「令和のボボボーボ・ボーボボ」として、アニメ放送前より大きな期待が寄せられていた「しかのこのこのここしたんたん」ですが、現時点では意味不明で面白くない、つまらないという評判を目にする状況となっています。
「ボーボボ」と似ている点はどこなのか?また、意味不明で面白くないと言われている理由5選や、逆に面白いと言われいている点を徹底解説します!
「しかのこのこのここしたんたん」の評価が気になる人は、ぜひチェックしてみてください。
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- 「しかのこのこのここしたんたん」が「ボボボーボ・ボーボボ」と比較されている点
- 「しかのこのこのここしたんたん」が意味不明で面白くないとされる5つの理由
- 作品の面白いポイントや魅力についての解説
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「しかのこのこのここしたんたん」ボーボボのパクリ?共通点を検証
「しかのこのこのここしたんたん」という、タイトルからしてぶっ飛んでいるギャグ漫画が、2024年夏にアニメ化されたことで大きな話題となっています。
その理由の一つが、過去に大きな話題を呼んだ「ボボボーボ・ボーボボ」との共通点です。私自身、両作品を読んで感じた類似点や特徴をお伝えしたいと思います。
タイトルの個性が強い
まず注目したいのが、タイトルの独特さです。「しかのこのこのここしたんたん(略称はしかのこ)」は、初めて目にしたときに「これはどこで区切るんだろう?」と戸惑う方が多いのではないでしょうか。
一度聞いただけでは覚えられません笑
このようなタイトルの持つ強烈なインパクトは、「ボボボーボ・ボーボボ」と共通しています。どちらのタイトルも、一度聞いただけで忘れられない印象が残ることは間違いないでしょう。
タイトルを見ただけでは、内容が全く理解できない意味不明さが、共通点の一つとなっていいます。
ギャグのスピード感と独自性
次に両作品に共通するのはギャグの展開スピードです。「しかのこのこのここしたんたん」は非常にテンポの速いギャグ展開が特徴で、まるで息つく暇もないほどです。
これが、かつての「ボボボーボ・ボーボボ」の過激でハチャメチャなギャグ展開と共通しています。
私自身も、最初の方は意味不明で分かりませんでした。
それでも、だんだんとページをめくるたびに驚きと笑いが止まらず、つい読み進めてしまう感じでした。
独特なキャラクター設定
さらに、キャラクターの設定も見逃せないポイントです。
「しかのこのこのここしたんたん」に登場する「鹿のツノが生えた女の子」といった奇抜なキャラクター設定は、「ボボボーボ・ボーボボ」の「毛根の貴公子」など、独特のキャラクターたちを思い起こさせます。
これらのキャラクターたちは、それぞれの作品の個性を際立たせ、一度見たら忘れないキャラとなることは間違いないでしょう。
他作品との比較
「しかのこのこのここしたんたん」は他の作品とも比較されることが多いです。
例えば、「ポプテピピック」や「あずまんが大王」など、シュールなギャグと可愛らしいキャラクターが共存する作品群とも共通点がありますが、その中でも特に独創性が光ります。
基本的に「ボーボボ」も含めて共通している点は、意味不明でシュールな点です。
ここを面白いと思えるか、面白くないと思うかで評価が分かれる作品でしょう
「しかのこのこのここしたんたん」ボーボボより意味不明で面白くない理由5選
#しかのこ 折り返しの話しだったけどやはり意味不明なのは変わりなかった(^.^;でも何故か観て笑ってしまうのがこの作品!ナレーションの鳥海浩輔さん以外は基本的には女性声優さんしか出てないのも特徴かな? pic.twitter.com/K6E5dvODxS
— ヨウイチ (@ozGYoYx1iS7OMxY) August 12, 2024
「しかのこのこのここしたんたん」がアニメ化されると聞いて、期待感を抱いた方も多いかもしれませんが、個人的にはその期待に応えきれていないと感じました。
今回、過去の名作「ボボボーボ・ボーボボ」と比較しながら、なぜこの作品が面白くないのかの理由5選をまとめてみました。
面白くない理由①無難な意味不明さが物足りない
まず、最も感じたのは、意味不明な展開がどこか無難で面白みに欠ける点です。「ボボボーボ・ボーボボ」のような作品では、意味不明さが逆に魅力となり、ハマる要素になっていました。
しかし、「しかのこのこのここしたんたん」では、同じように意味不明な展開を試みているものの、そのシャープさが感じられません。
例えば、ボーボボの第1話を見直したところ、そこには意図的に狙ったカオス感と笑いが共存していて、つい笑ってしまう瞬間が多々ありました。
しかし、「しかのこのこのここしたんたん」ではそのような瞬間が少なく、アニメ1話を見た感想として、スベっている印象を受けた人も多いのではないでしょうか。
面白くない理由②ストーリー展開がオタク臭く感じる
次に、ストーリーの進行がオタク向けに寄りすぎている点も気になります。「ボボボーボ・ボーボボ」は、どちらかというと誰もが楽しめるような、原始的で直感的なギャグを展開していました。
