2024年夏アニメとして放送中の「逃げ上手の若君」の最終回はまだ確定していませんが、史実のネタバレを交えながら、どのような結末になるのかを考察予想していきます。
果たして、主人公の北条時行は死亡するのか?原作漫画を読んでいる筆者が、最終回のシナリオを詳しく解説していきます。
- 「逃げ上手の若君」最終回の考察と予想
- 「逃げ上手の若君」北条時行が処刑されるまでの歴史的背景と経緯
- 「逃げ上手の若君」足利尊氏の死因と時行との因縁について
- 「逃げ上手の若君」風間玄蕃(かざまげんば)との入れ替わりや完全オリジナル結末の可能性
>>>「逃げ上手の若君」が70%OFF!ebookjapanをチェックする
▼「逃げ上手の若君」のアニメ2期決定!?詳細はこちら
「逃げ上手の若君」原作漫画の最終回はいつ?
結論から書くと、「逃げ上手の若君」原作漫画の最終回については、公式より発表されていません。
原作漫画の最新刊は、2024年7月時点で16巻となっています。16巻の内容としては、主人公の北条時行たちが、2回目となる鎌倉奪還を果たした後のエピソードが描かれていますが、史実を考えると最終回はまだまだ先になる見込みです。
「逃げ上手の若君」は2024年夏よりアニメ放送がスタートしており、打ち切りの心配もないことから、まだまだ「逃げ若」の世界観を楽しむことができそうです。
▼「逃げ上手の若君」が打ち切り完結と言われている理由を知りたい方はこちら
「逃げ上手の若君」の最終回ネタバレ考察と予想
『逃げ上手の若君』 pic.twitter.com/T0DU9KOkmT
— 村カルキ/商業画集発売中 (@murakaruki) July 12, 2024
「逃げ上手の若君」の最終回がどうなるのかをネタバレ踏まえながら、考察予想していきます。4つのパターンを考えてみました。
最終回考察①史実通り主人公の北条時行が死亡する
「逃げ上手の若君」の最終回の展開として、最も自然に考えられるのが、史実通り、主人公の北条時行が死亡する結末です。史実ではどのような最期を迎えたのかをチェックしてみましょう。
北条時行が死亡するまでの経緯
「逃げ上手の若君」は、鎌倉時代と室町時代の間となる南北朝時代を描いた物語です。その中で、主人公の北条時行は、鎌倉幕府滅亡後の動乱期に再興を試みた人物です。
しかし、1353年に足利尊氏の勢力に対して敗北し、最終的には捕らえられて処刑されました。彼の死亡は、鎌倉幕府の完全な終焉を象徴する出来事となりました。
▼時行に寄り添ってきた諏訪頼重は死亡する?気になる方はこちら
北条時行の生涯
「逃げ上手の若君」の主人公・北条時行は、鎌倉幕府最後の執権であった北条高時の子供として生まれました。
北条時行の生涯は、南北朝時代の混乱の中での復権運動に費やされました。歴史的には、時行の死は鎌倉幕府滅亡後の北条氏の最後の抗争とされています。
そのため、史実通りに描くのであれば、北条時行が死亡する最期が、一番自然となるでしょう。
最終回考察②北条時行が逃げ延びる結末
「逃げ上手の若君」が史実通りの結末となる場合、北条時行が処刑されるという最期になるため、週刊少年ジャンプの読者層を考えると、少し残酷な結末です。
そのため、タイトルにもある通り、最後は逃げ延びることで、死亡しないという最終回も考えられます。その時のキーポイントとなるキャラが風間玄蕃(かざまげんば)です。
風間玄蕃とは?
