アオアシ373

今回は、6/24発売のビッグスピリッツに掲載予定のアオアシ373話についてのネタバレと考察・感想について語っていきたいと思います!

前回の372話のあらすじは、ユーリ過去編のクライマックスと、バルセロナの後半に向けてのミーティングが描かれていました。

ユーリがプロのサッカー選手としての心構えを決め、バルセロナでサッカーを続けていきたいという意思を確固としました。

そして過去編が終わり、ハーフタイム中のバルセロナのロッカールームに場面が移りました。

後半からのメンバーチェンジの指示、メンバーチェンジによる後半からの展開に歓喜する選手たちの場面があり、いよいよ後半戦が始まるという所で終了となりました。

アオアシ373話では、遂に後半戦が開始しました。両チーム共に選手交代という動きがあった中で、まずはエスペリオン側の選手交代の意味が明かされていきます。

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前話372話の内容や、1巻からの内容を振り返りたい場合は、以下のまとめ記事を参考にしてください。

アオアシ373話のネタバレ確定

アオアシ373話の内容が確定したため、ネタバレ感想を含めながらお届けします。

アオアシ373話のネタバレ確定!後半から大友登場

遂に始まるエスペリオンvsバルセロナの後半戦、エスペリオンは黒田に代わり、大友がピッチに立ちます。

試合開始前から、緊張で震えが止まらない大友を見て、珍しく栗林は怪訝な表情を浮かべ、観客たちは笑っています。

しかし、後半戦が始まると、大友の震えは止まり、敵プレイヤーを引きつけ、仲間にパスが通りやすくする「ムダ走り」をして仲間をサポートします。

数字に出るプレーではありませんが、チームを支える重要なプレーを、大友は積極的にこなしていきます。

そんな大友を見て、TVの前の義経や山田も大友のプレーは地味でも、チームにとっては重要な仕事であると感心をしています。

また、ファーストタッチで敵DFのフィジカルを使ってのプレッシャーに対して、上手くファウルを誘い、敵からのプレッシャーを上手くいなすなど、落ち着いたプレーをしていきます。

アオアシ373話のネタバレ確定!対峙するエース同士

後半開始早々に、栗林とデミアンが対峙する場面があります。この時は、栗林が直ぐにパスをしたため、直接的なやり取りはありませんでした。

しかし、バルセロナ守備時には、エスペリオンの攻撃の中核である栗林に対して、FWであるデミアンがプレッシャーをかけていく場面は今後もあるでしょう。

エース同士の直接的な対決場面は、今後もいくどか展開されていく可能性があります。

アオアシ373話のネタバレ確定!大友の役割とは?

落ち着いてプレーをする大友を見て、福田監督は安心し、大友の仕事は点を取りに行くための「水を運ぶ役割」だと言います。

「水を運ぶ役割」というワードは、東京VANS戦でも使われていました。

エスペリオンの攻撃の中心である栗林と桐木の推進力を加速させるために、この2人と他の仲間たちを繋ぐ縁の下の役割という意味です。

「ムダ走り」「ムダパス」などのチームのバランスを取るためのプレー、主将気質と言われる性格などもあり、大友に打ってつけの役割と言えるでしょう。

エスペリオンというチームの潤滑油としての役割をこなし、チームでの連携には欠かせない存在になりつつあります。

アオアシ373話のネタバレ確定!やはり大友は天才!?

試合が始まってから、別人のように落ち着きプレーする大友を見て栗林も驚きます。

試合が始まると開き直り、逆に緊張を全くしなくなるという大友に対して、栗林は「なんか、天才っぽい奴だな」と感心するのでした。

以前から、葦人も同様に「大友こそ本当の天才」というほどのメンタルの持ち主であり、大舞台である程、真価を発揮する存在だと言えます。

まさに、これが大友だと言わんばかりの373話でした。

アオアシ374話ネタバレ感想はこちら

アオアシ373話のネタバレ考察感想!

アオアシ372話までの内容を元に、373話の今後の展開を考察していきます。

アオアシ373話のネタバレ考察感想!デミアンとスザクのポジションについて

前回の372話で気になった大きなポイントとしては、バルセロナのメンバーチェンジが上がると思います。

デミアンとスザクが入ることは、以前より示唆されていましたが、372話でデミアンがセンター・スザクが左サイドということが判明しました。

個人的には、デミアンがアルゼンチン出身や象徴的な存在というワードから、リオネル・メッシのような選手だと考えていました。

左右どちらかに位置し、テクニックやスピードを駆使して、ガンガン個人技で仕掛けるといったプレーイメージでした。

しかし、センターということは、個人技だけではなく、ポストプレーやセットプレーなども高いレベルでこなす可能性があります。

そうするとフィジカル面や視野など、あらゆる面のレベルが高く、ほとんど穴のないプレイヤーになっているのではないでしょうか?

