アオアシ374話

今回は、7/1発売のビッグスピリッツに掲載予定のアオアシ374話についてのネタバレと考察・感想について語っていきたいと思います!

前回までのあらすじは、遂にエスペリオンvsバルセロナの後半戦が開始しました。

後半から入った大友が、前回に引き続き、落ち着いたプレーで周囲を立て、エスペリオンは試合を優位に進めていきます。

374話も前回に引き続き、好調な展開を見せるエスペリオンですが、対するバルセロナにも変化が見られます。

そして、最後には次話以降の不吉な展開が示唆されているのでした。

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前話373話の内容や、1巻からの内容を振り返りたい場合は、以下のまとめ記事を参考にしてください。

アオアシ374話のネタバレ確定


アオアシ374話の内容が確定したため、感想や考察を交えながらネタバレ解説していきます。

アオアシ374話のネタバレ確定!続く大友の躍動!

後半戦開始直後から、大友の周囲を立てるプレーにより、試合はエスペリオンのペースで進行していきます。

交代直後から持前のメンタルで落ち着いたプレーをしていく大友に対して、観戦している司馬や志村も感心するほどです。

交代前の緊張した状態から一変し、笑顔でチームに声をかけ、バルセロナFWスザクの後ろからのアタックも軽やかにかわし、楽しむように大友はプレーをしていきます。

そんな大友のプレーや様子から、チームは加速していきます。

そして、チームを加速しつつも、大きくペースを乱させない大友のプレーは、まさにチームに安定感を与え、エスペリオン全体に余裕を作っていくのでした。

大友起用の効果は確実に現れ、後半戦でのエスペリオンの狙いはハマっていきます。

アオアシ374話のネタバレ確定!後半のエスペリオンの方針

後半戦でのエスペリオンの方針は、攻撃では大友が「水を運ぶ役割」にてチームの連携をスムーズにさせ、栗林・桐木を中心とした攻撃を加速させていく狙いです。

守備では、警戒していたバルセロナFWデミアンは、オフサイドポジションから動くことなく守備にも参加をしません。

そんなデミアンを見て、阿久津・富樫は警戒を緩め、DFラインを上げていきます。

そして、前半にハマったオールコート・マンツーマンを継続し、バルセロナDFオブシダンを狩場にして、チーム全体でプレッシャーをかけ、スティールを狙っていきます。

前半で上手くいった手応えから、チームの意識も統一され、FW高杉をスイッチにして、前半よりも完璧な連動でバルセロナにプレッシャーを掛けていきます。

オールコート・プレスの連動や反応の良さには、福田監督や観戦している司馬も手応えを感じ、イケると感じている様子でした。

アオアシ374話のネタバレ確定!オールコート・マンツーマンに対して、バルセロナは!?

好調なエスペリオンに対して、バルセロナは後半から入ったスザクのアタックはかわされ、デミアンは全く動きを見せず、目立った変化は見られません。

そして、前半同様にオールコート・マンツーマンのターゲットにされたオブシダンでしたが、高杉を鮮やかにかわして、後半からサイドバックとなったバルセロナDFガトーにパスを出します。

前半プレッシャーを掛けられたときに見られた、焦りや視線を下げるようなこともありません。

パスを受けたガトーに対して、ボールを奪いに行く葦人と挟み込む桐木でしたが、「白いタイル」を完璧にイメージしつつ、ガトーは個人技で葦人をかわしていきます。

前半に失点の原因となった、オブシダンとガトーですが、鬼気迫る表情・プレーのキレなど、明らかに前半とは異なった様子を見せています。

そして、最後には「俺達エスペリオンにとって、長い長い悪夢の幕開けとなった」と葦人が回想するような、不気味な言葉が記されるのでした。

アオアシ374話のネタバレ考察感想!

アオアシ373話までの内容を元に、374話の展開を考察予想していきます!

アオアシ374話のネタバレ考察感想!大友の役割と効果

後半から入った大友の役割は「水を運ぶ役割」だと明言されていました。これは、東京VANS戦にも大友がしていた表現です。

VANS戦では、キープレイヤーだった桐木と他の9人を繋げる仕事を「水を運ぶ役割」だと言っていました。

そして、今回は攻撃の要である、栗林と桐木の推進力を加速させるためだと言っています。

チームの潤滑油として、攻撃面の活性化を図る役割であり、同期の朝利・冨樫・葦人と守備面での連携も図りやすいと思われ、攻撃的でありつつ守備面も保証できる布陣だと思われます。

アオアシ374話のネタバレ考察感想!栗林のリアクションに違和感?