「逃げ上手の若君」の風間玄蕃は、信濃の桔梗ヶ原で悪名を馳せる盗賊です。彼の変装や工作の技術は一級品で、頼重がその才能を見込んで、時行の一党に加わるよう勧めたほどでした。
風間は常に特殊な粘土で作った狐面を被っており、仮面を使って顔を別人のように変えることができる特技を持ちます。
最後は週刊少年ジャンプならではのハッピーエンド
風間玄蕃がこの特技を使い、北条時行と入れ替わって処刑されることで、史実を守りつつ、北条時行が死亡せずに生き延びたというハッピーエンドにすることができます。
週刊少年ジャンプは、比較的若い読者が中心となっていることから、バッドエンドよりはハッピーエンドの方が、読者の満足度も高いでしょう。また、タイトルを回収して終わることから、終わり方もスマートです。
最終回考察③足利尊氏の最期まで描かれるシナリオ
逃げ上手の若君、ねぇ~最高ねぇ~ pic.twitter.com/744i9EdDig
— DEKO (@Dekooop) January 27, 2021
また違った最終回として、北条時行が死亡した後、足利尊氏の最期まで描かれるシナリオも考えられます。
足利尊氏は、南北朝時代の中心的人物で、教科書にも載っていることから、多くの人が知っている歴史上の有名キャラです。足利尊氏の最後がどうなったか気になる人も多いでしょう。
足利尊氏の死因とその意味
足利尊氏は、室町幕府の初代将軍として知られていますが、彼の死因は多くの議論の的となっています。史実では、足利尊氏は、北条時行の死後から5年後の1358年に52歳で亡くなりました。
その死因は、足利直冬が放った矢によってできた腫れ物による敗血症とされています。
最後は敵討ちを達成する
これが、北条時行や足利尊氏に恨みを持つものの怨念によるものと解釈すれば、一応は敵討ちを達成したことになります。
足利尊氏と北条時行の関係は、南北朝時代の混乱期を象徴するものです。そのため、「逃げ上手の若君」も2人の関係を中心に描くものと考えられ、北条時行だけではなく、足利尊氏の最後までを描く可能性も高いのではないでしょうか。
北条時行が死亡した後は、駆け足になるかもしれませんが、いずれにしても足利尊氏の最期がどのようになったかは描かれる可能性が高そうです。
最終回考察④史実から離れた完全オリジナルの結末
「逃げ上手の若君」の最終回には、史実から逸脱した完全オリジナルの結末も考えられます。
史実では、北条時行は足利尊氏に敗北し、処刑されました。しかし、アニメや漫画の中では、時行が足利を打倒し、鎌倉幕府を復興させるというシナリオも考えられます。
週刊少年ジャンプのテーマである「友情・努力・勝利」を体現する結末と言えます。ただし、これはあまりに史実とかけ離れているため、読者からの反発も予想されるでしょう。
そのため、実際には考えにくい最終回と考えられます。
「逃げ上手の若君」最終回ネタバレ考察まとめ
- 「#逃げ上手の若君」最終回は未確定。
- 考察1:史実通り北条時行が死亡する。
- 考察2:風間玄蕃の助けで時行が逃げ延びる。
- 考察3:足利尊氏の最期まで描かれる。
- 考察4:完全オリジナルの結末。
ここまで「逃げ上手の若君」の最終回ネタバレ考察をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。
個人的には、基本的には史実通りの最終回を迎えるのではないかと予想しています。ただし、史実通りと言っても、単純に北条時行が死亡する終わり方ではなく、ゲンバとの入れ替わりや、北条時行たちの想いが届いて、足利尊氏の敵討ちを達成する最期も考えられます。
作者の松井優征先生は、過去に「魔人探偵脳噛ネウロ」や「暗殺教室」も手掛けていた人気の漫画家だけに、「逃げ上手の若君」の最終回にも大いに期待して良さそうです。
史実では、足利尊氏によって処刑されて死亡するという、悲劇的な結末を迎えてしまった北条時行ですが、アニメ・漫画ではハッピーエンドになることを祈りたいですね!
>>>「逃げ上手の若君」が70%OFF!ebookjapanをチェックする
吹雪が北条時行を裏切るって本当?詳細はこちら