また、スザクに関しては左サイドに位置することが分かっています。その風貌や南米ウクライナ出身であることから、身体能力高く、かつ高いテクニックを持ったスピードタイプではないかと予想します。

デミアンの横に立っている姿から、特別体格が良い印象も受けないので、サイドからドリブルで仕掛けるか、ラインブレイカーとして裏への飛び出しなどに優れているタイプではないでしょうか?

右サイドにも、身体能力抜群のジャカもいるため、現段階でかなり高い攻撃力を持ったFW編成である印象を受けます。

アオアシ373話のネタバレ考察感想!ガトーが右サイドバックになった理由

FW陣のメンバーチェンジに伴い、372話で気になったメンバーチェンジがもう一つありました。

前半までFWに位置していたガトーが、右サイドバックになったことです。ポジションチェンジを指示された際に、「ガトー本人は拒否的な反応」「コーチより今後はFWとして起用されないことが明示」が見られていました。

本来FWであるガトーが、右サイドバックに起用された理由はいくつか考えられます。

①純粋にスピードを生かしたサイドからの展開を狙ったもの 

②中盤の底に位置するファルコは、入団時より一緒にいることが多く、連携が取りやすいのではないか 

③同じ右サイドの前線変更され、FWとして組んでいたジャカがいるため

現段階ではこのような理由が予想されます。

アオアシ373話のネタバレ考察感想!バルセロナの理想の展開とは?

バルセロナは前半までは頑ななまでに中央でパスを繋ぎ、サイドをほとんど使っていませんでした。

そして、後半からはシステムには変更はありませんでしたが、FW陣の交代と一部のポジションチェンジがありました。

それにより、エースであるデミアンがセンターに位置し、両サイドにスザクとジャカ、更にガトーがサイドバックになっています。

ということは後半からは、フィールドをよりワイドに使い、センターにスペースを作り、デミアンや司令塔の3人が、プレーしやすい環境が整うのではないでしょうか。

逆にセンターが機能し、デミアンに注意が向き、サイドからの攻撃が展開されやすくなるというパターンもあると思われます。

チーム全体で相手陣地を押し込み、得意のポゼッションや即時奪還のプレスにより一方的な展開で相手に一切のチャンスを与えないというものが、バルセロナの理想的なサッカーなのではないでしょうか?

アオアシ373話のネタバレ考察感想!エスペリオン側のリアクションは?

大会前に栗林は、クラブ同士での試合で自分とデミアンの現状の差を知りたいと言っていました。

共に長年所属するクラブをいかにして勝利に導くのか、エースとしての勝負にこだわっていくはずです。初めて、栗林の真価や底力が描かれる試合になるのではないでしょうか。

また、デミアンがセンターに位置することから、直接的なマッチアップは中盤のCBの富樫や阿久津になると思われます。

特に阿久津は、栗林が強烈に意識するほどのデミアンとのマッチアップにより、どのような反応をするかがポイントになると思われます。

プレッシャーや逆境をバネにする阿久津としては、デミアンのプレーに衝撃を受け、更なる成長を見せるのでしょうか?

それとも葦人とのホットラインにより抑え込んでいくのかなど、後半の重要なポイントだと思われます。

アオアシ373話のネタバレまとめ

アオアシ373話は遂にエスペリオンvsバルセロナの後半戦が開始しました。

両チーム共に選手交代があり、373話では主に後半から入った大友を中心に展開していきました。

正に、大友が大友たる所以とも言えるメンタルの強さ、大友投入に伴うエスペリオンの方針などが、明かされていきました。

積極的に点を取りに行く方針のエスペリオンに対して、バルセロナはどんな対応をしてくるのか、大友投入の効果がどのように出るのかなど、後半開始早々に気になる点がいくつも出てきています。

後半戦はより激しく、予測が困難な展開になっていくでしょう。

個人的にはロミオコーチがどんどん前に出てきて、サインサ監督の存在感が薄くなっているのが、気になります。

ロミオコーチと福田監督の戦略対決にも注目していきたいですね!

次回の374話掲載のビッグスピリッツは7/1(月)発売予定です!

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アオアシ374話ネタバレ感想はこちら