後半戦が開始する前から栗林の反応や様子が個人的には気になっている点です。

後半開始前に葦人に「本当の勝負はこれからだ」と声掛けして、気を引き締め直させたり、緊張する大友を気にかけ、怪訝な表情をしたりしていました。

普段飄々としている栗林にしては、少しナイーブになっているのでないかと気になっています。

これが、デミアンに対して良い意味で集中している影響なのか、あるいは入れ込みすぎて、プレーに悪い影響が出るのではないかという懸念を感じます。

アオアシ374話のネタバレ考察感想!後半戦での葦人はどうなる?

後半からは大友が加わり、栗林と桐木の推進力を上げ、より攻撃的な展開をしていくことが明示されています。

この展開に葦人は、どのように加わっていくのか、もしくは違う仕事をするのかなどが、後半からの焦点の一つになると思われます。

前半では、開始時には青森戦のように、中に切り込みゲームメイクをしていくスタイルを取り、途中から栗林と桐木の連携に加わり、中盤をリードする役割をしていました。

後半からも栗林・桐木との連携を取り、バルサの中盤に対抗していくものと思われます。

しかし、そこに葦人と阿久津のホットラインが加わり、阿久津が攻撃に参加するパターンや今試合より登場した、秋山凛胆を使った攻撃パターンの展開なども予想されます。

エスペリオンとしては、あくまで葦人は中に入りゲームメイクをする方針がチーム総意のため、基本的な戦術パターンは変えないのではないでしょうか?

また、後半はより攻撃的な展開をしていく予定のエスペリオンですが、守備面では前半よりも手薄になる可能性があり、葦人には守備面での仕事も多くなってくるのではないでしょうか?

攻守コンプリートのサイドバックを目指す葦人としては、世界レベルの試合で、どこまで守備を極められるのかも、重要なポイントになると思われます。

アオアシ374話のネタバレ考察感想!スザクのデータが無い?

後半からバルセロナFWとして出場するスザクに関してですが、観客だけではなくエスペリオン側にも全くデータが無いことが気になります。

これはバルセロナに入団して日が浅いためと思われますが、エスペリオン側も全く対策が無いことになります。

幼い頃からバルセロナにいたガトーを退けてFWに入っている点からも、短い期間でバルセロナのサッカーにフィットする高いセンスやIQも持ち合わせているのではないでしょうか?

他にもベンチの時点で、エスペリオンの前半の作戦に気付いているような素振り、デミアンと同時に起用されるなど、既に只者ではない感が漂う選手に対して対策が無いことは、かなり危険だと思われます。

アオアシ374話のネタバレ考察感想!ロミオコーチが監督的な位置に?

ハーフタイム中のロッカールームではロミオコーチの作戦を説明し、選手交代なども指示していました。

スポーツでは監督ではなく、コーチが代わりに作戦などの指示する場面はありますが、ユーリの過去編からロミオコーチが主導になっているような印象を受けます。

もしかしたら、今後のユース世代の監督は、ロミオコーチが就任することが決定している可能性なども考えられます。

もしくは、後半戦は序盤はロミオコーチ主導の作戦に対して、福田監督がそれを破り、サインサ監督が満を持して登場するといった、展開のための伏線なのかもしれませんね!

アオアシ374話のネタバレまとめ

後半開始時より、大友の持ち味が最大限に発揮され、チームにも影響を与えていき、エスペリオンは好調に展開されていきます。

そんなエスペリオンに対して、後半序盤は特に変わった動きを見せなかったバルセロナでしたが、前半失点のきっかけとなったオブシダンから、急激に展開が変わり始めました。

最後の不気味な言葉からも、次話以降はまさにバルセロナのターンとなり、エスペリオンが蹂躙されていくのでは!?といった心配も出てきました。

悪夢とまで表現された今後の展開は、ここまで確かな手応えを感じていたエスペリオンに対して、どんな影響を与えるのでしょうか?

見たいようで見たくない、375話は7/8(月)発売のビッグスピリッツに掲載予定です。