怪獣8号のアニメがひどい?

ジャンプ+(プラス)の人気漫画『怪獣8号』のアニメが2024年の4月から放送開始されました。

ところがアニメ化の際に『キャラデザがひどい』ということでネット上で炎上してしまいました。

今回の記事では炎上した理由や制作会社について、さらに原作を見ている一ファンとしての感想も紹介していきますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

この記事で分かること・「怪獣8号」キャラデザ炎上の理由
・「怪獣8号」の制作会社について
・「怪獣8号」原作ファンのアニメ評価

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「怪獣8号」アニメのキャラデザがひどい?炎上理由をキャラ別に解説

「怪獣8号」アニメ放送前に6人の主要キャラのデザインが発表されました。

しかし、こちらのデザインが「ひどい」と原作ファンの間で炎上してしまいました。ここではその理由を解説していきたいと思います。

怪獣8号

「怪獣8号」の原作では非常に迫力があり、見るからに強そうな怪獣8号。

ですが、アニメのデザインでは書き込みや凹凸が少ないせいで迫力が不足してしまっています。そのせいで弱そうといった声が上がりました。

またフォルムが丸みを帯びており、その影響か不格好に見えます。着ぐるみのようにも見え、受ける印象がチープさを感じさせるものになってしまっています。

アニメのPVが公開されてからは動いている姿に十分な迫力があり、高い評価を受けているようです。

日比野カフカ

筋肉質な感じがなくなってしまっています。その割には等身だけが上がっているせいで、弱そうに見えます。

これは全員に共通して言えることですが、「怪獣8号」の原作よりも顔が丸くなっており『闘志が感じられない』『モブっぽい』と言われる始末です。

これでは『ただのおっさん』と言われても仕方ないため、「ひどい」と言われるのも納得です。

亜白ミナ

そもそも顔が別人です。目のせいで人間味も減っており、無機質な印象を与えます。

スタイルも悪く、長髪男子に見えるなど厳しい意見も多いです。

ミナは感情表現が希薄なせいもあり、今回のデザインの影響をもっとも受けてしまいました。

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市川レノ

レノはもともと女性ファンが多いです。そのせいでハードルも高く、「ひどい」という批判も多くなっています。

一番の問題は、「怪獣8号」の原作よりも全体的に丸みを帯びたイメージになっており『かっこいい』よりも『かわいい』が先行してしまっている点です。つまりは男らしさが下がってしまっているのです。

これも原作ファンからすれば別人に感じてしまうでしょうね。

四ノ宮キコル

キコルはもともとの生意気そうな雰囲気がない、のっぺりとした顔になっています。

ミナと同じく目が変わってしまっていて、別のキャラのようになってしまっています。

女性キャラの中で人気ナンバーワンのため、グッズがこの顔で出るのが嫌だという人まで出る始末です。

保科宗四郎

「怪獣8号」の他のキャラにも言えますが、丸くキレのない顔になってしまっています。ネット上では蛍原化などと言われ、「ひどい」と炎上してしまいました。

熱烈な原作のファンたちは、この小さな変化も見逃しません。デザインの変更により保科の『強キャラっぽさ』が消えてしまっているのです。

「怪獣8号」キャラデザが「ひどい」まとめ

全体的に丸くなった印象を受けます。特にアゴのラインが原作ではキレのある少年誌らしいデザインになっているのに対し、アニメでは緩やかな印象です。

また、体のラインも凹凸が少なくなっています。そのせいでスタイルが悪く見えます。

さらに目のデザインも変わっており、特に女性キャラは影響が大きく、受けるイメージが変わってしまっています。

「怪獣8号」をアニメ化するにあたって描き込みを減らすのは仕方ない部分はあります。しかし、今回あげた変更点は描き込みの量とは関係のない部分も多いです。

キャラクターデザインの方には、もう少し原作に忠実なデザインにしてほしかったですね。

「怪獣8号」アニメ制作会社の実力は?

ここでは「怪獣8号」の制作会社にあたる『プロダクション・アイジー』と『スタジオカラー』について簡単に紹介していきます。

「怪獣8号」では製作の中心は プロダクション・アイジーが行っており、 怪獣のデザインはスタジオカラーが担当しています 。

Production I.G(プロダクション・アイジー)

プロダクション・アイジーは1987年に東京都武蔵野市に設立されたアニメ制作会社です。

代表作に『攻殻機動隊シリーズ』や『ハイキュー!!』『ギルティクラウン』などがあります。

SFアニメの制作に定評があり、アニメファンの間で劇場版『イノセンス』の作画は「歴代最高」「この作画を超えるものがあれば見てみたい」などと高い評価を得ています。

スタジオカラー

『新世紀エヴァンゲリオン』で有名な庵野秀明監督が2006年に設立した会社です。

ちなみにスタジオカラーのカラーは英語ではなく、ギリシャ語で「歓喜」を意味する「χαρά(カラー)」です。

代表作には『ヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズ』などがあり、『崖の上のポニョ』や『機動戦士ガンダムUC』など、様々なアニメの製作協力をおこなっています。

自社の3DCG技術を高めるためにデジタル部門を有しており、使用ソフトも「3ds max」から「Blender」に移行したりと、最新技術の導入にも積極的です。

「怪獣8号」アニメのキャラデザがひどい?実際に見た原作ファンの感想

最初にキャラデザを見た時は複雑な感情でしたが、アニメを実際に見てみた感想としては、原作ファンにも見てほしいと感じる出来になっていました。

戦闘が始まるとオシャレなBGMとともに、軽快にキャラクターたちが動きます。またシーンの構成もよく、背景や奥行きの見せ方も非常に上手だと感じました。

上記の理由もあり原作ファンの方でも、また違った怪獣8号が見れるのではないかと思います。

ただし、キャラデザに関してはどうしても気になるところで、原作ファンの方はキャラの雰囲気に違和感を覚えることもあるかと思います。

ちなみに、原作の漫画ではシンプルな線と描き込みの多さで、少年漫画らしい勢いのある戦闘やテンポが魅力です。気になる方はぜひ読んでみてください。

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怪獣8号のアニメがひどい?キャラデザが炎上した理由まとめ

この記事のポイントまとめ・「ひどい」と炎上した理由はキャラデザが原作と違いすぎる
・制作会社は実績のある会社
・アニメはキャラデザを気にしないなら十分面白い

「怪獣8号」のアニメは漫画と違ってキャラクターを動かす際に多くの絵を必要とします。ですので、動かしやすいキャラクターデザインになってしまうのは仕方ない部分もあるかもしれません。

しかし、多くの原作ファンにとっては松本直也さんの描くキャラクターこそが本物なのでしょう。

アニメ製作上の都合があるにせよ、個人的にはもう少し原作の絵に近づけてほしかったですね。

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