。

「シャンフロ」アニメがつまらない、面白くないと言われている理由

最近、アニメ界で話題の「シャンフロ」。しかし、その評判は決して良いものばかりではないようです。では、なぜ「シャンフロ」はつまらない、面白くないと言われているのでしょうか。筆者の個人的な考察を交えながら、その理由を深掘りしてみましょう。

キャラクターの魅力不足

まず、シャンフロに登場するキャラクターたち。特にアーサー・ペンシルゴンは人気がありますが、彼女以外に目立つキャラクターが少ないのが事実です。

主人公サンラクもキャラクターとしては地味な印象があり、その結果、物語に深みが欠けてしまっているように感じます。キャラクター一人ひとりの魅力が物語を豊かにするのですが、その点でシャンフロはやや物足りなさを感じさせます。

仲間との絆の希薄さ

次に、仲間との関係性です。シャンフロでは、主人公が単独行動を取ることが多く、仲間との絆が深まるシーンが少ないように感じます。

例えば、ONE PIECEのように、仲間同士の絆が物語の重要な軸となっている作品では、キャラクターたちの関係性が物語に厚みを加えています。しかし、シャンフロではこの点が薄いため、物語に感情移入しにくいのかもしれません。

恋愛要素の欠如

さらに、恋愛要素の不足も指摘されています。ヒロイン斎賀玲と主人公サンラクの関係があまり発展しないため、物語に一層のスパイスが欠けているようです。

恋愛要素は物語に甘美さや緊張感をもたらす重要な要素であり、その欠如が物語の面白さを損なっている可能性があります。

ゲーム実況風の演出

最後に物語の展開がゲーム実況を見ているような感覚に陥る点です。主人公サンラクの一人称視点が多用され、内省的なナレーションが続くため、視聴者は物語に没入しにくいのかもしれません。

アニメとしての視覚的な楽しみが損なわれ、物語の展開も予測しやすいものになってしまっています。

シャンフロがなぜつまらない、面白くないと言われているのかには、以上のような要因が絡んでいると考えられます。

キャラクター、仲間との絆、恋愛要素、そして物語の展開方法。これらの要素が絶妙に絡み合い、視聴者を魅了するのが、成功したアニメ作品の条件かもしれません。シャンフロにはまだまだ改善の余地がありそうです。

満を持してのアニメ化となりましたが、その割には話題になりませんでした

「シャンフロ」のアニメはテンポ悪い？ご都合主義？

「シャンフロ」のアニメに対する不満の声が多く上がっていますね。私も何話か見たことがありますが、確かに話題になっているポイントには同感する部分が多いです。

では、具体的にどんな点が「シャンフロ」アニメのテンポが悪い、ご都合主義と感じているのか、個人的な見解を交えつつ、掘り下げていきましょう。

ストーリーテンポの遅さが足を引っ張る

まず、ストーリーテンポについて。確かに「シャンフロ」のアニメは、本編以外の要素にかなりの時間を割いていて、本筋の進行が遅いです。オープニングやエンディングはもちろん、ミニアニメにも結構な時間が割かれているんですよね。

これが、視聴者が物語に没入する前に気を散らせてしまう一因となっているように感じます。アニメであれば、もう少しテンポ良く物語を進めることで、視聴者を引き込むことができたのではないでしょうか。

サンラク中心のストーリーが都合良すぎる？

次にサンラクのゲーム内での都合の良さ。サンラクは確かにゲームが得意で、それがストーリー上での強みとなっていますが、それが過ぎると物語にリアリティがなくなってしまいますよね。

特別なシナリオがサンラクにのみ開放されるなど、ちょっとした神展開も見受けられ、これが物語に深みを与えるどころか、予測可能な単調な展開になってしまっているように思います。

もう少し他のキャラクターも前面に出して、サンラク一人にスポットが当たりすぎないバランスの取れたストーリー展開があれば、もっと面白くなったかもしれませんね。

「シャンフロ」のアニメは、確かにいくつかの面で改善の余地がありそうです。テンポの良さを保ちつつ、登場人物それぞれの魅力を引き出すことができれば、もっと多くの視聴者を魅了することができるかもしれません。

個人的には、これからの展開に期待を寄せつつ、引き続き視聴を続けていきたいと思います。

ミニアニメは視聴者に世界観を理解してもらうためだったと思いますが、逆効果になってしまったようです

「シャンフロ」アニメ面白いという感想評価も

「シャンフロ」のアニメについて、一部からは批判的な声が聞かれるものの、実は多くの視聴者からは好意的な評価を得ています。私自身、最初はどうなることかと思いましたが、実際に観てみると、その魅力に引き込まれた一人です。

ここでは、具体的に「シャンフロ」アニメが好評を博しているポイントをいくつか挙げてみたいと思います。

ゲーム未経験者でも楽しめる内容

「シャンフロ」はゲームをベースにしたアニメですが、ゲームをプレイしたことがない人でも十分に楽しめる内容になっています。

現実世界とゲーム世界の行き来が自然で、ストーリーの説明も分かりやすいため、ファンタジーが過度にならず、幅広い視聴者層に受け入れられています。

キャラクターたちのやんちゃな行動も、彼らの年代を考えれば自然な振る舞いと捉えられ、親しみやすさを感じさせます。

緊張感ある戦闘シーン

「シャンフロ」の戦闘シーンは、視聴者を画面に釘付けにするほどの迫力があります。転生ものではないため、キャラクターが死亡する危険性が低いにもかかわらず、映像のクオリティが高く、戦闘中の緊張感が巧みに表現されています。

これは、アニメ制作スタッフの熱意と技術力の賜物であり、多くの視聴者がこれらのシーンを楽しみにしています。

ポジティブな視聴者レビュー

実際に「シャンフロ」を視聴した人たちからは、予想を超える面白さに関する肯定的な意見が寄せられています。

初見では単なるゲームアニメと思われがちですが、実際には本格的なゲーム描写や、プレイヤースキルが重要になるゲーム設定が斬新で魅力的だと評価されています。

また、物語が進むにつれて展開が本格化し、視聴者を引きつける要素が満載であることも、高評価の理由の一つです。

「シャンフロ」のアニメは、視聴者によって受け取り方が異なる作品の一つです。しかし、その独特の世界観と、ゲームと現実を繋ぐユニークなストーリー展開は、多くのファンに愛されている理由の一つでしょう。

私も含め、予想を裏切られたと感じた視聴者が多いことから、このアニメの持つ可能性を感じずにはいられません。

戦闘シーンは確かに迫力ある！バトルものが好きな人には面白いと感じるのかも