それに対して、「しかのこのこのここしたんたん」は、美少女キャラクターに頼りすぎており、オタク臭が強い印象を受けます。
男性ウケを狙って、下手に美少女キャラクターを登場させたことが、ギャグの独自性を損ね、全体的にマンネリ化しているのが残念です。
面白くない理由③ギャグのテンポが悪い
また、ギャグのテンポが悪い点も、作品の魅力を削ぐ要因となっています。「ボボボーボ・ボーボボ」のようなハイテンポで展開されるギャグは、視聴者を引きつける力がありましたが、しかのこではスロー再生や間延びしたシーンが多く、笑いが半減してしまいます。
例えば、「シ~~カ」というバックミュージックが流れるスローシーンは、せっかくのギャグを台無しにしてしまっているように感じます。
面白くない理由④ギャグに振り切れていない
さらに、「しかのこのこのここしたんたん」はギャグに完全に振り切れていない点が惜しいです。
「ボボボーボ・ボーボボ」は、その徹底したカオスと常識を無視したストーリー展開が魅力の一つでしたが、「しかのこのこのここしたんたん」は学園生活という枠に収まっており、そこから外れることが少ないのです。
これでは、視聴者の想像を超えるような驚きや笑いを提供するのは難しいでしょう。
面白くない理由⑤キャラクターの言動が浅い
最後に、キャラクターの言動が薄っぺらく感じる点も大きな問題です。キャラクターの個性や背景が深く掘り下げられていないため、感情移入がしづらく、ただの美少女アニメとして消費されてしまっています。
のこたんが教室を破壊して入ってくるシーンなど、ギャグとしても印象的なシーンはありますが、それが作品全体の評価を覆すほどのインパクトはありません。
「しかのこのこのここしたんたん」は、「ボボボーボ・ボーボボ」と比較されることが多いですが、その意味不明さやギャグの展開、キャラクター設定など、全体的に浅く感じる点が目立ちます。
個人的には、もう少し突き抜けたユニークさが欲しかったと感じました。
「しかのこのこのここしたんたん」面白いポイントを解説
「 #しかのこのこのここしたんたん」6話
前半全く中身の無いミニエピソード18連発!勢いあり過ぎてあっと言う間に終わってた。1話くらい鵜飼先生出して欲しかったなあ。
後半も病に侵されるのこたんに謎のツチノコ登場とさっぱり意味不明ながら皆んな可愛いくてほっこりしてしまったよ☺️#しかのこ pic.twitter.com/snvqgRr9iK
— 50迄にセミリタイア (@kotahinshi) August 8, 2024
「しかのこのこのここしたんたん」は意味不明で面白くないという評価が多くなっていますが、一方で面白いという感想も目にします。
特に、オープニングやキャラクターデザインの中毒性に引き込まれ、気づけばアニメを視聴して人も多いのではないでしょうか。
ここでは、そんな「しかのこのこのここしたんたん」の魅力について紹介します。
クセになるオープニングとエンディング
まず、何と言ってもオープニングの「しかのこのこのここしたんたん」の中毒性は圧倒的です。このリズムが耳に残り、つい口ずさんでしまうこと間違いなしです。
私自身も、日常の中でこのフレーズが頭から離れなくなり、気づけば何度も再生してしまいました。
普通に考えると、覚えにくいタイトルであることは間違いないのですが、OP主題歌のおかげで、タイトルを覚えてしまった感じです。
また、エンディングでは、鹿せんべいを作る実写映像が流れるという斬新な演出が、面白いです。このシュールさが人によっては面白いと感じる点でしょう。
平成アニメ感とツッコミの多さ
次に、この作品の魅力として挙げたいのは、平成アニメを彷彿とさせる雰囲気です。「ボボボーボ・ボーボボ」や「らき☆すた」を思い出させるようなギャグのテンポ感や、次々と飛び出すツッコミの数々。
これらが作品全体をコミカルに演出しており、見ている人の笑いを誘います。アニメ1話2話を見ただけでは「なんだこの面白くないアニメは?」となりがちですが、物語の世界観を理解できてくると、ジワジワとくるものもあります。
視聴者自身がツッコミを入れながら楽しむ余裕が生まれるのも面白いポイントです。
「しかのこのこのここしたんたん」がボーボボより意味不明で面白くない理由まとめ
- 「しかのこのこのここしたんたん」は、ボーボボとの共通点から期待されるも、意味不明で面白くないという評価が多い
- 面白くない理由には、ギャグのテンポの悪さや、キャラクターの浅さが挙げられる
- 一方で、オープニングの中毒性や平成アニメを彷彿とさせるツッコミが魅力とされる
- 作品の評価は賛否両論で、好みが分かれることが多い
2024年夏よりアニメ化された「しかのこのこのここしたんたん」ですが、残念ながら、現時点では意味不明で面白くないという評価が多いです。
主な理由としては、現代風に美少女キャラを登場させたことで、「ボーボボ」のような振り切った意味不明さ、ギャグが展開できていない点にありそうです。
特にアニメから初見で見始めた視聴者は、意味不明で面白くない!という評価を下してしまった人が多そうです。
人によって、好みが分かれる作品ですが、回を重ねていくと徐々に面白いと感じられる点も増えてくるため、途中で離脱してしまった人もぜひもう一度視聴してみてくださいね。